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題名:
投稿日時: 2007-06-02 22:51:38
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 みちさん、どうもありがとうございます!
 そうですね…。私には「子供を受け入れる」ことがまず、大切なのかも知れません。つい何とかしなければ!と考えてしまいがちです。
 ただ、「発達障害」なので、他の子よりかなりゆっくりでも「年齢とともに子供は成長する!」「症状は軽減される!(脳の機能障害は変わらなくても経験などにより)」と信じたいと思っています。そのためにも教育センターなど、専門の方と相談しながら特別な教育が必要と思っています。自閉症は成長にともない病名が「アスペルガー障害」→「PDD」→「ボーダーライン」→「社会に適応できていれば正常」と診断されると嬉しい情報をネットで見たことがありますので…。もちろん、あせらず少しづつ、二次障害に注意しながらなのですが…。そんな希望がなければ、子育てが苦痛にしか感じられなくて…。

 学校や担任の先生についてですが、みちさんが予想されているように、学校や担任の先生側からみると「私が子供を気にしすぎている…。過保護!」と思われていると思います。悲しいことに、学校の近くで売られている唯一場面緘黙症について書かれた本には「原因は親の過保護などによる」と書かれています…。ただ、「子供に対する要求が高すぎ」については、そう思われているかどうかは疑問です。きっと、以前、ADHDやアスペルガー障害の子供を受け持っていたので、そのマニュアル通りにメールしていると思います。最近、担任の先生の性格がわかってきましたので、そう思います。

 担任の先生についてですが、私は担任の先生はADHDの可能性が高いとますます思っています。最初に会った印象は、「落ち着きのない先生」「話が飛んでいく先生」で、子供たちに授業中の様子を聞いてみると、「授業に関係ない話に飛んでいく。」思いつくままにだらしない私生活についても話している様子です。(でも、いい加減な問題教師とは思えない部分もあり、小学生の頃、娘が話せないことを利用していじめる子がいたことを話すと、顔色を変えて怒っていました。)ADHDの二次障害によく見られるナルコレプシーという睡眠障害ももっているそうです。全体の印象として、娘にそっくり!と思います。ADHDの娘に「相手の気持ちを考えなさい!」と言っても無理なように、担任の先生に「親の気持ちを考えてみてください!」と言っても無理!という印象です…。

 「クローバーさんの行かれる「教育センター」は学校側との交渉を引き受けてくれるでしょうか…?」→学校側との電話相談はしてくれるようですが、「交渉」はどうなのかわかりません…。


題名: 大変なこと、わかります
投稿日時: 2007-06-03 15:28:34
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>私には「子供を受け入れる」ことがまず、大切なのかも知れません。つい何とかしなければ!と考えてしまいがちです。

お気持ちすごくよくわかります。「この子は一人で生きていけるのだろうか・・・この先どうなるのだろう・・・」と不安になりますよね。私も、小6で息子の診断名が出てからこれまで試行錯誤してやってきましたが、今感じていることは、発達障害だからこそ、「親がなんとかしなければ!」とやっきになるよりも、じっくりと「子供の成長を待つ」という気持ちが必要なのではないかということです。

「何もせずに見守る」という意味ではありません。今はまだできないことは「できなくても仕方ない」とある程度割り切って、「本人が悪いわけではないので叱らないでください」と周囲の理解が得られるように働きかけるなど、子供が「自分はダメな子だ」と思わなくていいように、「ゆっくり成長していい」ことを保証することが大切なのだと思います。又は少しでも苦手なことをカバーできるように、子供が一人でできるようになるまで親が手伝ってあげるといったことも時には必要だと思います。

発達障害を知らない人は「過保護」と言うかもしれませんが、子供にとって必要な援助を行うことは「過保護」ではないのだそうです。「不必要な援助をすることが過保護なのだ」と何かの本に書いてありました。

>ただ、「発達障害」なので、他の子よりかなりゆっくりでも「年齢とともに子供は成長する!」「症状は軽減される!(脳の機能障害は変わらなくても経験などにより)」と信じたいと思っています。
>自閉症は成長にともない病名が「アスペルガー障害」→「PDD」→「ボーダーライン」→「社会に適応できていれば正常」と診断されると嬉しい情報をネットで見たことがありますので…。もちろん、あせらず少しづつ、二次障害に注意しながらなのですが…。


クローバーさんは、大変勉強していらっしゃいますね。
私は、長男のことで「こんな生活いつまで続くの・・・?」と暗澹たる気持ちになったこともありました。とくに、小学校高学年から中学1・2年にかけては本当に大変でした。主人などは、私よりも気の弱いところもあり、毎日ヘビーな溜息をもらしていたものです。次男もだいぶ被害にあいました。家庭内がめちゃくちゃだった時期もあります。我慢、我慢の日々でした。(とはいうものの、私はときどき小爆発や大爆発を起こしていましたが・・・)

