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題名: 個人面談になってしまいましたが
投稿日時: 2008-05-13 01:07:21
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こんばんは。

幼稚園年中(4歳)、娘の今年の家庭訪問について書いてみますね。
と言っても、家庭訪問ではなくなってしまったのですが・・・。



娘の通う幼稚園では4月中旬からゴールデンウィーク前までに家庭訪問があります。
各家庭15分程度、玄関先でお話するだけと決められています。

普段の様子を見てもらう良いチャンスとはいえ、玄関先で15分ではいいアイディアが思い浮かばす、
とりあえず手紙を書いておきました。
先生にして欲しいこと、しないで欲しいこと、注意して欲しいこと、
去年一年間のことなどをできるだけ簡潔に書いておきました。

私は忘れっぽいので、肝心なことを言い忘れることがよくあるからです。
また、先生は1日に複数の家庭を訪問するので、先生も忘れることもあるかも知れないと思ってのことです。


そして、当日。

雨が降り、風邪をひいた娘は、前の晩から喘息の発作を起こしてしまいました。
今年3月に喘息と診断されたばかりですが、今までで一番苦しそうでした。

先生が家に来るということで、不安になっていたのも発作の誘因になったかも知れません。
このチャンスを何とか活かさねば、という私の気負いがプレッシャーになってしまったのかもと反省しました。


娘は前の晩はほとんど眠ることもできず、朝になってもゼーゼー、ヒューヒューと苦しそうなので幼稚園も休ませ、
家庭訪問も後日に変更してもらいました。


結局、当分は先生のスケジュールがいっぱいいっぱいとのことで、
翌週こちらから幼稚園へ行き、個人面談ということになりました。


その際、私、夫、長女(4歳、緘黙)、次女(1歳半)の家族全員で行きました。
先生がウチに来られないなら、ウチを幼稚園に持ち込もうという感じです。

時間は午後4時と遅めにしてもらいました。
後に他の予定がある場合は、話の途中でも時間どおりぴったりで切り上げなければいけないこともあると思い、
その日最後の予定になるようにしてもらいました。


幼稚園では、去年の担任、今年の担任、園長先生で迎えていただきました。
娘の教室で1時間ほど先生方と私が話す間、その側で夫と子供たちは好きなように遊んでいました。

娘は最初は緊張していたものの、そのうち夫や次女と少しずつ話し出し、表情も和らいできました。
後半30分くらいは園長先生も加わって一緒に遊んでくれました。
娘は先生方とも話すことができました。


園長先生も去年の担任の先生も、娘が入園以来話すところを見たことがなかったので驚いていましたが、
とても喜んでくれました。


個人面談の時、家庭訪問の準備として書いた手紙を一応持っていったのですが、
たっぷり1時間もお話し、伝えたかったことは全て伝えることができたし、
先生方は娘のことをよく理解してくれていると感じたので渡しませんでした。
子供は日々変わっていくので、何かあればその都度コミュニケーションをとっていけばいいかなと思います。


今年は家庭訪問無しになってしまった我が家ですが、それがかえって良い結果になりました。
娘にとっては、スモールステップどころか、階段二段とばしくらいの大きなステップでした。

最近、娘は先生方とならお話できるようになったようですが、
個人面談の時に話せたという経験でちょっと自信がついたからかなと思います。


題名:
投稿日時: 2008-05-14 08:57:00
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ジャスミンさん、とってもよかったです!

これまでのジャスミンさんの書き込みを読み直してみました。

おとうさんの存在が今回大きかったのでは、と思いました。
ご主人、よく幼稚園に行ってくださいましたね~。
パパッ子の娘さんも、幼稚園でパパと遊べてとっても嬉しかったと思います。

これからも大好きなパパと、楽しい体験をどんどん増やして自信を高めてほしいと思います。

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このトピックの最近の閲覧件数の増え方があまりにすごいので、
読んでくれる人が多いと思って、ここで「場面緘黙Q&A」の本について書かせてください。

場面緘黙Q&AのP97に「図」があります。
けいこさん自作の図ですが、とてもよくできていると思います。
(けいこさん、この図苦労したんですよね~)
私は、この図は、緘黙だけでなく、様々な課題を抱えた子どもや大人にも当てはまると思っています。

