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題名: 無理にでも挨拶をさせたい夫
投稿日時: 2007-06-06 11:08:36
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こんにちは。
以前にもスレさせて頂きましたmamaと申します。
小学校一年生になった息子は相変わらず緘黙が続いていて、
休み時間も一人で椅子に座って過ごしているようです。

だけど、先生がクラスのみんなに少し息子のことを説明してくれた
おかげかどうか分かりませんが
昨日、三人のお友達が鬼ごっこに誘ってくれて
休み時間と昼休み時間、2回楽しめたようです。嬉しそうでした。

夫が、息子の先の事を心配しています。
これからイジメのようなことが起こった場合のこと
そして、将来のこと・・
もう、今までのように見守っているだけではダメなんじゃないか、
周りが息子に合わせていく生活から
少しずつ抜け出したほうがいいのではないか、
息子にも、何か頑張ることをさせた方がいいのではないか、
「やりたくなければ、やらなくてもいい、言いたくなければ言わなくてもいい
、そのやり方が本当にいいのか・・不安になって来た」
と、言い出しました。

まず息子に挨拶が出来るようになって欲しそうです。
人としての基本だからと。
はじめから、言うのは無理ならばお辞儀から始めて・・と言います。

私が「無理やり挨拶をさせて、仮に出来るようになったとしても
それが、解決にはならないよ。」と言うと

「でも、出来たことがきっと自信に繋がるはず」と言います。

私は反対です。
今は息子は「家(両親)」が癒しの場所なのです。
言葉について何も強要されないところが必要だと考えています。

でも、夫の意見は完全否定ではないのです。
というのも、半年ほど前に息子が風邪を引き小児科にかかりました。
担当医は初めて会う先生でした。

喉の状態を診てもらう時に

先生 「はい、あーーーって声出してね~」

息子 「・・・・・・・・・・・」

先生 「はい大きく、あーーーーって!」

息子 「はぁ~・・・」 ← 何か、裏声というか、息を吐くような感じ・・

先生 「もっと大きく~」

息子 「ぁ~」 ← 何と、小さい声で言ったのです!!!!!!

先生 「もーっともーっと、あーーーーーー」

息子 「あーーーー」  

最後には普通の声で「あー」と言っていました・・・
もう、ビックリでした!!
息子はその時、半泣きになっていましたが、
帰り道「ちゃんと言えたやろ!」と
自慢げに私に言っていました。
それからは、お医者さんにかかる度に、喉を診る時は
「あーーって言って」って言われてもないのに「あー」と言っています。

そういうことがあったので、
夫のやろうとしている事を、心の底から反対することに迷っています。

みなさん、どう思われますか?


題名: mamaさんへ
投稿日時: 2007-06-06 14:14:11
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小4の娘が緘黙のぴょんこです。

お母さんの気持ちも、お父さんの気持ちも本当によくわかります。我が家では、どちらかというと、私の方がせめて挨拶ぐらいはできる様になってほしいと思い、主人の方があせらすなといってるぐらいです。

私たちもむりやり声を出さそうとすると、悪化すると聞き、無理に声を出さなくてもいいんだよと言ってきましたが、娘の「みんなと同じように大きな声が出るようになりたい」と前向きな気持ちになってからは、少しずつ声を出す練習を始めています。

緘黙の娘いわく、本人が挨拶をできるようになりたいと思っているのか、挨拶を不安で怖いと思っているのかどっちだろう。本人の気持ちを無視して、進めてもつらいだけ。それよりも、声出したいけど、出なくてつらいよね。でも、必ず出るようになるから、何も心配しなくていいんだよ。と自分の気持ちをわかってくれて、心の底から安心できて、その次に声を出す練習をしたいと思えるようになったんだよと言ってます。

我が家では、挨拶ができなくても、まずは会釈、その次は、笑顔でニコっ、その次は・・・みたいに今、自分ができることを精一杯がんばり、その努力を認めて、ほめていくうちに、小さい声ではありますが、近所の方にも、挨拶ができるようになりました。挨拶ができた後は、「あー、緊張した。でも、しっかり言えてたよね。大きな声だったよね。」とうれしそうです。

高学年になって、どうしてもおおきな声ではなせるようになりたいと、今放送部に入って、発声練習をがんばっています。病院の先生や、カウンセラーの先生にも相談しながら進めているので、娘も安心だと言ってます。病院の先生も、本人が治したいと強い意志がある場合は、効果もありますが、声を出すことに苦痛や不安を訴えたときはすぐ、相談にきてくださいとのことでした。

mamaさんも、一度ご夫婦そろって相談できる専門の方に聞いてみてはいかがですか?

