教師や専門家ではない私が返信をするのは恐縮ですが、
いまのところ他にコメントがないので、分かる範囲でお答えします。
緘黙児に介入を行った論文の多くは、
遊戯療法や箱庭療法に関するもので、
学校支援に関する論文はなかなか見つかりません。
ですが、脱感作療法やフェイディング法などの
行動療法に関する論文の中には、『場面緘黙児の支援』のように、
学校場面で少しずつ話せるように支援を試みたものがあります。
行動療法の論文が何かの参考になるかもしれません。
特に欧米では行動療法が盛んです。
日本のもので、私が実際に読んだことがあるものでは、幼稚園になりますが、
沢宮容子, 田上不二夫(2003)選択性緘黙児に対する援助として
フェイディング法に対人関係ゲームを加えることの意義. カウンセリング研究, 36, 380-388.
これは、母親へのカウンセリングにも重点が置かれています。
あとは、古いですが、
内山喜久雄 (1959). 小児緘黙症に関する研究-第2報 治療方法について-,
北関東医学, 9, 786-799.
治療過程について詳しく書かれてあります。
私が読んだものはごく一部であり、まだまだ数多くあると思います。
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