P98に「人とのコミュニケーション欲求」が重要のポイントになります。
人への関心が薄く、「人とのコミュニケーション欲求」が小さい子どもの場合はそれを育てていくこと、緘黙が長く続いたために弱まっている場合は回復させていくこと、
(あんまり長く書くとよくないですね。みなさん、続きは読んでください)

私の息子は、もともと「人と関わりたい気持ちを強く持っていた」ので、治療や取り組みに成果をあげたのだと思います。


題名:
投稿日時: 2008-05-15 01:04:20
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 34
ははさん、ありがとうございます。

P97の図を見かえしました。
本当によく表現されていると思います。

安心できて、楽しい、嬉しい気持ちがたまってくると、
頑張らなくても自然ににいろいろなことができるようになってくるのを感じます。

うちの娘も、人と関わりたい気持ちを強く持っています。
人と関われると素直に嬉しいと感じるようなので、幸いと思います。
(緘黙ではありませんでしたが、私なんかはもう少しひねくれた子供でしたね。:lol:


個人面談の時、家族全員で行くことは、出かける間際に決めたのですが、やっぱり良かったです。
私が先生と話している時、娘は会話に入れなくて疎外感を感じるかも知れないし、退屈するかも知れないなあと思いました。
それなら、お父さんはどうせ家で下の子の相手をする予定だったので、それを幼稚園でやってもらえばいいやと。


実は、娘は幼稚園に着いた途端に緘黙モードに突入し、口を閉じたまま「ん~、ん、う・・・」とか指差ししていました。
そこで、お父さんが「こら!ちゃんと話しなさい!」と一喝したら、しゃべりだしました。
一旦しゃべりだしたら、どんどんリラックスできました。

いつも面白いお父さんではありますが、厳しくて口うるさいところもあるのです。
そんなことを言ったら逆効果じゃないかとハラハラすることもありますが、
お父さんの頑張れの一言で、できなかったことができちゃうこともあります。


お父さんは時々発破をかけて背中を押す役目、
私は「そうか、そうか。でも、いいから、いいから。」と受け止める役目です。


下の娘を連れて行ったのも良かったと思います。
1歳半なのでいたずら盛りで目が離せないのですが、上の娘はこの妹の面倒をみるのが大好きなようです。
私は「お姉ちゃんなんだから○○しなさい」みたいなことは一切言わないのですが、娘はお姉ちゃん役が結構気に入っています。

面談の最中も、下の子が勝手にはさみを持ち出してくれば、
「あぶないからこっちの玩具で遊ぼう」と言って他の玩具を持ってきて、はさみを片付け、「この玩具はこうやって遊ぶんだよ」と見せてやったり。
下の子がちょこちょこ走り回って転んで泣けば、「大丈夫?どこが痛いの?」と、かいがいしくやっていました。

もちろん、普段しょっちゅう喧嘩もしているし、いつもいつもこんな調子ではないのですが:wink:
本当にありがたいな、姉妹っていいなと思います。


また、娘は他の小さい子に対しても、同じようにお姉ちゃん役をかってでます。

幼くても、自分が何かの役にたっている、必要とされていると感じることは嬉しいんだと思います。
誰かを助けてあげたいと思うと、いつも以上に頑張れたりするのは、大人も子供も同じですね。
自分自身のために頑張るってわりと難しいものです。

「○○ができないからダメというわけじゃない」とか、「今はできなくても大丈夫」とか、
言うほうは本当に本気で言っているのですが、そういうことを言われる本人は「本当にそれでいいのか」と悩んでしまうこともあると思います。
不安を軽減すると同時に、その子が持っているいいところを発揮できる機会を見つけて、セルフエスティームを高めてあげるのも大事だなと思いました。



今の時期、まだ幼稚園に慣れなくて毎朝大泣きしている年少の子供たちもいるので、
娘でできることがあればお手伝いさせてやってくださいと先生方にお願いしてきました。

次の日からは、泣いている年少児の鞄を持ってあげたり、手をつないで教室まで連れて行ったりと、できる範囲で頑張っているようです。
幼稚園の先生方は、お願いするとすぐ行動に移してくれます。
これもとてもありがたいことです。



それでも調子の良い日ばかりではありません。でも、それで当たり前なんですよね。
一歩進んでちょっと一休み、また一歩進んでまた一休み。
全体的にみると、やっぱり楽しいことが増えているので、とても嬉しく思っています。


