apricoさんが場面緘黙であるかどうか、申しわけありませんが、私には判断できません。
とりあえず分かる範囲でお答えします。
まず、ご存知かもしれませんが、場面緘黙にはアメリカ精神医学会の基準(DSM)があります。
A 他の状況では話すことができるにもかかわらず、特定の社会的状況(例えば学校など、話すことが期待されている状況)において、一貫して話すことができない。
B この障害は、学業成績や職業上の成功、社会的な意思疎通を妨害している。
C この障害の継続期間は、少なくとも1ヶ月(学校の最初の1ヶ月にとどまらない)。
D 社会的状況において必要とされる話し言葉の知識や心地よさの不足によるものではない。
E この障害は、コミュニケーション障害(例えば吃音など)では、よりよく説明することができない。また、広汎性発達障害や統合失調症、他の精神障害の経過中のみには発生しない。
http://smjournal.blog44.fc2.com/blog-entry-47.html
それから、特定の場所ではなく人と話せないということも、場面緘黙の症状である可能性があります。
カナダの場面緘黙の専門書
Helping Your Child With Selective Mutism は、
場所のほかに、人、活動の3つの要素を挙げています。
場面緘黙は、もともと不安に対して敏感な子どもが、保育園や幼稚園、学校に入ったときに問題化することが多いです。
もしapricoさんに、幼い頃からこうした傾向があったのだとしたら、場面緘黙であるという蓋然性は高いです。
ただし、稀に、もっと年齢が後になってから、例えば高校生になってから発症したという人もいます。
もっとも、怖い人の前では萎縮して話せなくなるとか、憧れの人と一緒にいると緊張して話せなくなるというのは、
多かれ少なかれ、誰にでもあることです。このあたりが、場面緘黙との区別の難しいところです。
apricoさんがどちらなのかは、申しわけありませんが、私には分かりません。
それにしても、恋人に分かってもらえないというのは辛いですね。
言葉で本当のことを伝えたくても、それができないわけですからね。
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