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題名: ははさんへ
投稿日時: 2006-09-27 08:29:40
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やったね、ははさん!
息子さんは加速度的に快復しているようで、嬉しい限りです。緘黙症が判明してから6ヶ月でクラスのみんなに聞こえるような声で話せたなんて、スゴイです。ははさんと息子さんの頑張りと、先生の協力の賜物ですね。

実は、うちの息子も7月に学校の中庭でピクニックした時、隣にいた友達に言ったつもりなのでしょうが、周りの子供や先生達に聞こえるような大きい声で一度だけ話せました。新学年に入ってからは、また小声に戻ってしまいましたが、新担任にも話をすることができる状況です。先学年でかなり快復したためか、今期は学校側からのサポートがすごく少ないので、後は息子を信じてゆっくり待つしかないかな、という状況です。


題名: ははさんへ
投稿日時: 2006-09-27 09:50:24
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:D すごい!

かわいらしい微笑ましい光景ですね。
思わず笑って読んでしまいましたよ。

私も頑張ります♪


題名: ははさんへ
投稿日時: 2006-09-27 12:16:25
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ははさん、いいなあ・・・頑張ってきてよかったですね。

息子さん、先生にほめてほしくて、うずうずしてるんでしょうね。消しゴムを隠して、自分でほめてもらえるようにしむけるなんて、やり手ですね。ははさんのお子さんは、この勢いでどんどんレベルアップしそうで、うらやましいです。

うちの子には、卒業までに、クラスのみんなに聞こえるような声で話せる日が来るのだろうか・・・。欲張ってはいけないとわかってはいるのですが、ついつい、卒業までに・・・と思ってしまいます。中学校入学以来、教室では一声も発していない息子が、それを克服するには、はるかに大きなエネルギーが必要なことは、理解はしているつもりなのですが。

SC(スクールカウンセラー)との最初の面談以降、何も連絡がないままちょうど4週間たった日、もうSCを頼らずに担任の先生との連携でやっていくしかないと決意して、先生宛の長い手紙を書いて、昼休みの学校に出かけました。そこで、ばったりSCの先生に出会い、「今、時間ありますか?」と声をかけていただきました。予約も入れてなかったのに、急遽、個室でお話をさせていただくことができました。

連絡を待っている間、担任の先生との会話練習も1回きりで、「SCを入れたことで、先生が慎重になってしまい、動きにくくなってしまったのではないか」 などと、よけいな心配をしていましたが、SCの先生から具体的アドバイスをたくさんいただき、そんな心配は吹き飛んでしまいました。いろいろ、話をしている間に、その部屋に、英語の教科担任の先生がひょっこり顔を出し、その場でSCの先生が、週2回の英語の個人レッスンをしていただけるよう、交渉してくださいました。先生と1対1で慣れたところで生徒を一人ずつ入れていく作戦です。英語の先生はこころよく承諾してくださいました。いよいよ、動き出しそうです。


題名: みちさんへ
投稿日時: 2006-09-27 13:42:45
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こんにちは。
英語の個人レッスンについて、詳しくお聞きしたいのですが、答えられる範囲で結構ですので、教えて下さいませんか。
とても良いアイデアですね。
中学はなかなか個人に対して先生が何かしてくれたりしないので、羨ましいです。もちろん、みちさんの積極的な働きかけあってのことですが。

   ①どの時間帯にするのですか?
   ②場所は決まった場所ですか?どこですか?急に使えないことはありませんか?
   ③英語のレッスン内容は先生が決めるのですか?
   ④お子さんは乗り気ですか?
   ⑤同席の友達を誰にするか、誰がが決めるのですか?
   ⑥その友達には何と説明をするのですか?
   ⑦個人レッスンの時、呼びに行くのは誰ですか?


