ウォール・ストリート・ジャーナルに2日、遠隔療法の記事が掲載されました（電子版で確認）。
登録者でなければ詳しい内容を読むことができず、私も記事の詳細はつかめません。

ですが、場面緘黙症について触れた箇所があるようです（Google検索情報）。
未登録者でも読める冒頭文にも、緘黙と少し似たことが書かれてあります。

なお、4月26日にもWSJで緘黙への遠隔医療について触れた箇所のある記事が掲載されたようですが、それとは別の記事のようです。
著者からして違います。

↓　今回の記事です。
A Girl’s Anxiety Therapy, Interrupted by Covid-19, Moves to Screens
[url]https://www.wsj.com/articles/a-girls-anxiety-therapy-interrupted-by-covid-19-moves-to-screens-11591090205#comments_sector[/url]

↓　4月26日の記事です。
Your Video Therapist Will See You Now
[url]https://www.wsj.com/articles/your-video-therapist-will-see-you-now-11587906000[/url]

[color=#0000BF][追記（2020年6月4日）]

これに関連して、Child Mind Instituteが次のような投稿を行っています。
[url]https://www.facebook.com/ChildMindInstitute/posts/3054173224649335[/url][/color]

日米の場面緘黙症の専門家が、Facebookで揃って同じ日にマスクの話をしています（アメリカの方が10時間ほど早いです）。

マスクをつけたがらない緘黙児者、多いんでしょうかね？
私はマスクをつけると安心するので、結構好きなのですが。

↓　アメリカ。
[url]https://www.facebook.com/SelectiveMutism.SMartCenter/photos/a.304027479721760/1875868745870951/[/url]

↓　日本。
[url]https://www.facebook.com/shinshu.kanm0ku/posts/1627864434044202[/url]

イタリアの場面緘黙症団体AIMUSEがトリノ大学と協同して、コロナ下における緘黙児者の適応について研究するようです。
アンケート参加者を募っています。
イタリア語読めないので、勘違いがあったらごめんなさい。

↓情報源です。
Questionari per la ricerca - AIMUSE
[url]https://aimuse.it/2020/05/questionari-per-la-ricerca/[/url]

BOOKSTAND（ブックスタンド） というウェブサイトで、『かんもくの声』を紹介する記事が掲載されました。
複数のニュースサイトに転載されていますが、このうち@niftyニュースでは「トレンド」に入っていたそうです（学苑社Twitter情報）。

5月は「場面緘黙（ばめんかんもく）症」啓発月間！ 当事者が明かす、成人後の生きづらさ
[url]https://bookstand.webdoku.jp/news/2020/05/22/120000.html[/url]
[url]https://news.yahoo.co.jp/articles/03b49b606ac6e7ce01c9847cbc07f085f05bfabb[/url]
[url]https://news.nifty.com/article/item/neta/12116-20200522_028389/[/url]
[url]https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=6091342&media_id=90[/url]

9月19日～21日に予定されていた日本特殊教育学会第58回大会ですが、紙上（インターネット上の発表論文掲載）およびWeb（インターネット上でのオンデマンド配信）による開催に変更されたそうです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるものです。

例年、この学会の大会には場面緘黙症のシンポジウムが開催されたり、ポスター発表があったりしており、影響が予想されます。

↓　情報源。日本特殊教育学会ホームページ内のファイルです。PDF。
新型コロナウィルス感染症への対応について（第2報）
[url]https://www.jase.jp/convention/pdf/info_2005121.pdf[/url]

学術大会 | 一般社団法人 日本特殊教育学会 (The Japanese Association of Special Education)
[url]https://www.jase.jp/convention/[/url]

場面緘黙症のイベント「かんもくフォーラム」が、10月4日（日曜日）開催を予定に企画されています。
オンラインでの開催だそうです。
詳細は、下記のページ（公式情報）をご覧ください。

[url]https://twitter.com/kanmoku_forum/status/1262738040880918530[/url]
[url]https://www.facebook.com/kanmokuforum/photos/a.1433590006935960/2325918161036469/[/url]

5月14日に配信が始まったNintendo Switch用ソフト「アンリアルライフ」というゲームに、「場面緘黙症」という言葉が登場する場面があります。

↓　その場面の動画です。4時間53分49秒より。
【アンリアルライフ】待望の謎解きアドベンチャーゲームを遊びます！#02【天満ニア】
[url]https://youtu.be/ioXP16tek2U?t=17629[/url]

↓　ゲームの公式サイトです。
アンリアルライフ
[url]http://www.unreal-life.net/[/url]

Kamani, Z., Monga, S. (2020). Understanding the outcome of children who selectively do not speak: A retrospective approach. [i]Journal of the Canadian Academy of Child and Adolescent Psychiatry, 29(2)[/i], 58-65.
[url]https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32405308[/url]

イギリスの場面緘黙症団体SMIRAから、このような資料が出ました。

↓　その資料です。PDF。
Advice to Parents and Carers during COVID 19
[url]http://www.selectivemutism.org.uk/wp-content/uploads/2020/05/Covid-19-Advice-to-Parents-and-Carers.pdf[/url]

↓　上の資料2ページ上部で触れられているリーフレット。PDF。
Video chat – small steps
[url]http://www.selectivemutism.org.uk/wp-content/uploads/2020/05/Video-chat-small-steps-2020.pdf[/url]

Koskela, M., Chudal, R., Luntamo, T., Suominen, A., Steinhausen, H.C., & Sourander, A. (2020). The impact of parental psychopathology and sociodemographic factors in selective mutism - a nationwide population-based study. [i]BMC Psychiatry 20[/i], 221.

[u]https://doi.org/10.1186/s12888-020-02637-6[/u]

まだ全文読んでませんが、フィンランドの研究らしい。
1987年1月～2016年12月に、緘黙の診断基準に当てはまった860事例 :!: :?: