緘黙関連ニュース

[富条]

海外の障害などに関する人気情報サイト The Mighty に、緘黙を経験された方の経験談が掲載されました（現地時間14日）。

Why I’m Talking About the Anxiety Disorder That Took My Voice Away
http://themighty.com/2016/01/why-im-tal ... ice-away1/

この方は、転校がうまくいきました。
転校からわずか6か月後、全校生徒の前で緘黙についてスピーチをするまでになっています。

↓　スピーチ動画
https://www.youtube.com/watch?v=LIZYV9D0Qhc

[富条]

『放課後カルテ』作者・日生マユ先生のインタビューが、様々な場で掲載されています。
お話したとおり、この記事には緘黙のことも書かれてあります。

今のところ、「講談社コミックプラス」「現代ビジネス」「Yahoo!Japanニュース」「livedoor NEWS」で確認しています。
今後も、もし他のニュースサイトでも掲載を確認すれば、ここに追記します。

http://news.kodansha.co.jp/20160114_c01
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47352
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=201 ... _gendai-nb
http://news.livedoor.com/article/detail/11068491/

[富条]

金子書房の雑誌『児童心理』2016年2月号に、金原洋治「場面緘黙がある子」が掲載されています。

↓　金子書房ホームページへのリンクです。
http://www.kanekoshobo.co.jp/book/b214655.html

やや専門的な雑誌ですが、大きめの書店や図書館には置いてある場合があります。

内容を確認し次第、ここに追加情報を追記するかもしれません。

[追記 2016年1月17日]

内容確認しました。
50～54ページに掲載。
緘黙について簡単に概観したものでした。

障害者差別解消法、合理的配慮といった最新のトピックもありました。

[富条]

Care of a Patient with Selective Mutism during Pregnancy
https://awhonn.confex.com/awhonn/2016/w ... 12343.html

今年6月に海外の学会で公開されるポスター発表らしいです。

緘黙は子どもだけではありません。
妊娠時に緘黙だと、pregnancy outcome（妊娠成績？妊娠結果？）にどういう影響があるのでしょうか。

[富条]

おなじみ、米 Child Mind Institute の緘黙ワークショップの新しい動画が公開されています。

Climbing the Ladder: Practicing Brave Talking Skills
http://www.childmind.org/en/posts/artic ... ing-skills

そのうち、プレゼンテーション資料も公開されるでしょう。

[追記（2016年1月19日）]

既にプレゼン資料は公開されています。
資料を見る限りだと、大体いつも通りの内容でしょうか。

[富条]

米国の緘黙専門家であるエリザ・シポンブラム（Elisa Shipon-Blum）博士は、
S-CAT という治療プログラムを実践されています。

この S-CAT プログラムのパイロットスタディーが、
査読誌 Clinical Child Psychology and Psychiatry に受理されました。

S-CAT に効果があったことを示す結果が出たそうです。

↓　シポンブラム博士が運営する Selective Mutism Anxiety Research and Treatmenter Center へのリンク。論文の概要が読めます。
http://www.selectivemutismcenter.org/research/research

[富条]

米国カウンセリング協会が発行する雑誌 Counseling Today のホームページで、
オンライン限定コンテンツとして、緘黙を主題とする記事が掲載されました。
現地時間1月19日（火）のことです。

The anxiety behind selective mutism
http://ct.counseling.org/2016/01/the-an ... ve-mutism/

著者は、Donna Mac 氏。
この方は、私がブログ記事
「緘黙児の母＆臨床家＆元教師が、緘黙の本を出す（米）」
で取り上げた本の著者です。
http://smjournal.blog44.fc2.com/blog-entry-995.html

今回の Counseling Today の緘黙記事では、
緘黙発症の神経生理学的メカニズムや、
緘黙の治療プログラムとしてPCIT、集中治療プログラム
の説明が詳しくなされています。
この方は著書でも、このあたりのところは詳しく書いていました。

Donna Mac 氏は不安発症のメカニズムを専門家でない人について説明する場合
"overactive amygdala"（過度に活動的な扁桃体）
と説明すると、例の著書には書かれてありました。
ですが、これはあくまでごく簡単な説明にすぎません。
Donna Mac 氏の著書や今回の記事では、さらに詳しい説明がなされてあります。

説明は説明でも、仮説かな……

[富条]

1月17日（日）に札幌で200人規模の講演会を行なった「北海道かんもくセミナー」が、親の会の設立を準備しているそうです。

↓　北海道かんもくセミナーweb の Twitter 投稿へのリンクです。Twitter に登録されていない方でもご覧になれます。
https://twitter.com/kanmoku28/status/689569208074534912

[富条]

海外の障害などに関する人気情報サイト The Mighty に、緘黙を主題とした記事が掲載されました（現地時間20日）。

When My Daughter With Selective Mutism Brought Her Classroom Assistant to Tears
http://themighty.com/2016/01/when-my-da ... -to-tears/

The Mighty といえば、去る14日にも緘黙の記事が掲載されていますが、これとは別の記事です。
↓　14日の記事。転校がうまくいった例でした。
http://themighty.com/2016/01/why-im-tal ... ice-away1/

[富条]

1月17日（日）に札幌で200人規模の講演会を行なった「北海道かんもくセミナー」の啓発活動に関するニュースです。

5月7日(土)に、チ・カ・ホ（札幌駅前地下広場）で「かんもく啓発活動」を行うそうです。
かんもくネットなどが行なう5月の緘黙啓発月間に合わせたものでしょうか？

↓　北海道かんもくセミナーweb の Twitter 投稿へのリンクです。Twitter に登録されていない方でもご覧になれます。
https://twitter.com/kanmoku28/status/689920237236449280