旧掲示板過去ログ

私は　小２の１２月に　長女が　場面緘黙だと知りました。
早いもので　あれから　４年の月日が過ぎ　　後２ヶ月半ほどで　小学校も　卒業になります。
あの当時は　卒業式に　返事ができるのを　目標にして
ぼちぼち　治療したらいいと思い　ことばの教室と教育センターに　通ったものです。

こちらの資料を見たのが　小５の夏。
長い年月の間　話さない事によって　自分を守っていたあの子は
母親と一緒に　自分自身を変えていこうという提案を　拒否しました。
いぇ・・　正確に言えば　あの子も　話したいけど　頑張る力・勇気より
今までの生活パターンを壊す　恐怖の方が　強かったのだと思います。


さて　昨年１２月　二学期末の懇談会で　担任の先生に　聞かれました。
｢卒業式の返事は　どうされますか？
全員が　ひな壇に上がり　一人一人言うセリフもあるのですが？｣
即答で　答えました。
｢返事は　たぶん　無理だと思います。セリフの方は　複数でお願いします｣・・・と。
しかし　帰宅してから　落ち着いて考えると　
本人の考えも聞かずに　決めるのは　おかしいと思いました。
長女と　何度も　話し合って　決めようと　思い直しました。
次の日　その旨を　先生に伝えて　後日　改めて　返事することにしました。

あの卒業式のし～んとした中での返事の強要は　
緘黙児にとって地獄であろうと　想像してます。
だけど・・・　だけど・・・
母親としては　聞きたい！　無理だとは　わかっていても　聞きたい！
心の返事をしてるとすれば　それを　形あるものとして見たい・・・。

そこで　ある考えを　思いつきました。　
教室では　テスト返しの時　あの子の返事は　手を上げることらしいのです。
それが　もし　出来るなら　卒業式の時に　返事の代わりに　手を上げたらどうだろうか？と。
(あの子に聞くと　体育館では　出来ないかもしれないし　わからないとの事です)

しかし　一人だけ　返事せずに　手を上げるのは　目立ちます。
卒業式に出席する人々(保護者と５年生)が　あの子だけ　変だと思うかもしれません。
さしさわりなく　何もせず　小さい声の子かな？　聞こえなかったのかなぁ～？と
思わせておいた方がいいのかもしれません。


たかが　返事　されど　返事。

本人の気持ちを考えず　すごく自分勝手な事を言ってるような気もします。
緘動してる子供さんだっているし　贅沢な事かもしれません。
些細なことに　こだわってるような気もしてます。
もっと　おおらかにならなくちゃ～♪とも　思うのですが・・・・


さて　みなさんは　どう思われるでしょうか？
いろんな意見・経験談などをいただいたら　ありがたく思います。
よろしくお願いします　m(__)m


　

うーん、難しいです。
返事を求められるのも地獄、一人だけ返事をしないのも地獄。
大事な問題であれば、やはり本人の気持ちを聞いてみるといいと思います。
ですが、返事を聞きたいというのひめさんのお気持ちも、分かるような気がします。

ちなみに、私の卒業式について言うと、
返事を出さなければならないことは嫌といえば嫌でしたが、
それほど気にはしていなかったような…。
少なくとも、地獄というほどのことはなかったと思います。
学校生活では返事をしなければならない場面は、
私の場合時々あったので、
その延長程度としか考えていませんでした。
ただ、緘黙の子といっても様々ですからね。
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のひめさん、おひさしぶりです。
うちの娘も同じく今年小学校卒業です。
卒業式で返事が出来るようにしたいよね、が、6年当初の先生との目標でしたが、まだまだ、無理な状態です。

以前、こちらの他のトピックで紹介されていたと思います。重松清の青い鳥という本。吃音の中学国語教師と生徒をめぐる短編集です。その中に、中３の場面緘黙の少女の話が出てきます。
卒業式の返事のことが描かれています。
吃音の村内先生の大事なことは自分で伝えなくちゃいけないという言葉いいです。
何かの参考になるかもしれません。読んでみてください。
最近、私が読み、いい話だったよと、娘に勧めました。あまり読書しない子ですが、読んでくれたようです。何か感じることがあればよいのですが。

最近、母の思いを素直に聞けない娘です。そんな年頃なのかな？
卒業式のこと話題にするだけで、うるさいな～と聞く耳持たず。
そんな彼女の心に響く言葉、あるといいんですけど・・・

