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劇団の公演、登場人物に緘黙児とその母親か
Posted: 2015年12月10日(木曜日) 21時57分
by 富条
劇団「こわっぱちゃん家」の公演『MONSTER INTRODUCT』(12月4~6日)。
登場人物に緘黙の子ども?とその母親がいたようです。
少なくとも、緘黙児の母親が登場したことは間違いありません。
↓ 緘黙の子を持つシングルマザー役を演じた中島千恵さんのブログ記事へのリンク。
http://ameblo.jp/nakac15/entry-12104690248.html
↓ 公演の情報。色んな子どもが集まる大学病院の小児病棟が舞台の話。
http://co-wappa.jimdo.com/%E6%AC%A1%E5%9B%9E/
緘黙児の母親役とは、珍しい役どころです。
あまり前例はないのではないかと思います。
米・緘黙児がバス車庫で置き去りに、運転者は有罪
Posted: 2015年12月11日(金曜日) 21時49分
by 富条
↓ 現地メディア。動画つき。
Exclusive: OPS bus driver given fine after leaving special needs child alone
http://www.ketv.com/news/exclusive-ops- ... e/36348572
米国オマハで今年8月、スクールバスの運転者が、女児をバスの車庫に置き去りにしてしまいました。
この女児は補給チューブをしていて(何らかの障害?)、場面緘黙症でした。
女児が置き去りにされた車庫は、女児の家から9マイル(約14.5キロ)も離れていたそうです。
裁判の結果、この運転者は管理者としての義務を怠った罪で有罪、250ドルの罰金刑という判決が出ました。
↓ ブログでも取り上げています。
「助けて」と言えない緘黙児
http://smjournal.blog44.fc2.com/blog-entry-989.html
pre-K student とは、「就園前の児童(生徒)」ということでしょうか。
意味が分からないのですが……。撞着語法ですか?
"senior moment"(年寄りの度忘れ)は面白い英語ですね。
度忘れで置き去りにされては、たまったものではありませんが。

CBT洋書に、緘黙の章30ページ超
Posted: 2015年12月19日(土曜日) 21時08分
by 富条
Integrative CBT for Anxiety Disorders: An Evidence-Based Approach to Enhancing Cognitive Behavioural Therapy with Mindfulness and Hypnotherapy
という12月21日発売の洋書に、緘黙の章があります(241-275ページ)。
↓ こちらのページでは、要約を読むことができます(英語)。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1 ... h9/summary
diathesis–stress model:ストレス脆弱性モデル
↓ 「ストレス脆弱性モデル」の解説(日本語)。
http://sugp.wakasato.jp/Material/Medici ... tion6.html
米ローカルニュースに緘黙(動画あり)
Posted: 2015年12月19日(土曜日) 21時17分
by 富条
In-Depth Report: Selective mutism goes beyond typical shyness
http://www.wgem.com/story/30790560/2015 ... al-shyness
http://www.ktiv.com/story/30790560/2015 ... al-shyness
※ URL が2つありますが、リンク先の内容は同じです。
このニュースにも、「緘黙児への集中プログラム」「Child Mind Institute」「Steven Kurtz 博士」
の3点セット(もっといい言い方ないかな?)が取材対象とされています。
近年、米国メディアで緘黙が取り上げられるときは、この3点セットの全てか一部が、高い頻度で登場します。
私がこのサイトを始めた頃、米国メディアで緘黙というと、
しばしば取材対象とされたのは SMart Center のエリザ・シポンブラム博士でした。
シポンブラム博士はまだまだご活躍中ですが、メディアでの取り扱いは代替わりが起こっています。
それだけ、緘黙児への集中プログラムが米国で注目を集めているということなのでしょうか。
それとも、Child Mind Institute という組織の信用力ゆえでしょうか。
それとも、Steven Kurtz 博士らの宣伝がうまいのでしょうか。
その理由は私にはまだ分かりません。
特殊教育学会論文集に3件発見
Posted: 2015年12月20日(日曜日) 20時30分
by 富条
科学技術総合リンクセンター「J-GLOBAL」で緘黙に関する論文を検索したところ、
『日本特殊教育学会大会発表論文集』第53巻に3件見つかりました。
今年9月に行なわれた、日本特殊教育学会第53回大会で発表されたものとみられます。
○ 梶正義、藤田継道「場面緘黙の出現率に関する基本調査(1)小学生を対象として」
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGL ... 7917673461
これはどうも、ポスター発表とみられます。
○ 高木潤野、角田圭子「わが国における場面緘黙研究の現在と今後の方向を考える」
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGL ... 7902174957
詳細不明。
○ 金井毬衣 、高木潤野「吃音のある場面緘黙児童1名に対する筆談を用いたコミュニケーションの指導」
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGL ... 0127704200
これもポスター発表ですが、もとは長野大学学生だった金井さんの卒業論文だったようです。
金井さんはこの論文で学長奨励賞を受賞し、卒業式の中で表彰されたそうです。
↓ 平成26年度 学長賞及び学長奨励賞が決定(長野大学)
http://www.nagano.ac.jp/news/2014gakuty ... index.html
『日本特殊教育学会大会発表論文集』第53巻の掲載情報について、今後も新たな情報が入るかどうか注視したいと思います。
海外研究:緘黙に会話分析
Posted: 2015年12月22日(火曜日) 22時11分
by 富条
Schäfer, H., & Muskett, T. (2015). Interlocutor Influence on the Communication Behaviours Associated with Selective Mutism. In O'reilly, M., & Lester, N.J. (Ed.),
The Palgrave Handbook of Child Mental Health: Discourse and Conversation Studies (pp. 500-518). New York, NY: Palgrave Macmillan.
http://link.springer.com/chapter/10.100 ... 42831-8_27
Google ブックスで、少し内容を見ることができます。
「校庭に東風吹いて」試写会が、2016年9月大阪で
Posted: 2015年12月23日(水曜日) 21時25分
by 富条
場面緘黙症が扱われる映画「校庭に東風吹いて」の有料試写会が、2016年9月9日(金)、大阪で予定されているそうです。
↓ 大阪教映社ブログへのリンクです。
http://kyoeisha.net/2015/12/21/kochi2/
レデックス社のメルマガで、1月から緘黙
Posted: 2015年12月25日(金曜日) 21時48分
by 富条
かんもくネットさんによると、レデックス株式会社のメールマガジンで、1月から緘黙の新連載が始まる予定だそうです。
↓ かんもくネット Facebook へのリンク。
https://ja-jp.facebook.com/kanmokunet/p ... 5667989581
「ガールズちゃんねる」に緘黙のトピック、コメント多数
Posted: 2015年12月27日(日曜日) 21時21分
by 富条
本日12月27日(日)に、「ガールズちゃんねる」で場面緘黙症のトピックが立ちました。
トピックができてまだ丸1日も経っていないのに、コメントの数が170件近くもあります。
場面緘黙症の人いますか?
http://girlschannel.net/topics/582110/
緘黙をご存じない方の率直な意見も書き込まれているので、閲覧にはご注意ください。
あと、私はガールではないのにこれを読んでしまって、すみません。
海外レビュー論文
Posted: 2015年12月29日(火曜日) 21時23分
by 富条
Hua,A., & Major, N. (2015). Selective mutism.
Current Opinion in Pediatrics. Advance online publication. DOI: 10.1097/MOP.0000000000000300
http://journals.lww.com/co-pediatrics/A ... 99264.aspx
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26709680