場面緘黙(かんもく)症。選択性緘黙。学校など特定の場面で話せません。


お話

緘黙の子などが登場するお話を取り上げます。多くはフィクションです。

一般書

本のご紹介 解説
二人静 (光文社文庫)
二人静 (光文社文庫)
posted with amazlet at 13.09.16
盛田 隆二
光文社 (2012-11-13)

場面緘黙症の少女が登場します。twitter でも話題になりました。

左は安価な文庫版です。単行本はこちら

ブログでご紹介しています。

青い鳥 (新潮文庫)
青い鳥 (新潮文庫)
posted with amazlet at 10.07.20
重松 清
新潮社

場面緘黙症の子を主人公とした短編「ハンカチ」が収録されています(11-56ページ)。

「場面緘黙症」という言葉がはっきり出てきます。

左は安価な文庫版です。単行本はこちら

ブログで取り上げています。

校庭に東風吹いて
校庭に東風吹いて
posted with amazlet at 14.02.23
柴垣文子
新日本出版社

調査中。『赤旗』に掲載されたもので、緘黙の少女が主要登場人物の長編小説だそうです。

声は届かない
声は届かない
posted with amazlet at 14.10.02
夏川 結伊
文芸社

場面緘黙症の中学1年生を主人公としたフィクション小説です。「場面緘黙症」という言葉が、ふりがな付きで何度も出てきます。

主人公・木乃瀬なつは、支援教室に在籍する中学1年生。ストーリーは、緘黙や、それを原因とするいじめ、不登校、自傷行為など、複雑な内容が中心です。

ブログでも取り上げています。

休み時間や学校の外だと話せるけれども、授業中は声を出せない同級生の思い出を書いた作文「ポテトサラダにさよなら」が収録されています(61-88ページか)。 実話。場面緘黙症かどうかは分かりません。

第52回全国小・中学校作文コンクール文部科学大臣賞受賞作。 小学生の作文とは思えない水準の作品です。 作者は現在エッセイスト。

現在絶版ですが、古本として買えるかもしれません。 「ポテトサラダにさよなら」単体は、以下のページで無料で読むこともできます。

左は文庫版です。単行本はこちら

ブログでも取り上げています。

ちゅらさんの本です。

「選択的かん黙」の言葉がはっきり出ています。

いじめの時間
いじめの時間
posted with amazlet
on 07.01.10
江国 香織 角田 光代 稲葉 真弓
野中 柊 湯本 香樹実 大岡 玲
柳 美里
新潮社

オムニバス小説です。この中に、「かかしの旅」という緘黙の若者の小説が30ページほど収録されています。 「かかしの旅」は映画化もされています。後に DVD も出ました。

ブログでも取り上げています。

ズバリ『緘黙』と題する本で、冒頭の解説ページにも「全緘黙」や「選択性緘黙」といった用語が出てきます。 ですが、全緘黙とも選択性緘黙とも場面緘黙症とも全く関係ない話です。

ブログで取り上げています。

漫画

本のご紹介 解説
放課後カルテ(8) (Be・Loveコミックス)
日生 マユ
講談社 (2015-02-13)
放課後カルテ(9) (BE LOVE KC)
日生 マユ
講談社 (2015-07-13)

学校医の牧野という男性小児科医を主人公とした漫画です。 第8巻では、場面緘黙症の少女の話を中心に収録されています。 第9巻では、その少女の話の続きが1話収録されています。

女性コミック誌『BE・LOVE』連載作品ですが、男性にも馴染みやすそうな作風です。

緘黙について、実によく描かれています。

ブログでも取り上げています。 ⇒ 第8巻について  第9巻についてNEW!

力の在り処 1 (IDコミックス DNAコミックス)
榎本 ナリコ
一迅社 (2010-07-24)
力の在り処 2 (IDコミックス DNAコミックス)
榎本 ナリコ
一迅社 (2010-07-24)

「緘黙児童」が登場すると紹介されている漫画です。 確かに主要登場人物の一人に声が出ないマコト君という小5男子がいますが、緘黙症かどうかは作中でははっきりしません。

ただ、もしマコト君が緘黙症でなかったとしても、彼が直面する問題は緘黙症の子と通じる部分があります。

上下2巻あり、マコト君はその両方に登場します。青年漫画(成年漫画ではありません)で、やや大人向け。

ブログで取り上げています。