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5 件の記事    1   
題名: 場面緘黙症8年目の娘
投稿日時: 2007-03-14 09:18:51
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初めまして。4人の子供の母です。長女12才。来週卒業式を迎え春から中学生です。娘は幼稚園の時4才のときです。おもらしをしてしまい、それを2人の女の子に何か言われてしまい、それ以来娘が園で口を開くことはありませんでした。「場面緘黙症」でしょう!と言われ初めて聞く名前に???だけでした。でも調べていくうちにそーなんだ。娘はしゃべれなくなったんだぁってショックで言葉もでませんでした。ただ、家では普通の女の子ですし、学年が違えば子供たちともしゃべれますし、お世話することもできて、慕われています。勉強も普通にできています。ただ、校内では一切しゃべれません。でも、友達はいます。いつの学年でも友達はいました。しゃべることはできませんが、首を縦や横に振って返事の代わりです。授業中も手を上げます。ホワイトボードを使って答えたりします。しゃべれない以外はほんとに普通なんです。凍りつくこともなく、表情がこわばることもなく。クラスの子たちがいいます。しゃべれない以外なんでも自分でできるし、字はきれいし特別な子じゃないと。ありがたいことです。
ここまではクリアーしてなんとかやってきました。でも中学生。イジメ問題が深刻な今私は不安に押しつぶされそうです。毎日娘の表情を見て少しでも変化があれば、とことん調べて何かあった時には学校なんていく必要はないと考えています。勉強なんてどこででもできますから。これ以上娘を傷つけたくないです。できることなら娘が楽しく笑ってすごせる3年間になればいいなと切に願うのですが・・・。


題名: はじめまして
投稿日時: 2007-03-14 22:08:13
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ちゃちゃさんはじめまして!

今度高校生になる女の子の母、ルディです
うちも幼稚園からの緘黙です
小6の頃には、なんとか少しは話せるようになっていたのですが、中学で色々なことが重なって不登校となりました
うちの子もお友達には好かれていて、スポーツでも活躍できたり、自分なりな発表の仕方があったりして、お嬢さんの今の状況に似ていたかもしれないと感じました
そこでもし今、もう一度中学に入学しなおすとしたら、何をするだろうか?と考えてみました
けれども気がついたのは、私の場合は、ちゃちゃさんほどには子供の気持ちをしっかりと見つめ、受け止めようという体制が無かったように思いますし、場面緘黙のこともわかっていませんでしたから、同じではないかもしれませんね
それは、とっても大きな違いだと思います
ちゃちゃさんのようなお母様や、理解のあるお友達がついていることはお嬢さんにとってとても大きな力になるはずです

もちろん楽しく笑って過ごせることが一番ですが、どんな経験をし何を得ることが出来るか、それはその人しだいですよね
そばに理解してくれる人がいれば、どんなことも乗り越え、かえってより良く生きていく為の知恵を得ることが出来ると考えます
未来を受けて立ち、どーんと来い!という覚悟でいてみてはどうでしょうか

娘も今は高校が決まり、未来への夢を持って、高校でもう一度同年代の仲間と過ごすのだとはりきっています
不登校の経験から、世の中の無理解や理不尽さ等の嫌な面に負けない強さを身につけることが出来ました
またそういった状況ではじめて、人の勇気や優しさの本質に気付くことが出来たようで、周りがどうあれ自分はこう生きていきたい、という気持ちをはっきり持つことも出来るようになったと思います

知人から聞いた話ですが、同じ市内の学校の同級生で緘黙、緘動で給食も思うように食べられず、ガリガリだった子がいたのですが、その子にはとてもいいお友達がいて先生が嫌なことを言っても、必ずかばってくれたそうです
中学でお友達と一緒にテニス部に入って、黙々と頑張っていたある日、顧問の先生が「○○は休まずに本当に良くやっているな!」とみんなの前で褒めて下さったりしたことから、だんだんと自信を持つようになり、いつか声も出るようになり、今ではなんと、朝近所の人に「おはようございます!」とあいさつしながら登校しているそうです

どんなこともチャンスに変えていくことが出来ます、チャレンジ精神で行きましょう


題名: 大切なヒント
投稿日時: 2007-03-14 23:45:58
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ちゃちゃさん、はじめまして。
小2の緘黙の娘の母親です。
うちの娘もお友達もいて、実に楽しそうにしていますし
字もうまいです・・・似ていますね。

ルディさんの
>どんな経験をし何を得ることが出来るか、それはその人しだいですよね

>不登校の経験から、世の中の無理解や理不尽さ等の嫌な面に負けない強さを身につけることが出来ました
またそういった状況ではじめて、人の勇気や優しさの本質に気付くことが出来たようで、周りがどうあれ自分はこう生きていきたい、という気持ちをはっきり持つことも出来るようになったと思います


