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18 件の記事    1   2   
題名: 「社会不安」、「社会恐怖」に関する、最新の本を見つけました
投稿日時: 2007-04-01 17:47:55
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先日県立図書館に行ったら、新刊コーナーにあった本

「他人がこわい」あがり症・内気・社会恐怖の心理学
   紀伊国屋書店 出版

は、場面緘黙という言葉こそ出てきませんが、話せなくなる人の例も出て来て、大変役に立つ内容でした

著者はフランスの社会恐怖、集団精神療法の専門の精神科医です

社会不安の心理学の入門書として、その状態、原因等、とてもわかりやすく最新の内容で書かれていますし、後半は治療ガイドとして克服法が書かれており、たくさんの人の例も紹介されています

不安障害についてしっかりとした見通しを持つことが出来る内容で、読むだけでも、なんだか安心できる気がしてきました

良かったら皆さんも読んでみて下さいね


題名: 読んでみたいです!
投稿日時: 2007-04-02 00:14:04
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ルディさん、最新本の紹介ありがとうございます。早速図書館で探して読んでみようと思います。

わたしも、専門書などではありませんが、一つ紹介させてください。
讀賣新聞に毎日連載されている小説で
”声をたずねて、君に”(沢木耕太郎著)です。

あらすじ:主人公の男性はラジオのDJの仕事をしていましたが、ある日を境に全く声がでなくなります。ある日治療のため病院に行き、のどに注射をされますが、やはりダメでした。病院の先生の子どもも、不幸な事故がきっかけで声が全くでない状態です。今は失った声の替わりに違った能力を得ているようです。

場面緘黙症とは違い全緘黙だし、要因なども違いますが、これからの話の展開に興味があります。


題名: はごろもさんへ
投稿日時: 2007-04-02 08:01:18
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
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 はごろもさん、ご紹介有難うございます
(「はごろも」さんってとても素敵なお名前ですね!)

 沢木さんの本は夫が好きで、深夜特急シリーズなども、とても面白かった記憶があります。あの本のせいで、しばらくはリュックひとつで世界を旅するバックパッカーに憧れていましたっけ・・。(いや、今でも・・。)彼はノンフィクション作家だったように思うのですが、その連載は小説なのですね?最近の彼のものは知らないので、是非読んでみたいです。沢木さんの講演会を聞きに行ったこともありますが、とても素敵な方でしたし・・!!

 ところで「他人がこわい」の本ですが、良く見ると2007年3月22日第一刷発行となっているので、出版されたばかりです。もしかしてリクエストしないと、図書館にないかもしれないですね。

 「社会恐怖」という言い方は良くあるのかどうかわからないのですが、「対人恐怖」と言うよりも、場面緘黙の状況に合った言い方だと感じました。
医師に「対人恐怖症」ですと言われた時は、いまひとつしっくりこない気がしてしまいましたから・・。
人に説明する時に、あるいは自分で困っている状況を把握するためにも、適切な言葉があるのとないのとでは、大きく違うと感じています。


題名: 新刊なんですね
投稿日時: 2007-04-02 16:52:30
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ルディさん
 こんにちは
 ご紹介の本、アマゾンで検索(あの手この手で)しても出てきません。
 3月発売の新刊なので、まだリストに入っていないんですね。
 ルディさんの情報の早さにはいつも頭が下がります。
 気長に探してみます。


題名: スキーマ
投稿日時: 2007-04-02 21:19:47
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 145
かいわれさん、興味を持ってくださって有難うございます

定価2200円となってます
図書館によってはリクエストすると購入してくれますよね

普段は心理学の本は読まないのですが、閉館ぎりぎりに返却に行ったら
借りる本を探す暇がなくて・・ふと見るとこの本があった・・


この本の中で、なるほど~!と胸のつかえが取れたように思ったことがいくつかあったのですが、そのひとつは「スキーマ」というものです

そうだ、私は子どもの持つ「スキーマ」を把握したい、あるいは変化させたいと思っているのではないか・・と思ったのです
なんて、何のこっちゃ?と思う人だらけか・・?

