たにたにさん、ご紹介ありがとうございます。
反響おおきいですよね。
反響が大きい割には自分でもきちんとまとまった情報を出せてなかったので、
実はよかったかなあと思ってました。
こちらで恐縮なのですが、書いてみますね。すみません。
あの番組をみた同級生の人たちへのおねがい。まず、番組をみたあとに、「ねえねえ、きのうの番組みたみた?」
となるとおもうのですが、
緘黙の子には、できるだけ いつもどおりに接してあげてください。
(といっても、もう1週間たってしまいましたが・・・いうのが遅くてすみません)
番組にもあったとおり、緘黙の子は「ほかのひとからの視線や注目」に
恐怖をかんじやすいので、
番組のあとに急にみんなの注目の的になると、不安になってしまうかもしれないからです。
(でも無視されるのもさびしいので、ふだんどおり友達として接してあげてください。)
ふつうは、ゆっくりとした変化をおこしてあげるのが
緘黙の子が安心できていいかな~と思います。
まずは教室の中に居場所をつくってあげて、安心できる環境をつくって、
一緒に楽しい時間をすごして、しずかに見守ってあげてほしいなって思います。
学校でできた小さな絆は、将来 大きな財産になりますから。
あとは、緘黙の子の「いいところ」をいっぱい見つけてほめてあげてください。
「はしるのが速い」でも、「絵が上手」でも、カースティみたいに「かわいい」でもOK。
しゃべっていてもしゃべらなくても、たぶん友達は友達だし、
その子の「いいところ」はしゃべっていても しゃべっていなくても変わらないと思います。
むしろ、しゃべった後でも、「いいところ」はちゃんといままでどおり変わらずにあるんだよ
というのが大事なんじゃないかなあとおもいます。
ひとつひとつの動作ものろのろしてるかもしれませんが、
それは、不安で ほかの人よりいっぱいいろんなことを考えてるからだと思います。
「のろま!」とかいうとたぶん傷つくので、大目に見てあげてほしい気はします。
まとめ
いままでどおり接してあげてね。(注目は不安です!)
いいところはほめてあげてね[/list:u]
あと、番組のように、来客が去った直後に打って変わってしゃべりだすこともありますが、
帰った後も30分から1時間くらいおとなしいままということもありますね。
帰った後も残ってる場合は、家族などの目も若干気にしてるのかもしれません。
自分が緘黙してることを自覚していて(というより強く意識している)
「帰った後に急にしゃべりだしたらなんか変だよね・・・」というのが頭にあるのではと思います。
それか、緘黙していた時の(身体的な)不安感・抑うつ感が抜けきっていなくて、
なかなかエンジンがかからないという状態じゃないかと思います。
喉の周りの痛い感じとか、背中の悪寒とか、体のこわばりとか・・・
たぶん、緘黙してる自分が周りからみておかしい状態に見えることは自覚しているんだと思います。
それで逆に意識しちゃうんじゃないかと・・・