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題名: 夏休みの学校で親子でおしゃべり・・・実践してます。
投稿日時: 2006-08-02 12:23:29
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中学校は夏休みと言っても、部活動のため生徒の出入りが激しいのですが、比較的人の少ない午後を利用して学校へ行き、息子と「会話の練習」を始めました。

これまで、学校の中では,校舎1階の端っこの本当に誰も通らない部屋でしか息子と話をしたことはなかったのですが、今回は2階で職員室に近く、時々先生たちや生徒が廊下を通るような部屋です。夏休みの午後の学校はむちゃくちゃ暑い!!それで思い切って窓も前後の戸も全開でやってみました。小さい声で口もちょっとしか開かないものの、しっかりと聞こえる声で話すことができました。廊下を人が通るとイライラして「戸を閉めてよ!」と怒ってましたが、「暑いからかんべんして。」と閉めずに続けていたら、少し慣れた様子でした。

途中、教頭先生が乱入してきて話しかけたので、口を閉ざしてしまいましたが、声をかけられたのがうれしかったみたいでした。「今度教頭先生が話しかけてきたら答えてみようか?」ともちかけると、「もっと慣れてからね!教頭先生にも前もってそう言ってね!」との答でした。これはひょっとすると夏休み中に教頭先生と話せるかも・・・とちょっとだけ期待してしまいました。
昨日が2回目でしたが、部屋を出て2階の廊下をぐるっとひとまわりしながら話すこともできました。

今日も午後から学校へ行きます。今日は3階のクラスルームに近い学習室へ行ってみる予定です。


題名: りんごさんへ
投稿日時: 2006-08-02 16:16:17
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りんごさんと情報交換したいことがあるのですが、
もしよかったら、メールをくださいませんか。
富氏さんにお願いしておきましたので、
メールして私のアドレスを教えてもらってくださいね。


題名: OZUさんへ
投稿日時: 2006-08-02 22:34:52
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富氏さんにメールしました。


題名:
投稿日時: 2006-08-05 14:33:12
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今、みくさんからのアドバイスやけいこさんの記事中のコメント、活動、場所、人へと勧めていく、というのを参考に頑張っています。
仲の良いお友達と一緒にいろんな活動、場所へとすすめています。

最初は、自宅でそして知っている人がいない遠い公園、、、、(省略)近くの公園、友達の家(私も一緒)へと学校以外の場所で遊んでいます。

そして、この間レジャープールへ2人を連れて行きました。
なが~い曲がりくねった滑り台を2人とも初めてチャレンジしました。
最初にトライしたのは、うちの息子。自分が最初にトライして成功したことで、かなり自信付いていました。何回も何回もすべって、足がつかない流れるプール(危ない!)にもチャレンジして、冷や冷やものでしたが、収穫は大きかったです。
そして、自宅に帰ってからも、私がうっかり昼寝をしている間に、いつも親と一緒に行く「虫取りコースの山」へも、息子先導で2人だけで行き、セミなどをゲットしました。
自分が虫を捕ったんだ!とまたまた自信たっぷりでした。

なぜ、活動、場所なのか、わかったような気がしました。
負担が少ない活動、場所からすすめていくうちに、自信がついてくるんですね。
最近では、今まで親がついていないと出来ないこともひとりで出来るようになり、
自信がつくと、こうも変わるのか、と驚いています。

今日もまた、お友達に自宅にきてもらっていますが、今日は学校で地域の夏祭り。
このまま、一緒に連れて行こうかと思っています。
実は、夏休みに学校へ訪ねることは、まだいろんな事情で出来ていませんが、
今日の学校は、楽しい夏祭りだし、周りは薄暗くて、人目もそんなに気にならないだろうし、場所を学校へ移すスタートに調度いいのでは、と思っています。

また、報告します。


題名:
投稿日時: 2006-08-06 07:33:24
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昨夜の夏祭りですが、やはり、暗くなるとともに元気さがアップしてきました。
前も、花火の時、苦手な子の前でも話していたし、ゴーグルをつけて室内プールに行ったときもそうでした。
そういえば、私も会議で前に出て発表するときは、わざとメガネをはずします。
人の視線を気にしなければ、そんなにドキドキしません。
大人でサングラスしている人って、はずかしがりやさんなのかもしれませんね。


