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題名: 脳かがくってややこしい
投稿日時: 2011-02-04 22:57:10
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読まれた方が誤解なさらないように書き加えておきます。

神経といったのは脳のシナプス回路についてで、体の神経などを指しているわけではありません。
脳科学的には心とはシナプス間の信号の伝達を指すのだろうと思います。

産褥期・更年期のうつなど、体のホルモンバランスが崩れてうつになったりということもあるようです。トゥレットも神経性だとか。


一般的には脳細胞は「無害な」スピードで死滅していくそうですが、
脳の記憶を司る海馬というのは、増殖するそうです。
覚える作業をして記憶力を鍛えていけば、何歳からでも海馬の神経細胞は増殖する。

ーーー合ってますでしょうか?
っていってなかなか覚えられない・・・
何とか前頭前野もうろ覚えだし・・・・・・

*****************

紡錘状回顔領域・・・・・・・またもや難しい用語・・・。
なんだか、マーキュリー2世さんの脳の中まで脳のことでいっぱいですね!

むずかしいので、論文の読み方や、統計の用語の訳語などについて分からない所があったら聞いていいですか?

出典が不明なのですが、どこかで、各民族のセロトニントランスポーターの働きか何かについての比較があったのを読んだことがあった気がしますが、それによると、日本人はアメリカ人などよりもセロトニンを再取り込みしやすいみたい・・・・・

日本人は他の民族に比べてうつになりやすく、引っ込み思案(つまり抑制的な気質?)ということ!?
たしかに日本はうつ大国で、完ぺき主義、人目を気にして奥ゆかしい性格ですね。。。。
遺伝子レベルの国民性なのでしょうか???

でも、この「抑制的な気質」・・・・こう言われると救われないような響きです。。
気質はともかく、性格は変えられる。
気質がどうだって、抑制的とは言わせないような人間にはなれる!
そう思いたいものですが、脳科学的にはどうでしょう。
最終的にはシナプス回路がポジティブに巡れば元気になれるのでしょうか。

そのほうがいいなあ~

PS 前のを再び穿り返して申し訳ないですが、
>ちなみに扁桃体の損傷は自閉症に似た障害を引き起こすことが知られています。

ーーの「自閉症に似た」というのは「こだわり」とかですか?
強迫性障害と自閉症の症状が一部似通っているのはどうしてなのでしょう??
自閉症児は規則的な「こだわり」によって「安心を得る」。逆に言えば不規則な変化は不安・・・・
これ、前から抱いていた疑問です。


題名: 自閉症の脳とこだわり
投稿日時: 2011-02-05 11:43:31
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扁桃体の損傷で生じる自閉症様行動は、たしか社会性などの低下で、「こだわり」に関する行動ではなかったような気がします。

浜松医科大学の研究(2010)(pubmedへのリンク)によれば、高機能自閉症の人は、セロトニンを再び取り込むセロトニントランスポーターの結合が低下しているらしい。「この低下が前帯状皮質や後帯状皮質で顕著だと、社会的認知の障害の程度が強くなる。一方、視床での低下が顕著だと、「こだわり」の程度が強くなる。」という結果が得られたそうです。

>むずかしいので、論文の読み方や、統計の用語の訳語などについて分からない所があったら聞いていいですか?

私にできる範囲でなら、構いません。しかし、統計学の具体的な方法を本格的に勉強したのは、分散分析までです。訳語だけなら大丈夫だと思いますが、それ以上のレベルとなると、詳しく説明できる自信がありません(≧≦)


題名: 追記(国民性とセロトニン関連遺伝子)
投稿日時: 2011-02-07 11:25:22
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 18
●追記
>各民族のセロトニントランスポーターの働きか何かについての比較があったのを読んだことがあった気がしますが、それによると、日本人はアメリカ人などよりもセロトニンを再取り込みしやすいみたい・・・・・

とある事情から、「5-HTTLPR(セロトニントランスポーターに関する情報の転写に関わるプロモーター領域の多型」に関するWikipedia(英語)の記事を読んでいました。すると、セロトニントランスポーターの働きについてではないのですが、遺伝子の長さと国民性に関する論文(pubmedへのリンク)が引用されていました。ちょうど良いと思い、この提示版に書き込みしています。

この論文によれば、やはり、東アジアの人たちは5-HTTLPRに関わる遺伝子が短いらしい。図2によると、日本や韓国の人が、5-HTTLPRに関わる短い遺伝子をもつ割合が約80%。一方、南アフリカや欧米諸国は50%ほど。特に、南アフリカは約30%。だとすると、南アフリカでは鬱病や自殺が少ないのかな?

さらに、図2によれば、5-HTTLPRに関わる遺伝子が短い人の割合が高い国ほど、個人主義ではなく、集団主義の傾向が強いらしい。

実は、要約と図しか見ていないので、上に書いたことは間違っている可能性があります。ご注意を!!