なんだか目が覚めたような思いです。緘黙のマイナス面しか見ていなかった
と言うより、マイナスしかないと思っていました。
どうしたらこのトンネルから抜け出せるのかばかり考えていたけど、
全然トンネルじゃなかったんですね。

そうです!うちの子はトンネルの中どころか、大きな青空の下を大きく手を振って歩いていたんだ!
卑屈にならず、前を向いて歩いている娘を本当の意味で、自慢に思うことが出来ます。

私は、緘黙がなかったら・・・っていつも娘と緘黙を切り離して考えていたけど
ルディさんは、緘黙も全部ひっくるめて娘さんの全てを認めているのだなと、とても力強く感じました。
さすが、人のプーさん・・いえ、ルディさん。 :wink:
勇気がでてきました。大切なヒントをもらいました。ありがとうございます!
明日も娘と大きな青空の下、胸を張って歩いていこうっと。


題名: みなさん、こんばんは
投稿日時: 2007-03-14 23:57:33
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ちゃちゃさん、はじめまして。

ルディさんと同じく、うちの息子も4月から高校生です。

でも、うちの子は、みなさんの娘さんとは、ちょっと違っているかもしれません。不器用だったり、自己中心的であったり、小学生のときは、下の学年の子ともしょっちゅうトラブルを起こしていました。同学年の子からはいじめに近いいやがらせを受けたこともあり、大変な時期もありました。それでも、先生やお友達に助けられながらなんとかやってこれました。つらいこともあったけれど、それ以上にうれしいことがたくさんありました。

息子は3年間でずいぶん成長しました。本当によくぞここまで成長してくれたものだと思います。

中学時代というのは大変な時期でもありますが、どの子も、心も身体も大きく成長するときなのだと思います。子供がどんな形を選ぼうとも、私たちがそばにいて勇気づけてあげれば大丈夫。きっと乗り切っていけます。

そして、お友達も助けてくれます。中学校でのクラス編成などにも配慮していただいて、心配なことがあったらなんでも遠慮なく先生に相談しながら、子供たちの成長を見守っていきましょう。


題名: 勇気わきます
投稿日時: 2007-03-15 08:52:20
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ルディさん、シッポナさん、みちさん♪♪お返事ありがとうございます。
私はこの8年同じ境遇の方と出会うことがなく、このような掲示板も今回初めて知りました。もっと早く出会いたかったです(*^-^)でも十分今からでも遅くないみなさんとの出会いに感謝いたします。
娘がしゃべらなくなった時にはものすごく凹み、学校へ入り全くしゃべらないことに直面した時もブルーになりました。先生方とも毎日交流し、PTA活動も参加してきました。でもだんだん私の考えも変わりました。落ち込んだところでどうもならない!!一番辛いのは娘なんだから。だったら私は変わりなく明るくいよう!と決めました。ふるまったわけではなく、そー考えると自然に明るくなりました。娘と仲良くしてくれるお友達とも友達のように接してきました。なので小学校生活の6年間ほとんど私は成長する娘を楽しく拝見していました。ほんとに娘のがんばりや成長が楽しかったです♪

今担任の先生とお話しているのは、卒業式で1人づつ目標をマイクで言ってから賞状をもらうことになっています。それをどうするか!!です。担任の先生はここまでしゃべれなくていきなりこの大舞台で話すこと、話せと言うのは彼女にものすごいプレツシャーを与えることになるので、自分としては、そのまま素通りでもいいし、お友達といっしょに言ってもらうこともできるし、彼女がこうしてほしいというやり方でいいですよと言ってくれてます。私もけして無理強いだけはしてほしくないので、娘の意思に任せようとおもいます。娘としては素通りは嫌だそうです。本番で言えたら言ってみると言っています。難しいことです。でも娘のみんなと同じにしたい!!気持ち大事にしたいと思っています。8年間一切の言葉、笑い声発せなかった娘がここにきて話せるかといったらかなれ難しいことでしょう。ほぼ0に近いかな。でも、ほんの少しだけ期待もしたいなぁって欲をだしてる私もいます。

娘のみんなとの生活も今日、明日で終わり。月曜日は卒業式。とてもやさしい学年、クラスでした。このほんわかな中でもっとすごさせてやりたい。親心です・・・(v v)でも将来の夢をしっかりもっている娘。中学では美術部に入るとはりきっている娘。そう。娘も青空の下大きく手を振って前進してるんですよね。過度の心配で落ち込んでないで、私も娘とともに大きく手を振って楽しく前進していきたいと思います。

みなさんがいて、みなさんに出会えて大きな勇気をいただきました。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。


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