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題名: おじゃまします
投稿日時: 2007-08-03 17:41:07
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こんにちは~はじめまして :D 小1場面緘黙症児(男の子)のははです。
現在治療中で、病院でプレイセラピーを受けています。うちの子は保育所の年中さんの時から、話さなくなりました。 :cry: 初めは、おとなしいはずかしがりやさんと思って、いつか治るだろうと思っていました。しかし、年長さんになると全く話さなくなりました。担任の先生には相談もしましたが、友達と仲良く楽しく過ごしていますよ~心配いらないですよ~ということで、終わっていました。しかし、参観などに行くと、一人孤立していて、クラスの子供たちが、私の姿を見つけると、「この子、どうして話さないの?」と聞かれるのがしょっちゅうでした。卒園式も無言で終了・・・最後に記念にと園児ひとりひとりの将来の夢を言っている声の録音が流され、卒園児保護者にきいてもらう・・・というのもあり、もしかして・・・うちの子も・・・期待しつつ順番を待ってどきどき!でも、流れてきたのは、クラス全員で代わりに言ってくれているみんなの声だけ・・・めちゃくちゃ、悲しかったです。
小学校入園を機会に変わるかも・・・でも、変わらず・・・さすがに、小学校なので、話せないとと、あせり、問いつめたこともありました。幸い小学校の担任の先生が、協力してくださるので、週一回学校を休まないといけないですが、病院へ通っています。今のところ変化はみられませんが、主治医の先生はきっかけがあれば・・・とのこと。今の担任の先生は以前小4の緘黙児の生徒は、急に話し出したとお話してくださいました。長々、書き込んですみません :oops: これから、おじゃまさせてください。よろしくお願いします。


題名: マロンさんへ
投稿日時: 2007-08-03 23:49:19
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マロンさん、はじめまして。高1の息子がいる、みちです。
よろしくお願いします。

幼稚園の先生は場面緘黙症をご存知なかったようですね。でも、まだ小学校1年生ということですし、小学校の担任の先生が協力的ということで、先生と相談しながらできることがたくさんあると思いますよ。息子さんは、幼稚園では楽しく過ごせていたとのこと。小学校ではまだ緊張が解けない様子でしょうか?

うちの息子が小学校入学のときは、緊張して固まっている、日直当番なのに声を出さないなど、皆と同じようにできないことがたくさんあって大変でしたが、担任の先生が大変熱心な先生で、あきらめずにできる限りの工夫をしてくださったおかげで、しだいにできることが増えていき、その時点では場面緘黙にならずに済みました。(その後、転校がきっかけで話せなくなりましたが・・・)

今後、お母さんと先生が連絡を取り合って工夫していくことで、「きっかけ」をつかめるかもしれません。

かんもくネット資料はもう読まれましたでしょうか? http://kanmoku.org/handouts.html
もし、まだでしたら、【基礎理解】や【学校向け】資料をぜひお読みになることをお勧めいたします。学校提出用のNo.3を、できればプリントアウトして学校の先生にも読んでいただき参考にしていただくといいかと思います。

また、7月に発行されたばかりの本 『場面緘黙児への支援 -学校で話せない子を助けるために-』 も小学校低学年の子には大変参考になります。 http://smjournal.com/books.html

主治医の先生も、もしかしたら場面緘黙症の克服方法には詳しくないかもしれませんので、資料や本を参考になさった上で、いろいろと相談してみるといいかもしれません。

また、この掲示板のトピック、ははさんの「緘黙治療中の方!」やみくさんの「今(夏休みに)緘黙児の母親ができること」も大変参考になります。時間のあるときに是非読んでみてくださいね。


題名: はじめまして
投稿日時: 2007-08-08 09:00:15
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マロンさん、はじめまして。
ロンドン在住の、7歳になる緘黙児の母親です。

マロンさんの最近のスレにコメントしようと思っていたら、いつの間にかスレが消えてました…。
歯医者さんの件など、うちの息子も経験したことだったので、ちょっと書かせてくださいね。

薬の使用に関しては、ははさんのトピック「緘黙症治療中の方」の23ページが参考になるかと思います。
息子さんはまだ小学校1年生なので、薬の力を借りなくても大丈夫な気がしますが、緘黙児は十人十色。
学校でのお子さんの緊張状態にもよりますよね。
学校や担任からはどんな支援をしてもらっているのでしょう?
発語はなくても、学校生活は楽しそうですか?

それと、歯の治療の件ですが、イギリスのSMIRATalk(緘黙児のサポートグループ)掲示板でも、時々話題になっています。

うちの息子も2年半前に緘黙症が悪化する以前は、口数は少ないものの、普通に歯の検査(虫歯はないのですが、エナメル質の形成が悪く、3歳頃から歯医者に通っています)はできてました。
が、悪化後、新住所に移った歯科医を訪ねると、無言なのはもちろんですが、頑なに口を開けようとしないのです。
子ども好きな先生は、「知らない場所だから緊張したのかな?今日は診察が無理そうだから、また2週間後に来て。
しかし、こんなこと開業以来初めてだなあ…」と。私もビックリしました。
この時、無理やりに口を開けさせていたら、きっと恐怖体験になって歯医者が嫌いになっていたと思うので、この時の先生の対応は正しかったと思います。

2週間後に再訪すると、息子はまた口をつぐんで、目と表情で私に「いや!」と訴えかけてくるのです。
どうも、歯科医とアシスタントの視線が自分に集中しているのが耐えられないようでした。
そこで私がしたことは、今考えるととっても変なのですが、息子の頭にハンカチを被せて、視線を遮ることでした。
「ほら、これだったら先生から隠れるから、恥ずかしくないよ~。大丈夫だよ~」と日本語で言うと、安心したのかすぐ口を開けました。
その後、診察を拒否することはなくなり、自分から進んで口を開けるようになりました。

歯科医やアシスタントの視線の他に、多分、頭上のライトがまぶしかったり、恐かったり、ということもあるかと思います。
アイデアのひとつとして、診察・治療の際にサングラスをかけるといいのでは、と思います(治療中に使う歯科医もいますよね)。

蛇足ですが、ずっと無言のまま治療を受けていた息子が、昨年夏くらいから受付の女性がいる待合室で私と話すようになり、今年の春、歯科医とアシスタントの前で、いきなり私に話し始めました。
これはいい、と思った医師と私が、次回色々話をさせようと頑張ったら、また口をつぐんでましたが(笑)…。

マロンさん、ひとりで随分悩まれているのではないですか?
緘黙治療は長期戦なので、母親も気力と体力勝負です。
ここには同じ立場の仲間が大勢いますよ。遠慮しないで下さいね。


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