はじめまして。
のひめさんの気持ちよ～く分かります。

うちは、年長の娘が緘黙症で、９月からカウンセリングに
通っています。

お遊戯発表会でのこと、一人マイクの前に立ってせりふを
いう場面で大きく口を開いて言っているつもりなのですが、
声が出ていませんでした。

とってもがんばっていたんです。
でも、シーンとした舞台、ホントのところ本人はどんな気持ち
だったのでしょう。。。
その後、チック症と思われる咳払いが続いています。
いろんな不安や葛藤があるのでしょう。
周りの態度やら気持ちまで感じてしまうのかもしれません。

大丈夫だよ、ゆっくりで。
あなたらしくいてくれたら、それでいいんだよ。

と、私は思っていたいです。

コメント　いただいた　みなさん　ありがとうございました。
レスが　遅くなり　申し訳ありません。

みなさんが　言われるとおり　本人の意志が重要だと　思いました。
(母親の気持ちなんて　所詮　愚痴かも？・笑)
担任の先生とは　交換日記こそ　しておりませんが　
自主学習ノートで　時々　一言日記なるものを　書いていたので
そちらの方に　本人が自ら　卒業式の返事について　その思いを　記入しました。
記入してくれるまでに　何度か　話し合いました。
最初は　「卒・・」って　言っただけで　怖い顔をして　逃げていき
全く　耳を貸そうともしなかったのですが・・・

あの子の出した結論は　手を挙げて　心の中で返事をする。
セリフに関しては　一緒に言ってくれる人がいたら　その人と。
いなかったら　自分ひとりで　心の中で　言いたいと。

手を挙げるのは　一人だけだと　相当　目立つから　
みんなに　頼んで　一緒に挙げてもらったらどう？って　私は　提案してみたのですが
長女は「そんなん　頼んだらあかん！　めいわくになる！　絶対　いや！」
私は　こういう場合　迷惑だとは　思わないんじゃないかなぁ？って　言ったのですが　
断固として　聞いてくれませんでした。

２月前後に　学校にて　教育相談もありますし
担任の先生も交えて　学校側と　話し合いを　させてもらおうと　思っています。
本人の意志を尊重しつつ　思い出に残るような卒業式になるよう
親として　全力をつくすつもりです。


なかたさんへ

はじめまして・・・(ですよね？たぶん)

お子さんの時　割り当てなしは　ちょっと　可哀そうでしたよね。
先生方は　一人で言うセリフという事に　こだわっておられますからね(笑)
参考になりました　ありがとうございます。

緘黙児が　話せるようになること、書かれてるとおりだと思います。
よく　ことばの教室の先生が　言われるのですが　
発語することは『清水の舞台から飛び降りる思い』なんでしょうねぇって・・・
まさに　なかたさんが　書かれている心理状態なんだと思いました。


富重さんへ

緘黙ストーリーは　いよいよ　中学時代に入りましたね。
悩んでいた頃は　ちょうど　タイムリーで　卒業式の事を　書かれていましたので　
参考に　させてもらってました。
たぶん　長女も　返事は　強要さえされなければ　地獄ではないと思います。
教室では　今　何事につけても　もう　返事の練習が　始まっているようです。
大きな声で　はっきりと・・・　あの子の場合　手をまっすぐに　挙げる
自分だけ　出来ないことで　自己嫌悪を強く抱いているのに
家で　母親までが　追い討ちをかけるように　返事しなさい！って
言った場合ですね　地獄は・・・(笑)

富重さんの　経験談を　参考にさせてもらって
卒業式当日には　手紙を書かせることにします。
１・２年　担任だった先生は　もう　転出されてるのですが
後の先生方は　今でも　同じ学校にいらっしゃいます。
『ありがとうございました！』の一言を　あの子なりに　表現してくれると思います。


ははさんへ

お忙しいのに　コメント　すみません。

ははさん　ご想像どおり　気持ちを聞きだすのには　てこずりました。
こちらが　何度も　キレそうになり・・・・(笑)
それでも　もっと　私は　話したいと思うのですが　あちらが　嫌がります。
もう　卒業式のこと考えただけで　頭が　おかしくなりそうになるらしいです。
本人いわく「私　今　思春期やねん」
「誰がやねん！思春期の意味知ってるんか？」って　つっこんでいる毎日です。

てちてちママさんブログ　さかのぼって　読ませてもらいました。
思わず　もらい泣きもしてしまって・・・
うちも　これで　お願いしてみようかなぁ？とか　思ったのですが
見事　本人の拒否で　撃沈！