題名: ゲドさん、お答えします
投稿日時: 2006-09-27 16:15:56
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
ゲドさん、こんにちは。

1回目のSCとの話し合いで、「集団面接の練習という形で、生徒を1人ずつ入れていく」 という提案があったのですが、子供にそのことを相談すると、「難しそうだからいやだ」 との答が返ってきました。実際考えてみると、先生たちにとっても設定が難しそうだし、回数を重ねるとすぐにネタがなくなりそうだと思いました。先生たちが一番得意なのは、自分の担当教科の指導だと思ってお願いしてみると、すんなりOKが出ました。

①放課後、短時間で、日をかえて回数をこなせるようお願いしました。

②会議室、被服室など生徒の出入りのない、空いている場所で。

③私から提案した内容は、次のようなものです。
   
「簡単なプリント(空所補充問題など)を先生に準備していただき、まず空所に解答を書かせ、当たっていたら音読させる。それができるようになったら、もう少しレベルの高いものに移行する。」

④それを親がやろうか?と提案したときには 「絶対いやだ」 と拒否反応でしたが、「先生ならいいよ」 とのことでした。英語は息子の得意科目で、教科担任のことも好きです。

⑤同席の友達は、もちろん、子供本人が決めます。本人の希望を親が伝えます。

⑥以前、面接練習を口実に、担任の先生と会話練習を始め、それがうまくいったとき、「じゃあ、今度は教室で音読をしてみよう!」 となりました。そのとき、本人の希望で、クラスのみんなに、本人のいないところで、担任の先生から次のような話をしていただきました。

「最近、○○君が、先生と声を出す練習を始めました。中学までしゃべれない状況が長引いている子が、それを克服することは本当に難しいのです。うまくいった例は多くはありません。実際、とても難しいことなのですが、このクラスなら、もしかしたらできるのではないかと思っています。いいクラスに恵まれて、○○君本人も今、がんばってみたいという気持ちになっています。みんなは、次のことに注意してください。」

「視線を向けられると極度に緊張するので、授業の中で、順番が回ってきても、視線を向けたりしない。初めて声を出したときの周囲の反応がこわいので、チャレンジしたことがクリアできても、周りと顔を見合わせたり、ざわついたり、ことさら喜んで騒いだり拍手したりしない。また、できなくても、励ましたり慰めたりせず、なにごともなかったかのようにそっとしておく。」

「『あ、○○君がしゃべった』 『もう一度聞かせて。』 などの声かけをしない。→ これをやってしまうと、またもとの状態に戻ってしまいます。」

「周囲でやってはいけないことをする人を見かけたら、注意しあう。
他のクラス・他の学年などで、事情を知らずに、興味本位で言ってはいけないことを言う生徒を見かけたら、やめるように注意するか、または先生に相談する。」

「もし、仮に授業中音読をしたり、質問に答えたりすることができるようになったとしても、すぐに普通にしゃべれるようになるかというとそういうわけには行きません。周囲の人は期待をしすぎず、プレッシャーをかけないように、今までどおり接してください。そして、少しでも進歩の兆しが見えたら、心の中でそっと応援してください。うまくいくかどうかは、クラスの中で、いかにリラックスして、課題にチャレンジできるかにかかっています。」

以上ですが、中3ともなると半分大人です。クラス全員に⑥の話をしてから、数ヶ月経ち、いまだ、教室での発声は成功していませんが、みんな静かに見守ってくれています。

英語の個人レッスンの際は、「○○君が声を出す練習をするのに、協力してくれるように」 と、頼むことになると思います。

⑦「担任の先生が主導しているという印象を与えるようにしたほうがいい」 とSCの先生がおっしゃっていたので、たぶん担任の先生になると思います。


題名:
投稿日時: 2006-09-27 22:12:41
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みくさん、りんごさん、みちさん、こんばんは。
今日だけで、ここのトピック6件も書き込まれてて、驚きました。
みなさん、嬉しいお言葉ありがとうございます。

みちさん、本当に色々とされているんですね。
みちさんのこれまでの取り組みは、この日本で、何本かの指に入りそうなくらい(?)すごいです。
私はみちさんに良い刺激を受けて頑張れてるんです。

さて、最近息子は担任の先生との交換日記に書くことが変わってきました。
交換日記といっても、1年生なのでちょっとした文とキャラクターの絵を描く程度だったんですが、今日は教室の中の絵を描いていました。
これは、初めてですね。
自分の席とお隣のお友達の席ともう2人のお友達の席とそれぞれ人物も入っていて、名前も書かれてました。
そして、隅っこに、う○ち :!: の絵が・・・・
とうとう、この絵が出てしまいました。喜んでいいものかどうか・・・

