旧掲示板過去ログ

はじめまして。

先週、初めて場面緘黙症について知りました。

来月4歳になる娘は、去年の4月から通いだした幼稚園でほとんど話せません。
保護者会やボランティアで幼稚園に行くと、私にはヒソヒソ耳打ちすることがありますが、
先生やお友達に対しては無表情、無反応で、話しているところを見たことがありません。
幼稚園の門を一歩出ると、普通に話せます。

また、お弁当を食べられないし、トレイに行きたいと言えなくてお漏らしをすることもたまにあります。
みんなで一緒に歌ったり遊んだりということもできず、一人離れた場所で見ているだけのようです。


夫がアメリカ人なので、家の中では英語で話すことが多く、娘も未だに英語のほうが得意です。
幼稚園入園時、日本語はかなり不自由な状態だったのですが、小さい子供はすぐに慣れるものとばかり思っていました。


入園した時は、早生まれなので3歳になって間もない頃だったこと、初めての集団生活での不安や、慣れない日本語でのコミュニケーションなど、幼いなりにかなりのストレスを感じていたのだろうと思います。もともと人見知り、場所見知りの激しい子供だったので、もう少し私が注意してあげるべきだったと後悔しています。



場面緘黙症のことを知ってからは、これまでの疑問が解けました。
今後は、娘が少しでも幼稚園での生活が楽しくなるように、できるだけのことをしたいと思い、まずは幼稚園の担任の先生に電話で相談しました。


幸いにも先生は場面緘黙症についてご存知でした。しかし、「きっと日本語や幼稚園に慣れるのにちょっと時間がかかっているだけで、場面緘黙症ではないと思いますよ。心配しなくて大丈夫。」、とのことでした。あまり問題としては受け止めてもらえていないような気もしますが、おそらく親である私が深刻になり過ぎないようにとの配慮もあったのだと思います。担任の先生は経験豊富な方ですし、希望があればいろいろと柔軟な対応をしてくれる幼稚園だと信頼しています。娘が少しでも安心できるように、母親の私が働きかけ、幼稚園に協力してもらうことが大事だと考えています。



今度、今後のことについて相談するため、個人面談をお願いしました。

とりあえず、

＊娘の幼稚園での発語、行動などについて詳しく教えてもらい、
＊以前、同じようなケースがあったそうなので詳しく教えてもらい、
＊ボランティアなどもっと私が幼稚園で過ごせる機会があるか相談してみます。


幼稚園で皆が帰った後、誰もいない教室で親と子供だけで時間を過ごすという方法について読みましたが、延長保育で夜7時頃までお迎えを待っているお子さんもいるので、ちょっと難しいかなと思います。娘や幼稚園の先生方のほうで変に構えてしまうのではないかという点も心配です。ボランティアなら、園庭の草むしりとか、図書館の本の補修をしながらとか、もっと自然な感じで子供と一緒にすごせるので、まずは第一歩として試してみたいと思います。



長々と勝手に一人語りをしてしまって、すみません。
他所で吐き出せない気持ちを書き込ませていただきました。ｍ（_ _）ｍ

ジャスミンさん、はじめまして。

場面緘黙症は、早めの介入が肝心だと言われています。
ジャスミンさんは幼稚園の先生と相談したり
個人面談をお願いしたりと積極的に動かれており、素晴らしいです。
今の姿勢なら、緘黙が治る見込みは高いだろうと思います。

また何か書きたいことがあれば、いつでも何でも書いてくださいね。
________________________________________
記事の編集・削除は、こちらで受け付けております。
http://atbb.jp/smjournal/viewtopic.php?t=11

はじめまして。
娘は、今小学三年生です。保育園では、まったく喋ることができませんでした。絵なども描くことができず持ち帰ってというかんじでした。どうしてしゃべらないの～と友達に言われつづけてつらかったです。
園で言われてませんか？
特になにもしないで、そのうちにお喋りできるだろうと・・・でもそのまま卒園を迎えてしまいました。今だに喋れていません。
何かしていたらと、後悔し娘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今は、病院にも通っていますが、先のことがとても不安です。
私のように後悔しないように、がんばってほしいです。

