情緒障害児短期治療施設

概説

児童心理治療施設。 児童福祉法に基づき、 軽度の情緒障害を有する児童を、短期間、入所させ、または保護者の下から通わせて、その情緒障害を治し、 あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設。 緘黙児支援も行ってきましたが、最近は虐待関係で入所する児童が多いです。

コメント

略して情短施設とも言います。 情短施設は児童福祉法に見られる用語ですが、 各情短施設は「○○○学園」とか「○○○こどもの家」などと名乗っています。 情短施設協議会は、情緒障害という用語は不必要な誤解や偏見につながるとして、 名称を「児童心理治療施設」と改めるよう国に要望しています。

情短ネットワークのウェブサイトを調べたところ、 2013年4月1日現在、全国で38箇所の情短施設があり、 各施設に入所者が35~55名程度、通所者が10~15程度のようです。 施設数は近年増えています。

下記の厚生労働省のページによると、 情短施設の入所児には披虐待児が多く、緘黙で入所している児童はかなり少ないのではないかと思います。

※ 社会的養護の施設等について

情緒障害というと、「主として心理的な要因による選択性かん黙等があるもので、社会生活への適応が困難である程度のもの」という文科省の通知の一節も思い浮かびますが、この情緒障害とは別物と考えた方がよいです。

1961年(昭和36年)の児童福祉法改正により設置されました。