2009年下半期更新履歴

12/29/2009

  • ブログ更新(場面緘黙症とシグナリング理論)。

12/22/2009

  • ブログ更新(場面緘黙症と人的資本論)。

12/21/2009

  • 関連書籍・英語編に1件追加。追加した書籍は以下の通り。Helping Children With Selective Mutism and Their Parents: A Guide for School-based Professionals

12/15/2009

  • ブログ更新(selective mutism の名称を変えようという小さな動きが)。
  • 「最近の緘黙関連論文」を更新。Anyfantakis ら(2009)を追加。

12/06/2009

  • ブログ更新(専門家による緘黙の本(英語)が、出ます)。

12/02/2009

  • ブログ更新(緘黙は、発達障害者支援法の対象だった)。

12/01/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・初の高校受験)。
  • 「いただいた拍手」を更新。
  • 「最近の緘黙関連論文」を更新。Vecchio ら(2009)を追加。

11/25/2009

  • ブログ更新(米国音声言語聴覚学会の年次総会で、緘黙が)。

11/24/2009

  • ブログ更新(「行動療法の効果を比較した、イギリスの研究」)。

11/22/2009

  • 論文情報にWatsonら(1992)の詳細ページを追加。

11/20/2009

  • 関連書籍「英語編(お話)」に1件追加。追加した書籍は以下の通り。Why Dylan Doesn't Talk: A Real-Life Look at Selective Mutism Through the Eyes of a Child
  • 論文情報・畠瀬(1978)の詳細ページを更新。

11/17/2009

  • ブログ更新(「心因性緘黙症児のための心理治療仮説」)。

11/15/2009

  • 関連書籍「この本にも」に1件追加。追加した書籍は以下の通り。『社会不安障害―社交恐怖の病理を解く 』
  • 論文情報にPorjes(1992)の詳細ページを追加。

11/10/2009

  • ブログ更新(50代にして、初めて緘黙の過去を告白)。

11/08/2009

  • 論文情報にSluckinら(1991)の詳細ページを追加。
  • 論文情報・橘ら(1982)の被引用文献に1件追加。

11/03/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・進路について考える)。

11/02/2009

  • ブログ更新(フィリピンの有力紙に、緘黙の記事が2つ)。

11/01/2009

  • 「いただいた拍手」を更新。

10/27/2009

  • ブログ更新(動画投稿サイトの緘黙関連動画)。

10/25/2009

  • 論文情報に加藤ら(1981)の詳細ページを追加。

10/20/2009

  • ブログ更新(場面緘黙症と夜尿、遺尿、遺糞症)。
  • 関連書籍(ドイツ語編)に1件追加。追加した書籍は以下の通り。Mutismus - Integrations- und Foerdermoeglichkeiten vonKindern
  • 論文情報・以下の記事に、ブログ記事へのリンクを追加。「場面緘黙症の発症時期」「場面緘黙症と夜尿・遺尿症」「場面緘黙症と遺糞症」「緘黙症の早期発見・治療の必要性を指摘した論文(和)」
  • 緘黙基礎知識・「緘黙症って何?」を編集。編集した内容は以下の通り。
  • [変更前]

    その他、夜尿症(Black and Uhde, 1995)、聴覚の問題(Bar-Haim, et al., 2004)、などを合併している場合が、場面緘黙症でない子どもに比べて多いという報告もあります。

    [変更後]

    その他、夜尿症(Kristensen, 2000)、聴覚の問題(Bar-Haim, et al., 2004)、などを合併している場合が、場面緘黙症でない子どもに比べて多いという報告もあります。

10/18/2009

  • 論文情報に小コーナー「最近の緘黙関連論文(外部リンク)」を新設。
  • 論文情報に橘ら(1982)の詳細ページを追加。

10/12/2009

  • ブログ更新(中国新聞に、緘黙の記事が)。

10/11/2009

  • 論文情報に「場面緘黙症と遺糞症」を追加。
  • 「拍手ランキング」を「いただいた拍手」に名称変更。

10/06/2009

  • ブログ更新(子ども視点の新しい緘黙の本(米))。

10/02/2009

  • ブログ更新(緘黙児の数、30年で8倍に!?(英))。

10/01/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・今年の入試は厳しくなりそう)。
  • ブログ更新(2009年第3四半期目次)。
  • 拍手ランキング更新。