題名:
投稿日時: 2008-05-16 12:14:54
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
ジャスミンさんの書き込みの中に大切なことがたくさん書かれているなぁ、と思いながら読みました。

(私の復習タイムです)
>上の娘はこの妹の面倒をみるのが大好きなようです。
私は「お姉ちゃんなんだから○○しなさい」みたいなことは一切言わないのですが、娘はお姉ちゃん役が結構気に入っています。

>今の時期、まだ幼稚園に慣れなくて毎朝大泣きしている年少の子供たちもいるので、
娘でできることがあればお手伝いさせてやってくださいと先生方にお願いしてきました。
次の日からは、泣いている年少児の鞄を持ってあげたり、手をつないで教室まで連れて行ったりと、できる範囲で頑張っているようです。

>幼くても、自分が何かの役にたっている、必要とされていると感じることは嬉しいんだと思います。


とってもいいと思います!
自己評価があがりますよね。

>不安を軽減すると同時に、その子が持っているいいところを発揮できる機会を見つけて、セルフエスティームを高めてあげるのも大事だなと思いました。

私も本当にそう思います。

>お父さんは時々発破をかけて背中を押す役目、
私は「そうか、そうか。でも、いいから、いいから。」と受け止める役目です。

ジャスミンさんのように、おかあさんが子どもの「心の基地」であるのは大切と思います。


題名:
投稿日時: 2008-05-19 12:45:51
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はじめまして。現在小1の娘が場面緘黙です。

この掲示板は本当に勉強になります。
これからもよろしくお願いします。

特にははさんのHPを参考に私も同じように実践させてもらっています。
そこでお聞きしたいのですが、娘は放課後の教室では仲良しのお友達とお返事したりふざけたりは1日目からしていました。2日目先生ともまじって声はだしていませんがとても楽しく一緒に遊べました。もう少しで声もだせそうかなという感じでした。それからは先生もとても忙しくされててまだ進んでいません。まず先生からかなと思い今度電話チャレンジしてみようと思っています。
娘に「お返事してみたい?ほんの少しがんばってみる?」と聞くと、「無理、このままでいい」といいます。
やはりこれから先進めるには本人の意思が必要でしょうか?

教室では話せる友達は2人いてその子以外は話しませんが、そのお友達が明るい子なので色んな子としゃべりはしませんが遊んでいるようで、学校は楽しくいってます。

娘をみているとしゃべらなくてもいいし楽だなと思っているようでこのままでいいのか悩んでいます。
「みんなと同じようにしゃべりたい」と思ってくれればもっとハードルもあげられるのですが。

先生も場面緘黙のことは知っておられなくて対応などは私に相談されます。先生にはこちらの資料を渡してあります。私もこちらで勉強させてもらっているのみで専門なことを相談できる方がいません。

みなさんはどうされているのかも教えていただきたいです。

よろしくおねがいします!


題名:
投稿日時: 2008-05-21 08:56:24
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
まりおさん、はじめまして。
ちょっとバタバタしておりまして、簡単にしか書けなくてすみません・・・。

>娘に「お返事してみたい?ほんの少しがんばってみる?」と聞くと、「無理、このままでいい」といいます。
あまり先の目標をちらつかせてしまうと、怖くなると思います。
小1とのこと。発話を意識させない方がいいようにも思います。

放課後の教室では、お友達と楽しく過ごしてるとのこと。発話もあるのですね。
何をされましたか?家でよく行っている活動でしょうか?
それとも学校の学習活動に近いものでしょうか?
「場面緘黙児への支援」の本では、
遊びと発話の両方を促進するような活動を考えましょうとあります。(P101)

教室はどんな状況ですか?
ドアや窓は開いてますか?
廊下を人が時々通りますか?

少しずつ少しずつ活動(不安の高いものへ)と場所(解放された空間へ)のステップをあげて、教室でたっぷりと自信をつけたらいいと思います。

電話いいですね!
うちも先生と話した(と言っても「うん」だけですが)のは電話が最初でしたよ。


題名:
投稿日時: 2008-05-21 12:12:41
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ははさん、ありがとうございます!