ジャスミンさん、はじめまして。
たいそうなハンドルネームは、霊名です（カトリック）。

お嬢さんが場面緘目とのこと、さぞかし心配なさっていると、お察しいたします。　わが家の娘・１４才は、今でこそ医者いらずですが、１才から１０才まで小児科で顔パスになるくらい弱い子で、お世話になっていた小児科医が「緘目ではないか」と、指摘してくださいました。しかし私の場合はジャスミンさんと違い、気づくのが遅かったのです。
小学校の保健室→保健所→児童相談所と遠回りし、図書館にあった本で病院を探しました。こどもを診てくださるところは少なく、初診予約から待つこと２ヶ月、ようやく通院開始となり、９才から卒業まで通いました。
（大阪市立総合医療センターの児童青年精神科）

ミッションスクールに通っている娘、中学受験するにあたり学校へ事前相談に行き、事情を説明したところ「ご心配なく。」との返事。発語は必要最低限しかありません。　誤解を受けやすい状態に変わりはありませんが、理解しつつ自発的な行動を促してくれる友人に恵まれました。
いじめ問題の報道が毎日つづく近年、いまのところ難無く過ごしています。

ご一家に笑顔があふれますように。

富重さん

こんばんは。

幼稚園の先生方には、「すぐ○○症とかいううるさい親」と思われたかもしれません（苦笑）。

ここ数日で担任の先生、園長先生とお話する機会がありました。場面緘黙症児は全く一言も話せないので、うちの娘は違うとお考えのようです。富重さんのサイトやKnetの資料を見せようと思いましたが、今のところはやめておきます。

先生方は、娘は注目されるのが嫌なこと、不安を感じているようだということを大変よく理解して、気をつけて下さっているので。

まずは私が頑張ってみて、それで娘の幼稚園での様子に変化がでてくるか見守りたいと思います。


私はフルタイムで仕事もしていますし、娘には2才年下の妹（1歳4ヶ月）もいます。最近、意識的に娘と過ごす時間を増やすようにしていますが、何だかやたらベタベタ、デレデレ甘えてきます。やっぱり寂しかったのかなあと思い、いっぱい抱っこしてます。



これからもお邪魔させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 m(_ _)m



はるさん、

ご心配なお気持ちお察しいたします。

私も今後のことを心配しだすときりがありません。
でも、私があまり心配すると、娘が私の気持ちを悟ってしまい、ますます不安になるのではないかと思い、できるだけ前向きに考えるようにしています。


園では、他の子供たちにいろいろ言われているかも知れません。

去年4月に入園して、6月に始めての授業参観がありました。
その時、娘が私にいつもの調子で英語で話しかけてきたが、他の子供たちがそれを見て、「あーっ！しゃべってる！！」とびっくりしていました。
「どうしていつもしゃべらないの？」、「日本語できないの？」とか、いろいろ聞かれました。


その時、初めてうちの娘は幼稚園でしゃべっていないんだと知りました。来週、また授業参観がありますので、様子を探ってこようと思います。




マリア・ヨセフィーナさん、

マリア・ヨセフィーナさんのスレ、拝見しました。
今頃は、息子さんの受験も一段落し、ほっとされているのではないでしょうか。

お嬢さんは本当に良い先生やお友達に恵まれているようですね。お嬢さんは成長とともに強くなられているようで頼もしいです。


ちなみに私も小さい頃は小児科で常連でしたが、高校くらいからものすごく丈夫になりました。



ところで、娘はまだ場面緘黙症と診断されたわけではないのですが、病院にいく場合は何科に行ったらよいのでしょうか。やはり精神科でしょうか？精神科と心療内科は同じなんでしょうか？

市の児童相談で臨床心理士の方とはお話したのですが、もう少し様子を見て改善されないようならまた来てくださいと言われました。臨床心理士の方に紹介していただくのがよいのでしょうか？

