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題名: 詩『かんもくのあなたへ』  ぴょぴょんこ10さいより
投稿日時: 2008-02-01 21:49:44
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はじめまして。ぴょぴょんこです。10さいです。
今から、かんもくでつらい思いをしている人に書いた詩をのせたいと思います。(本当はすごくはずかしい)

この詩は、学校に行けず、不安で、昼夜もぎゃくてんして、毎日死ぬゆめばかりみて、幻覚がこわかったころを思い出して作ったものです。自分に、こんな友達がいてくれたらいいなあという気持ちもこめて書いた気もします。


「かんもくのあなたへ」

ひとりじゃないよ 私がいるよ いつも横にいるよ ずっとそばにいるからね

学校で話せないの つらいよね 休み時間に一人でいるの さみしいよね

友達や家族にも思いが伝わらないと かなしくなるよね

さみしい時は 私の心のおくにある ドアをたたいてね

かなしい時は 心の中で 私の名前をよんでね

声にならなくても ちゃんと聞こえるからね

あなたの苦しい気持ち本当によくわかるよ 不安でつぶれそうになるよね

自分のことも きらいになっていくよね

でもね 私も負けないことにしたんだ お母さんが教えてくれたんだ

「かんもくは弱い人には来ない 乗りこえる力をもった強い子だから

私が選ばれたんだよ」って

だから かんもくから にげるの やめたんだ

かんもくを こわがるのも やめたんだ

かんもくと手をつないで 進んでいこうって 決めたんだ

私は自分のことを「大スキ」と言える人間になりたいんだ

昨日より今日 今日より明日は もっと成長して

「大スキ」な自分に あいたいんだ だから 強くなりたい 

今より もっともっと 強くなりたい

お父さん、お母さん 

声にならないけど ありがとうと 言わせてね

私のことを 「今のままの そのままのあなたで いいんだよ」と

受けとめてくれて ありがとう

クラスのみんなへ

声が出ないということを 必死に理かいしようとしてくれて ありがとう

かんもくにならなかったら 周りの優しい心や

あたたかい心に 気がつかなかったよ

かんもくは 私に大切なことを 教えてくれるために

必要だったのかもしれないね

ひとりじゃ まだまだ すごく弱いけど

信じあえる家族や 友達がいるかぎり 私は どこまでも

強くなれる 気がするよ

同じ かんもくのあなたへ

どうか 負けないで 私も負けないよ

ひとりじゃないよ いつも横で 応えんしている人間が ここにいるよ

そして あなたの すぐ となりにも・・・

だから 安心して いっしょに 乗りこえて いこう

                  
                     by ぴょぴょんこ 10才(ぴょんこの娘)
 


題名: 勇気をありがとう
投稿日時: 2008-02-02 10:33:30
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詩、読ませてもらいました。不覚にも男泣きしてしまいました。小学生の頃ついた心の傷が、今初めて癒されました。

私は、緘黙の苦しみをを誰にも理解してもらえないまま大人になり、今もニートで苦しむ41歳です。勇気を出して初めて書き込みました。

小学生のころは、しゃべれないから先生に、ちくれないだろうと、ひどいイジメを受けていました。口が開いたらしゃべるだろうと、数人に押さえられ、口の中にかまきりや、セミを入れられたりもしました。

学校の先生も、私がしゃべらないことに腹を立て、しゃべるまで授業は進めないと1時間以上立たされ、沈黙だけの授業で終わることも何度かありました。周りの怒りと冷めた視線。教室から消えたかった。人間やめたかった。海の底の貝か石になりたいと思った。国語の本読みを拒む。体育の授業で大きな声で返事をしないなどの理由で、罰として、運動場を走らされる日々。学校に自分の居場所はありませんでした。

家族の理解も得られませんでした。しゃべらない私を無視する生意気な息子としか見てもらえず、いつまで反抗する気!とよく怒られ、叩かれていました。
しゃべらないのではない、しゃべれないのだと言っても、へりくつと言われ授業参観もしゃべらない私がはずかしいという理由で、来てくれなかったり、休むよう言われたり。それからは、誰にもわかってもらえない孤独感と、挫折感が私の心を支配しました。

今も緘黙の後遺症なのか、声は出ません。緘黙は早期治療が必要なのに、親も、先生も、教えてはくれませんでした。性格もひねくれ、40歳をすぎた今も常になにかにおびえています。

そんな私の心に、今日初めて温かい太陽の光が差し込みました。30年ぶりに。心療内科にさえ、怖くていけない私でしたが、来週にでも、行きたいという気持ちになりました。たった10才の女の子でさえ、自分の人生をまっすぐ見つめ乗りこえようとしているのだから、私も今からでも変われるのなら変わりたい。もう一度人生をやり直したい。

ぴょぴょんこさん、詩を載せてくれてありがとう。本当にありがとう。

生きる勇気をありがとう。


題名:
投稿日時: 2008-02-02 12:28:11
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ぴょぴょんこさんの詩、本当にすばらしいです。
私もつらい時に何度も読んで、心が洗われたんですよ。

ゲストZさん、私のひとつ下の年齢なんですね。
私が小学生の時は、先生も全く理解が無くて、私の友達の「なっちゃん」にひどいことを言っていました・・・。

ゲストZさんにも、未来が待っています。
ここに貼らせてくださいね。
http://silencenet.sakura.ne.jp/slide_1.html


題名: ぴょぴょんこちゃんへ
投稿日時: 2008-02-02 19:34:09
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ありがとう!
おばちゃんも 泣いてしまいました・・・
おばちゃんの娘にも 読ませるね。

本当に ありがとう!