本人が　納得して決めたことを　やらせてみようと思います。


てちてちママさんへ

ご無沙汰してて　ずっと　ブログも読んでなくて　ごめんなさい。　

＞クラスメート全員が（もしくは学年全体が）今年は挙手と返事をセット

私も　ひゃあ～　これいい案だわっ♪って　思ったのですが
上にも　書いたとおり　本人によると　めいわくになるらしいです。
それでも　私は　一応　学校側に　頼んでみるつもりですけど・・・・
全員がするなら　あの子も　従わなくちゃいけないだろうし。

てちてちママさんの息子さんは　本当　頑張られましたよね。
成長されました、すごい事だと思いました。
私も　たとえ　ネット落ちしてても　てちてちママさんの事　
ずっと　応援していますから。


ひまわりさんへ

ご無沙汰しています。
そう　同い年でしたよね　やはり　目標は　卒業式での返事でしたか・・・

重松清の青い鳥ですね。
捜してみます、読んでみたいと思います。

＞最近、母の思いを素直に聞けない娘です。そんな年頃なのかな？
＞卒業式のこと話題にするだけで、うるさいな～と聞く耳持たず。
＞そんな彼女の心に響く言葉、あるといいんですけど・・・

一緒ですね　そういうお年頃なんでしょうか？
「うるさい！だまれ！」なんて　私　言われてましたから(笑)
しかも　お受験　やめると決めてからは
地元中学校　入学する前から　登校拒否宣言してます。

心に響く言葉・・・　ホント　あるといいですねぇ　ないかしら・・・　どこかに・・・


パチリスさんへ

はじめまして・・・
年長のお嬢さん　とっても　頑張られたんですね♪
マイクをとおして　声に出てなくても　パチリスさんには　聴こえていたと思います。

＞大丈夫だよ、ゆっくりで。
＞あなたらしくいてくれたら、それでいいんだよ。

とっても　素敵なお考えだと思います。
その調子で　どうぞ　お嬢さんを　受け入れてあげてください♪
きっと　いい方向に　向かわれると思います。

ごめんなさい！
私の場合　なかなか　受け入れることが　できなくて・・・
しかも　高学年なので　もう　自分の意志でしか　話せなくなってきてるのです。

パチリスさん所は　４月から　ぴかぴかの一年生でしょうか？
小学校で　いい先生に当たり　うまく支援してもらえるといいですね。　

うちの子供は小学校の卒業式で名前を呼ばれても返事をしなかったし、みんながやる呼びかけは一人だけ台詞なしだったはずです。

呼ばれたときの返事はともかく、呼びかけについては何人かで組ませてうちの子が何も言わなくてもそのまま進む、という感じにして欲しかったのですが、私の説明が足りなかったのと、先生の「みんな１人で言うことになってます」という言葉に負けて結局うちの子だけ割り当てナシになってしましました。
あれは可哀想なことをしてしまったと今でも思っています。

それはともかく、私自身の経験として言わせていただくと、緘黙児というのはもはや自分の意志で声をコントロールできない状況なので周囲がこう望むからこうして欲しい、みたいなものを本人に望むのは難しいように思います。

しかしながら、緘黙児の中には一発屋のような人とか、転校とか引越しを機に普通に話すようになったという人もいるわけで、あれはいったいどういうことなのだろうとずっと不思議に思っていました。
私自身がある日を境に緘黙を克服できたのですが、あれはいったい何だったのだろうと・・・。

こういう掲示板とか緘黙ブログなどを読んで気づいたのは、場面緘黙症の人が話せる状況というのは、「話したくないけれど、話さなければならないと思う」「声が出なかったら、失敗したらどうしようと思う」「返事できないんだから話しかけないでよねと思う」というような声にまつわる負の要素を完全に払拭できている状態、つまり「ここで自分は声を出すという状況に完全に納得できている」「自分自身がそれ以外の選択肢を全く考慮していない」心理状態の時であるということです。（専門家じゃないから断言しちゃいかんね）

私が初めて公の場で声を出すことに成功したときは、まさに背水の陣という心づもりで、失敗したらどうしようとか、いきなり話したら他の人がどう思うだろうかなどと全く考えなかったです。
とにかく、「その日は声を出すのだ」と何日も前からずっと決心していて、頭の中はその時うまくしゃべれるというイメージしかなかったような気がします。
また、声を出した後、成功した喜びが大きくて（「なんだ、普通に声でるじゃん」と思ったような気がします）、この前は成功したけれど次はダメかも・・・
などとは全く思わず、一応、一般人への仲間入りということで過去の緘黙時代のことは、身内に似たようなのが出現するまですっかり忘れ去られていたという次第です。

