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題名: 決断する力
投稿日時: 2011-09-16 09:44:37
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今、携帯電話の中には、心に感じた気持ちをたくさん
書き込んであります。それを時々、この掲示板に載せて
います。



ある友達の話です。高校のクラブのことで、悩んでいました。
その友達のお母さんは、将来役に立つ語学関係のクラブを選んだ方が良いと
言い、その友達は中学と同じ音楽関係のクラブを続けたいと
親子で意見が分かれたそうです。学生時代に好きなことをやるか
将来に向けて力をつけるか、どっちが将来の自分のためになるか・・・

その話を聞いて、すっごく考えさせられました。
その友達の気持ちもわかるし、その友達のお母さんの考えも
わかるからです。分かれ道に立った時、どうやって決めたらいいんだろう。
どの道が正しいんだろう。

その話をぴょぴょんこもお母さんにしました。
「そうだねーーー。難しいね。我が子の将来を本気で考えてアドバイスを
されているそのお母さんの気持ちもわかるし、好きなクラブを続けたい
そのお友達の気持ちも大切だよね」と。

ぴょぴょんこのお母さんは、正しい道を進むことは確かに大切かもしれないけど、自分の将来のことで、
真剣に悩むこと、先生や家族や友達など誰かにちゃんと相談すること、そして、自分の力で自分の道を
決めて突き進むこと、その過程もすっごく大切だと思うから、将来のことでたくさん悩むことも絶対に無駄には
ならないんだと思うという考えでした。

もちろん、ぴょぴょんこには「好きなクラブを続けた方がいいよ」とも、「お母さんの言うとおりにした方がいいよ」
とも言えません。「まだまだ時間はあるし、大切なことだから一緒に悩んでいこう。」と言いたいです。
そして、その友達本人が決めた道(クラブ)を、全力で応援できるぴょぴょんこになりたいな。

そういえば、昨日診察中に、自分のことをしっかり考え、自分で決め、そしてそれが正しいかと相談している姿が
とても頼もしく、うれしかったとお母さんは言ってくれました。自分で決めたほうが納得して進めるし、後悔が
あまりないみたいです。自分の道をしっかり考える力、決める力をつけれるようになりたいです。それが自立に向かうということなのかもしれません。

今日は、学校に行ったら緊張することが一つあります。しっかり頑張りたいと思います。
それでは、学校に行く準備をします。


題名: 欠席しても落ち込まないぞ!
投稿日時: 2011-09-17 17:48:12
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
今日は土曜日だけど、学校がある日でした。
出席日数のことを考えると、たとえ30分位しか
学校にいれなかったとしても、登校することが大切なこと
十分わかっていました。でも、どうしても今日は体が動いては
くれませんでした(泣)

台風から来るだるさなのか、昨日
緊張することが2つもあり、一日中全身がカチコチになって
エネルギーを使い果たしてしまったからかもしれません。


連休で月曜日も休みです。しっかり休んで、火曜日から
登校できるようにがんばるしかありません。
年間の欠席を80日以内にするという目標は、正直、厳しいです。
もし、達成出来たら、ものすごい安心感と自信に変わると思います。
去年より30日も登校日が増えた計算になるからです。

だから、欠席したからと言って落ち込むことはやめました。次、頑張る
ためにエネルギーを貯める大切な日と思って、心と体がSOSを出した
ときは、ゆっくり休んで、また次頑張ることにしました。

小学生のころ、一番つらかったことは、お母さんが朝、学校に欠席の
連絡をすることでした。欠席の電話を入れるたびに、「また、今日も
行けなかった。また、負けてしまった。自分は弱い子です。自分はダメな子です」と
学校に報告をされているように感じてしまっていたからです。

ある不登校の本を読んだとき、朝の出欠の連絡をするのは、実は保護者の方が
つらいと書かれてあるのを思い出しました。「私は今日もわが子を学校に行かせる事が
出来ませんでした。今日もダメな母親でした。私の子育てが悪かったのです」と、毎日
毎日ざんげをしている気持ちになると書かれてありました。