息子さんも一番、良い時期に、一番良い方法で挨拶ができるようになるといいですね。


題名: 資料№5
投稿日時: 2007-06-07 00:44:11
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こんばんは。
私もmamaさんの気持ちよくわかります。もし、悪化してしまったら・・・との考えは当然です。
でもご主人の考えも、もっともです。今は息子さんを取り巻く環境(特に学校)は良好なんですよね?
だとしたら・・・少しずつ様子を見ながらチャレンジしても良いのではと思います。

まずは、こちらの資料№5を参考に息子さんの緊張度を確認して、緊張度の低い人からはじめられるといいと思います。
うちの娘の場合、この資料№5が本人の意識改革にとても役立ちました。
それまではどんな人とも挨拶できなかったのですが、学校関係の人には緊張度高くても、
近所のおばさんやスーパーの店員さんには緊張度が低いという事が目で見てわかり、気持ちの整理ができたようです。
その日、散歩の時に近所の人に「こんにちは」と言えるようになりました。
3人の方に挨拶したのですが、だんだん声が大きくなって本人も私もビックリしました。

そこまでは、すんなり行きましたが親戚への挨拶は少し時間がかかりました。
けれど、今は親戚にも挨拶できるようになりましたし、質問にも答えることができるようにもなりました。(別の方面からもプッシュしました)

「でも、出来たことがきっと自信に繋がるはず」

そう思います。医師の前で頑張ることができた息子さんです。
息子さんの底力を信じて、無理せずチャレンジできるといいですね。


題名:
投稿日時: 2007-06-07 05:26:58
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mamaさんへ

みくさんのトピック「、、、ちょっと、プッシュしても大丈夫?」の
3月20日の書き込みが参考になるかと思います。

すみません。時間がなくて、短くて。


題名: こんにちは
投稿日時: 2007-06-07 09:25:04
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mamaさん、はじめまして。

私も皆さんのいうように、息子さんの不安度をチェックしながら、少しずつ学校外でも声を出していく練習をするのがいいと思います。
一般的には、知らない第三者に対して最も緊張感が少ないようです。
例えば、スーパーなどで母親と普通に話せるようだったら、そこからスタートすればいいと思います。

ただ、ちょっと注意したいのは、自分の気持ちを表現するのが苦手なだけでなく、「ありがとう」、「ごめんなさい」、「こんにちは」を言うことを嫌がる緘黙児も多い(多分、低年齢の子どもに)ということです。
実は、うちの息子もそうでした。
普段、家庭でこれらの言葉が出ていないようなら、まず家庭内で練習してからの方がいいと思います。
うちの場合は、出合った人に「こんにちは」と挨拶することは緊張感が大きすぎてできないので、まず「ありがとう」から始めました。
息子さんがやりやすい方法/言葉から始めていくのがいいと思います。

>もう、今までのように見守っているだけではダメなんじゃないか、
周りが息子に合わせていく生活から
少しずつ抜け出したほうがいいのではないか、
息子にも、何か頑張ることをさせた方がいいのではないか、
「やりたくなければ、やらなくてもいい、言いたくなければ言わなくてもいい
、そのやり方が本当にいいのか・・不安になって来た」


「言いたくなければ言わなくていい」という姿勢は、まず子どもを不安から開放するための手段です。
周りの理解ある態度だけで、安心して自然に話し始める子どももいますが、そうでない場合は、やはり学校でも少しずつコミュニケーションを取る練習をしていく必要があると思います。
クラスメートと一緒に遊ぶのもそのひとつなので、先生がもっと配慮してくださるといいですね。
学校側の協力もさることながら、安心できる友達の存在は大きいと思います。


ぴょんこさん、シッポナさん

娘さんたち頑張っておられますね~!これからどんどんステップアップしていけそうな予感がします。


題名: ありがとうございます。
投稿日時: 2007-06-08 21:40:58
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みなさん、アドバイスありがとうございます。
「やってみては?」のご意見が多く、びっくりしました。
でも、嬉しいびっくりでした。
私自身も皆さんに背中を押されたようでした。

早速、息子に
「少しずつ挨拶出来るように頑張ってみない?
 最初から無理なら、お辞儀だけでもいいし・・」
と言ってみると、案外あっさり「うん、わかった」と言っていました。

その日はたまたま教育センターに行く日でした。
いつも挨拶どころか一言も話さない担当の先生に
ぺコリとはっきりとお辞儀していました。

特に緊張している様子も動揺している様子もありませんでした。

今日は、息子を散髪に連れて行きました。
帰りしな、いつも店員さんはお菓子をくれます。
息子はありがとうの代わりに、ぺこりとお辞儀していました。

嬉しさのあまり、急かしすぎないように
のんびりと、おだやかに息子と過ごして行きたいと思います。
ありがとうございました。


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