はじめまして。 場面緘黙症という言葉を、今日初めて知りました。 驚きました。自分の子供の頃の症状そのものでした。
幼稚園、小学校低学年では、声がまったく出せませんでした。 動きもにぶかったと思います。 近所の子と遊ぶ時や家では、大きな声を出し活発に動いていたのに。
場面緘黙症なんて病気を知っている人は当時はまったくいなくて、 先生からは辛くあたられました。 学校には毎日行っていましたが、「私はおかしな子なんだ。普通になりたい」と、ずっと思っていました。 不思議と友達には恵まれ、少しずつ症状は良くなっていったと思います。
それでも、今思い返すと二十歳くらいまでは症状をひきずっていたと思います。就職もうまくいきませんでした。幸い、少し引きこもったあとに思い切って面接を受けたアルバイト先がとてもいい方たちばかりで、五年もお世話になりました。
今でも人と話すのが怖いです。 現在幼稚園ママをやっていますが、ママ付き合いが怖いので、笑顔で挨拶だけしてさっさと帰宅しています。 周りからは、「ショートケーキさんはいつも笑顔でマイペースなのんびり屋さん」と思われているようです。全然違うんですけどね。 そんな私が、幼稚園の役員をやる事になってしまい、しかも会計! 皆に声をかけて、クラスまとめていかねばなりません。 怖くて怖くて仕方がないのですが、クラスのママたちから 「がんばってね」「本当にありがとう。手伝うから言ってね」と言われ、少し救われました。
長々と自分の事を書いてしまいごめんなさい。 場面緘黙症を知り、ほっとしたのと同時に、過去を思いだしてちょっぴりブルーになってしまい、誰かに聞いて欲しくなりました。 読んでくださった方、ありがとう。
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