そっか、つらいのは学校に行けない本人だけじゃなかったんだと、その本を読んだとき
感じました。学校に何ヶ月も行けなかったころは、とにかく苦しくて、つらくて家族や先生や友達の
気持ちを考えるゆとりがなかったように思います。

今は、出欠もメールで報告すればよくなったから、ぴょぴょんこ自身は、むちゃくちゃ楽になりました。

それから、漢方って効き目が遅いと聞いたことがあったのですが、なんだか即効で効いてる気が
します。漢方を飲むと、いつのまにか頭痛がおさまってるし、これだけ台風が近づいているのに
今日も頭痛はしないんです。こんなことは初めてです。だるいだけなら、すごく楽です。体調で
嫌いなことは頭痛と吐き気だから。この漢方があってるのかな?それとも、たまたま頭痛が起きない
のかな? もう少し、試してみたいです。でも、もうちょっとおいしくならないかな?
朝、起きて漢方の薬を見ると、苦さを思い出し、ゆううつな気分になります。

薬も自分にぴったりなものが見つかって、体調もよくなって、学校も休まず行けるようになりますように・・・


題名:
投稿日時: 2011-09-18 10:43:37
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
時々、先生方が「勉強でわからないところはない?」と聞いてくれることが
あるので、わからないところなかったかな?と真剣に思い出そうとするのですが
どこがわからないのかがわかりません(笑)

特に理科などは、1分野・2分野で上・下など教科書が4冊もあるから
みんなが今、どの教科書をやってるのかさえわからないときもあります。
1年間の学習計画表を見て、2学期の中間テストまでに、この教科書の
この辺までしたらいいのかなと想像しながら自主勉強を進めています。
友達のノートのコピーをもらって、初めて教科書違ってたということも何度か
ありました(笑)


最近、ふと学校にまったく行けなかったころのことを思い出すことがあります。
思い出すというよりは、その学年の頃の出来事が、ブラックホールのように
うずまいていて、吸い込まれる恐怖みたいな感じです。

何年たっても、不登校だったときのことは、深い闇というか、深い傷として
残ってしまうものなのかな。

きっと、同期の中で、ぴょぴょんこのように出席日数を気にしながら学校生活を
送っている人は、ほとんどいないと思います。たまに、そんなことは一切気にせず
毎日を楽しく過ごせたら楽なのかなと思うこともありますが、避けては通れない
ことなので、プレッシャーに感じないように、目標に向かって明るく進めていけるように
なれればと思います。

でも、時々夢を見ます。中3になって志望校を決めるとき、病院の先生や学校の
先生から、「今の体調に合わせて、通信制の学校か、夜間の学校にしなさい」と
言われる夢です。でも、ぴょぴょんこはどうしても今の中学と同じ系列の高校に行きたい
と言って、周りの意見を無視して、希望の高校に行くのです。

そして、教室に入らなきゃ、毎日登校しなきゃと無理に無理を重ねて不登校に戻ってしまうのです。
そして、留年が決定して、後輩と同期としてやっていく自信もなく、結局退学して
しまうというところで目が覚めるのです。

夢に出てくる登場人物もリアルすぎて、しばらくは深い深呼吸をしないと、心は落ち着きません。
そうか、高校で不登校に戻ったらどうしようという不安が、過去の不登校時代の苦しみを
思い出させているのかもしれません。

コントロール、コントロール!
今はまだ高校のことは考えなくてもいいんだ。今、頑張れることを精一杯頑張ったらいいんだ。

なにかがきっかけで、毎日いけるようになるかもしれないし、なにかがきっかけで、教室に入れる
ようになるかもしれません。自分の可能性を信じることは、とても怖いし、とても勇気がいります。
努力で克服できることもあれば、時間が必要なこともあるのかもしれません。

やっぱり、いろんなことを考えてしまいます。こんなときは、琴が弾きたいな。


そういえば、ぴょぴょんこは家ではバリバリの大阪弁ですが、なぜか学校
では、標準語になってしまいます。友達からも、たまに東京に住んでたの?と聞かれるほどです。だから、大阪弁でメールすると、なんか違和感があると言われることもあります。