そして今日、「6年生にカンチョーした!」と、帰宅するなり嬉しそうに報告してくれました。
あこがれのカンチョーデビューに成功したようです。


題名: はじめまして
投稿日時: 2006-09-28 10:04:55
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みなさん、はじめまして!
中3の男児の母です。中3の1学期後半に不登校になったため、
担任の先生からスクールカウンセラーを紹介されました。
そしてカウンセリング後初めて、息子が緘黙症であると気づきました。
5年生くらいから学校で話せなくなったそうですが、学校には行っていました。
でも、今はもうぎりぎりのところまで来てしまったのでしょうね、本人は
「もう教室には行かないよ」と言っています。

受験生なのに、勉強をする気持ちも全く起きないようです。
夏休みを終え、2学期からは午前中に1時間程度別室登校しています。
それと月に3回くらいスクールカウンセラーと面接をしています。
カウンセラーと最初の挨拶は出来ましたが、その後は全然話せないため、
本人が今1番興味がある、トレーディングカードを使ってカウンセリングしています。
でも、まだ言葉は出てこず、ゲームに対する質問にうなづくのみです。
その時は私も同席して通訳のようなことをしています。
そのため、私も息子に教えてもらってカードゲームを勉強しました。
息子はカードを売っているお店になら自分で出かけて買い物もできます。
それ以外はあまりやる気がでないようです・・・。
場面緘黙である自分に絶望しているみたいです・・。

治療は始まったばかりで、まだ先のことは見えてきませんがいつか
「高校に進学したい」と自分から思えるようになれれば・・・。
みなさんが少しずつステップアップしていくのを読まさせていただくと、
「すごいなぁ!いつかは息子も!」ととても励みになります。
息子に何かアドバイスありましたら、よろしくお願いいたします!


題名:
投稿日時: 2006-09-28 12:47:13
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
コロさま はじめまして  ははと申します。

>場面緘黙である自分に絶望しているみたいです・・。

息子さんは場面緘黙という言葉を知っているのですか?

もし、知っているのであれば、それは、誰が、どういう理由で また、どういう形で伝えたのでしょうか?

いきなりぶしつけな質問をして申し訳ありません。
大変気になったものですから。
でもお返事がむずかしいようでしたら、無理には答えられなくていいですよ。


題名: ははさんへ
投稿日時: 2006-09-28 14:25:52
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ははさん、はじめまして。
初めて投稿してみたものの、場違いだったかな?といささか不安だったのですが
ははさんから質問があったのでうれしです。

私はカウンセリングを受けるまで場面緘黙症という言葉は知りませんでした。
カウンセラーがチラッと言った緘黙という言葉から、私がインターネットで
いろいろ検索して初めて知ったのです。

はっきり言われたわけではないので、息子は聞き流したと思います。
場面緘黙症を見つけた時は息子の症状にぴったりだったので、
驚いたのと同時に、わかってすごくほっとしたことを覚えています。

それまでは、どうして不登校になってしまったのか、心当たりが無く
息子も理由を言わないので
頭の中に「なぜ?なぜ?」が渦巻いていたからです。

以前、担任から「あまり自分からは話さない」とは言われたことがあったのですが
言い方がソフトだったせいか、私が鈍感だったせいか気がつきませんでした。
わからなかったので、「大事なことははっきり話さなきゃだめだよ!」
などど説教していました。
今思えばかわいそうなことをしてました・・・。

息子は緘黙という言葉は知らなくても、学校でしゃべれない自分と
その将来を悲観して不登校になってしまったのかな、と推測してます。
しゃべらないことにより、いじめも受けたのかな、とも思います。

その辺のことは息子も言いたくないみたいで、私もわからないのです。
緘黙の子は不登校にならないのが特徴と言われているので
息子は緘黙傾向はあるものの、もっと別の問題を抱えているのかもしれません。

でも、カウンセラリングはしぶしぶですが行くので、
「いつかはしゃべれるようになるかもしれない」、という期待は
かすかですが、あるのだと思います。
「絶望」だなんて書いて、驚かせてごめんなさいね。


