「高校では、どうする?
前もって、何かお願いしておく?
だいたい、君は授業中どのぐらい発言できてるの?友達とは?」
などと聞くと、たいていは子供は拒絶反応を示します
そう来るとわかっているので、その話題はちょっとタブーというか
とても聞きづらい
「君は、独りでちょっとづつ話せるようになってきたのはすごいよね
ねえ、他の人にも参考になるかも知れないから、教えてくれな~い?」
と、おそるおそる尋ねても、なんだかムスッとしていまして・・
親に聞かれるのは嫌みたいですね
私はほとんど何もしてこなかったので、子供には大変申し訳なく思っていまして、何か出来ることはないの?と思うのですが
子供は
「自分はこれが病気だとか障害だとか思っていたら、ここまで独りで努力してこれなかったかもしれない
甘えてしまうかもしれないから、説明しなくていい」
というのです
「じゃ、少し様子を見て、困ったことがあったら、にしようかな

」
うちの場合はそんな感じです
そのかわり、といいますか
家での色んな表現については、すごく意見を求めてくれます
ピアノの弾き方、「今のどうだった?ちゃんと聞いてて」
「もっと音そのものに入り込んで開放されてくれない?考えすぎと思う・・」
「この絵どう思う?」
「いいね~ でもなんか人物の胴体が突っ張っているから不自然に見える、体の中心の力抜いて自由にしてみたら?スポーツでも力抜くのが一番難しくて、大事なことらしいよ」
なんて、たまに本人のこと言ってるような内容になってきたりすると
「ママうざい!」と言われそうになりますが
別にわざとそうしているわけではなくて
子供の心は全てのことに共通して表れてくるから不思議です
子供は何度も弾き、何度も描いて、最近は「表現が素晴らしい、言うことないです!」とピアノの先生にも褒められています
絵も、のびのびと素晴らしく、持っている良さが(一見大人しく優しく見えるのですが、実はけっこうカッコよくで大胆な、それでいておとぼけ入ってます)充分に生かされてきていると感じます
そういうものを見ていると、私は学校でも絶対大丈夫だ!と強く信じることが出来ます
ちょっとずれたかもしれませんが・・何か参考になりますでしょうか?