みくさん

＞うわ～、どんどん良くなってきましたね！私も嬉しいです。
＞プレッシャーがなくなって不安が減り、少しずつ地が出てきたんでしょうね。

ありがとうございます！
昨日もまたトイレに行けました。トイレに行けないと辛いと思うので、小さいことですが嬉しいです。

もしかして親のプレッシャーがものすごく重荷だったのかな～と猛反省しました。
最近、以前より幼稚園が楽しくなってきたみたいです。


＞が、バイリンガルの緘黙児のお子さんで、3歳で幼稚園に入り4歳で卒園する前に少しずつ話せるようになってきたものの、小学校に入ったらまた逆戻り・以前より悪化、というケースを知っています。

やはり持って生まれた気質までは簡単には変わりませんよね。
これくらいの年齢だと、何かのはずみで話せなくなったり、逆に話せるようになったりもしそうな気がします。ボランティアをするメリットもいろいろありそうですし、やはりやってみる方向で仕事のスケジュールを調整していきます。幸い、今の仕事はフレックス制というか、わりと柔軟にスケジュールを組めるので、これもチャンスだと思います。


＞授業参観は保護者がズラリと集まる訳なので、普段よりも緊張度が増すはず。

確かに保護者の方がたくさんで、しかも豆まきというイベントもあり、皆かなり興奮していて騒がしかったですね。いつもとは違う雰囲気だったと思います。



＞娘さんはパパが大好きなんでしょうね。

すごいパパっ子なんですよ。
最近気がつきましたが、娘は父親にどう思われるかすごく気にしてるようです。些細なことでも父親の言うことは絶対だと思っているかも知れません。「寒いから幼稚園行く時は長めのソックスはいて行け」とか、「お腹いっぱいになるから、ご飯の前に牛乳をがぶのみしちゃダメ」とか、その程度のことなのですが、娘は「短いソックスはいたら叱られる、牛乳飲んだら叱られる」とでも思ったようです。ちゃんと説明したら分かったようですが、いい子になろうと生真面目すぎるというか、一生懸命すぎるようなところがあります。傍から見ているとおかしかったりもします。



＞本人が一体どういう規準で人目を意識しているのか、本当に不思議です。
＞きっと、理屈で説明できるものじゃなくて、本人にも解っていないでしょう。

そうですよね。全部説明できれば、みんな悩まないですよね。
どうしてとかはこだわらずに、今は子供と一緒にたくさん楽しいことをしたいです。

ジャスミンさん、はじめまして。
かんもくネットのけいこと申します。気になって・・書き込みします。

＞夫がアメリカ人なので、家の中では英語で話すことが多く、娘も未だに英語のほうが得意です。
幼稚園入園時、日本語はかなり不自由な状態だったのですが、小さい子供はすぐに慣れるものとばかり思っていました。

バイリンガル環境だと、初めは幼稚園でなせないのは当たり前で、
ほとんどの子どもがだんだん話せるようになるのですが、
中にはそのまま場面緘黙の症状が固定してしまう子どももいます。
日本語と英語では言語構造が異なりますよね。
子どものことばの取得と不安の大きさ、幼稚園の環境の適切さによって、
症状が固定するかどうか決まってくるのだと思います。

＞ここ数日で担任の先生、園長先生とお話する機会がありました。
場面緘黙症児は全く一言も話せないので、うちの娘は違うとお考えのようです。

場面緘黙の子どもでも症状や程度は様々なんです。
幼稚園で、非言語的なコミュニケーションを促し、発話を促す活動があればと思います。
かんもくネット資料８をぜひ先生に見ていただきたいです。
はやいうちなら、解決も速いです。
その幼稚園は英語は導入していないのですか。
全員で英語のことばあそびや体の動きがついた英語の歌とかから入れば、ことばが出やすいのではないかしら？
おかあさんがいるところでは、幼稚園でも話せるのですね。
それは、大きなことと思います。
フルタイムでお仕事ということですのでなかなか難しいと思いますが、
お母さんのボランティアはチャンスと思います。
いっぱい友達や先生の前でおかあさんにヒソヒソ話をして、
つぎに間接会話に持っていかれるとよいと思います。