しかし、集団主義傾向と個人主義傾向ってどのように決めたのでしょう?この論文を詳しく読まないといけませんね。

オンラインでこの論文を読めるようになったのが、2009年。この論文が雑誌に掲載されたのが2010年。英語版のWikipediaって、すごい迅速に最近の研究結果を引用してます。いったい、誰が書いているんだろう??

ちなみに、Google scholarで引用元の件数(2011/02/07時点)を調べると、24件!。最近公刊された論文にしては多すぎます。


題名: 無意識と扁桃体
投稿日時: 2011-03-02 14:17:46
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 18
どうやらあの「Nature」(1998)に、、扁桃体の活動性は、刺激を意識的に知覚できるか否かに左右されることを示唆する研究が掲載されていたようです。

↓証拠
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9624001

この論文でも、左右の扁桃体の活動様式が意識的知覚か無意識的知覚かによって異なることが示されています。


題名:
投稿日時: 2011-03-23 10:19:14
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ACのCM、富重さんがつくったユーチューブーの場面緘黙のCMを
流すのが今がチャンスと思ったりするw

ブログ辞めましたが新ブログもちゃんとやってるので探してね。
もうほとんど緘黙のこと書いてないけど。。


題名: 5周年
投稿日時: 2011-05-08 01:22:19
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昨日は、場面緘黙症Journal 掲示板開設5周年でした。

掲示板開設当初は、この掲示板を5年も続けることになるとは思いませんでした。
当時は、需要がなかったらやめようというぐらいの考えで始めたのでした。

最近、mixiの緘黙コミュニティが盛り上がっているのが気になります。
既存の緘黙掲示板は、どこまで当事者や保護者のニーズを満たしているのか……。

それから、長い間書き込んでくださっている、かいわれさん、なかたさん、ぴょぴょんこさん、
ご利用ありがとうございます。
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http://atbb.jp/smjournal/viewtopic.php?t=11


題名: 富重さん おめでとうございます
投稿日時: 2011-05-08 07:46:07
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 いつもお世話になっています。

 昨日で開設5周年とのこと、おめでとうございます。
 開設真近には、ずいぶん私も的外れな内容の書き込みをしたように思います。
 それでも黙って見届けてくださった富重さんに感謝します。

 この5年の間に4箇所も職場を変える事になるとは思っていませんでした(笑)。

 他所の(盛り上がり)は他所のこと、場面緘黙症Journal は場面緘黙症Journal ということでニーズはあると思っています。
 当時に比べると掲示板の書き込みは少し減ったかもしれませんね。

 私にとっては場面緘黙症Journal が、生活していく上での「拠り所」になっているのは事実です。
 富重さんがご負担にならない限り続けていっていただきたいと願っております。

 これからも、自分のかつての話、今の話を少しずつでも書き込んで行きたいと思います。
 よろしくお願いいたします。


題名: かいわれさん、ありがとうございます。
投稿日時: 2011-05-08 17:28:41
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 366
かいわれさん、ありがとうございます。

>当時に比べると掲示板の書き込みは少し減ったかもしれませんね。

半年ほど前までは、Yahoo!Japan で「緘黙」と検索すると、
場面緘黙症Journalは、検索結果の1位でした。
それが、昨年11~12月あたりに順位が下がり、
これと同時に smjournal.com への訪問者数が減少しています。

この影響で、掲示板の利用者も減少したのだろうと私は見ています。
検索エンジンの影響は大きいです。

みなさんの書き込みを拝見すると、勉強になります。
私がどう返信すればいいか分からない時にも、
かいわれさんや多くの方が適切な返信をされていて、助かるとともに、
こういう回答があったのかと勉強になっています。
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題名: おめでとうございます^^
投稿日時: 2011-05-09 09:34:53
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開設5周年おめでとうございます。

私がここにはじめてきた頃は世の中に「緘黙」なんて言葉があったんだ!という感じでしたが、今や緘黙は世間に知られる言葉になりつつあるのでしょうか。

思えば私はここでずいぶん好き勝手に書かせていただいております。
何分コトバがきついので、皆様には迷惑をかけているのではないかと心配しておりましたが、このたびのご配慮感謝です。

どんなことでも、一つのことを続けると言うのはなかなかできないことと思います。
これまで色々あったと思いますが、富重さんの努力と忍耐と根性に敬意を表します。


題名: なかたさん、ありがとうございます。
投稿日時: 2011-05-09 12:48:42
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 366
緘黙の認知度がどの程度上がっているのかは私にははっきり分からないのですが、
これからもっと知られるようになるとよいと思います。

なかたさんの投稿、毎回拝見していますが、気づかされることも多いです。
勉強になります。
この掲示板でよろしければ、これからもご自由にお使いください。

私の掲示板の管理については、厳しいご意見を戴き、自分の至らなさを恥じることもあります。
管理のあり方について反省を重ねながらも、
少なくとも当面はこの掲示板を続けようと考えています。
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