こんばんは！のひめさん、時間がないので、いきなり本題にいきます！

たかが　返事　されど　返事。

わかります。とっても。わたしもこの「返事」にとてもこだわってきました。そして、息子もこの「返事」ができないことが一番の悩みでした。

娘さんの気持ちを一番に考えたいですね。
でも、のひめさんと娘さんの今までのことを考えると、のひめさんが娘さんに直接的に気持ちを聞き出すのは難しいと思いました。（状況が変わってなければ）
のひめさんが卒業式の話を出すだけで、すべてを感じ取ってしまいそうです・・。

てちてちママさんのブログに（てちてちママさん、勝手にすみません）宿泊学習や表彰状を受け取るときのことを、先生との手紙のやりとりの中でお子さんの気持ちを聞かれています。
娘さんと先生の関係がよくて、そして先生に自分の気持ちを文章で伝えることが出来るのなら、(交換日記などをされていたらいいのですが）娘さんがどうしたいのか聞けたらいいですね。

それと最後に、高学年の場合の「返事」は、本人がどうしても返事をするぞ！という気持ちがいっぱいになってそれがあふれた時にできるのでは、と私は思います。

書きたいことがたくさんあるのですが、、、、すみません。今、本当に時間がなくて。

のひめさん　こんにちは。

『たかが返事　されど返事』

このお気持ち、私もよ～くわかります。
我が子にとって、それが凄く難しい事とわかってはいても
聞いてみたい、と思うのは親として自然な気持ちですよね（^^）

でも、ははさんも仰られている通り、私も娘さんの気持ちが一番大切だと思います。
娘さんが、どう考えられていて、どうしたいのか・・・そこが一番大切ではないでしょうか？

もし、娘さんがのひめさんが考えたように　「手をあげる」　ことでの返事を希望されたならば
それを実現できるようにサポートするという方法もあるかと思います。
例えば、娘さんだけ手をあげるのが目立つのではないかとご心配なら
クラスメート全員が（もしくは学年全体が）今年は挙手と返事をセットにしてもらう、
というのは出来ないでしょうか？
娘さんが「手をあげることが返事」　とクラスの皆がわかってくれている状況のようですので
先生から上手く説明してもらい、クラスメートに協力をしてもらうことも可能ではないかなぁ、
と思ったのですがいかがでしょう？

ははさんが書いてくださいましたが
（ははさん、どんどん書いていただいて大丈夫ですよ～（^^）v）
うちの息子が表彰される時にはクラスメート全員が返事をするなどの方法を取っていただけたり
「動けるか不安」　と言っていた息子の為に、事前に繰り返し練習をしたいと申し出たら
学校側が想像していた以上に協力をしてくれましたよ（^^）

娘さんがどうしたいのか、まずは気持ちを確認することが大事ですが
それができたら、あとは　のひめさんと学校の先生とで協力して
娘さんの希望が実行できるようにサポートしていけると理想的ですよね。
応援していますので頑張ってください（^^）

みなさん　こんにちは。
卒業式は　１９日　それまで　残り３日となりました。
その後の経過を　書きたいと思います。

前回　長女が　出した結論・・・
卒業式での返事は　手をあげてするを　先生に文書で提出しました。
その後　しばらく　彼女は　毎晩　寝る前に　泣いていました。
「なぜ　泣いてるの？　先生の返事は？」と　聞いても　何も　話してくれません。
「お母さんに言っても　わからないから・・・」って。
(本人いわく　思春期らしいです)

そこで　２月初に　ちょうど　学校にて　教育相談もありましたし
担任の先生も　同席してもらいました。
手をあげることは　簡単で　先生にとっても　長女にとっても　楽だけれど
今までの頑張りを　無駄にしたくないから　(リコーダーが、吹けるようになったこと)　
「私は　それでは　納得できません！」と　言われました　(爆笑)
長女にも　そのことを　きちんと　伝えて　もっと　何か　他の方法を考えてみて・・・と
話していただけたようです。
その結果　長女が　出した結論は　声は　出せないけど　口パクをするというものでした。