題名: ははさんへ
投稿日時: 2006-08-06 08:14:54
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シポンブラム先生の資料No.1にも
「治療の主な目的は、不安を低くし、自尊心を高め、社会的場面での自信やコミュニケーションを増やすことです。」ってあります。

短く言うと、「①楽しく②自信つけながら③場数を踏む」の3つです。

人間、体を動かずと緊張がほぐれますが、特に、ははさんの子どもさんは体を動かすのがお好きなので、プールや虫取りは最高です。
何か一緒においしい物を「食べる」のもいいと思います。
(ゴーグルやサングラスは刺激量を抑えて敏感さをカバーし、不安を低める役目がありそうです。暗闇も!
緘黙児は人に注目されたり、人と目を合わすことが怖い場合が多いから。)

なによりも、こどもさんが生き生きされているところがとってもいいと思います。 母と離れて虫をゲットも大きな自信になったでしょう。得意顔が目に浮かびます。

それにしても、”母”は体力要りますね~。体に気をつけてくださいね。


題名:
投稿日時: 2006-08-08 09:08:16
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みなさん、「夏休みの学校で」を頑張って実行されてますね。ちゃんと成果が上がっているようで、嬉しい限りです。

言い出しっぺの私も、週2回(1回は学校で開催されているサマースクールに参加)ほど学校に通っています。
が、今日行ってみたら教室に鍵がかけられているではありませんか!
夏休み前に特別支援教育コ-ディネーターにあれだけ頼んでおいたのに...。
仕方ないので、廊下の隅にある図書スペースで本を読みながら、30分ほどおしゃべりしました。
サマースクールの子供達が行ったり来たりしていたので最初は不安そうでしたが、すぐ慣れたので教室で2人きりで話すよりも良かったかもと思いました。

ozuさんの場合のように、教室で会話の練習をしている時に、偶然人が入ってくることはよくあると思います。
人が入ってきたらすぐ判るよう、子供を入口が見える場所に座らせるのがいいみたいです(親は入口に近い側に座ります)。


題名: 今から3カ月前の話です
投稿日時: 2006-08-09 10:21:39
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いまから 3カ月前の話です。
息子が緘黙症と知って、1週間後、息子と山登りに行きました。
まだ、そのころの息子は少し緘動もある状態で、私も何から手をつけていいのかわからず、途方にくれていました。
山登りなんて、私には一生縁のないものと思っていました。
私は、基本的には体を動かして汗を流すのは苦手です。体質的に暑かったり、つかれるとじんましんがでるくらいですから。

山登りは子供でも登れるよ、というコースで30分ぐらいといわれていましたが、
結構ハードで片道1時間もかかりクタクタになりました。
5月ということもあり、のぼっているときに、下山しているひととたくさんすれ違います。
登山ってさわやかな挨拶をするのがマナーらしくて、本当にすれ違う人全員「こんにちは」と言ってくれるんですね。
子供から、おばあちゃんおじいちゃんまで、中には、引きこもり風の人も(たぶん)。何度も何度も挨拶されいるうちに、挨拶を返さない方が不自然というか、子供なりにきまづかったのでしょう。
息子がこんにちは!と自分からいつのまにか言えるようになっていました。(もちろん、その時だけですが)

私自身、山登りするまでは、めそめそと枕をぬらしたものです :oops:
でも、登っているうちに、何でも出来そうな気がしました。
息子のためというのではなく、私自身が何か苦手なことにチャレンジすることでラインをぴーーと引きたかったのかもしれません。


題名: 年齢も上で 別の障害名がついています 
投稿日時: 2006-08-16 23:21:16
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皆さん、はじめまして。みちと申します。
うちの子は皆さんのお子さんとはちょっと違うかもしれませんが、学校でしゃべれないという点では同じですので、お仲間に入れて下さい。そして、何かお気づきの方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをお願いいたします。

場面緘黙症理解のための資料No.1、No.2大変参考になります。また、皆さんの体験談を参考に私もこの夏休みいろいろ試しています。ありがとうございます。今回資料No.3を読ませていただき、さらに勇気づけられました。特に「15 予後について」の最後の文「人とのコミュニケーション体験の1つ1つが、必ず緘黙児の将来の心の糧となる。」を読んで感激しました。もう遅すぎるのではないか、打つ手がないのでは・・・と、最近ちょっと弱気になっていたところでしたので、本当に心強く思いました。どんなに小さな取り組みでもきっとプラスになると信じて、引き続き子供を励ましていこうと思います。

