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3 件の記事
1
バニラ
題名:
守り続けること
投稿日時:
2008-04-11 23:47:54
登録日時:
投稿記事数:
久しぶりの書き込みのバニラです。
小3の途中から緘黙になった息子も晴れて5年生になりました。
心配していたクラス替えも知ってる子が多く、担任も新任の先生ということですこし不安でしたがとても考えてくださってるようで安心して学校に通ってます。(実は前の先生に引継ぎをお願いしただけでまだ会ってないのですが)
今の息子のステップは家庭外の場面でもかなり不安は解消されていると見てます。
体力や学力もついてきて自信がついてきてると思います。
しかしながら話さない状態が固定化しつつあります。
友達に無言でちょっかいをだしておどけたりしてます。
私が今疑問に思っているのはこのままずっとこの子が行く先々で「この子は緘黙症で話せないからあいさつができなくてもしからないで欲しい」とか
「返事をしなくても無視したわけじゃないのよ」とか説明して行く事が本当にいいことなのだろうか、ということです。
もちろん話せないことで誤解を受けいじめにあってしまったり先生から罰を受けて傷ついてしまうことはますます悪化させてしまうと思います。
かといって友達にバイバイと言われてもしらんぷりする息子、合唱で口を閉じたままよそ見をする息子を見てるとどうしかってよいものやら悩んでいます。
しらんぷりされた友達の気持ちを考えてごらんと言ってその時はしかる
けど結局今はしかたないよねと容認してしまう私、悩める母親です。
先生に真剣にしかられたり、友達とけんかしたりする経験も大事だと思うのでうすが緘黙の時は避けたほうがいいのでしょうか?
みち
題名:
バニラさんへ
投稿日時:
2008-04-13 15:40:26
登録日時:
投稿記事数:
バニラさん、お久しぶりです。息子さん、安心して学校生活を楽しめているようでなによりです。いよいよ高学年へ突入ですね。少し子供っぽいかな?と感じるお子さんでも、そろそろ他の子との違いなどを意識し、悩み始める時期ではないかと思います。
>私が今疑問に思っているのはこのままずっとこの子が行く先々で「この子は緘黙症で話せないからあいさつができなくてもしからないで欲しい」とか
「返事をしなくても無視したわけじゃないのよ」とか説明して行く事が本当にいいことなのだろうか、ということです。
5年生ともなってくると難しい問題ですね。うちの息子の場合は「話せないまでも相手に失礼にならないようあいさつする」とか、「メモに書いて自分の意志を伝えられるようにする」など、繰り返し教え練習させるよう児相で指導を受けました。でも、親がうるさく言ったからといってそう簡単にできるわけでもなく、「軽く頭を下げる」「手を振る」「にこっとほほ笑む」などのあいさつが自然にできるようになるまでにはとても時間がかかりました。また、自分で書いてメモを渡すことができるにはもっと時間がかかりました。時間はかかると思いますが、「しらんぷりしたら相手に失礼」など、教え続けていくことはとても大切なことだと思います。いつかきっと、ちょっとしたきっかけで、今できないことができる日が来ると信じて、しからないように教え続けていくしかないのかな・・・?と思います。
学校のお友達に挨拶するのはハードルが高いのかもしれませんから、学校関係者以外の人に会釈をするなど、ステップを踏んで練習させてみてはいかがでしょうか?課題はいろいろあると思いますが、1度にたくさん言わず、ひとつずつ。
「ごほうび作戦」には乗ってきそうにありませんか?「○○できたらいいことあるぞ!」とゲーム感覚でチャレンジしていけるといいと思うのですが・・・。「声を出さなくてもいいから、人にあいさつできるってことはとても大切なことだよ。高学年の仲間入りもしたことだし、がんばってみない?」と提案してみるのはどうでしょう?それでどんな反応が返ってくるか・・・?「強い拒否反応」「無視してどこかに行ってしまう」などの反応だったら、お子さんにとってまだハードルが高いのかもしれません。
>今の息子のステップは家庭外の場面でもかなり不安は解消されていると見てます。
体力や学力もついてきて自信がついてきてると思います。
しかしながら話さない状態が固定化しつつあります。
友達に無言でちょっかいをだしておどけたりしてます。
その子その子で成長の過程が違いますから、どの時期にプッシュした方がいいかということは簡単に言えないのですが、お母さんから見て、息子さんが「今なら少しくらいの負荷をかけても踏ん張れる」と感じたときには、身近な相談機関とも連絡を取り合いながら、少しずつ課題を与えてみてもいいのではないかと思います。現時点では「発話」に関するプレッシャーを与えないように、「非言語的コミュニケーションが自然にできるようにする」ことを目標にしてみてはいかがでしょう。
>かといって友達にバイバイと言われてもしらんぷりする息子、合唱で口を閉じたままよそ見をする息子を見てるとどうしかってよいものやら悩んでいます。
>先生に真剣にしかられたり、友達とけんかしたりする経験も大事だと思うのでうすが緘黙の時は避けたほうがいいのでしょうか?
ルール違反をしたり、人を傷つけるようなことをやったときには、緘黙の子であってもしかることは必要だと思いますし、けんかも時には大事だと思います。でも、苦手なことに関するマイナスの評価は逆効果だと思います。
簡単なことでいいので、できそうなことからチャレンジさせてそれをほめる機会を増やしていけるよう、まず、先生や周囲の大人(おじいちゃん、おばあちゃん、お店の店員さんやお友達のお母さんなど)に協力を求めてみてはいかがでしょうか。
バニラ
題名:
みちさんありがとうございます。
投稿日時:
2008-04-13 22:30:19
登録日時:
2013-10-18 04:45:31
投稿記事数:
15
お久しぶりです。
みちさんのアドバイスとても力になりました。
やはりたとえ話せなくともできるところからやらせてみようと思います。
いつも息子にバイバイされたらちゃんと返すんだよってしかると「やってるよ」としらを切ります。
まともにうけてくれずちゃかされてしまうのはこの年齢独特の照れ、のようなものでしょうか?
それでも根気よく教えていかねばなりませんね。
礼儀と節。そしてコミュニケーションの大切さ。
具体的にこうしたほうがいいよって情報を教えてくれるのはもう本当にここだけです。
話は変わりますが病院の検査結果が出ました。
当初病院側はその検査結果をもとにして治療方針を決めると言っていたのにいきなり「ここでは予約が取りづらくて満足な治療の時間がとれないから他に行ってくれ」と言われてしまいました。
ここに来て一年近くも待たされて今更そんなこといわれてもと思いましたが、しかたなく紹介された市の教育センターにいって見ました。
ところがこの教育センターはよくよく相談してみると不登校児のための受け入れ施設で緘黙症の治療らしきことはできない、ということでした。
センターの相談員の方は「特別なにもしなくてもここに来る子供たちは自分で答えを見つけて学校にもどって行きます。今お子さんは話したくないんです。話したくなれば話し始めますよ。」
と言われて、その節も一理あるかもしれない、と思いましたが緘黙症は長期戦です。
その時をだまって待っていたら取り返しのつかないことになるんじゃないかなと思います。
専門家にも見捨てられ、しばらくショックでぼーぜんとしてしまいました。
でも新学期も始まり、息子も後退することなく学校に行けました。
私はこの掲示板がついてます。
またがんばっていこうと思います!
みちさんまたよろしくお願いします!
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