旧掲示板過去ログ

ちゃちゃさんへ
読んでいて、思わず私も泣いてしまいました。
私も息子が年長のはじめの頃は、幼稚園で話せないこと・返事もしないこと・外で知っている人に会っても「こんにちは」も言えないこと、などを随分厳しく叱ってしまったことがありました…。
でもその後、「話さなくちゃ」と思うあまり体や手が固まってしまっている息子の様子を目の当たりにして、どうやらこれはやる気の問題ではないらしい、と分かって来ました。
辛くあたってしまった時のことを思い出す時、過去に戻って抱きしめ直してあげたくなりますが、そうは出来ないので、今の息子を抱っこしたりしています。そうすることで、私はちょっとだけ救われた気持ちになり、息子も、何だかわからないけど抱っこしてもらって取り敢えずニコニコ・・・。
大事なのは「これから」ですものね！

こんにちは、4歳の全緘黙症の息子がいる「ぽん」と申します。
年少で入園とともに場面緘黙症になり、その後親類の死、引越しなどかさなり全緘黙になっています。

先日、これからセラピーをするにあたっての聞き取り調査でママりすさんが書かれていた「受け入れる」と「導く」の指導がまさにありました。
息子は「しゃべれなくて困ることがある」と思っているけれど「しゃべりたいと思っていない」ようです。
「話す」ことに関してどのくらい突っ込んだ話をしていいのかわからず、まったく触れないでいたのですが、「お話できたらもっといっぱいママと遊べるね」などの事実で希望をもたせつつ、「困ったときは守ってあげる」と安心させることが大事だそうです。
対人恐怖も強くあり、感情も押さえ込んでいるので、人と接する方法や感情の発散のさせ方も導いていく必要があるそうです。
私がもやもや考えていたことをセラピーの先生が言葉でうまくまとめてくれたので、納得できたし気が少し楽になりました。

引越し前の環境は、幼稚園は親が立ち入れない規律正しい幼稚園だったし、病院との連携も図りにくかったのですが、今度のところは病院内でセラピーも出来て、園や自治体とも連携がとりやすいので希望がもてそうです。

ただ、新しい環境で友達作りに苦戦しています。仲良しになれないと一緒に遊べないし、会う人会う人に「緘黙」を説明するのも躊躇してしまって。
皆さんはどの段階で「子供が緘黙」ということをお友達や親御さんに伝えていますか？

大事なのは「これから」
本当にそうですね。いくら後悔しても過去に戻ることはできないし。。。
ありがとうございます。また元気とやる気をもらったような気がします

ぽんさん、はじめまして☆
参考にならないかもしれませんが、うちの娘の場合は幼稚園に入園する前から、家では口は達者なのに、外、もしくは家に来客があったりすると話さない状態でしたので、幼稚園入園したあとすぐの母親同士の集まりの自己紹介で、「○○（娘）は家ではおしゃべりですが、外では恥ずかしいのか、全く話せせないんです。でも意地悪で無視しているわけではないので、仲良くしてもらえたら、親子ともども嬉しいです。よろしくおねがいします！」みたいなことを言った様な気がします。
そして最近「緘黙」と言う言葉を知り、娘が仲良くしてもらっている、なおかつ私も話しやすい親御さんに「場面緘黙っていうのがあって、その症状はこうこうこうで、娘は場面緘黙だと思うんだ。」と話しました。
でも、いまの時点で、だれにどこまでどういう風に「緘黙」について話すべきなのか、また、これから話していったらいいのか、私も考えてしまいます。。。
ほんとに参考にならなくてすみません（＞＜）

ぽんさんへ　そしてみなさんへ

ぽんさんのHPに書き込もうか、メールにしようか悩みましたが、こちらに書き込みますね。

ぽんさんは、ぽんさん自身とお子さんの環境を整えることが今は一番大切のような気がします。
不安となる要素を減らす。安心できる状況を増やす。
これは、ぽんさんのお子さんだけでなく、おかあさん自身にも言えることだと思います。
おかあさんが、お子さんのことで不安な気持ちを専門家やそばにいる人に吐き出すことが出来る、そして心から信頼している人からのアドバイスを受けられる、これが一番望む事と思います。
でも、現実はそうなるまでに時間がかかりますよね。
現在そんな環境にある人は少ないのかもしれません。

