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題名: 今、昼休み
投稿日時: 2006-07-28 12:51:33
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りんごさん、お久しぶりです。
りんごさんのお子さん、何が好きですか?
うちの娘が小6の頃、ゲームにはまっていました。
夏休みはエアコンがきいた部屋で、お友達とゲームばっかり。
それもDS?よくわかりませんが、それぞれ自分の持っているDSで通信して、何も会話しないで
お友達と通信して遊んでました。
みんなDS持っていて3人、4人ぐらいのときもありましたよ。
「あなた達、すぐ隣にいて、なんでそれ(DS?)で会話してるの??」と不思議に思ったものです。

りんごさんのお子さんはゲームは好きですか?
それとも、体を使った遊びが好きですか?

ゲームなど「話さなくていい道具」を使って、お友達と自宅の自分の部屋で遊べたらいいのでは、と思いました。
とてもリラックスした場所で、お友達と自分の好きな事をして楽しめるのが一番だと思います。
そして経過を見ながら、「ジュース飲む?」と質問してみる、とか。
ゲームで集中してるときに、おかあさんに声をかけられたら、うっかり「うん」って言ってしまうかも?

例え話ですので、決してDSのコマーシャルをしているわけではありません(笑)


題名: ははさん、りんごさんへ
投稿日時: 2006-07-28 16:56:03
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ははさん、いつもありがとうございます。
りんごさん、はじめまして。

昨日三者面談があり、担任の先生と進学先のことやら話してきました。夏休み前にお願いしておいた、「誰もいない教室で親と会話練習をする」許可をいただいてきました。いまどきの学校は不審者対策などいろいろ面倒なことも多いのですが、担任の先生が校長先生に掛け合ってくれ、また職員全員に話を通してくれて、練習をしている間はその場所をだれも通らないように気をつけてくれることになりました。

先日、友達の家に6年ぶりに遊びに行った息子は、「楽しかったよ~。」と嬉しそうに帰ってきました。6人くらい集まったとのことで、「何して遊んできたの?」と聞くと、「みんながゲームやってるのを見てただけだよ。」との答。「それでいやじゃなかったの?」と聞くと、1度だけ両手を差し出して「やらせてー」とジェスチャーで伝え、参加したとのことでした。ジェスチャーでそれなりにやりとりできるようになって、みんなと一緒にいることが苦痛でなくなったようです。「今度うちにもきてもらおうよ。」と言うと、「それはやだ。僕、誘えないし,来てもらっても何して遊んだらいいかわからない。」との答でした。中3ともなると、本人にもプライドがあるし、親が友達を招いて一緒に遊ぶわけにもいかず、難しいですね。でも、担任の先生によると、その誘ってくれたお友達がとても気にかけてくれていて、「○○くん、ニコニコしてたけど、ほんとに楽しんでくれたかなー。心配だなー。先生聞いといて!」と言ってたそうで、ありがたいことだなーと思ってます。

大きくなってからだとガードも固くて、なかなか「うっかり」も期待できず、確かに難しいことも多いのですが、自分で「何とかしたい」と思い立ったときには、本人と相談しながら進めていけるのが利点だと思います。「こんなことにチャレンジしてみようか?」「次はこれを目標に頑張ってみよう!」など話し合い、本人がやる気になったことに沿って学校側と交渉し、実現可能なことを試してみるようにしています。ただ、どんな小さなことでも、新しいことにチャレンジするのは本人にとって勇気がいることです。いくら「自分のため」「将来のため」と言っても、不安な気持ちに打ち勝つほどの説得力を持たない場合が多いので、うちでは、「新しいこと、苦手なことにチャレンジ」できたらポイント制でご褒美をあげることになっています。ご褒美も使い方を間違えるとプレッシャーがかかり逆効果ということで、私もすでに経験済みですが、現在は子供が前向きに取り組めるようになっているので効果的です。(息子は収集癖があって、ほしいものに対してかなり執着します。)

こんなふうに友達とニコニコとジェスチャーでやりとりしたり、緘黙克服への取り組みができるようになるまで、2年かかりました。6年生の段階でできていることもあったのですが、中学入学でかなり後退し、やっとのことでスタート台までたどり着いたという感じです。でも、小学校ではここまでできていたということを知っているから、中学校でも頑張れると思っています。

りんごさんのお子さんも、もし、いろいろなお友達と笑顔でやりとりできるようになっているのなら、今こそ会話の「はしご」のファースト・ステップを踏み出すチャンスなのではないかと思います。わたしのほうもまだこれからなので、あまり参考になることは言えませんが、皆さんに負けないように頑張っていきたいと思います。