でも、息子が高校生になった今、「一番大変な時期を乗り切った」とはっきりと自覚でき、「中学校の時のことを思えば夢のようだね~」と夫婦でしみじみ話しあっています。まだまだ、家庭内ではいろいろと問題はありますが、息子が急激に成長しようと努力しているのがわかりますので、引き続き応援していきたいです。

「症状は軽減される」というのは事実です。現在問題になっていることが、このまま永久に続くわけではありません。そのために大事なことは、今できることを認め、得意なことを伸ばし、スモールステップでできることを増やしていくこと。そのことで本人が自己評価を高めて、「自分にはできる。だからもっと頑張りたい。」と思えるようにもっていくことではないかと思います。子ども自身が「変わりたい」という気持ちになっていないうちに、「今のあなたではダメ」というメッセージが伝わり過ぎると、二次障害の原因になることがあるらしいです。(でも、クローバーさんの娘さんは、自己評価が低くないということなので、私の書いていることはたぶんトンチンカンですね・・・)

他の子と違って、自分一人の力で歩き出すには時間がかかり、お母さんの苦労はまだまだ続くと思いますが、苦労が多ければ多いほど、乗り切れた時の喜びも大きいと思います。いろんな本に書いてあることで、クローバーさんもすでにご存知だと思いますが、「中学校生活が山場」のようですよね。娘さんは「勉強が得意」という武器を持っているようなので、今はできないことにちょっと目をつぶって、勉強で頑張っていい成績を取れるように、時間にルーズなところを上手にカバーできるよう工夫するのがいいように思います。そして、「このまえまでこのことができなかったけど、今回はできたね。がんばったね。」と話し合える機会を増やしていけるといいなと思います。なかなか疲れる作業だと思いますが、お母さんの努力はいつかきっと報われます。「いつまでで終わる」 という見込みが立たないのがつらいところですが・・・。

>きっと、以前、ADHDやアスペルガー障害の子供を受け持っていたので、そのマニュアル通りにメールしていると思います。最近、担任の先生の性格がわかってきましたので、そう思います。
>全体の印象として、娘にそっくり!と思います。ADHDの娘に「相手の気持ちを考えなさい!」と言っても無理なように、担任の先生に「親の気持ちを考えてみてください!」と言っても無理!という印象です…。


先生はある意味、娘さんと相性がいいのかもしれませんね。お母さんが娘さんの欠点と感じているところが、先生にとっては全く気にならないのかもしれません。少々ルーズでも、学校でしかられないのなら、むしろそれをプラスに考えてみてはどうでしょう。お母さんの気持ちを理解してもらうことはとりあえずあきらめて、具体的に先生にできそうなことを一つか二つにしぼってお願いしてみてはどうでしょう。

>学校側との電話相談はしてくれるようですが、「交渉」はどうなのかわかりません…。

直接出向いて話をしていただくことが無理なら、文書にしていただくか、「学校側の支援」についてクローバーさんのほうから聞き出して、それをすべて書き出して「教育センターからの指導です」と言って提出する方法もあると思います。


題名:
投稿日時: 2007-06-07 16:57:09
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 10
みちさんへ

   「じっくりと『子供の成長を待つ』」
   「小学校高学年から中学1・2年にかけては本当に大変でした。」

 そうですね…。みちさんも大変なんですね…。もしかして私の家庭より大変だったのかも知れません。娘の場合は、機嫌の良いときは冗談言って楽しませてくれますから…。「こだわり」や「後回し」が強くでると、大変なのですが…。娘は、忙しくなるとストレスになるらしく、自閉症の「こだわり」「しつこさ」が強くなります。でもいつまでも続くわけではないのですね…。自分の障害を自覚し、自分自身で注意できるようになれればいいのですが、まだまだそれは早いらしく…。二次障害の「自己正当化ADHD」を防がなければ…と思っています。娘は自分の意見を無理に納得させ、従わせようとするところがありますので…。
 
 ネットで「ADHD」について調べたときには、エジソンなどの偉人の名前が出てきて、自信を持てるような情報が多かったのですが、「アスペルガー障害」について検索してみると、かなり嫌われているらしく、たくさんの嘲笑でいっぱいのチャットもありました。犯罪にもつながりやすいので、その憎しみや非難も多くみられ、かえってショックを受ける内容ばかりでした。自分の障害を自覚し、欠点に気をつけ、懸命に生きようとしている大人たちもたくさんいるのに…。一般の発達障害をもっていない人たちより、ずっと相手の気持ちを考え、行動しようとしていると思うのですが…!うちの娘も自分の特徴を理解し、注意できる日が早く来ることを願っています。特技を伸ばしつつ…。

 中学がきっと山場なんですね。担任の先生はそれがわかっているのかどうかは疑問ですが…。娘に近い性格の先生のようなので、その視点からも観てみますね。単純に「俺と同じだ!大丈夫だ!」と考えないで欲しいと願いつつ…。娘にはアスペルガーの強いこだわりと場面緘黙症があるので…。


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