フルプレイ動画part5「緘黙のイベント」 動画(13分8秒) ←part4 ↑目次 →part6 ※ この動画は無音で始まります。 ※ 再生後、動画の下段に設定ボタン(歯車)が表示される場合、画質などを調整できます。最高720pの高画質で見ることができます。 ←part4 ↑目次 →part6 コメント スモールステップの取り組みも、part4で前半が終了しました。 part5とpart6では取り組みを一旦お休みして、緘黙のイベントと、そこでの出会いについて描いています。 「緘黙イベント」について(8分8秒頃~) このゲームに出てくる「緘黙イベント」は、「かんもくフォーラム2015」などをモデルとしています。 ◇ かんもくフォーラム2015 (新しいウィンドウで開く) かんもくフォーラム2015は、2015年8月に行なわれた大規模なイベントです。 講演会や複数の分科会、緘黙を経験したシンガーソングライターのミニライブなどからなりました。 かんもくフォーラムはその後も毎年行なわれていますが、第1回開催がこの年です。 この第1回フォーラムの開催が近づいていた時に、私はちょうどこのゲームの試作版を作っていました。 このことから、ゲーム画面上でイベントを表現してみようと思い立ったわけです。 フォーラムが開催される前にゲームを公開したもので、イベントについては想像で描いています。 なお、「緘黙RPG 3D版」では、かんもくフォーラム2015の会場の間取りを参考にしたり、 入り口では「なっちゃん」ならぬ「はるちゃん」の人形がお出迎えしたりと、もう少しだけ実際のフォーラムに似せたつもりです。 「緘黙RPG 3D版」では、オープニングからいきなり「緘黙イベント」に飛べるので、 興味を持たれた方は、ご覧になってみてください。 ↓ 無料ゲーム作成・配信サイト「PLiCy」へのリンクです。アクセスすると音楽が流れる場合があります。 ◇ 緘黙RPG 3D版 (新しいウィンドウで開く) 『授業中カルテ』の日主ユユ先生(11分48秒頃~) 「緘黙イベント」に登場する日主ユユ先生は、学校医療漫画『放課後カルテ』作者の、日生マユ先生がモデルです。 日生先生、すみません。 『放課後カルテ』は、緘黙を扱ったことがあります。 緘黙の話は全部で5話からなるもので、単行本 第8巻 と 第9巻 に収録されています。 実は日生先生と編集を担当された方は、かんもくネット主催の大規模イベント「場面緘黙シンポジウム」(2014年)をご覧になっていました。 第8巻の巻末漫画にそのことが描かれています。 緘黙のイベントに行っても緘黙するのか? 「緘黙イベント」には多数の緘黙児も来ていますが、みな固まっています。 緘黙児であると分かりやすくするためにこのような表現にしました。 ですが、実際のところ、緘黙児者がこうしたイベントに参加しても緘黙したり固くなってしまうものなのでしょうか。 自分を知る学校の人がいない遠方で、しかも家族と一緒だと、 家と同じように振舞える緘黙児者もいるようにも思います。 ただ、緘黙児者も様々ですし、緘黙してしまう人もいるようにも思います。 このあたり、よく分からなかったのですが、ゲーム上の表現はこのようにしました。 ピックアップ!敵の名前 キマイラ RPG ではお馴染みのモンスターで、「キメラ」とも呼ばれます。 イギリスの緘黙団体 SMIRA(スマイラ)を意識して「キマイラ」の方にしました。 ジェシードッグ Jessi-cat(ジェシーキャット)をもじった名前。 Jessi-cat はイギリスの有名な猫の名前です。 Lorcan(ローカン)君という緘黙の少年が、この猫のおかげで自分を表現できるようになり、大きな話題になりました。 以下は、関連記事です。 ⇒ 緘黙児を助けた猫、National Cat of the Yearに選ばれる(英) (新しいウィンドウで開く) セラピーホース 「ホースセラピー」に使う馬を「セラピーホース」と呼ぶそうです。 そのままですね。 ただ、緘黙にホースセラピーはあまり一般的ではありません。 ピックアップ!石版の文 場面緘黙症を「新しい病気」と見る人がいるが、これは誤解である。 一谷彊氏らによると、1930年代にはドイツで初期的な研究が現れている。 1950年代になると日本でも研究が行なわれ始めた。 場面緘黙症が近年取り上げられるようになったのは、当事者や経験者、保護者らが声を上げるようになったところが大きい。 その背景には2000年代に起こったインターネットの普及があるとこのゲームの作者は見ている。 ←part4 ↑目次 →part6
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スモールステップの取り組みも、part4で前半が終了しました。 part5とpart6では取り組みを一旦お休みして、緘黙のイベントと、そこでの出会いについて描いています。
「緘黙イベント」について(8分8秒頃~)
このゲームに出てくる「緘黙イベント」は、「かんもくフォーラム2015」などをモデルとしています。
◇ かんもくフォーラム2015 (新しいウィンドウで開く)
かんもくフォーラム2015は、2015年8月に行なわれた大規模なイベントです。 講演会や複数の分科会、緘黙を経験したシンガーソングライターのミニライブなどからなりました。 かんもくフォーラムはその後も毎年行なわれていますが、第1回開催がこの年です。
この第1回フォーラムの開催が近づいていた時に、私はちょうどこのゲームの試作版を作っていました。 このことから、ゲーム画面上でイベントを表現してみようと思い立ったわけです。 フォーラムが開催される前にゲームを公開したもので、イベントについては想像で描いています。
なお、「緘黙RPG 3D版」では、かんもくフォーラム2015の会場の間取りを参考にしたり、 入り口では「なっちゃん」ならぬ「はるちゃん」の人形がお出迎えしたりと、もう少しだけ実際のフォーラムに似せたつもりです。 「緘黙RPG 3D版」では、オープニングからいきなり「緘黙イベント」に飛べるので、 興味を持たれた方は、ご覧になってみてください。
↓ 無料ゲーム作成・配信サイト「PLiCy」へのリンクです。アクセスすると音楽が流れる場合があります。
◇ 緘黙RPG 3D版 (新しいウィンドウで開く)
『授業中カルテ』の日主ユユ先生(11分48秒頃~)
「緘黙イベント」に登場する日主ユユ先生は、学校医療漫画『放課後カルテ』作者の、日生マユ先生がモデルです。 日生先生、すみません。 『放課後カルテ』は、緘黙を扱ったことがあります。 緘黙の話は全部で5話からなるもので、単行本 第8巻 と 第9巻 に収録されています。
実は日生先生と編集を担当された方は、かんもくネット主催の大規模イベント「場面緘黙シンポジウム」(2014年)をご覧になっていました。 第8巻の巻末漫画にそのことが描かれています。
緘黙のイベントに行っても緘黙するのか?
「緘黙イベント」には多数の緘黙児も来ていますが、みな固まっています。 緘黙児であると分かりやすくするためにこのような表現にしました。 ですが、実際のところ、緘黙児者がこうしたイベントに参加しても緘黙したり固くなってしまうものなのでしょうか。
自分を知る学校の人がいない遠方で、しかも家族と一緒だと、 家と同じように振舞える緘黙児者もいるようにも思います。 ただ、緘黙児者も様々ですし、緘黙してしまう人もいるようにも思います。 このあたり、よく分からなかったのですが、ゲーム上の表現はこのようにしました。
ピックアップ!敵の名前
ピックアップ!石版の文