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10 件の記事    1   
題名: なつかしい
投稿日時: 2007-02-21 19:49:12
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いつかどこかで読んだことがある詩です。学生時代かな。
ずっと忘れていました。
かいわれさん、ありがとう。

NHKビデオライブラリーの中のけいこさんが紹介してくれたビデオを見ました。
02-95-02 NHKプライム11ようこそ私の世界へ”自閉症”ドナ・ウィリアムズ” 
(世界で初めて、当事者が自閉症の世界を描いた「自閉症だった私へ」を書いた人を取材)

ドナ・ウィリアムズさんは(もちろん、ここにたどり着くまではとても大変だったのでしょうが)
イギリスの片田舎で、羊を飼いながら畑仕事をして、本を書き、水と遊び、
ピアノを弾き、時には町に出かけ、帰ったらブランコに乗って心を休め、
心の通い合う同じ自閉症のやさしいご主人と暮らしていました。
その暮らしぶりは、とても心豊かに生活しているように見えて、うらやましくさえ思いました。
心が洗われたようなさわやかな、幸せな気分になれました。

私も、息子が場面緘黙でなかったら、掲示板に書き込みなんて怖くてしなかったし、
ここにいるたくさんの、時には先生であり、仲間であり、家族のようなみなさんに
出会えなかったでしょうね。そしてこんなに考えたり勉強したりしなかったと思います。
息子に感謝しなくちゃいけませんね。


題名: 書きとめておきたいあの言葉、あの詩(うた)
投稿日時: 2007-02-21 14:34:27
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みなさん こんにちは
 書きとめておきたい言葉、心にとめたい詩を、と新しくスレッドをたてました。
 本日は一篇の詩をご紹介します。

   成功を求めて 強さを与えて欲しいと、神に求めたのに
     私は弱さを与えられた 謙虚に従うことを学ぶために……

   より大きな仕事が出来るようにと健康を求めたのに
     私は病弱を与えられた 少しでもよいことができるようにと……

   人々の賞賛を受けようとして 権力を求めたのに
     私は弱さを与えられた 神を求めるようにと……

   人生を楽しむことが出来るようにと 手に入るものは何でも欲しがったのに
     私は命を与えられた あらゆることを歓べるようにと……

   欲しいと思ったものは何にも与えられなかったのに
     私の希望はすべてかなえられた

   こんな私にもかかわらず、祈りは言葉を超えてすべて聞かれた 
     私は誰よりも一番豊かな恵みを受けた


   作者不明 
   原出典は石沢英司著『ラスク博士自叙伝.第4章概要(五)、鷲の子(とりのこ)山荘たより38.』1998

 ラスク(H.Rask)博士はアメリカの内科医師で、第二次大戦下、空軍戦傷者の医学的リハビリテーションを熱心に行った方です。
 この詩は、ラスクがアドレイ・スティーブンス(アイゼンハワー大統領の対立候補)から1955年にもらったクリスマスカードに書かれていた詩です。
 その詩は南北戦争当時の南軍の無名の一兵士が書いたもので、スティーブンスがサウスカロライナの田舎の教会でみつけたそうです。
 ラスクはこの詩を患者に見せたところ、その患者はこれを読んで、さらに重度の脳性まひの少年に手渡しながら、「あのねー、この詩を書いた人は俺たちのことを言ってるんだよ」と言いました。
 その晩、この少年は面会に来た父親にこの詩を見せながら。「これは俺たちのことを言っているんだ」と患者の言葉を繰り返して聞かせました。
 それを聞いた父親は「いや、これは私のことも言っているんだよ」と息子に言ったのです。

 後にこの詩は、ニューヨーク大学医療センター・リハビリテーション研究所の「信条」になった。

以上
  精神保健福祉士養成セミナー編集『精神保健福祉士養成セミナー第4巻「精神保健福祉士論」』へるす出版1998 P.33~34        ――より引用(孫とり)のうえ要約

 我々は、他人と自分を比べて自分が不幸であるとか、なにかが自分にあったなら、と思いがちですが、この詩を読むと本当の豊かさとはなにかを改めて思い知らされます。
 例えば場面緘黙症の症状をもつ子ども、またその家族が必ずしも不幸ではないのではないかと思います。
 私も元場面緘黙症児でなかったら、また現在その後遺症をもっていなかったら、ここまで深く人生を考えることはなかっただろうと思います。


題名: ステキな言葉有難うございます。
投稿日時: 2007-02-24 07:29:04
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心にじーんときました。
本当にその通りですよね。