転勤族の家庭で育った息子は、小学校での2度の転校をきっかけに学校でしゃべれなくなりました。現在中学3年生です。家庭以外ではほとんど乱れることはありませんが、若干、高機能自閉症またはアスペルガー障害の特徴を持ち合わせています。緘黙が長く年齢が上なこと、一般的な場面緘黙といくつか違う特徴があることなどから、資料にあることがそのまま実践できないことも多く、これからどう治療を進めていけばよいのか迷っています。

息子は大人より同年代が苦手ですが、現在クラスにはすっかりなじみ、子供たちと資料No.3の9にあるステージ1―非言語的コミュニケーション(身振り・手振りでの意思の疎通、または筆談)は楽しめるようになっています。また、この夏休みに、誰もいない教室で担任の先生のclosed questionに答えられるようになりました。そして、日直の先生2人しかいない職員室で母親とのささやき声の会話も成功しました。明日は、職員室で担任の先生との会話に挑戦する予定です。今後、担任の先生とは「活動」、「場所」ともにステップアップできそうですが、その先、どこに目標を定めて、どういうステップを踏んでいけばいいのかわかりません。次に何にチャレンジしたいか、息子と相談しながら進めていますが、親しい友達との会話を目標にすることを提案したところ、「僕がしゃべると今までの友達との関係が崩れてしまうからいやだ。」との答でした。

資料の中でいくつかわからないことがあります。
No.1の3「言葉を話さないという現在の行動様式を『捨てる』よう援助する方法」
11(2)「特定の場面で自分がどれだけ『恐怖を感じているか』、子供が確認できるようにする」
No.3の13「思考パターンを変え、不安軽減を目標とする認知行動療法CBT」「簡単な課題から困難な課題」
とは具体的にどういうことをすればいいのでしょう?
No.2に「計画の作成を支援してもらうために、場面緘黙症の治療を行う力量のある専門家が必ず必要」とありますが、身近にそういった専門家が見つからない場合、母親がその代わりを務めるしかないのでしょうか?

どんな小さなヒントでもかまいません。よろしくお願いいたします。


題名: けいこさん、ありがとうございます
投稿日時: 2006-08-19 01:01:45
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けいこさん、専門的説明をしていただきありがとうございます。とてもわかりやすいです。

>自分の状態を知るということは、不安に襲いかかられる受け身的な状態から、不安に立ち向かう能動的状態への第1歩

なるほど!心理学っておもしろいですね。さっそく得点化を試してみたいと思います。

>お近くに、教育センターや児相、クリニック、心理相談を開設している大学などはないですか?

児相のお医者さんは児童心理に詳しく頼れる先生だと知っているのですが、県庁所在地からはるばる派遣されてくる先生で、予約をして会っていただくのも何ヶ月先になるかわかりません。田舎ですので、なかなか難しいです。

>お母さん1人で抱えて煮詰まらないように、出来るだけ、お母さん自身が家族やお友達とのコミュニケーションを広げていくことが必要かなと思います。

友達にはちょっとだけ話してみたことはあるのですが、なかなか当事者でないと通じない世界であるように感じました。主人は「難しい話はパス」というタイプなのであてになりません。(お気楽な性格が彼のいいところです。)実はおじいちゃん(主人の父)に資料No.3を読んでもらいました。以前、自閉症の資料を読んでもらったときは、今ひとつ反応が悪かったのですが、今回は内容が前向きなものだったせいか、とても熱心でした。お盆に「今こんなことに取り組んでいる」とか、「こんなことができた」とか、いろいろ話ができて私も少し気が楽になりました。息子はおじいちゃん子で、高校受験のことやら、将来の夢やら、おじいちゃんからプラスのメッセージをいっぱいもらってはりきっていました。

身近なところではおじいちゃんや学校カウンセラーの先生と相談しながら、この先やっていきたいと思います。でも何よりも、ここの掲示板をとても頼りにしています。お忙しいとは思いますが、またいろいろ教えてください。


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