保育園の場面緘黙症の認識は学校よりも低いように思います。
私はこの春に、息子が通っていた保育園の先生方とお話をしましたが「場面緘黙症」という名称は知っているが、全く危機感を持っておられないこと、みんないつか自然に治るぐらいの認識で、どんなに治るのに大変なことか話しても、首をかしげて守りに入られてしまった、という苦い経験があります。
という私の恨み辛みの感情がかなり入ってますので、資料を読んだ後の感想は以下のことも是非盛り込んで欲しい!と思ってしまいました。
●まちがった対応、してはいけない接し方を続けると、悪化する。
(よくない接し方の例をいくつかとりあげる)
●場面緘黙症は不安障害で治るのにとても長い年月がかかる場合があり(または多く)治っても、成人後に様々な影響を及ぼす場合がある。
↑
原因の最後の所に追加されてもいいかと思います。一番大切な幼児期なので本当に後々のことを考えていただきたいです

●なるべく早い時期に取り組む必要性があるので、家庭内で保護者が間違った対応をしないようにするためにも発症を防ぐためにも「場面緘黙症」という不安障害があることをつたえるべきである。(こどもがそうであるかどうかではなく、こういった名称の不安障害があるということ)
実は以前SCとお話ししたときに「小学校の先生方の90%は自然に治ると思ってるんですよ」と言われました。
保育園、幼稚園はもっともっと多くの先生が自然に治ると思っていると思います。