そうですね、今度は部屋の状態をかえてみようと思います。

今まではすべてしめきっていました。

お部屋では、お返事の練習とジェンガをしています。

先生とお友達とジェンガをした時は先生の前でも後もう少しという感じでした。

先日は初めてのお当番、前日「行きたくない」といったので、先生に電話し「大丈夫、先生がついているから。先生にまかせて心配なくきてね」といっていただき、家に帰ってきてすぐ「お当番、前に立ってがんばった!」と帰ってきました。

ははさんのいわれたように、今は発話を意識しない方がいいんですね。

その日は、3回手もピンとあげられたらしく(前もって本人にはまだ先生はあてないからわかったら手をあげてみてと話してました)たくさん先生にほめてもらったととても嬉しそうでした。

今は娘ががんばったらシールをはっていきたくさんためたらごほうびがあるよといったら、お手伝いをはじめがんばっています。

みなさん書かれていますが、少しずつ少しずつなんですよね。
3歩進んで2歩下がる感じでもよしとしなきゃですよね!

これからもがんばります、又アドバイスよろしくお願いします。


題名: はじめまして
投稿日時: 2008-05-21 18:44:27
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まりおさん、はじめまして。
ロンドン在住の7歳の緘黙児の母親で、みくと申します。

娘さん、いい感じですね。
話せるお友達と放課後遊んだりして仲良くなってくると、学校でもうっかり声が出るようになるのでは、と思います。
うちの息子がこのケースで、徐々に話せるクラスメートの数が増えていきました(昨年から全員と話せています)。
最初は休み時間に運動場で、そのうち教室で、授業中にも、という風に...。
すごーく時間がかかりましたが、子どもによって快復が早い子も遅い子もいるので、お互いにあせらずにマイペースで頑張りましょう。

>先日は初めてのお当番、前日「行きたくない」といったので、先生に電話し「大丈夫、先生がついているから。先生にまかせて心配なくきてね」といっていただき、家に帰ってきてすぐ「お当番、前に立ってがんばった!」と帰ってきました。

担任の先生、細かな心遣いができる方のようですね。
こういった小さなサポートのひとつひとつが、とても大切だと思います。
「お当番ができた」、「先生に褒めてもらった」という嬉しい気持ちが、自信や学校が楽しいという気持ちにつながって、不安がどんどん減っていくんじゃないかな。

>娘に「お返事してみたい?ほんの少しがんばってみる?」と聞くと、「無理、このままでいい」といいます。
やはりこれから先進めるには本人の意思が必要でしょうか?


低学年の子どもって、深く考えずにその時思ったことを話すことが多いような気がします。
「このままでいい」 → 「私はこのままずっとしゃべらない」と解釈せず、今はそういう気持ちなんだな、と考えた方がいい場合もあるかもしれません。
私は今まで息子から、「今日、○○君に『あ~っ!話してる。何で僕には話さいの?!ズルイ!』って言われた。もう絶対にあの子とは話さないもん」とか、
「僕、学校で○○は絶対しない」
などと言われた時に、「じゃあ、しなくていいよ」と言ってしまったことが何度もあるんです(これってマズイかな?)。
でも、結果的には息子は嫌がっていたことを徐々にクリアしてきました。
うちの子の場合は、その時々の「嫌だ・怖い」という気持ちを共感してもらうことで、安心して少しずつ先に進んでいるような気がします。
子どもによって性格も症状も違うので、どんな風に対処するかは注意が必要ですが。

ははさんのいうように、発話や目標をあまり意識させずに、楽しい時間を過ごすことが大切だと思います。


題名:
投稿日時: 2008-05-21 21:33:40
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みくさん、はじめまして、アドバイスありがとうございます!

そうですね、私も気持ちに寄り添って共感していこうと思います。
きっと、気持ちをわかってほしいんですよね。
これからも大きな気持ちで見守っていきます。

息子さんすごいですね!
娘と同じ状態でクラスのお友達全員とお話できるようになったとのこと、とても嬉しく思いました。
息子さんとみくさんががんばられて、周りの方々がとても協力的だったんですね!
私も周りの方々にとても協力してもらってがんばっています!

娘はクラスの中で2人のお友達とはお話できています。
他のお友達ともかかわりはもっているようなので、少しずつ少しずつ話せるようになればうれしいです。

とりあえずあせらず楽しい時間がずっと続くように見守っていきたいです。
これもみなさんのおかげでそう思えます、これからもよろしくお願いします!


