はじめまして 不登校児の母だったこともあるルディです

みみさんが考えられたように、そのときの息子さんは、嘘をつくことでしか自分を守れなかったのですね
誰も、場面緘黙の子どもの困っている状況を、理解したり手助けしたり出来ないまますごしてしまうことがあるのは、残念ながら仕方のないことかもしれません
ですが、そのため子どもは一人でたくさんの悩みを背負い込まなくてはならず、まわりの大人や子どものさりげない言葉に、たいへん傷つけられることもあったかもしれません、そしてもしかしたら、(本来なら、理解のない環境を責めてもいいところを、わからないために)常に自分を責め続けてきたかもしれないと思います
ですが今の教育現場に、理解がないために子どもが大変苦しい思いをしてきたし、学校に受容力がないために、子どもの苦しみが放置され、不登校にまで追い詰められたのだ、義務教育を受ける権利をどうしてくれる?・・と、「本当のこと」を言っても、そうだった、悪かった、ごめんなさい、・・と言ってくれる人がいるでしょうか?被害者である子どもが、これ以上悪者にされる必要はないと思います
「正当防衛」という言葉がありますが、息子さんの行動はそれにあたると思います
息子さんにとって学校という環境そのものが、無理解という「いじめ」に等しい状況として感じられたのだから、しかたがありません
よく一人で自分を守ってえらかったね、学校に謝ってもらおう・・実際そうするかどうかは別として、そのくらいの認識でもいいのではないかと感じます