題名:
投稿日時: 2008-02-02 21:08:25
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こんなふうに、おもえたら緘黙はなくなるかもね
簡単なことではないね
感じかたは、いろいろで・・・・
こんなふうになれないと・・おちこむ


題名: 素晴らしいですね
投稿日時: 2008-02-04 10:41:48
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ぴょぴょんこさん こんにちは
 あなたの詩は素晴らしいです。

 あなたは緘黙になっているそのこと自体は良いことではなかったかもしれないけれど、おうちにも学校にもあなたの居場所があって、多くの方があなたに暖かい注目をもってくれているんですね。

 あなたは緘黙だけれども、その静かな内面にはこれだけ前向きで豊かな考えが働いているんですね。

 恥ずかしいと思いつつ、よく勇気を出してこの詩を掲示板に載せてくれましたね。

 多くの方があなたの詩と、その勇気にこころを動かされることでしょう。

 ほんとうにありがとう。


題名: ありがとう
投稿日時: 2008-02-05 10:44:45
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ぴょぴょんこさん、すてきな詩を載せてくれてありがとう。
ぴょぴょんこさんは、他の人も思いやれるし、強くなろうという気持ちもあるし、本当に素敵な心の持ち主だなあと感じました。

うちの子は今5さいで、幼稚園に入ってからかんもくになりました。
つらいことがあって、家でも話せなくなってしまったこともあります。
今はだいぶ「がんばろう」と思えるようになって、ぴょぴょんこさんと同じように「つよいこころ、つよいこになるんだ!」とよく言っています。

もっと大きくなって、早くぴょぴょんこさんの詩を読ませてあげたいな。

本当にありがとう。


題名:
投稿日時: 2008-02-05 13:51:46
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ぴょぴょんこさん、すばらしい詩をありがとう!
何度も何度も読みました。
わすれないようにノートに写しました。
また何度でも読み返しますね。

わたしの1年生の子どもも かんもくです。
自分のことがきらいだと言います。
自信がないと言います。
ぴょぴょんこさんが教えてくれた大切なことを
わたしの子どもにもつたえますね。

ぴょぴょんこさんの きれいでまっすぐな心を育ててくれた
お父さん、お母さんもすばらしいです。

わたしも、ぴょぴょんこさんのことを応えんする
ともだちのひとりにしてくださいね(^^)


題名: みなさん、ありがとうございます。
投稿日時: 2008-02-05 15:50:09
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みなさん、本当にありがとうございました。こんな自分でもはじめて、人になにか出来たのかなと、ちょっとだけ思いました。

私は、今は学校の個室では声も出るようになり、放送も出来るようになったけど、それでも、まだ教室には入れません。また、声が出なくなると思うからです。声が出せないのに、ずっと教室から出れない苦しみは、本人にしかわからないかもしれません。こわいとも、苦しいとも、言えません。ただ、じゅ業が終わるのを、ひっ死にいのるだけです。

小3のころ、自分の思いを、だれにも伝えられず、ためこむことを、何時間も、何日もたえる。これがかんもくの私の苦しみでした。教室ではおとなしいだけで、先生も何もこまらないから、きづいてもらえない。心の中ではずっと、だれか気付いて、苦しいよとさけんでいました。きえたいといつも思っていました。

自分の存在自体が、学校や、先生や、友達にめいわくをかけているという気持ちは今もずっときえません。国語の本読みも、音楽で歌うことも、出きない。じゅ業もまともに受けれない。みんなとちがう。そんなわがままな自分が学校に行っていいのかな。いつまでたってもなおらない私をいつか、おこらないかな、きらわれないかな、めんどくさくおもわれないかな。

そんな気持ちを、全部とりのぞいてくれたのが、今のたんにんの先生でした。クラスの友達と、お父さん・お母さんでした。いていいんだ。学校にいていいんだ。この1年間のまわりの人の行動自体が、
はじめて、私にそうきずかせてくれました。ありがとうと先生に言いたいんです。大好きと、クラスのみんなに言いたいんです。でも、その言葉がいえないんだよなぁ・・・

今、ちょくせつ言えなくても、つたわる方法考え中です。


題名: ナナさんへ
投稿日時: 2008-04-07 19:50:57
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学校行けたんだ。すっごい!
じこしょうかいいやだよね。でも、前に立てたんだ。すごい!
ぴょぴょんこができなかったこと、ナナさんはできたんだよ。すごく、すごく
がんばったんだね。わかるよ。みんながどう思ったか、一番気になるよね。
ぴょぴょんこもそれがいつも心配。

でも、ナナさんは明日もがんばろうと思ってる。すごいことだよ。
ぴょぴょんこは、今日は行けなかったんだ。気持ちはすごく行く気だったんだけど、夜中にとつぜんはいちゃって、もう朝まで、上げ下げじょうたい。体中の水分をはきだした気分だったよ。けっきょく、昼すぎまではいてばかり。だから、ぜんぜんねれなかった。思ったほど強くなかったってこと。

スタートからしてこけちゃったよ。しかも、いじめられて教室がこわくなったきっかけの子が同じクラスになったんだ。

こわさ3000%になってしまった。本当に、明日から学校いく自信ないんだ。また、不登校になりそうだよ。

また、ビクビクした大きらいな自分にもどりそうでこわいんだ。

がんばりたいのに、力が出ない。勇気がでない。
かわりたいのに、かわれない。

強くなりたいよ。負けたくないよ。


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