相談所で受けた指導の内容や、中学校にお願いしてきた様々な配慮について、参考までに次の機会にでも書き込みたいと思います。


題名: ありがとうございます
投稿日時: 2006-07-28 22:28:47
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ははさん、OZUさん、さっそくお言葉をありがとうございます。

息子もDSやプレステが大好きですがゲームは今のところ弟とだけです。
そういえば息子が学校で本当に仲良くしているお友達は
まだ遊びに来たことがないので
今度それとなく提案して、誘ってみますね。

野球は去年くらいからみんなとできるようになって
休み時間も昼休みも放課後も野球して指の皮が剥けたほど大好きです。
少年団に入るほどの勇気はもちろんありません。
夏休みに入って、1日1回は一人でもボールで遊んでます。
来年中学に入って『野球部に入る!』と言ってますが
野球の基本は 声出し ですよね :(
まあ、それまでまだ8ヶ月あるから。
あせっちゃだめですね。

OZUさん、中学入学でかなり後退しましたか・・・
会話の「はしご」のファースト・ステップを踏み出すチャンス!
そうですね、今できる事。
もう一度復習してチャレンジしてみますね!!!


題名:
投稿日時: 2006-07-29 09:13:14
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りんごさんへ

息子さんのお友達がいつか遊びにきてくれたらいいですね。
息子さんがお友達を誘えなかったら、担任の先生にお願いしてもいいかもしれません。
担任の先生は緘黙のことご存じの方ですし、協力してくれると思います。
そして、りんごさんの文面から、仲の良いお友達はきっと遊びに来てくれると思いますよ。
今、夏休みだからもどかしいですね。

私も、2学期の放課後を利用して、まずは校庭から、私と子供と仲の良いお友達と遊べるように、
今、簡単にまとめた資料(先生全員が目を通せる程度)を作成してます。
申請書??みたいなものも添付して、担任の先生をとおして、校長先生、教頭先生、、、学校の職員の方にも目を通してもらいたいな、と思っています。
そうすることで、放課後、「この人、一体誰?何してるの?」が防げますし、多くの人に理解してもらえるかなあ、と思います。
学校の職員って、とても多いですからね。


題名: 誰もいない夕方の校庭で
投稿日時: 2006-07-29 22:01:36
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 80
息子が大好きなキャッチボールを
今日は私、主人、緘黙の息子とその弟、4人でやってみました。
いままで、それほど気にしてなかったんですが
4人だけだと、家にいるように校庭でも声が出ました。
田舎なので小学校の校庭は自由に使えるし
誰がいるかも一目瞭然の恵まれた環境なので、
夏休みは校庭で息子たちと 遊んでみますね。
家の中よりも校庭が一番生き生きして見えるので
息子には いいかなと思います。
そしてそのうちお友達をよんで、家にも来てもらって・・・

ははさん、二つの仕事をしながら
2学期に向けて資料作りとは!すごい!
初受診の時、診察結果の
今気をつけてほしいこと、やってほしいことなどを
簡単に1枚にまとめて担任に提出したら、
職員会議でも他の先生たちに話してくれました。
ははさんのところは、大きな学校のようですが
きっと役に立つと思います!!!


題名: りんごさんへ
投稿日時: 2006-07-30 08:27:31
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早速校庭で遊ばれたんですね。
兄弟仲もよさそうで、お父様も協力してくださってて、心強いですね。

仕事2つ、、、いえ、1つは休んでるので、現在1こです。
本当はこの夏休みに学童にあずけてまで仕事はしたくない。
学童は100人もいて、息子にとっては学校よりも恐怖だと思います。
学童ってあんまり良い環境ではないのは、わかってるけど、仕事がやめられない事情があって、
仕方なく預けてます。このことで、ものすごく落ちこむ事が多く、前に
この掲示板に色々愚痴の書き込みをしたことがありますが、プレビュー画面を見て、
こんなこと書き込んでも、全然役立つことじゃない、、、と消したことがあります。

うちの学校は入り口という入り口全部に鍵がかかっています。校庭もはいれません。
生徒も1000人近いです。結構セキュリティすごいです。
一度傘を忘れて取りに行ったんですが、校門は先生がまだ残ってたのであいてたのですが、
靴箱から、もう鍵がかかっていて、傘置き場まで行けませんでした。
子供が前に言ったんですよ。
「学校って、人がいっぱいいるから怖い」って。。。。
だから、早くなんとかしないといけません。


題名: 焦っちゃだめだと思うけど
投稿日時: 2006-07-30 21:57:00
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 80
ははさん、仕事、辛いこともいっぱいあるけど、
視野が広まるから、うらやましいです。
私は今、時々入るバイトしかしてません。
去年から主人がうつになりずいぶん良くなったけど今も治療中で、
自分は仕事頑張るから私には家に居てほしいというので。