題名: 近況報告
投稿日時: 2008-05-22 00:49:01
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 34
まりおさん、

娘さん、よかったですね!!この調子でどんどん嬉しい事が増えていくといいですね。


みくさん、
↓これ、私も先日そう思いました

>低学年の子どもって、深く考えずにその時思ったことを話すことが多いような気がします。

時々ぽろっと言うことに抑えつけていた本当の気持ちが表現されることもあるようですが、あまり考えずにその時の気分でものを言っている時もあるんですよね。

うちの娘は人の言うことをいちいち真面目に聞きすぎるなんて思っていましたが、私自身にもそういうところがあり笑ってしまいました。親としても真剣であるが故なのですが、おかしいですよね。

私は娘の抱えている不安や困ったことに共感することはできても、全部解決してあげることはできないし、何でもかんでも良し悪しの判断をしてあげることはできないと気がつきました。しようとしてはいけないですよね。娘の気持ちは受け止めて、後は娘の力を信じて、間違ってもいいから自分で何とかしようとする本人の気持ちを大切にしようと思いました。


ところで、前回の書き込み以降いろいろなことがありました。(すみません、長いです。)

先週の金曜日の遠足では、娘は朝からすごくイライラしていて、私のほうがキレそうだったのですが、最後の30分くらいクラスごとの質問ゲームで8人のクラスメイトと3人の大人と話すことができました。突然のことでびっくりしました。「好きな色は何ですか?」とか「好きな食べ物は何ですか?」というような簡単な質問が用意されていて、できるだけ沢山の人に話しかけるというゲームでした。自分の言葉ではなく、あらかじめ用意された質問だったので話しやすかったのかもしれません。自分が質問された時もちゃんと答えていました。

日曜日は幼稚園での親子遊びに出かけたものの、どうしても嫌がって園舎にも入れず、こちらが根負けしてへこんで帰ってきてしまいました。幼稚園で私やお父さんと遊ぶのは大好きだったのに、なぜかダメでした。

そして珍しく「もう幼稚園に行くのは嫌だ」と言い出しました。


月曜日、私が幼稚園まで送って行ったのですが、やはり行きたくないと駄々をこね、門の手前で大泣きしながら「嫌だー、帰るー」と叫びだしました。緘黙児らしからぬことで混乱しました。


15分ほどなだめたりすかしたり言い聞かせましたが、頑として帰ると言い張るので、「じゃあ、先生に休むこと伝えてから帰ろう」と、何とか門まで辿り着きました。するとアシスタントの先生がさっと娘を抱っこして園舎まで猛ダッシュしてしまいました。休むと伝える間もなく、あっという間でした。50メートルくらい(?)離れた靴箱の前で、泣き続け「嫌ー!帰るー!!」と叫ぶ声がかなり大音量ではっきり聞こえていました。

娘を騙したようでまずかったなあ、先生にやっぱり連れて帰りますと言おうかなとも思いましたが、こんなことは初めてなので、しばらく隠れて様子を見たいという気持ちもありました。園長先生が娘に話しかけてくれていました。しばらくして娘は泣き止みましたが、靴箱の前で座り込んだままでした。「幼稚園で遊びたいけど、ママとも一緒にいたい」と決めかねているとのことでした。園長先生が「それは困ったね。でもどうするか自分で決めなきゃね」と言うと、じーっと考えていたそうです。とりあえず大丈夫そうなので、このまま様子を見ようと園長先生と話し合い、私はこっそりその場を後にしました。


その後、娘は先生方やクラスメイトなど、まわりの人みんなと話し出したそうです。お迎えは夫が行きましたが、みんなと一緒にお帰りの歌を歌ったり、家にいる時と同じ調子でクラスメイトと話している娘を見てびっくりしたそうです。


やはり娘に嘘をついてしまったようで悪いなあとは思いつつも、結果オーライと思うことにしました。

火曜日、水曜日もどうなることかとドキドキして送り出したのですが、もっともっとおしゃべりしているようです。

また、娘は毎晩寝る前に、「お化けがでたらどうしよう、怖い忍者がやってきたらどうしよう」と不安がっていたのですが、月曜日以来ぱったりそういうことを言わなくなりました。かわりに「早く幼稚園、行きた~い」と言っています。


まだ3日目なのでこれからが大事とは思いますが、きっと大丈夫と信じています。

こちらのフォーラムの皆さんからの支え無しでは、ここまで来れなかったと思います。きっと私のほうが不安につぶされていたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いします :D


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