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場面緘黙症Journal - ブログ

場面緘黙(かんもく)症。選択性緘黙。Selective Mutism。学校など、特定の場面で話すことができません。

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ドイツの緘黙の本読んでます

前々からドイツの緘黙の本を読んでみたいと思っていました。 緘黙症の研究はアメリカや日本よりも、ドイツの方が実は歴史があります。ドイツには緘黙症のしっかりした支援団体があり、緘黙症を扱った本も多く出版されています(場面緘黙症Journal 関連書籍・ドイツ語編参照)。他の国にはないノウハウの蓄積があるかもしれません。 そこで先日、Mutismus im Kindes-, Jugend- und Erwachsenenalter(『子ども、青年、大人の緘黙

社会化欲求型、社会化意欲薄弱型、社会化拒絶型

このブログでは、時々場面緘黙症の論文についてまとめています。私は専門家ではないのですが、自分自身の勉強も兼ねて。 今回は、日本の研究です。 大井正己, 鈴木国夫, 玉木英雄, 森正彦, 吉田耕治, 山本秀人, 味岡三幸, 川口まさ子 (1979). 児童期の選択緘黙についての一考察. 精神神経学雑誌, 81(6), 365-389. 場面緘黙症の分類などで有名な研究です。少し古い文献ですが、やはり被引用回数が比較的多いので、取り上げます。

[緘黙] 片思いのKさんのこと [ストーリー]

緘黙ストーリー、中学生編の第8回です。通算第35話をお届けします。 今年1月1日の「緘黙・新春インタビュー2008」で匂わせた恋の話ですが、ここで少しまとめて書いて、中1時代の最後のお話としたいと思います。ブログで公開するにはとても恥ずかしい内容なのですが、思い切って書きます。 * * * * * * * * * * ■ 遠くから見てるだけでよかった 私が片思いをしていたKさんですが、3月になっても相変わらず片思いのままで、私

精神科医は緘黙症児を敬遠している?

精神科を訪れるケースではより重症で難治なタイプⅡ、あるいはタイプⅢである割合が多いと考えられ、この食い違いが教育現場における選択緘黙のイメージと精神科の臨床におけるイメージとの違いを生んでいるように思われる。すなわち教育関係者は思春期を過ぎれば選択緘黙は自然軽快するものと思いがちであるのに対して、精神科医はアプローチが困難で治りにくい障害と捉えてどちらかといえば敬遠する向きがあるが、見ている対象が異