＞園では、他の子供たちにいろいろ言われているかも知れません。

「お家では日本語だって話せるんだよ。」「英語なんかぺらぺらなんだからねえ」
「今はまだちょっとキンチョーしてるだけなんだよ」
「○ちゃんだってキンチョーすることあるでしょう」と
子どもによって言い方を工夫する必要がありますが、
先生から子どもたちに、その都度言ってもらうことをお薦めします。
（年令が上がるともっときちんとしたクラス理解が必要になってきます）
喋れないことをを指摘されて悲しい思いをしたり、「話さない子」というまわりのイメージに縛られることを防ぐことが大切と文献にもあります。

＞幼稚園の先生方には、「すぐ○○症とかいううるさい親」と思われたかもしれません（苦笑）。

なかなか先生には言いにくいものですよね。わかります…。
「診断基準にあてはまらない子でも、場面緘黙児への対応が必要な子どもがいる。
バイリンガル環境で話さない場合も、ほっておくと症状が固定する場合がある」と、
場面緘黙児の会の臨床心理士から言われて～とかうまく言って、
やはり先生方に資料８を読んでいただくのがよいと思います。

＞ところで、娘はまだ場面緘黙症と診断されたわけではないのですが、病院にいく場合は何科に行ったらよいのでしょうか。やはり精神科でしょうか？精神科と心療内科は同じなんでしょうか？

もし他に発達的なことで気になることがあれば、
小児科や発達センターなどで発達検査をされるとよいと思います。
もしバイリンガル環境が大きいということなら、
今はまず環境整備の方に力を入れられてはどうかと思います。
市の児童相談の臨床心理士に、資料８を渡していただくと今後どうしていったらいいかの助けになると思います。

けいこさん、レスありがとうございます。

>バイリンガル環境だと、初めは幼稚園でなせないのは当たり前で、
>ほとんどの子どもがだんだん話せるようになるのですが、
>中にはそのまま場面緘黙の症状が固定してしまう子どももいます。


そうなんです、
このまま場面緘黙の症状が固定してしまうのではないかと心配しています。
やはり、かんもくネット資料８を先生に見ていただこうと思います。


最近、家では夫と私と娘の3人で会話している時、
夫には英語で受け答えし、私には日本語で話すという器用なこともするようになりました。

しかし、日本語と英語がごっちゃになることもありますし、
確かにまだ日本語が遅れているので、日本語に対する不安も一因だと思います。


幼稚園では週に1回、英語のクラスがありますが、
オプションなので全員参加ではありません。

それでも他の子供たちが英語をしゃべっているのを見れば、
娘がもうちょっとリラックスして幼稚園に馴染むかもと思ったのですが、参加させていません。
幼稚園はいつも1時半に終わりますが、英語のクラスはその後なのです。
お腹がすいてもお弁当を一口も食べないので、あまり無理をさせたくないと思ってのことです。

英語のクラスの日だけでも、
一人でお弁当を食べられるように配慮してもらえるか相談してみようと思います。


それから、幼稚園では週末に様々な一日○○教室があります。
大抵、園児の親御さん方が趣味や特技を活かし、バイオリンを弾いて聞かせたり、
ダンゴ虫の生態を学んだり、書初めをしたりというようなものです。

夫や私が英会話や英語の歌を教えたり、
イースターのエッグハンティングのような子供向け行事を紹介したりするのもいいのかも知れませんね。


新年度には、新しい年少さんが幼稚園に慣れるまでお母さん方のボランティアを募集するそうなので、
何とか参加できるように仕事の時間を調整するつもりです。




ただ、やはり娘の場合は日本語に対する不安のみではないような気がしています。
今思うと、あまりよく知らない人を恐れるような傾向が幼稚園入園前からありました。
（以下、私が重要と思う順に並べました）