しかしながら　秋に　生活発表会(学年ごとに歌・合奏を披露する)が　あったのですが
その時　長女は　口を一文字にキュッと　固く閉め　大変　目立っていました。
(まわりのみんなは　大きな口を　開いているので・・・)
いつもは　母親である私だけが　鑑賞するのですが
たまたま　昨年は　主人が　ケガしまして　しばらく　家におりましたので
幼稚園以来　初めて　長女の発表会を　見る事になったのです。
家に　帰ってから　主人　泣いておりました。
幼稚園の時は　口を開けて　歌っていた　あの子・・・
いつも　見ている私とは　違い　彼には　ショックだったと思います。
もっとも　「なさけない～」って　言ってましたが(笑)
涙ぐんでる主人を見て　私の方が　せつなくなってしまいました。

その思いがあり　先生に思わず　反撃！「口パクは　絶対に無理だと思います！」
でも　先生は　「自分でやると　書いたのだから　様子見ましょう」って。
それに　「１対１で　口パク　練習も　してますから」って。

な～るほど　ここで　ピンときました　毎晩　泣いてるのは　このせいかしら？
言ったものの　出来ないから　自己嫌悪になり　泣いてるのでしょうか？
泣いてる話を　先生にすると
「お母さん　ギブスはずれる時って　痛いでしょう？　今　〇ちゃんは　その時期じゃないですか？」
ギブスはめた事ないので　実感したことは　ないのですが(笑)　この言葉は　私の胸に　響きました。
また　こうも　言ってくださいました。
「出来る　出来ないは　重要じゃないと思うのです。　それより　それまでの過程が　大切です」って。
やっぱり　無理なお願いをして　この先生に　継続してもらって　私は　間違ってなかったと　思いました。

長くなるので　次に　続きます

続きです。

学校での様子　以前は　なんでも　話してくれる子でしたが
卒業式の事とか　自分の気持ちを書いたノートに関しては　一切　見せてくれないようになりました。

月日は　流れ　３月に　入りました。
その後　どうなってるのかも　わからず　一度　先生と　話さなくては～と思ってた頃
ちょっと　他の用事で　先生から　電話があり　少し　聞けました。
「この頃　口パクしてますよ　歌も　歌ってますよ」って。
「えぇぇぇぇぇぇ！　うそ？！　本当ですか？　ありがとうございます。」
思わず　半信半疑です。

その電話の　数日後　茶話会がありました。
まず　最初に　保護者へ　子供達の　セリフが　ありました。
そして　歌と　リコーダーの演奏。
なんと！　長女は　確かに　口パクしてました！　セリフにも！　歌にも！
もう　感激して　涙が　止まりませんでした。
その後　ケーキとジュースで　今までを振り返った　ビデオタイム。
楽しいひとときを　過ごせました。

しかし　その前　長女が　大荒れした事がありました。
つまらない事で　突然　ヒステリー　３０分ほど　泣き続けて・・・
「学校で　辛い目にあってるから　せめて　家では　安心してたいのに　いじめないで！」って。
「その時も　辛い目って　何？」って　聞いても　答えてくれず
気になってたので　茶話会終了後　先生に聞いてみました。

すると　今度は　さらに　驚くことが・・・
最近は　ささやく声が　出てるらしいのです。
歌も　何人かの女子が　先生に　口パクで　合図　“歌ってる”って・・・
５年生から一緒の女の子なんか　それで　感動してくれて　ポロポロと　泣いてくれたようです。
女子だけでなく　男子にも　聴こえたようです。
先生に書いた感想には　“歌うことが　こんなに　楽しいとは　知らなかった”と　書いたようです。

もっとも　私が　さりげなく「声　出てるの？」と聞いたら「出てない！　話せない！」
私自身は　１２年間　一度も　歌　聴いたこと　ないんですけどぉ・・・・
そんなに　母親が　嫌いなんでしょうか？(笑)


さて　ここにきて　本人の意志と　先生の導きによって　頑張ってる長女。
母親である私は　本当に　役立たずで　見守ってやるしか　できませんでした。
今度　４月から　中学生・・・
また　後戻りするかも　しれません。
もっと　前進するかもしれません。
どちらにしても　長女にとっては　辛い日々が　続くと　思います。

今度発売される　場面緘黙の本　私は　保育所・小学校・中学校へ　ぞれぞれ　寄贈したいと　思います。
ひとりでも　長女のような　支援が　遅れた子を　減らしたいです。
(もちろん　遅れても　今からでも　頑張れますが・・・)

私は　見守ることしか　出来ないけど　卒業式　結果は　ともかく　感動してきます。
長い文章　最後まで　読んでくださり　ありがとうございました。