けいこさん、有難うございます
けいこさんは、いつでも物事を丁寧に考え必ずきちんと対応してくださるので、大変ありがたく思っています

よく見ると、けいこさんが引用してくださった英文と私の見ていたものは微妙に違っていました。あらら?と思って調べてみると、色々なところに同じ文が載っている!!比較してみるとわかりやすいと思ったので、恐いもの知らずで、訳に挑戦してみました

その1.
http://www.selectivemutism.org/smg/WHenWordsWontComeOut.htm
“When the Words Just Won’t Come Out”
Understanding Selective Mutism
の中から、
Treatment The main goal with treatment is to lower anxiety, increase self-esteem and increase confidence in social settings. Emphasis should never be on “getting a child to talk.” All expectations for verbalization should be removed. With lowered anxiety levels and confidence, verbalization will eventually follow. A professional should devise an “individualized treatment plan” for each child.
治療の主な目的は、「不安を小さく」し、「自尊心を高め」、「(学校のクラス等、その子が参加しているそれぞれの)社会環境への信頼感を高めること」にあります。決して、「子どもに話をさせること」に、重点が置かれるべきではありません。言葉による表現をして欲しいという気持ちを持つことは、いっさいやめるべきです。不安のレベルが低くなり、信頼感を持つことが出来れば、当然の結果として、「言葉による表現」へと結びついていきます。専門家がするべきことは、「個々の好みや状況に合わせた、治療計画」を「それぞれの子どもに応じて」工夫し、考え出すことです。
その2.
http://selectivemutismcenter.org/WhatisSM.htm
What Is Selective Mutism?
How is Selective Mutism treated?
の中から、
The main goals of treatment should be to lower anxiety , increase self-esteem and increase social confidence and communication. Emphasis should never be on ‘getting a child to talk.’ ALL expectations for verbalization should be removed. With lowered anxiety, confidence, and the use of appropriate tactics/techniques, communication will increase as the child progresses from nonverbal to verbal communication.
治療の主な目的としなければならないのは、「不安を小さく」し、「自尊心を高め」、「社会への信頼感を膨らますこと」、「人とふれあう機会をたくさん持つこと」です。決して「子どもに話をさせること」に、重点を置くべきではありません。言葉による表現をして欲しいという気持ちを持つことは、いっさいやめるべきです。不安が小さくなり、信頼感が築かれ、その子に合った方策、あるいは治療技法を行っていけば、人とふれあい、気持ちを通わせる機会が増えていくことでしょうし、それと同時に、「言葉を必要としない交流」から、「言葉を使う交流」へと、子どもは前進していくのです。
(↑私が見ていたもの)
その3.
http://www.selectivemutismcenter.org/AAAAAAttachments/whenwords.htm
“When the Words Just Won’t Come Out”
Understanding Selective Mutism
の中から、
The main goal with treatment is to lower anxiety , increase self-esteem and increase social confidence and communication in social settings. Emphasis should never be on ‘getting a child to talk.’ ALL expectations for verbalization should be removed. With lowered anxiety levels, confidence and appropriate tactics/techniques communication will increase and verbalization will eventually follow.
治療の主な目的は、「不安を小さく」し、「自尊心を膨らませること」、そして「社会に対する信頼感を育てること」と、「社会的な状況で、人とふれあい、気持ちを通わせあう機会を多くしていくこと」にあります。決して、「子どもに話をさせること」に、重点が置かれるべきではありません。言葉による表現をして欲しいという気持ちを持つことは、いっさいやめるべきです。不安のレベルの低減と、信頼感、そしてその子に合った方策、あるいは治療技術がともなえば、人とふれあい、気持ちが通じ合う機会は多くなっていき、当然の結果として、ついには言葉による表現へと結びつくことになるのです。
(↑おそらく、これが資料o.1)
なぜコミュニケーションをそのまま使わないかと言いますと、その言葉の中に、何かを伝えなくてはいけないようなニュアンスを感じてしまうかもしれないと危惧したからです。ただ一緒にいることだけでも、人の心はたくさんのことを感じ取っているはず。こうした子どもたちは、感受性が豊かなのでなおさらです。たとえ動けず、表情が固まっていても、一緒に存在することをも、コミュニケーションに含むと言うニュアンスを持たせたいと考え、「ふれあい」という言葉を使ってみました。
参考までに