これは、自分でも感じていました。やっぱり学校は緊張するから、言葉も
かしこまってしまうのかもしれません。自分でもしゃべっていて、なんだ!
この言葉遣いは?と思うことが何度もあるから不思議です。

それから、ほそーーく、ながーーくの病院の先生の考えは、先生や友達は
受け入れてくれるのかな?もっと、何事にも全力で頑張れとか、運動会もみんな本気なんだから、ぴょぴょんももっと本気でやってみようよとか思わないのかな? 少し不安だな。


題名: 緘動がひどかった頃の話
投稿日時: 2011-09-19 20:32:59
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
ぴょぴょんこが、小3の頃、学校で大きな声が出ないこと以外に感じた違和感。
それは、習字の時に先生や友達が見ていると手が動かなくなること、
図工で何も作れなくなること、体育で体が固まってしまうこと、
それが緘動というものだと知ったのは、あとになってからでした。

服を着替えたり、イスから立ち上がるなどが出来ない人もいることも、本で知りました。

かんもくじゃない人に緘動の状態や気持ちを理解してもらうことは、本当に難しいと
思います。
1人で舞台に立つことがあったとして、緊張で頭が真っ白になったり、手が震えたり
声が震えたり・・・それのマックスが、緘動なのかなと考えたりもしてます。

ほかの人はどうなのかはわかりませんが、ぴょぴょんこは、家にいるときの自分と比べて
学校にいるときの自分が、どれだけ差があるのかは、よくわかっているつもりです。
だから、学校にいるときのぴょぴょんこの姿をお母さんに見られることは、実はとても
恥ずかしかったのです。自分でも別人格かと思うほど違うからです。

いつだったか、学校で声が小さかったり、緊張してるのは演技をしていると思われていないかと
不安になり、お母さんに聞いたことがありました。お母さんはそっこうで、「ぴょぴょんこが
演技が出来るほど器用なわけないやん。体が固まって動かなくなるほど緊張していたんだよね。
もっと早く気付いてあげれなくてごめんね」といわれたことを今でも覚えています。

「家でだったら大きな声を出せるのだから、学校でも出そうと思えば出るはず」と思うのが普通
だと自分でも思います。でも、お母さんは、「学校でかんもくのぴょぴょんこも、家で元気なぴょぴょんこも、
大切な宝物なんだよ。」と言ってくれました。「安心を学校の中でいっぱい増やせたら、大声も出るようになるし、体も
思い通りに動くようになるから、今はあせらず、一緒にゆっくり乗り越えていこう。お母さんはもちろん、学校の先生も
友達も、病院の先生も、みーーんなぴょぴょんこの味方だからね。学校は安心な場所なんだよ。」と言ってくれました。
家とはまったく違う、かんもくと緘動の学校でのぴょぴょんこを嫌いにはなりませんでした。

周りの理解が広がってきて、それを実感できるようになって、安心が増えたと感じれると、少しずつ人との会話も増えました。


言葉の教室や、集団の中に入れない子どもたちが集まって、輪になって話をする練習をしている病院も
知っています。発達検査を受けに行った場所で、偶然その練習をやってました。そこにいるみんなは、少しつらそうでした。

ぴょぴょんこにも、必要なのかはまったくわかりません。お母さんは、ぴょぴょんこ自身が行きたいのであれば、病院の先生や
学校の先生と相談してもいいけど、今も、じゅうぶん頑張っているんだから、そこまで頑張りすぎなくてもいいんじゃない?と
言います。お母さんの優先順位の願いは、教室で発言することよりも、学校で安心をいっぱいにして、ぴょぴょんこと周りの人の
笑顔がたくさん増えることらしいのです。


今日はドラマISが最終回です。前回のみわちゃんのお母さんの「完璧じゃないとみんなから嫌われるのよ」という言葉が
ぴょぴょんこの胸にも突き刺さりました。ISに生まれてきて、一番つらい思いをしているのは、みわちゃん本人です。
最終回の今日こそ、ISごと、ありのままのみわちゃんを受け止めてほしいな。家族が、そのままの自分の姿を無条件で
受け止めてくれるのなら、どれだけ子どもの心は救われ、前へ進めるのか・・・今日の最終回がドキドキです。