昨夜お友達とのメールのやり取りでお互い
同じような事を感じていました。

私も息子のおかげで
いろいろな勉強をさせられ、
少しだけですが、思いやりの心持ち、人の立場になって考えてあげられるようになった気がします。

ただ、
私の言葉や行動で
人を傷つけるような事だけはしたくないと思います。

今日は昼から
「心理療法カウンセリング口座」
行って来まぁす。


題名: 私の好きな歌
投稿日時: 2007-02-25 09:43:32
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かいわれさんの素敵な詩の後に ふざけてるんか?って 思われそうで 恐縮なのですが
水戸黄門の歌 好きなんです。
じじ・ばば くさいですが まさしく 人生って 気がしませんか? (笑)
私の場合 辛い(?)歯医者 治療の時 いつも 心の中で 歌っています。
お風呂入ってるときに 歌うと エコーも かかり 最高です!



人生楽ありゃ 苦もあるさ
涙のあとには 虹も出る
歩いてゆくんだ しっかりと
自分の道を ふみしめて


人生勇気が 必要だ
くじけりゃ誰かが 先に行く
あとから来たのに 追い越され
泣くのがいやなら さあ歩け


人生涙と 笑顔あり
そんなに悪くは ないもんだ
なんにもしないで 生きるより
何かを求めて 生きようよ


題名: 平安
投稿日時: 2007-02-27 20:35:42
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かいわれさん、楽しいトピックを作っていただき有難うございます :P

現在、「不安」を課題とする私なので、読書中に「平安」に関して書かれた文で、感銘を受けたものを書き留めてみたくなりました。

まずは、昨年から研究中のルドルフ・シュタイナー「霊界の境域」より
本の題はすごいですが、内容はかなり理性的ですよ・・?

「明瞭な意識にとって、思考は魂の生活の中を流れ去る印象、気分、感情等の奔流のただなかの一つの島である。
印象や感情を思考によって照らし出し、把握すれば、印象や感情から自分を自由に保つことが出来る。
魂の舟を思考の島へ漕ぎ着けることができれば、激しい感情の嵐の中にあっても確固とした平安を得ることができる。」

少々難解かも知れませんが、とても美しい表現だと思い、ほれぼれしてしまいました。

それから、子供がターシャ・テューダーさんのような挿絵画家、絵本作家になるのだと言うので、彼女の本を買ってみました

ターシャ・テューダーと言葉の花束、その名も「喜びの泉」です
彼女が、高齢の現在も昔ながらの美しい生活を守っていることに費やすエネルギーの膨大さには唖然としますが、そのエネルギーの元は、こうした言葉の力なのかもしれないと思い、たいへん感動しました

一番初めに書かれているのが、このひとこと

「心に平安をもたらすことができるのは、自分しかいない。」
        ラルフ・ウォルドー・エマーソン
              自己信頼

好きな言葉にも、その人らしさが出ますよね


題名: 我々の人生
投稿日時: 2007-03-09 18:46:37
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
みなさん こんばんは
 
 「我々は泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ」

 イギリス王室勤務の登場人物が、自分の立たされた苦境にあたり思い出した、“わが国(イギリス)に伝わることわざ”だそうです。
 「たしかに自分の人生はその道筋をたどっているように思えてくる」と、自嘲的にその言葉をかみしめるのです。

 あえてコメントはしません。こころに響いたことわざです。

 出典 松岡圭祐『千里眼の死角』小学館文庫 2004 P.27

 


題名: イギリス人
投稿日時: 2007-03-09 21:38:37
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 145
私はピーター・バラカンさんのファンなので
かいわれさんの書き込みを拝見して
彼が「僕が愛するロック名盤240」のはじめに書いていたことを思い出しました
「イギリスでは自分のことを笑えることがとても大事で、自分のことを笑えない奴は野暮といった雰囲気がある
self-deprecatingという単語は、日本語にすると“自嘲的なユーモア”となるが、
嘲る、というと日本語ではニュアンスが良くないと言われたことがある
しかし、イギリスではそれを自分に対して使うときには、むしろ肯定的な印象を与える
イギリスと日本の文化の違いだろう」
イギリス人ひとりひとりの自立心、自尊心の強さは、日本人とは違っていて、自らを嘲ることが出来るほどのしなやかさを持っている・・ということなのかな?と感じていました

そう考えてみると、この言葉を発し、自らの不幸を怜悧に見つめながらも毅然とし、自尊心とユーモアを保っているであろう、イギリス人の精神の強靭さは、カッコイイとさえ思えてきますね


