はじめまして

5歳の緘黙症状のある子の母です。
こちらの掲示板を子どもが3歳の頃からよく拝見させて頂いています。
私自身も緘黙でしたので、こちらのサイトで緘黙を知った時には涙が出ました。
それで、佐々木正美先生のお話が出て、はじめて投稿します。
去年(2007年)の5月に、近くで佐々木正美先生の講演があり聴きに行きました。
幼稚園や保育園の先生方対象でしたが、一般の人も入れました。
「感情を表に出さない子」という内容だったと思うのですが、「場面緘黙」の話も出てきました。
それによると・・・
「緘黙」の子は、もともと感受性が強い、過敏、不安に陥り易い、プライドが高いなど、
「親の怖さを感じ易い」のだそうです。
お母さん(お父さん)が怖くなさそうにみえて、実は怖い。(おびえる)
教育熱心である。(親が高学歴・エリートの比率が高い)
親の望むような子になって欲しい・・
などの「過剰の期待」が子どもには「負担」になる。
それらが、「愛情」として伝わらずに、「拒否・否定」として伝わる。
その為にお母さんを信じることができない。=自信を持って自分を信じることができない。
家庭でお母さんとは話せるからお母さんとの関係はいいかというと実はそうではない。
本当は家庭でも気を許していない。信じる力が弱いということでした。
ですから、お母さんがうーんと優しくする。
親の望むような子に・・ではなく、「子どもの望むような親」になってあげるということでした。
(緘黙のお話の前には、子どもは何をやっても可愛いものだから、けして叱ってはいけない、穏やかに注意する。叱るのは親がキレていること。子どもを体と心、言葉で受け止めてあげる、抱きしめてあげる。喜び、悲しみ、怒りを表現させてあげる、というお話もありました。)
それから、緘黙の子の脳波を取ると、4人に1人に、てんかん性の脳波が
あるということでした。(普通の子が1%のところ、緘黙の子は25~30%だったと思います)
これらのことが詳しく書かれた薄い冊子(佐々木正美先生著)を購入したのですが、実は私はすぐには内容を受け入れられずに奥にしまってしまいどこかに行ってしまいましたので

また出てきましたらタイトルと内容を報告したいと思います。(すみません、探していると時間かかるので、先に投稿しました。)
「育てにくい子」と感じるときよむ本は、先日ぱらっと立ち読みしただけで、詳しくは読んでいないのですが・・・
講演での先生の話が何か参考になればと思います。
私なりには、親が変わるという所は、子どもを心の底から受け入れて、「愛」を伝えてあげるということなのではないかと、感じています。
結果はすぐに出るものではないと・・思っています。