題名: IS、最終回に感動
投稿日時: 2011-09-20 18:11:00
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
今日はなんとか学校行けたけど、宿題だけ提出して、すぐに帰って
しまいました。(泣)

金曜日に緊張したことがあって、まだエネルギーが完全には
充電されていない上に、台風で体調が悪かったのです。
友達にも会えず、残念(涙)。 保健室の先生と
ほんの少し話せただけです。寂しすぎ!
明日は台風で臨時休校なので、あさっては行けるといいな。

昨日のドラマISの最終回,よかったです。感動しました。
美和ちゃんがお母さんに言った言葉

「お母さん、私と私の人生を信じてほしい!」

なんだか、ジーンとしました。自分の障害(IS)を、しっかり見つめ
真正面から受け止め、向き合ったその言葉に、お母さんは自分の娘が
とっくに障害であることを乗り越えて、前を見て進んでいることに気付いたのです。

また、ハルは、学校で自分がISだということを、打ち明けたことで、
全校生徒を混乱させたという理由で退学が決まりました。でも、1人の教師の
「みんなと違うからといって、排除するのですか?」の一言で
他の先生方の心も変わりました。校長先生は、ハルに
退学の処分は見送ることにしたと言いました。
違うところを互いに認め合って生きていくことが大事だということを、ハルから学んだ
という校長先生。1人の勇気ある行動が、学校全体を変えたのです。

かんもくや不安障害、起立性障害にもあてはまると感じるところがたくさん
あるドラマでした。ぴょぴょんこも、ハルや美和ちゃんみたいに、強くなりたいと思いました。


題名: 美容院は苦手
投稿日時: 2011-09-21 20:55:45
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
先日、日曜日に美容院に行きました。
実は、ぴょぴょんこは美容院は大の苦手です。
「今日はどうされますか?」と聞かれ、必死に
言いますが、うまく伝わらず前髪を切られすぎたり
したこともあったからです。

しかも、髪を切りながら、「何年生?兄弟いるの?
今、学校で何が流行ってるの?」など
次から次と話をしてくるので、どうしていいのかわからなく
なります。

特に、髪を切る人が男性だと、完全に硬直してしまい
イスから落ちそうになります。最近は、美容院にも男性の
従業員が増えてきたので、そのたびに店を変えます。
広すぎても入れないし、受付に男性の従業員の人が
いても入れません。また、反対に個人でやっている小さな
お店では、おばちゃん従業員だけですが、この場合は
家族構成から、すべてを聞いてくるので、やっぱり苦手
なのです。

女性の従業員だけでやっている小さめの美容院をやっと見つけ
今回からそこにいくことにしました。電車で5つ目の駅の近くです。
ちょっと遠いけど、仕方がないです。本当は2学期が始まる前に
行きたかったけど、どうしても落ち着ける美容院を見つけることが
出来ませんでした。

その新しいお店には、メモを持っていきました。似顔絵を描いて
前髪や後ろ髪は、何センチ切ってほしいかも書きました。
もちろん、言葉でも伝えました。「了解、了解!」とメモを受けとって
くれ、そのあとはあまり話しかけくることはなく、30分ほどで終わりました。

やっと安心できる美容院に出合えました。良かったです。後ろは数センチ
しか切っていないから見た目はあんまり変わりませんが、たくさんすいて
もらったので、むちゃくちゃ軽くなりました。

明日は学校行けるといいな。


題名: トラックなんてきらい(涙)
投稿日時: 2011-09-28 20:32:36
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
書きたいことは、いっぱいあるのですが、
ちょっと、いっぱいいっぱいになってて
今日は書けそうにありません。

運動会があさってあるのです。緊張はもちろんなのですが、
今日、下校途中に大きなトラックが、必要以上にクラクションを
鳴らしていました。すぐ真横で、ずーーと、鳴らし続けるので、
耳が・・・・完全にやられてしまいました。

