
2006年1月、あの TIME 誌に、場面緘黙症を正面から取り上げる記事が掲載されました。
TIME といえば、ご存知、アメリカを中心に全世界で広く読まれている、非常に権威のあるニュース週刊誌です。日本においても、情報通や英語勉強家がこぞって読んでいます。
翻って、わが国では、大手メディアが場面緘黙症を取り上げたという話を聞いたことがありません。この差はいったい何なのでしょうか?
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TIME の電子版によりますと、掲載日は2006年1月29日(日)。タイトルは Why Abby Won't Talk (なぜ Abby は話そうとしないのか)。記事を執筆したのは、フィラデルフィア支局(?)の Wendy Cole 氏です。
内容は、場面緘黙症に関する教科書的な説明といったところでしょうか。何かすごく変わったことが書いてあるとか、そういうことはありません。ただ、個人的には、読んでいて「えっ、そうだったのか!」という新たな発見がありました。情報の少ない場面緘黙症ですから、読む人によってはこういうこともあるでしょう。
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TIME は権威のある雑誌ですし、読者数も大変多いですから、今回のことはインパクトが大きいです。特にアメリカ国内においては、緘黙症知名度の向上に影響があったことでしょう。
実はアメリカでは、過去にも The New York Times やCNN、ABCなどの大手メディアが場面緘黙症を紹介しています。こうなると、遠くない将来に Newsweek あたりが緘黙を記事にしても不思議ではありません。
それにしても、アメリカでは TIME までもが場面緘黙症を取り上げているというのに、日本のマスコミがほとんど取り上げようとしないのはどうしたことでしょう。
PS
この Time の記事ですが、2006年12月8日現在、同誌のウェブサイトで無料で読むことができるようになっています。
02/20/2006公開、12/08/2006編集