100人いる学童に、切ない思いで預けているのでしょうね。
私も、仕事してた頃、
息子を保育園に泣く泣く預けていたからお察しします。
生徒1000人!!!
場面緘黙になったことがない私でも、引いてしまいます。
しかもセキュリティ万全なんですね。
こちらも小学校の校庭は自由に使えるけど
中学校はそうもいかないらしいので
私も実は、たぶん心底、焦ってます。


題名:
投稿日時: 2006-07-31 10:29:25
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りんごさん、こんにちは。

この前はいろいろとプレッシャーをかけるようなことを書き込んでしまい、ごめんなさいね。私も3年前にりんごさんと同じ思いをし、「中学に入る前になんとかしなければ」とあせっていました。
あの頃は場面緘黙に関する資料も手に入らず、相談所では「緘黙そのものを治そうとしてもだめ」と言われ、「もうしゃべれるようにはならない」と言われたように感じ、落ち込みました。今、手元にある資料を読めば、子供にプレッシャーを与えるだけで逆効果とはっきりわかるような、やってはいけないことをたくさんやったように思います。
「話すことに焦点を当てないように」との指導を受けたにも関わらず、どこか納得できず、祖父母などがうるさかったこともあり、訓練すれば慣れるだろうというまちがった考えのもと、「あいさつくらいはできるようになろう!」と練習させたりしてました。今思えばかわいそうなことをしたと思います。
数々の不適切な取り組みをしましたが、息子が「しゃべれるようになりたい」という気持ちを強くもっていたので、小学校ではそれなりに改善が見られ、授業中の音読や学年全体での発表などもできるようになりました。とてもいいクラスで、もししゃべらないことでいろいろとちょっかいを出してくる子供がいても、担任の先生が上手に指導してくれたため、クラスにとけ込むことができました。

この続きはまたあとで書きます。


題名: りんごさんへ
投稿日時: 2006-07-31 17:20:56
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りんごさんの息子さんの学校と違うところは、学校の規模が大きいことです。小学校では学年4クラスあり、3つの小学校の生徒が同じ中学に入学します。小学校の各クラスの生徒がシャッフルされて、最終的に6クラスに分配されるのだから、クラスメートで顔なじみの子は6~7人ということになります。せっかくみんなに受け入れられ、それなりに認められて、苦手なことにもチャレンジしてきたのに、中学入学と同時に、それまで接触のなかった子供たちにいろいろ言われ、また緊張して固まった状態にもどってしまいました。中学校でかなり後退したと書きましたが、そんな事情からです。

中学校まで同級生のメンバーが替わらない、しかもみんながしゃべらなくても判ってくれる恵まれた人間関係の中にいるということは、中学校で多少環境が変わっても、乗り越えなければならないハードルはそれほど高くないということです。これから取り組んでいくことを中学でも継続し、ステップアップしていくことができると思います。

中学進学がきっかけになって話し出す子もいると聞きます。「野球が好き」という気持ちが強いなら部活での声出しがきっかけになることもあるかもしれません。もし、声が出せなくても、「声が出せなきゃ野球はできない」という法則はありません。

うちの子は小学校でスポ少をやっていて(野球ではありませんが)、「中学校に行っても絶対に続ける」と言っていました。中学の部活はどの部も声出しがあって、とくに1年生にやらせるのが恒例になっていましたが、父兄の方や生徒の部長に事情を話し、一人一人の声出しを免除してもらうことをお願いしました。もちろんうちの子だけ特別扱いをお願いすると他の1年生の目もあるので、1年生は全員免除という形になりました。その他様々な配慮をお願いしながら、部活動を楽しむことができるようになり、それをきっかけに授業にも出られるようになりました。好きなことがあったおかげで不登校の危機を免れました。

通り過ぎてきたから言えることかもしれませんが、ある程度開き直ることが必要だと思います。「ここまではできるようにならなければ・・・」と思いつめると、あせってしまいます。できなければできないで、ずうずうしくなんでもお願いしてみると、無理だと思っていたことでも案外通ることが多いです。「中学入学までは・・・」と期限を決めず、ゆっくりゆっくり練習していけばいいという気持ちが大切だと思います。

自分のやってきた数々の失敗を反省しつつ書いてみました。


題名: OZUさんへ
投稿日時: 2006-08-01 09:59:32
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 80
とっても参考になるお話、ありがとうございます。

私は今年の春まで場面緘黙を知らずに
不適切な取り組みをたくさんしてきたようにも思います。
場面緘黙とわかっただけで
気をつけなければならなかったこととか
理解できなかったことが わかるようになって
私も楽になれたし、息子も明るくなってきました。
それだけでも 今年の大きな収穫だと思います。

期限を決めずに、ゆっくりゆっくり。
そして、ずうずうしく頑張ります :D


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