（１）2歳半くらいの時、アメリカの夫の両親の家に20日ほど滞在しましたが、最初の10日くらいは義両親から逃げ回っていました。ちょっとずつ距離を縮め、後の10日くらいは、一緒に積み木や砂遊びができるようになりました。しかし、その頃は英語でならかなりおしゃべりができるようになっていたのですが、結局滞在中に義両親がいるところでは全く話していなかったように思います。皆と一緒に食事もできず、後で一人で食べていました。最後の日のみは、ナプキンで顔を隠してやったら、ほんの少しですが、皆と同じテーブルで食べました。

娘が生まれてから、夫の実家には年に2回ずつほど行っていましたが、その時はちょっと肩身が狭かったです。義両親にとっては初孫です。「日本に住んでるから英語がわからなくて、私たちに懐いてくれない。」と思われたようです。ちなみに、義母は元プリスクールの先生で、子供好きなので、子供の扱いはうまいと思います。



（２）私の兄や妹がたまに遊びに来ても、同じような様子です。夫、私にだけヒソヒソ話します。食事の時も、別室に行ったり、ナプキンで顔を隠したり、テーブルの下にもぐらないと食べられません。これは今でもそうです。



（３）家の近所の子供たちと遊びたいというので、お互いの家や公園で遊ばせましたが、娘はやはり英語も日本語もしゃべりませんでした。他の子供が一緒に遊ぼうと近寄ると、避けたり、無視して、一人で遊んでいました。相手のお子さんのお母さんに何だか申し訳ないような、バツが悪いような気がして、あまり頻繁に遊ぶのもやめてしまいました。もっと場慣れするように、根気よく遊ばせていれば良かったと後悔しています。今は近所の遊び友達はいません。



（４）買い物、犬の散歩中など、まわりに知らない人がいても平気ですが、話しかけられると途端に逃げ出すことがよくありました。車の多い大通りでも飛び出しそうな勢いで、私の手をグイグイ引っ張って、泣いてその場を離れようとするので困りました。病院、銀行、警察署など、初めての場所に連れて行くと、建物に入る前に号泣し、「恐いから行けない」と言う事もよくありました。単なる人見知り、場所見知りだと思っていましたが・・・。この点については、最近ましになってきたようです。



また、去年の10月頃だったと思いますが、幼稚園で何かの拍子に肘を脱臼してしまいました。
お弁当の時間の前だったそうですが、痛いという意思表示もできず、トイレにも行けずにお漏らししてしまいました。

1時半に夫が迎えに行った時、脱臼しているのにすぐ気付きましたが、
先生方は全く気付いていなくて、びっくりされてました。

このことについて幼稚園側の目がゆきとどいていないとか、責めるつもりはありません。
おそらく、娘が普段から意思表示をしないため、
あまり動かないために気がつかなかったのだと思います。


しかし、その時はさすがにそんな娘の様子にショックを感じ、娘を不憫に思いました。
それ以来、単に日本語がよくわからないからとか、内気で頑固なだけではないような気がして、
いろいろ調べるようになりました。



今のところ他に特に発達が遅いと思う部分はありませんが、
一緒に歌う、お遊戯、体操、工作など一切参加せず、
基本的には一人でお絵かきや塗り絵をしたり、皆を見ているだけのようです。

時々、手の空いている先生や園長先生がうちの娘だけ園庭で遊ばせてくれていたり、
掲示物を張り替える、ウサギ小屋の補修をするなど、お手伝いをさせてくれたりしています。


無理をさせない幼稚園の対応は有難いのですが、
このままでは卒園までに様々な面で発達が遅れてしまうのではないかと心配です。

また、家に帰ってきてから、幼稚園で覚えてきた歌を歌ったり、
工作を真似てやってみたりしている姿を見ると、
本当は皆と一緒にやりたいんだろうなとかわいそうに思ってしまいます。


またまた、長文になってしまい、すみません。

ジャスミンさん、はじめまして。
かんもくネット事務局のメンバーで、ロンドン在住のみくと申します。
うちは夫がイギリス人で、7歳のハーフの緘黙息子がいます(早生れです)。