音の大きさと、音の高さが、一番苦手な高さで、鼓膜が破裂したのかと思うほどの痛みと衝撃でした。
こうなってしまうと、何日も痛みと頭痛と吐き気が襲ってくるのです。

耳の神経と脳が近い部分にあるからなのか、よくわかりませんが
夜も眠れなくなるから、もう最悪です。

あさっての運動会、大丈夫かな?心配になってしまいました。
今日は、書きたいことあったけど、また今度にします。


題名: 明日は運動会
投稿日時: 2011-09-29 20:09:43
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
緊張していて、いつもみたいに文章が書けません。
明日は運動会ですが、天気が心配です。

みんなが、ケガすることなく、力を出し切って、
そして、大成功すればうれしいです。

ぴょぴょんこも、緊張や不安だけじゃなくて
みんなと楽しめれたらいいな。

耳、痛くなりませんように・・・


題名: 漢字コンテスト、終わりました。
投稿日時: 2011-10-02 08:46:42
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
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競技大会(運動会)、無事終わりました。
ぴょぴょんこの学校は正式には競技大会と
呼んでいますが、近所の学校では、体育大会とか
体育祭というところもあるみたいです。いろんな言い方が
あるんだなぁ。

競技大会の話の前に、国語の漢字コンテスト、満点を
取れました!うれしい!
出題範囲は、約600字ぐらいあったと思います。そのうち
80問が出ました。でも、ぴょぴょんこよりも、お母さんの方が
大喜びでした。満点を取れたからではありません。
「やっと、まるつけから解放される~」という喜びのようでした(笑)


自分でまるつけをすると、間違っている漢字に気付けないことが
多かったので、毎回お母さんにお願いしてまるつけをやってもらって
いました。毎回、まるつけに2時間以上かかるため、「もう、助けて。
もう寝かせて。もう、漢字を見たくない。早くテスト終わって。」と
心底嫌がっていたのです(笑)
ありがとう。お母さん。

では、このあと、競技大会のこと書きたいと思います。


題名: 感動の競技大会
投稿日時: 2011-10-02 10:31:59
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
何から書けばいいかなぁ・・・

とにかく無事に競技大会が終わりました。今回の競技大会は、去年の自分とはかなり
違いました。

去年は、最初から最後までグランドにいること、一つの種目に出ることを目標に頑張りました。
耳はかなり痛くなり、エネルギーも使い果たし競技大会が終わったあと、何日も学校を休んで
しまいました。120%エネルギーを使いきった競技大会でした。去年は、競技大会以外でも、
自分で緊張や不安をコントロールできず、エネルギーが完全に切れてしまって、下校することも
出来ず、担任の先生に家まで車で送ってもらったりと、周りにいっぱい迷惑をかけることも多かったから、
今年は、絶対に自己モニタリングの力をつけて、自分で不安を下げれるようになろうと努力をしてきました。

だから、今年の競技大会は、70%頑張ろう!疲れたとしても、翌週、学校を欠席しないで余力を
残せるようにして、年間80日以内の欠席という、大きな目標を見失わないような行事参加に挑戦
しようと思っていたのです。もちろん、ひとつ、ひとつの行事に100%力を出し切ることが大切なこと、十分に
わかっています。でも、力を出し切らず、一つの目標を持続していく勇気もあってもいいのかもと気持ちを
切り替えて頑張ることにしました。今自分にとっては、そんな頑張り方があっても良いと信じたいのです。


救護本部にいる方が、人は少なくて落ち着くのですが、スピーカーが近くにあるため、耳が痛くなりやすいので
今回は、できるだけ、みんながいるていだん席で応援を頑張りました。そして、リレーなどで応援が激しくなると、
さらに、密集してきたり、周りの声も大きくなってくるので、不安が増えてやばいと感じたときは、ていだん席の後ろの方に
行き、密集を避け、エネルギーが一気に減らないようにコントロールしました。

天気の関係で、ぴょぴょんこが出場する予定の種目は、一番最後に変更になりました。そのことは
前日に、担任の先生が教えてくれていたので、かなりコントロールが出来ていました。でも、最後の時間まで
緊張と不安を持ち続けられるかが、心配になり、最悪競技の参加は無理かもしれないと弱気にもなって
しまっていました。