09/29/2009

  • 論文情報に「場面緘黙症と夜尿・遺尿症」を追加。

09/24/2009

  • ブログ更新(21歳前後の元緘黙児41人を調査)。
  • 論文情報・Remschmidtら(2001)の詳細情報を更新。

09/22/2009

  • 論文情報に『場面緘黙Q&A』を追加。

09/17/2009

  • ブログ更新(アニマルセラピーで緘黙が治った、ほか)。

09/15/2009

  • ブログ更新(日本の緘黙児は発症が遅い?(後編))。
  • ブログ「日本の緘黙児は発症が遅い?(前編)」の付録部分に追記。

09/13/2009

  • 論文情報に『場面緘黙児への支援』を追加。

09/12/2009

  • 調査対象文献に12件追加。追加した文献は以下の通り。 Viana ら(2009)、植村ら(2008)、丸山ら(2008)、濱口ら(2005)、佐木ら(2004)、坂本ら(2002)、安部(2002)、小谷(2000)、小川(1999)、齋藤(1998)、高橋(1997)、小泉ら(1996)
  • 文献の詳細リストを更新。更新した文献は以下の通り。 河井ら(1994)、相場(1991)、畠瀬(1978)、中山ら(1975)、深谷ら(1970)、内山(1959)、McInnes ら(2004)、Yeganeh ら(2003)、Elizur ら(2003)、Manassis ら(2003)、Bergman ら(2002)、Remschmidt ら(2001)、Kristensen(2000)、Anstendig(1999)、Dummit ら(1997)、Dummit ら(1996)、Steinhausen ら(1996)、Black ら(1995)、Dow ら(1995)、Black ら(1992)

09/08/2009

  • ブログ更新(日本の緘黙児は発症が遅い?(前編))。

09/06/2009

  • 「緘黙検定」問題の一部を差し替えました。
  • 関連書籍(英語編・お話)に1件追加。追加した文献は以下の通り。The Weight of Silence

09/01/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・卒業アルバム)。
  • 拍手ランキング更新。

08/30/2009

  • 論文情報・「場面緘黙症の発症時期」を追加。

08/25/2009

  • ブログ更新(「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない」)。

08/24/2009

  • 論文情報・Blackら(1994)の詳細情報を追加。

08/18/2009

  • ブログ更新(『自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法』)。

08/11/2009

  • ブログ更新(場面緘黙症の薬物療法の展望)。

08/09/2009

  • 論文情報・Remschmidtら(2001)の詳細情報を追加。

08/04/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・僕なんて、いない方が)。
  • 緘黙基礎知識・「緘黙症児の特徴は」を編集。編集した内容は以下の通り。
  • [変更前]

    場面緘黙症児の最大の特徴は緘黙することですが、それ以外にも次のような特徴があります。

    ■ いつも極端に緊張している

    場面緘黙症児の多くは、学校などの特定の場面では、過度に緊張しています。社会不安障害の診断基準に当てはまるという研究結果も(Kristensen, 2000; Dummit et al., 1997; Black and Uhde, 1995)。 これを裏付けていると見ていいでしょう。

    ■ 笑わない

    「笑わない」というよりむしろ、「笑えない」と言った方が正確かもしれません。極度の緊張で、話すことだけでなく笑うことすらできなくなります。

    ■ 首を使ったコミュニケーション

    話せないので、首を使って意思表示をすることがあります。

    ■ 自分に自信がない

    場面緘黙症児は自分に自信がない傾向があると言われています。この傾向は社会不安障害の人とも重なります。

    ■ 不登校はしない

    場面緘黙症児は学校に出てくることが多いと昔から指摘されています(河井, 1994; 相場, 1989)。

    しかし、近年専門家からは、緘黙症児は登校拒否になる可能性が高いという指摘も出ています(山本, 2005)。ネット上では、不登校の緘黙症児や経験者、その保護者を見かけることがあります。不登校は時代によって変わっており、近年でもかつて指摘されたように緘黙症児が不登校をしないとは限りません。