イギリスの専門家アリス・スルーキンさんは、抑制気質の子供がバイリンガル環境におかれると、場面緘黙になる可能性が高いという研究結果を出しています。
娘さんは人見知りや場所見知りが激しいということで、うちの息子と同じように抑制的な気質を持って生れたお子さんのように思えます。こういう子達は、周りが思っている以上に傷つきやすく繊細です。今現在は場面緘黙ではないかもしれませんが、そうなる可能性はあると思います。けいこさんの言うように、今適切な介入をしてあげることが大切ではないかと思います。

うちの子の場合は、3歳で幼稚園に入った時点では、主に日本語を話していました。主人も日本語が話せるので、家庭での会話は殆ど日本語になってしまって。私は｢英語でも会話はできるし、まあ幼稚園に入ったら英語力が伸びてもっと話せるようになるだろう｣と楽観的に考えていました。
息子の幼稚園は、子どもに好きなことをやらせて自主性を伸ばすという方針で、ひとクラスが30人と大人数。今思うと、内気で集団が苦手な息子には不向きな環境でした。

幸か不幸か、息子は転入してきた日本人の男の子と親友になり、園では彼と日本語ばかり話しているという状態でした。もうひとり、中国人の男の子とも仲良くなり、園が終わった後3人で遊ばせることも多かったです（この時は英語で）。

で、実は先生や他の子ども達とは、固まってしまい殆ど話していなかった（短く返事をする程度）と知らされたのが、小学校入学の1ヶ月前...。（何で早く教えてくれなかったの～！）
この時点では、息子の緘黙症状はそれほど酷くなく、園では｢ひどく内気な子｣という感じだったかもしれません。

それが、4歳半で小学校に入学し、親友と離れ離れのクラスになり、トラウマになるような事件が重なって、一気に症状が悪化しました。学校の建物内では全く話せない、クラスでは緘動が酷くて動けない、課題もやらないという状態に陥ってしまったのです。

それから3年経ち、現在学校では友達や先生にも恵まれて、｢かなりの恥ずかしがり屋｣くらいの感じまで快復しているように思います。今は話すこともよりも、抑制的な気質や社会不安の方が気になります…。学校以外の社会的場面で、まだまだ固まることが多いので。

＞幼稚園入園時、日本語はかなり不自由な状態だったのですが、小さい子供はすぐに慣れるものとばかり思っていました。

私も同じように思っていました。普通はそうですよね。
息子の学校には英語が母国語ではない子どもも多いし、海外から転校してきたばかりで全く英語が解らない子もいます。でも、そういう子ども達は、一時的に話さない期間があっても、非言語のコミュニケーションは取れるし、表情も豊かなようです。一方、緘黙傾向のある子は、無表情でコミュニケーションも取れない…。
この子達は自意識過剰で完璧主義なうえ、劣等感が強いことが多いので、他の子どもと比較されることをすごく恐れ、自分を過少評価しがちです。言語能力はそんなに劣っていなくても、それがネックになっている可能性は大きいと思います。

息子が小学校に入ったばかりの時、｢僕の英語は皆みたいに上手くない｣とポツンと洩らしました。4歳半でもうそんなことを意識してるなんて、とても驚きました。それから、自信をつけさせるために私が英語で話すようにしたら、どんどん日本語離れしてしまいましたが、緘黙の方は少しずつ改善しました（偶然かもしれませんが）。

＞園では、他の子供たちにいろいろ言われているかも知れません。

息子の場合、放課後校庭に出ると話せていましたが、教室では全く話さなかったので、学級委員タイプの女の子に｢何で話さないの？｣などと、ストレートに訊かれたことも…。こういうことが気になって、余計に意識して話せなくなったりする可能性大です。やはり、先生が｢この子は今はこれでいいの！｣という態度を示してくれると、子ども達の態度も違ってくると思います。

ちなみに、うちはものすごく色々気にする性格です。例えば、コートについてたマークについてクラスメートや先生に何か言われ、それ以来そのコートを着なくなったり。お弁当も誰かに何か言われたらしく、ある日｢日本食は嫌だから、サンドイッチにして｣と。あと、親友のクラスの日本人のお子さんに、｢〇〇の日本語は変！（文章の中に英単語がいっぱい混入していた）｣と言われ、それから親友にも英語で話すようになったような…。

