マリア・ヨセフィーナさん
娘が幼稚園で話せないことについて真剣に考えるようになって、まだほんの数週間です。焦っちゃダメ、気長にちょっとずつできることからやっていこうと自分に言い聞かせていますが、やはり心配になってしまうんですね。
こちらのフォーラムをのぞくたびに励まされています。もっとどっしり構えられるように、私もリラックスしていきたいと思います。
さて、先週ですが授業参観、行ってきました。
9時の登園から約2時間ほどでした。
普段は縦割りのクラスですが、参観日は年齢別にグループ分けしていました。
最初の一時間半くらいは、朝の挨拶、絵本の読み聞かせ、その後の豆まきの準備、年長・年中の子供たちの豆まきの見学をしました。
最初の1時間は、娘はとても緊張していたようで、時々私の手を痛いくらいに握っていました。ヒソヒソ囁くこともなかなかしませんでした。先生の指示には一切従わず、皆と一緒に座ることもなく、ずーっと私の手を握って横に立っていました。(先生の指示どおりのことをしないのはいつものことらしく、先生方はそういう子供もいるし、そのうちできるから大丈夫と気にされていないようでした。)
しかしながら、娘は緊張で固まるどころか、始終ニコニコして、抱っこをせがんだり、腕をブラブラさせたり、ものすごくはしゃいでいるようでした。
うちの娘はいつもは人に見られることを意識しているようなのですが、まるで「私とお母さんだけの世界」であるかのように、周りは一切存在しないかのように、私に甘えてました。
目立たないようにじっとしているかと思ったので、娘の行動はかなり意外な感じがしました。
また、最近日本語が上手になってきたと思っていたのですが、まだ先生の言うことが全部理解できていないようです。先生の指示に従わないのは、言葉がわからないせいもあるかも知れません。でも、他の子供達がしていることを真似ようともしないので、それはまた別の問題なのかとも思いましたがよく分かりません。
最後の30分くらいは、園庭で豆まきをしました。
自分で作った鬼のお面と豆を入れる三方を見られるのは恥ずかしかったらしく、放り投げたり隠したりしていましたが、この頃には、私に対しては英語のみですがヒソヒソおしゃべりがたくさんでてきました。最後のほうでは皆と一緒に走り回り、園長先生扮する赤鬼に豆を投げていました。
豆まきのあと授業参観は終わり、娘のクラスはそのまま外遊びの時間になりました。
娘は拾った小枝で地面に絵を描いて私に見せていましたた。
「もう、お母さん帰るけど、お弁当の後に迎えに来るからね」と言いましたが、地面にお絵かきに集中している模様。大泣きされるかと思ったのですが、私が園庭を横切って門を出ると、娘はちょこっと手を振っただけで、そばにいた先生のところへ走って行きました。もうさんざん甘えたせいか、私のことはどうでもいいような感じで、拍子抜けしました。今度は先生に自分の描いた絵を指差して見せていて、他の子供達が2,3人、一緒に絵を描き出したようでした。
結局娘が普通に話せたわけではないのですが、娘は自分なりに先生や他の子供とコミュニケーションをとって楽しんでいるようで安心しました。
でも、私が幼稚園に行くと、娘が甘えてしまっていけないのかも?
それなら新年度のボランティアはやめておいたほうがいいのか?
いやいや、思いっきり甘えたから後はリラックスして皆と遊べたのかも?とよく分からなくなりました。

今度、幼稚園の先生方とお話しする時は、普段の様子をもう少し詳しく聞いてみたいと思います。