題名: コロさんへ
投稿日時: 2006-09-28 14:29:45
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
コロさん、はじめまして。

中学3年で、しかも小学校の途中から、話せなくなったということで、うちの子のパターンに似ています。きっとなにかきっかけがあったのでしょうね。友達とのトラブルでしょうか。先生の対応がまずかったのでしょうか。

>場面緘黙である自分に絶望しているみたいです・・・。

うちも、息子が小学6年から中学1年にかけて、周囲の元気な男の子たちからのバッシングがひどくて、自己否定的になることが多かったです。中1のときに 「教室には絶対に行かない」 と宣言し、しばらく別室登校してました。
1年の5月に、まだ教室に入れなかったとき、発達障害の専門医(小児精神科医)に投薬を勧められました。
「気持ちが軽くなって、前向きになれる薬。そんなに心配しなくていいんだなーと自覚できて、普通に行動できるようになり、学習が成立するようになったらやめるとして、長い使用期間を覚悟して飲む」 ように言われました。以前のは副作用があったそうですが、新しく出た薬は安全性が高く、子供でも安心して使えるそうです。資料No.3(1)の14にも説明があります。

薬を飲みながら、スモールステップで教室に入れるようになり、6月には1時間目から放課後の部活まで、参加するようになりました。その後も、何回か、プレッシャーから朝家を出られなくなることもありましたが、調子の悪い日は別室で過ごし、いろいろな配慮をお願いしながら乗り切ってきました。

夏休みをはさみ、2学期に入ってから、運動会、総合学習、合唱コンクールなどの行事が立て続けにあり、その間、人間関係のトラブルが次々と起こりました。中学生の男の子たちは、いろいろとプレッシャーがあるためか、異質なものに対する攻撃は厳しく、言葉の暴力が絶えなかったのです。幸い、うちの息子は全て母親に話す子だったため、その都度、担任の先生に報告し、対処してもらうことができました。

そのときのメモが残ってましたので、読みたくもないかもしれませんが、中学生の緘黙児が言われがちな言葉として、参考までに書いてみます。
「てめえの顔きもいんだよ。」 「しゃべらないのに笑うな。」 「調子に乗ってんじゃねー。」 「みんな甘やかし過ぎなんだよ。」 「どけよ。」 「じゃまだ。」 「死ね。」 「消えろ。」「人間だったんだ。」 などなど。
特定の5~6人の子なのですが、指導してもらっても、なかなかやめてくれない子もいました。強い子なら、「うるせー。」 「だまれ。」 と言い返せば済むことなのでしょうが、息子は全て真に受け、深く傷ついていました。

なにかうまくいっても、また次の問題が起こり、まるでもぐらたたき状態でした。息子は
「ぼくはなんで普通じゃないの?ぼくってダメだね。学校に行くといやなことばかり起こる。高校になんか行けないからいいよ。」 と言ってました。 「みんながぼくのことをきらっている。ぼくはいないほうがいいんだ。お父さんや弟がぼくのことを笑ってる。」 と被害妄想的になってきたとき、再び医師に相談しました。その結果、薬の量を2倍に増やして様子を見ることになりました。薬以外にも、学校生活での具体的なアドバイスをしていただき、それをすぐに学校側へ伝えて配慮してもらえるようにお願いしました。

その後のことは、記録もしていないし、記憶にもあまり残っていません。おそらく、子供の状態が少しずついい方向へ向かっていったのだと思います。

今では、しゃべらないながらも、身振り手振りなどを使って、クラスメートとのコミュニケーションも自然にできています。表情も動作も自然なせいか、話さないことで攻撃されることもなくなりました。そして、先生と会話練習を開始してから、自信がついたのでしょう。将来のことも、口にするようになりました。「サラリーマンになって、それから (なぜか) ミュージシャンになる。」 のだそうです。だから、「高校に行ってがんばる!」 と言っています。ちょっと、現実的でないけれど、本人は本気です。

長くなりましたが。今、調子づいているうちの子にも、大変な時期があったことを知ってもらいたくて書いてみました。何かの参考にしていただければ、うれしいです。


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