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5 件の記事    1   
題名: はじめまして
投稿日時: 2007-04-06 10:24:57
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はじめまして。30代主婦です。昨日の朝日新聞の投書欄を見て、初めてこの症状を知りました。私は幼稚園、いやそれ以前から場面緘黙症だったと思います。
ちなみに現在はかなり改善しました。
高校ぐらいまではずっと、周りが知った人ばかりでしたが、大学生、社会人になるにつれ、過去の私を知らない人ばかりになったのと、もともと英語が得意だったことや、接客系のバイトや正社員を長年経験するなど、人や環境が私を「物言わぬ人」から「おしゃべりではない人」へと変えてくれました。今では友人かなり多いです。
私自身「芸術家体質」と思い込んでいたので、特に治療やカウンセリングの類は全く受けた事がありません。いじめられたこともないです。
高校の時同じ症状の友人が2人いて、3人で仲良く沈黙のランチを楽しんでいましたよ。たまに二言三言。食後は図書館で読書。誰もとがめませんでした。周りも一目置いていたような。
この症状のお子様をお持ちの親御さん方は、みなさんかなりご不安なようですが、無口なのって意外とウケが良かったりもします。私自身結構モテていました。
病気だからとあれこれ躍起になってお子様を落ち込ませるよりも、外見を磨いたり、かっこいい習い事させてあげたり、自分の意見を持てるように頑張ったほうがいいような気がします。まあ私の勝手な考えですが。
自分は普通の人間だと思って堂々としていれば大丈夫だと思います。

もっと詳細語りたいですが、長いのでこの辺にて失礼いたします。


題名: きみさんへ
投稿日時: 2007-04-06 15:59:15
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きみさん、はじめまして。
このサイトの配布資料をチームで翻訳している、けいこと申します。
朝日新聞の投書欄みられたんですね!
経験者の方の書き込み、とてもうれしいです。

これからもどうぞ、ご自分の経験、いっぱい教えてくださいね。

>病気だからとあれこれ躍起になってお子様を落ち込ませるよりも、外見を磨いたり、かっこいい習い事させてあげたり、自分の意見を持てるように頑張ったほうがいいような気がします。

おっしゃるとおりと思います。
子どもを不安にさせるのではなく、
自信を持てるように関わってあげるのが一番大切ですもの。

この掲示板で集う保護者のみなさんは
「病気だからとあれこれ躍起になってお子様を落ち込ま」せたりしないよう、
適切に子どもをサポートするにはどうしたらいいか、
みなさん情報交換されてるんですよ。

子どもが、自分の意見や感性に自信がもてるように接してあげることは、
とても大切ですね。
きみさんは「芸術家体質」と。
Wikipedia「場面緘黙症」や配布資料の中にも、芸術的に優れた方が多いとあります。


題名: 励まされました
投稿日時: 2007-04-07 17:55:25
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自分は普通の人間だと思って堂々としていれば大丈夫だと思います。
というきみさんのご意見とても励まされました。
きみさんは緘黙だった思い出を恥ずかしいことだと思わないのですね
私は、緘黙だった頃いじめられたことがあるので今でも思い出すと苦しい
です。私も中学の頃、クラスに同じ症状の子がいたのですが、結局仲良く
なれませんでした。今もまだ苦しい事があるけど、私も前向きにいろんな
事に挑戦していきたいと思いました。文章が下手ですみません。
よければこれからもきみさんの体験をたくさん教えてください。


題名: もっと自慢しましょ!
投稿日時: 2007-04-08 01:11:17
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きみさん、はじめまして。
小3の緘黙の娘の母親です。

>無口なのって意外とウケが良かったりもします。私自身結構モテていました。

本当、そのようですね。うちの子も、小1の時も小2の時も「○君、私のことが好きだって」
とよく言っていました。担任に探りを入れたら、「男子に人気あるみたいですよ。」との事。
本人も嬉しそうでしたが、私もすごく嬉しかったです。

嬉しくて、カウンセラーに話したら「そうなんですよ。結構みんなモテるんです。」
「今時の強いキャンキャンした女の子より、大人しく自分の話をニコニコ聞いている
緘黙の女の子の方がいいみたいですよ」 だって。
それもそうかも・・・と納得してしまいました。

心配は実際尽きませんが、もっと自慢話なんかもジャンジャン書き込んだ方がいいですよね。
みんな素敵な子、素敵な人ばかりですものね。


題名: こんにちは!
投稿日時: 2007-04-09 15:09:47
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 レスを下さった皆さんありがとうございます。
週末は、主人と会社同期つながりのご家族の皆さんとお花見してきました。また知り合い増えて楽しかったです。
 そろそろ赤ちゃんがほしいなと考えています。どんな子が生まれてくるのか今から楽しみにしています。ところで実は私30歳少し前から緘黙症とは別の統合失調症を抱えております。両者に関連性はあるのでしょうか??ちなみにこの病も結婚後劇的に治癒してきました。
 緘黙症を知るまでは、私は母親の子育てがまずかったのだと思い込んでいました。母は引っ込み思案で人見知りです。緘黙かどうかは不明です。母は私が幼少の頃に、外の世界に出て行く為のしつけの類をきちんとしてくれていなかった気がします。それと私が欲するところを先読みして全部やってくれる人だったので、幼稚園に入ったら自分から行動を起こせないし発言もできない子に育っていました。
母が「うちの子・・・できないのよ。なんでかしら」と他人事のように言っていたのを覚えています。でも育児のせいじゃないとしたら遺伝子のしわざでしょうか?うーん。

 飛躍的に回復したのは大学生の頃ですね。周りが知らない人だらけだったのもありますが、英語系の学科を専攻していて短期渡米留学が強制的にカリキュラムに組み込まれていたので、まずその費用を稼ぐためにバイトをしていました。この頃にはもう親からは一銭もお小遣いはもらっていませんでした。それに奨学金も受けていました。バイトは書店のレジです。
アメリカ人は日本人と違って中身を評価してくれました。
「あなたはいつも黙っているが、ひとたび発言させたり文章を書かせると、実に面白い事を言う」と言われました。
 卒業後は就職氷河期一年目の年に、当時は超高級品だった携帯電話のショップに就職しました。パッと見、カウンターに座っているだけの業務ですが、実は社内外との電話は一日に何十(百?)本、接客何十人、毎日のようにトラブル発生。後輩は相談してくるしで緘黙どころじゃなくなったんですね。
接客業はいいと思います。1年だけOLやってた事もありますが、接客に比べて天と地の差があるほどラクでした。暇すぎるせいか、ことあるごとに休憩室でくだらない悪口を言って発散している女子社員たちがいて、私は話題を合わせるのがいやで、この頃意識的に場面緘黙になっていました。もちろん徐々に仲間はずれにされてましたが、やっと仲間からはずしてくれたとほっとしたものです。単独行動好きなので。

さて、体験談を書いてみましたが、私普段あまりパソコン開かないもので、今後こちらにおじゃまするかどうかは不明です。何か思いつくことがあれば書き込むかもしれません。その時はよろしくお願いします。


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