    この問題については、統計的な調査が行われておらず、どの程度の割合の緘黙症児が不登校かは分かりません。

    [変更後]

    場面緘黙症児には様々な子がいますが、以下のような子が多いようです。

    ■ 学校や幼稚園など、特定場面で沈黙している

    家庭や親しい人が近くにいる場面だと話しますが、 家庭外(特に学校、幼稚園など)や親しくない人の前だと沈黙しています。 稀に、どの場面でも沈黙している子もいます。

    ■ 不安を感じやすい

    場面緘黙症児の多くは、不安を感じやすいです。 社会不安障害の診断基準に当てはまるという研究結果も(Kristensen, 2000; Dummit et al., 1997; Black and Uhde, 1995)。 これを裏付けていると見ていいでしょう。

    ■ 極端な引っ込み思案である

    学校や幼稚園などの場面で、仲間集団と積極的に関わることができないなど、極端に引っ込み思案な傾向が見られます。

    ■ 動きがぎこちない、ゆっくり

    身体の動きがぎこちなく、動作はゆっくりしています。ある学者は、これを「緘動」と名づけています(河井, 1994)。

    ■ 笑わない

    「笑わない」というよりむしろ、「笑えない」と言った方が正確かもしれません。極度の緊張で、 話すことだけでなく笑うことすらできなくなることもあります。

    ■ 首などを使った非言語的コミュニケーション

    話せないので、首や指を使って意思疎通を図ることがあります。 症状が重く、そうした非言語的なコミュニケーションすらできない場合もあります。

08/01/2009

  • 拍手ランキング更新。

07/28/2009

  • ブログ更新(緘黙児は、子ども・若者育成支援推進法で支援の対象になるのか)。

07/26/2009

  • 特選記事更新(会話が少ないと、脳の発達にどういう影響があるのか)。

07/21/2009

  • ブログ更新(日本の多くの文献にも、早期発見・早期治療が必要と書いてある)。

07/19/2009

  • 論文情報・山本(1989)の詳細情報を追加。

07/14/2009

  • ブログ更新(緘黙児の注意機能)。

07/12/2009

  • 論文情報・山本(1989)の詳細情報を追加。
  • 調査対象文献(和、論文・書籍)に1件追加。追加した文献は以下の通り。古本ら(1997)。
  • 調査対象文献の追加に伴い、論文情報・荒木(1979)、大井(1979)の被引用状況に関する情報を更新。
  • 緘黙基礎知識・「治療法は?」を編集。編集した内容は以下の通り。
  • [変更前]

    ■ 認知行動療法

    行動療法と似た名称ですが、認知行動療法は患者の認知(考え方)を変えることが目的です。例えば、何かの状況に対して極端な恐怖を抱いている子どもの場合、そうした不安がかたよったものであることを認知させるわけです。

    認知行動療法が場面緘黙症の介入に効果を挙げたという研究報告があり、有望な治療法と見られていますが、 行動療法に比べればその効果がまだ十分に立証されたとは言えず(Cohan, et al., 2006)、今度の研究が待たれるところです。

    [変更後]

    ■ 認知行動療法

    行動療法と似た名称ですが、認知行動療法は患者の認知の歪みを正すことが目的です。

    認知行動療法が場面緘黙症の介入に効果を挙げたという研究報告があり、有望な治療法と見られていますが、行動療法に比べればその効果がまだ十分に立証されたとは言えず(Cohan, et al., 2006)、今度の研究が待たれるところです。

07/07/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・僕、避けられてる?)。

07/05/2009

  • 論文情報・「緘黙症の早期発見・早期治療の必要性を指摘した国内文献」を追加。

07/01/2009

  • ブログ更新(緘黙ストーリー・あいつ富重よ!サイッテー!!)。
  • ブログ更新(目次(2009年4-6月分))。
  • 拍手ランキングを更新。