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自分でも、どうして緘黙が治ったのか分からない

「富重さんは、どうやって緘黙が治ったのですか」

緘黙のことで悩んでいる方なら、私にこういう質問を投げかけてみたいと考えていらっしゃるかもしれません。

私の答えは、こうです。

「分かりません」

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いや、冗談で言っているのではありません。本当に分からないんですよ。なんだかよく分からないまま、カタツムリの歩みのごとく、いや、カタツムリの歩みをスローモーションで再生したような速度とでもいいましょうか、ものすごいゆっくりとしたスピードで少しずつ良くなっていったというところです。

 どうして治ったんだろう

自分でも、いろいろ努力してはみました。先生方やクラスメイトの多くは、私に温かく接してくださいました。専門家の治療は大学卒業後、ひきこもりデイケアに参加したぐらいで、それまで全く受けませんでした。いったい何が効果があったのか、自分でもはっきり分かりません。

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 ものすごいスローペース

私の緘黙が治るスピードはあまりにゆっくりだったので、緘黙が良くなっているといったことが実感できませんでした。3月になると、「年度末になったというのに、今年も無口な自分を変えることができなかったよ」などと嘆いたことも何度もありました。

しかし、こういう見方をすることもありました。「3~5年ぐらい前に比べれば、少しは話せるようになってきているぞ。ゆっくりではあるが、少しずつ良くなってきてはいるようだ。しかし、このペースだと、まともに話せるようになるのは何年後だろう。下手したら、何十年もかかるかもしれないなあ」

 緘黙ストーリーを書くぞ!

自分でも、いったいどうやって緘黙が治ったのか分かりません。ですが、とりあえず、自分の緘黙体験談をブログに公開して、自分の緘黙が治った経緯を整理してみたらどうだろうかと考えています。

整理していくうちに何か発見があるかもしれませんし、もしかしたら、このブログをご覧になっている当事者の方のどなたかが、緘黙を治すためのヒントを見つけることができるかもしれません。

というわけで、今後、気が向いたときに、私の緘黙体験談をご紹介します。

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05/10/2006公開、10/06/2007編集


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