日本語編
- あなたの隣の話さない人-緘黙(かんもく)って何?-
- 書籍としては電子書籍のみの販売のようです。著者は緘黙経験者で、著作多数。 著者の緘黙経験と独自の取材を織り交ぜた内容です。 一部にショッキングな内容があるので、ご注意。 ブログでご紹介していますが、 現在出ているのはそれに投薬に関する内容を追加し、縦書きに改めた改訂版です。
洋書編
- I Have Something to Say!: An exploration into the heart and mind of my selective mutism (English Edition)
- 著者は緘黙を経験されたニュージーランドの方です。かねてより本を出版され、ご自身のウェブサイトで情報発信をされていました。
- Sophie's Story: A Guide to Selective Mutism
- 緘黙少女 Sophie の視点から描かれた絵本で、緘黙児がどういうことを経験しているのか、どういうことに困っているのか、どういう思いをしているのかといったことが分かる内容です。 作者の Vera Joff 氏は、博士号を持つ米国の認定心理学者です。 ブログで取り上げています。
- Drifting in and out of my Two Worlds
- 英国在住の女性による緘黙体験記 Slipping in and Out of My Two Worlds の改訂版です。 改訂版は Amazon.co.jp では Kindle 版のみ買うことができます。 著者は Facebook、Twitter などインターネット上でも活発に活動されています。
- Summer
- インドの本です。場面緘黙症の17歳少女が主人公のフィクションらしいです。作者はかつて内向的だったという大学生。 詳しくは、次のニュース記事(英語)に書かれてあります。 ⇒ MCC grad Charu Mathi just wrote a book that shows us what it's like to live with Selective Mutism
- El desafìo de Ricardo: Una historia para explicar el Mutismo Selectivo a los ninos (Spanish Edition)
- 『リチャードの挑戦:子どもに緘黙を説明するためのお話』 スペイン語の本です。 2013年に出版された Le défi de Florian というフランス語の本を翻訳したものです。 フランス語の原書は、Amazon.co.jpでは取り扱われていません。
アジアの本
- Silence Is Not Golden (English Edition)
- シンガポールの緘黙の男性が書いた本です。 主に著者のこれまでの人生を、緘黙を軸に振り返っています。 英語で書かれています。 もともとは、2016年12月に、シンガポールで紙の本として出版されたものです。 2020年6月に電子書籍化され、日本でも手に取りやすくなりました。 ブログで取り上げています。⇒シンガポールの緘黙の男性が書いた本 NEW!
- 選擇性緘默症: 不說話的孩子 (Traditional Chinese Edition)
- 台湾の臨床心理士による本です。 保護者や、教師、臨床家、そのほか緘黙に関わる様々な人を対象としています。 ブログで取り上げています。⇒台湾発の、緘黙の専門書が出版される
- 不說話的女孩:雖然我們有選擇性緘默症,但是有話想說 (Traditional Chinese Edition)
- 台湾の大学生と大学院生の友人同士が著者です。 ブログで取り上げています。⇒日本出身の緘黙当事者が、台湾出身の当事者と共著
(07/12/2020)