実際当日になって、雨が振ったことで、急に午前中のうちにその種目が行われることになったりと、バタバタとプログラムが
変更したため、不安は一気に増えてしまいました。でも、進行係や、用具係の人たちの方が、もっと大変なんだ。
クラスのみんながいるから大丈夫と、心を必死に落ち着かせて、なんとかその種目にも参加することが出来ました。
グランドに並ぶときも、隣を女子にしてくれたり、退場する時は、そっと手を引いてもらったりと、本当にみんなの
優しさのおかげで、たったひとつではありますが、無事一つに種目に参加をすることが出来ました。

途中、足を痛めて氷で冷やしながら頑張っている友達や、熱を出してつらい中、絶対に競技に出るんだと力を振り絞って頑張っている
先輩をみて、やっぱりもっと全力を出し切らないと行けないのかな。ぴょぴょんこは中途半端なことをしているのかなと
かなり不安になったりもしました。

特に、すべてが終わって学年で集合写真を撮るときは、悩みました。午後からの競技は講堂(体育館みたいな所)で行われたのですが
600名以上の声援や、ミュージックなどの音と言う音が、講堂内に響き渡り、その音は外に逃げれないため、すべての音が混ざった
状態で、頭の中でこだまして、ぴょぴょんこは完全に限界でした。そんなあとに写真撮影があるというのですが、無理をしたら
参加できたのかもしれませんが、ぴょぴょんこは参加しないことを選んでしまったのです。これ以上頑張ったら、エネルギーも
完全に切れて、また下校も出来なくなるとわかったからです。

今回のような70%頑張るというやり方は、初めてのことで、心は完全燃焼できるのだろうか、後悔はしないのだろうかと
悩んだのも事実でした。でも、実際終わってみて、今の自分がどれだけ頑張ったらいいのかなど、自分のことを知り、コントロールを
調節できたという達成感があり、やりきったという充実した気持ちになれていたのが不思議でした。

この土日も、今まとは比べ物にならないぐらい、エネルギーの回復が早く、もしかしたら明日から登校出来るかもしれないと
本気で感じれているのです。競技大会は終わりましたが、ぴょぴょんこの本当の頑張りは、終わったあとの登校なのです。
情熱を燃やす本番は、明日からも続くのです。

競技大会が終わった日、友達からたくさんメールをもらいました。
実は、ぴょぴょんこは不安だったのです。ふだんは教室にも入らないのに、行事のときだけこんなふうに参加して、ワガママと
思われていないかと・・・

でも、メールを見て、友達のことをそんなふうに思ってしまう弱いぴょぴょんこは、本当に卒業したいと強く思ったのです。

「ぴょぴょんが勇気を出して、参加してくれたから、クラスの団結が深まったよ」

「勇気を出して競技大会に出てくれて本当にありがとう」

「これからも、ぴょぴょんとは、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、うれしいこと、ずっとずっと分かち合ってたいし、
ずっとずっと一緒に笑ってたい」

みんなに比べたら、全然頑張れてないし、全力も出し切れていない。それなのにみんなは、こんなにもぴょぴょんこのことを
理解してくれ、応援してくれるのです。みんながいてくれると、これからもぴょぴょんこは笑顔で頑張れる。
そう、感じることが出来た今回の競技大会。やっぱり、自分の心も大勝利でした!
ミサンガをくれた友達、声をかけてくれた男子、初めてメールをくれた友達にも感謝です。みんな、本当にありがとう!

明日、もし本当に登校出来たら、かなりビックリ!です。2~3年前の小学生のころは、1ヶ月以上エネルギーは回復出来なかった
のです。もちろん、無理はしませんが、行けそうなら絶対頑張りたいです。

そうそう、9月は、月の半分行けました!

かんもくのみんなも、運動会は特に大変だったと思います。ぴょぴょんこも、誰かがそばにいるだけで、くつひもやはちまきが
結べなくなるほど、手もガチガチに固まっていました。みんなもそれぞれの目標を頑張れて、自信がついた運動会になっていたら
いいな。


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