＞ただ、やはり娘の場合は日本語に対する不安のみではないような気がしています。
＞皆と一緒に食事もできず、後で一人で食べていました。最後の日のみは、ナプキンで顔を隠してやったら、ほんの少しですが、皆と同じテーブルで食べました。

人前で食事ができない、ナプキンで顔をかくすというのは、人に見られるのが怖いという、視線恐怖症のようなものだと思います。私もよく知らないのですが、社会不安障害の症状の一種ではないかと思います。
うちの息子も、緘黙症状が悪化してから、娘さんと同じようによく知らない人と一緒に食事をすることができなくなり、大好きな地下鉄やバスに乗るのも、｢皆が見てるから嫌｣と嫌がった時期がありました。

最近では殆ど大丈夫ですが、それでも不安な様子の時は、予め息子に皆が座る席を決めさせています。そうすることで、安心して食べられるようです。

娘さん、外食は大丈夫ですか？マクドナルドとか、知ってる人に会わない、でも公の場で楽しく食事をすることが、人と一緒に食事をする練習になるかもしれません。抑制的な気質の子どもは、何事もスモールステップで少しずつ練習して、体験を積んでいくといいようです。

現在息子が固まって話せなくなる理由は、大抵は誰かの視線を意識しすぎて緊張するから、のように思えます。場面緘黙と社会不安は密接に関連していると、身にしみて感じています。

＞先生方は、娘は注目されるのが嫌なこと、不安を感じているようだということを大変よく理解して、気をつけて下さっているので。

いい先生方に恵まれているようですね。
もう少し協力してもらって不安感を和らげ、おしゃべりができるようになるといいですね。

＞また、お弁当を食べられないし、トレイに行きたいと言えなくてお漏らしをすることもたまにあります。

娘さんと同じような緘黙児は多いです。
お弁当を個室で食べられるようにしてもらえるといいですね。安定してきたら、徐々にお友達を加えていくという手もあるし。
何も食べないとなると、親は本当に心配ですね。（うちの子はガヤガヤしたダイニングルームの雰囲気や時間的なこともあると思うのですが、お弁当は大抵半分しか食べません）。
また、トイレについては、先生に数時間毎に訊いてもらうとか、絵カードなどを使うことで改善できると思います。

ものすご～く長い文章になってしまいました。
娘さんはまだ3歳なので、早く対処すれば改善も早いと思います。
色々大変だと思いますが、頑張ってくださいね。

ジャスミンさん、あわてて病院へ行くものではない、という意見があるかもしれません。　私の場合は幼い娘をいじめている気がしたのです。

もし受診をお望みでしたら、地元に子供を専門に診てくださる、精神科を検索してみてください。小児病院があればいいのですが・・・。診てくださるところが見つかったとしても、おそらく数ヶ月待ちになると思います。

娘の初診時、「虐待しているような自分が恐ろしい・・・」と言う私に医師は、「よく、ここへ来てくれましたね。」と言ってくださったのが忘れられません。わが子の場合は、医師の診察は２ヶ月に１度、メインは３週間に１度の臨床心理士とのカウンセリングでした。いま振り返れば、娘の気持ちをほぐしながら、私の思いを受け止め支えていてもらっていた感じです。

息子のことを書き込みしたのはいつだったか・・・・・・。たとえ顔が見えなくても、わが子のことを気にかけてくださる人がいるのは、とても嬉しいです。センター試験、大阪府の各試験会場では幸いにもトラブルなく、受験できました。二次試験前期と後期の出願（郵送）を済ませ、母親が直接手助けできるのは、当日のお弁当作りだけになりました。

どこのどの子も、それぞれのお母様が命がけで産んだはずです。ご自分が精一杯考えて、大切な「命」のために最善をつくしてください。

実際に手紙を書いているような文章しか書けないのです、ごめんなさいね。