旧掲示板過去ログ

はじめまして。
私は病院内の保育所で働いてます。
看護婦さんのお子様を預かっているのですが、
3歳になる子が自分からは全く動かず、話せず…。
家や保育士と1対1だとわんぱくもの。
ほかにも症状がそのまま現れています。
しかし、母親には｢性格｣と言われてしまい、こちらもそれ以上は言えませんでした。
程度の問題でもあるのかもしれませんが、常に気にかけていないとすぐに集団の動きから遅れをとってしまうのです。
今は小さな託児所で子供の人数が少なく、いつでも目が届くので
問題が無いといえばないのですが、
やはりお母さん自身に理解してほしいと思っています。
集団生活の中でしか見えない問題なので、難しい事なのでしょうか。
また逆に、認めたくない親の気持ちというのは
子供もおらず、保育士という立場の私には理解しきれていないのかも知れませんが…。

はじめまして。
小１の息子がおります「はは」と申します。

＞また逆に、認めたくない親の気持ちというのは
子供もおらず、保育士という立場の私には理解しきれていないのかも知れませんが…。

緘黙児のお母さんも、子どもと同じ気質を持っておられる方が多いと思われますので、子どものそういった辛い気持ちがわかる、という方も多いと思います。
でも、中には、自分と同じなので、自然に段々と治っていく、本人が頑張ればいい問題、としかとらえられない人もいらっしゃる。
そして、自分の中でその気質を「マイナス」と思ってきた人の中には、認めたくないというのもあるでしょう。

私の現実の周りの人でも、自分（おかあさん）は、頑張ってここまで社交性を身につけた。
本人（子ども）さえ、その気で頑張れば、絶対出来る。本人の努力が足りない、と絶対認めない人もいらっしゃいます。

これを目の前で言われたら、かなりしんどいです。
その子どものことを考えると、辛くて辛くて、しばらく眠れなかったくらいです。

そのおかあさんの長年の経験からくるものを、言葉だけで伝えるのってむずかしいですよね。

＞しかし、母親には「性格」と言われてしまい、こちらもそれ以上は言えませんでした。
やはりお母さん自身に理解してほしいと思っています。

どういう形でそのお母さんに話されたのかわかりませんが、「場面緘黙症」というのを、そのお子さんを指して、ではなく、こういった不安障害があります。という風にでも、教えてあげられたらいいですね。
少しずつ少しずつそのおかあさんの心の中に、じんわり入ってくるかもしれません。

資料No．８に
場面緘黙症は、幼少時に誤った対応をしたり、「大きくなれば自然によくなるだろう」とただ放っておいたりすると、治るのに長い年月がかかることも多くなります。緘黙症状がなくなった成人後にも様々な影響を及ぼすこともあります。なるべく早い時期に対応することが必要です。とあります。

そのおかあさんにも読んでいただきたいな、と思います。

私も息子が3歳の時に知っていたら、どんなによかったか！と思います。
ちぇっちさん、是非、他の保育士さんにも、「緘黙症」のことを教えてあげてくださいね。よろしくおねがいします。

せんじつ、もう一度話をしてみました。
前回とは違い、世間話の中で少しずつ挟んでいくような感じでしたが、
お母さんの態度が違い、自分も気になってることを告白してくださいました。
来年の4月からは、託児所を出て保育園にいくことも考えてるようで、
これからの指導を一緒に考えてもらうことになりました。
まだまだ問題はありそうですが、とりあえず第一段階をクリアしました。
子供にとって一番いいことが出来るかどうか、
難しいですが、出来る限りお母さんと協力していきたいです。