題名: みなさんありがとう
投稿日時: 2007-03-10 09:41:59
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
みなさんこんにちは
 自分で新しいスレッドをたてておきながら、そこに投稿してくれる皆さんになんのレスもしていないことに気がつきました。
 遅ればせながら感謝しつつ、感じたままをお伝えします。


りんごさん
 ドナウイリアムズの著書は買い求めてありますが、まだ読んでおりません。同じような境遇のご主人と心豊かな生活をしておいでと聞いて、なにかこちらのこころまで暖まる想いがいたします。


もんたさん
 子育てをしていて、子に教えられることのなんて多いことか、とつくづく感じることがあります。私も息子のふとした発言に、「いつのまにそんなお兄さんになったんだい」と何度か感じたことがあります。そんなときは「あんたはまるでパパの子どもではないようだね」と驚きと賞賛を素直に表すようにしています。


のひめさん
 水戸黄門の主題歌は簡潔明瞭ですが、非常に含蓄がありますね。
 私が今よりもっとうつ症状がひどいとき、たしかこの詩を聞いて大泣きしていた記憶があります。これからどうして生きていこうと思案していた私のこころの琴線に触れてきたのです。
 誰しも困難に立ち向かうときの、自分自身に対する「応援歌」みたいなものってありますよね。


ルディさん1
 「不安」の対になるのは時に「平安」かもしれません。

 私の住む地域にある葬儀屋は「平安葬祭」といいます(いけね、居住地がバレるかな)。死者に対する「やすらぎ」だとか「こころの静けさ」だとかをイメージできるキーワードなのかもしれません。

 キリスト教では、こころも体も平穏で満たされている状態を「シャローム」と言います。私の友人で、キリスト者でもあるマッサージ師の男が自営する訪問マッサージは「シャローム」という名前で、彼が自らを“出前”するスズキアルトの横っ腹には葡萄の絵(キリスト教では神に連なる信者は葡萄の実にたとえられます)と一緒にこの言葉がレタリングされています。ハンドルを握る彼の表情はシャロームそのものです。

>「心に平安をもたらすことができるのは、自分しかいない」
 他力本願はない、自力本願のみが平安をもたらす、なるほどなあと思います。ただしキリスト者が言うなら「不安なときは神様に委ねましょう、そうすれば平安がもたらされます」となりラルフ・ウォルドー・エマーソンは“罪深き人”とこうなるわけです。


ルディさん2
 たとえば今回のイギリス人の国民性に関する造形の深さ、これだけひとつとってもルディさんの哲学的、学問的キャパシティに尊敬の念をいだきます。
 次の機会にもご教示を!


題名: 斉藤一人さん
投稿日時: 2007-03-11 02:38:40
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素敵なトピックを作ってくださってありがとうございます。
日ごろから 心に残る言葉を書きとめているので
小出しにして(笑)紹介させていただきたいと思います。

斉藤一人さんの有名な話ですが
「天国言葉」を使うと 運が良くなり
「幸運が雪崩のごとくやってくる」のだそうです。

<天国言葉>
・ツイてる
・うれしい
・楽しい
・感謝します
・幸せ
・ありがとう
・許します

「地獄言葉」を使ってしまったら、「天国言葉」を10回言ってキャンセルしましょう。

<地獄言葉>
・ツイてない
・不平不満
・グチ・泣き言
・悪口・文句
・心配事
・許せない


その言葉に実感がこもっていなくてもいいんです。
まず「天国言葉」を使う習慣をつけましょう。
私もつい忘れてしまうことが多々ありますが・・・がんばります^^

すべてのよきことが 雪崩のごとく起きますように☆


題名: 日ごろの心がけですね
投稿日時: 2007-03-11 07:38:11
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
朋花さん
 おはようございます。

 「天国言葉」と「地獄言葉」でやはり口をついて出てきやすいのは後者のほうかもしれません。意識して「天国言葉」を発することで、幸運の雪崩を呼ぶことができるのでしょう。
 次の聖句を思い出しました。
  
 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」
  <テサロニケの信徒への手紙 5:16~18>

 そういえば、「天国と地獄というのはなにも変わらない、ただ、一つのことを喜べるかどうか、楽しいと思えるかどうかで、地獄は天国に変わる」といった趣旨のことを言っておられる方がいました。

 日ごろの心がけが私たち自身を幸せにも不幸にもするのですね。

 素敵な言葉はそれを好む素敵な人のところに集まるのでしょう。朋花さん、また心に残る言葉をご紹介ください。


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