解説書

場面緘黙Q&A―幼稚園や学校でおしゃべりできない子どもたち
場面緘黙症の理解、対応、実践の3章で構成されています。 内容は包括的で、しかも分かりやすさに特段の配慮がなされています。 イラストが効果的に挿入されており、読みやすい本です。 『場面緘黙症Journal』からの引用もありますが、そのことについてはブログで触れています。
学校における場面緘黙への対応:合理的配慮から支援計画作成まで
学校の先生を対象とした本です。 「場面緘黙改善のゴールは『その人らしさを発揮できるようになること』」との立場から、緘黙への対応について書かれています。 小学校と中学校での対応のあり方のように、特に記述を割いています。 ブログで取り上げています。NEW!
場面緘黙支援の最前線:家族と支援者の連携をめざして
イギリスの本 Tackling selective mutism: A guide for professionals and parents の邦訳書です。 緘黙について総括的、多角的にまとめた内容です。 専門家や親向けに書かれた本ですが、一般の読者にはやや専門的で難しめかもしれません。 ページ数が多く、中身も濃いです。 ブログでも取り上げています。NEW!
場面緘黙児への支援―学校で話せない子を助けるために
カナダの本を翻訳したもので、行動療法により場面緘黙症児を支援する方法を詳細にまとめた実践的な本です。 対象読者は、場面緘黙症の子の保護者です。 原書についてはブログでもご紹介しています。
先生とできる場面緘黙の子どもの支援
Helping Children With Selective Mutism and Their Parents英語編参照)の邦訳書です。 行動療法により緘黙を治すためのノウハウを示した本ですが、こちらは学校関係者が対象です。 『親子でできる引っ込み思案な子どもの支援』(緘黙以外編参照)の姉妹書のような本です。 ブログで取り上げています。
場面緘黙へのアプローチ―家庭と学校での取り組み(DVD付)
イギリスの緘黙支援団体 SMIRA の代表、保護者、特別支援スペシャリスト、大学の名誉教授ほか、様々な立場の人の執筆から構成されています。 24分のDVD付。 ブログで取り上げています。

絵本、マンガなど

どうして声が出ないの?: マンガでわかる場面緘黙
60ページ超の内容で、前半20ページほどがマンガによる緘黙の解説です(親子向け)。後半は文章とイラストによる解説です(保護者向け)。 『なっちゃんの声』に引き続き、なっちゃん親子が登場します。 ブログでもご紹介しています。
なっちゃんの声ー学校で話せない子どもたちの理解のために
絵本です。おそらく主に子どもたちに場面緘黙症を理解してもらう目的で描かれたものだろうと思います。 それだけに分かりやすく、小学校低学年ぐらいの子どもが理解のために読むにはちょうどよさそうな内容です。 ブログでもご紹介しています。

経験者の話など

かんもくって 何なの!?: しゃべれない日々を脱け出た私
場面緘黙症を経験した女性が、緘黙やいわばその後遺症で長い間苦しみながらも、同人漫画活動を通じて人生が救われるまでを描いたコミックエッセイです。 機能不全家族についても描かれています。人によっては、少し刺激が強いかもしれません。 pixiv というイラストコミュニケーションサービスで好評を得た作品の書籍化です。 ブログで取り上げています。NEW!
私はかんもくガール: しゃべりたいのにしゃべれない 場面緘黙症のなんかおかしな日常
緘黙を経験した女性イラストレーターによる、自伝的コミックエッセイ。 140ページの内容のうちほとんどがエッセイですが、ところどころで、かんもくネット代表(臨床心理士)による解説があります。 ブログでもご紹介しています。
負けたらあかん!
場面緘黙の少女とその母親の体験記です。ブログで取り上げたことがあります。
ひびきあうこどもたち〈1〉りかちゃんがわらった
サイトをご覧の方が、教えてくださいました。緘黙の子が主人公の、写真ドキュメントだそうです。ブログで感想を書きました。
君の隣に―緘黙という贈り物
さくらかよさんの勇気ある体験記です。
花に乗せて
場面緘黙症など心の問題を乗り越えた夏川由衣さん。出版社に詩を投稿し、佳作賞を受賞しました。 夏川さんは、ほかにも 『あなたに届けたい言葉心からあなたに届けたい』という詩集を出しています。
檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語 (トリイ・ヘイデン文庫)
場面緘黙症の専門家であったトリイ・ヘイデン氏によるノンフィクションです。世界各国で翻訳版が出ています。 2005年1月発売とありますが、これは邦訳書の文庫版で、原書が販売されたのは1983年です。 虐待に関する内容が含まれています。
ほら、こんなにも美しい世界が―ある緘黙児教育の記録
当時の障害児学級(中学校)で場面緘黙症の男子生徒を指導し、その生徒が普通学級に編入するまでを振り返った実録です。 著者は中学校教諭(当時?)。 現在は絶版のようです。
話せるようになったまさえさん (シリーズ・障害者の世界 (10))
あまり知られていませんが、これも場面緘黙症の本です。著者は小学校教諭で、小学校5~6年のまさえさんを指導し、緘黙を克服させるまでを 綴っています。私が1冊買ったところ、絶版になってしまいました。 詳しくはブログで紹介しています。
(07/14/2017)