まだよくわかっていないので、どなたか良く知っていたら教えてくださいね


題名: ルディさんへ
投稿日時: 2007-04-02 22:38:39
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 27
ネームを褒めていただきありがとうございます。

はごろもは天女がまとう羽衣の意味で使っているのではなくて、はごろも缶詰のファンだからです。これは、企業の宣伝になるのでマズイかな?昔から果物の缶詰が大好きで、特に桃の缶詰は最高です。子どもの頃、毎年お中元やお歳暮に缶詰セットが贈られてきて、とてもうれしかったことを覚えています。 :lol:

ところで、沢木耕太郎さんの連載小説ですが、讀賣新聞のHPで過去の記事などを検索できるコーナーがあります。探してみましたが、サイト内にはありませんでした。本として出版されるのは、年末に連載が終わってからになるのでしょうか。

「スキーマ」て何でしょう?心の隙間とは違いますよね~?すごく興味があります。今日図書館はお休みだったので明日行ってみます。 :)


題名: 【エル】アマゾンで出てます
投稿日時: 2007-04-02 23:20:51
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お久しぶりです、皆さんヽ(^◇^*)/ 

緘黙の文献なら 海外に頼らなくても 国内にあるはずって
発達障害の権威の 小児科の先生に 言われ
CiNiiの文献を読んでる 【エル】です。(^^ゞ

「他人がこわい」あがり症・内気・社会恐怖の心理学
今、アマゾンで 紹介でてますヨ♪

クリストフ・アンドレ (著), パトリック・レジュロン (著), 野田 嘉秀 (翻訳)
価格: ¥ 2,310 (税込)

2007/4/3 火曜日 にお届けします!
今から9 時間 と 12 分以内にレジに進み、
「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された
関東地方への配達のご注文が対象です。

コレですよね!


題名: 有難うございます
投稿日時: 2007-04-03 01:03:19
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 145
はごろもさんも、エルさんも、調べて教えてくださって有難うございます!

そんなにみなさんに見ていただいて、ドキドキしてきてしまいました
落ち着かないので、もう一度ぱらぱらと本をめくってみると・・
うむ~・・やっぱりすごく読む価値ありです

疑問に思うことが、とてもすっきりする気がして納得出来るので、どういう考えをもってのぞめば良いかがはっきりします
漠然と、自分の直感のようなもので「こうしよう!」と考えていたことも、ちゃんと理由をつけてもらえて自信が持てる気がしました

もしどなたか読んで下さったら、内容について、またお話してみたいです

「スキーマ」はまだよくわかってないですが、今学習した範囲でそうではないか?と思っているのは・・

感覚を通して得た情報を、人が処理する時に、どういう意味付け、整理の仕方をするかは、過去の知識の集大成からなる、固有のパターン化システムみたいなものを持っていて、それを通してある程度単純にして、印象を結論付けていく

そのパターン化の元となる「暗黙の理論」を知らないうちに身につけている

それをスキーマと言う・・?

たとえば「ルディさんは、権威あるものを無条件に信奉することに不快感を感じる傾向にあるが、それは父がアンチ巨人のタイガースファンだったことが知らず知らずすりこまれたものである」・・とか?
あってるんでしょうか?

ところで、はごろもさんのお名前は缶詰のフルーツがおいしかったからというのは、とても楽しいお話でした :D
うちでは子供たちがゼリーが好きなので、よく缶詰を買って作ります
いつも安売りのを買っているので、あれはどこのかな?と、缶を調べると、みんな「中国製」となっていた!知らなかった・・
こんどスーパーに行ったら「はごろも」の買ってみようと思います!


題名:
投稿日時: 2007-04-03 21:07:34
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はごろもさん紹介の”声をたずねて、君に”(沢木耕太郎著)
「主人公の男性はラジオのDJの仕事をしていましたが、ある日を境に全く声がでなくなります」は
「ヒステリー性失声hysteric aphonia 」という症状で、
昔、美智子様がなった症状と思います。
traumatic mutism(心的外傷性緘黙)は「ヒステリー性失声」と同じなのではないか?? 
どう違うのかが分かりません・・・。

ルディさんおもしろそうな本ですね。
読んでみたいです。
エルさん、amazonで買えるんですね。
スキーマは昔は発達心理学でちょこっと出てきただけな気がしますが、
最近は認知(行動)療法関係ですごくよく出てきます。

「ルディさんは、権威あるものを無条件に信奉することに不快感を感じるスキーマをもっているが、
そのスキーマは、父がアンチ巨人のタイガースファンだったことなどから、知らず知らず学習されたものである」ってなるのかな??? あってるかな?


題名: 失語症と全緘黙症
投稿日時: 2007-04-03 22:49:39
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本の紹介、ありがとうございます。YAHOOでもでていて、早速注文しました。

けいこさんの書かれた「ヒステリー性失声」と「全緘黙症」の違いですが、うちが診察を受けたところでは「失語症の場合は声がまったく出なくなる。つまり言葉だけでなく発声もできない。息子さんは歓声やうなり声が出ているので、全緘黙症でしょう」と説明されました。
心因性という点では同じなのでしょうね。


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