本当は、子供を導くお母さん自身が安心できる環境を整える方にも、目を向けるべきでは、とつくづく思います。
お母さんひとりが「私がなんとか導いて助けないと！」と頑張りすぎると、それを持続するために、どこかにそのしわ寄せが出来てしまいます。
お母さんが、誰か信頼できる人と一緒に辛い気持ちや嬉しい気持ちを共有しながら、お子さんと関われたらいいですよね。
私も心から信頼できる人、相談出来る人がいたので、ここまでやってこれたような気がします。そして、これからもその方達にささえられながら、頑張っていけると思います。
人を（お子さんを）ささえること、人にささえられる安心を知っている人は、根っこの部分が強いと思います。何があっても揺らぎにくいと思います。

ぽんさんのＨＰを拝見しました。
ぽんさんは信頼できる専門家を見つけつつあること、方針が見えてきていることに、少し安心しました。
どうか、一人で頑張りすぎないで。

最近ベッドに横になっている時間が多くて、(^^このＳＭＪにくる人のことやメール交換している人の事を色々考えました。

誰にも辛い気持ちが吐き出せない人、ささえてくれる人がいない人は、この掲示板にＳＯＳを出していいと思います。それを受けとめてくれる人がきっといると思います。

ぽんさんへ

はじめまして。息子さんの入園後にいろいろな環境の変化があったとのこと、息子さんも、ぽんさんも大変な時期を過ごされてきたんですね。
場面緘黙症の子ども達に共通することの一つに、出来事や変化をとても大きく受け止めてしまう、ということがあると思います。それは悪いことではなくて、その子ども達の「繊細さ」や「感性の鋭さ」といった特性にほかならないのですが、本人達はそれによって、他の子どもたちより大きな不安や恐怖を覚えてしまうのも事実ですよね。親としては、そこを何とか安心させられるように手助けしてやりたいと思うところですよね…。

うちの息子も、幼稚園時代は、「喋りたいと思っていない」状態でした。だから、「喋らなくて済めばそれでいい」という感じで、喋ることをひたすら避け続けて過ごしました。それが小学校入学以降、少しずつ「話せない」ことを意識し出し、悩むことも出て来たと同時に、「話せたらいいだろうなあ」と思い始めて来たようです。それはどうしてか？と考えてみると、はっきりとは言えませんが、まず第一に、学校でいろいろ楽しい経験をしたことがあると思います。これは担任の先生に恵まれたことが大きいのですが、とにかく「楽しい」気分で学校にいることが、自分も皆と同じように話してみたいという気持ちを目覚めさせたような気がします。（まだ実際話してはいないのですが。）それから第二に、学校と幼稚園の根本的な違いがあるような気がします。学校では、「やらなければならないこと」の大きさが幼稚園とは違いますよね。本人の知恵も発達して来ると、「これは喋れないとまずいかな…」と思い始めるのではないでしょうか。ここがまさに、やらなければならないことを教えて導くことと、大きくなったプレッシャーを和らげ受け止めることのバランスが求められる所なんだろうな…と思います。本人も、前向きな気持ちになったり悩んだり…と揺れているようです。

うちの息子の状態については、毎日会う同じマンションの人たち数人（私自身が気を許せる人・信頼出来る人）と、学校で同じクラスの子のお母さん一人だけには「緘黙症」という言葉で説明しています。学校では、先生が、同じ班になった子ども２～３人に、「子リスくん（息子です）はお話するのが得意じゃないけれど、皆の話はちゃんとわかってるからね」と話して下さっていました。確かに、誰にどこまで話そうか…というのは悩むところですよね。私の場合は、頻繁に会う機会のある人（親御さん）には、「緘黙症」という言葉も伝えてきちんと理解していてもらった方が付き合いやすいような気がしています。（その他の人たちには、「内弁慶で…」ぐらいにとどめています。）子ども達には、「子リス君のお母さん、子リスくんはなんで喋んないの～？」とよく聞かれますが、「そのうちに喋るから、待っててね。」とだけ言うことが多いです。

息子さんの今の状態を、きちんと整理してくださるセラピストの方と出会えたことや、幼稚園との連携がとりやすい状況になったこと、何よりよかったですね！この様な掲示板も含めて、連携は本当に大事だと感じています。
長々とすみません！！！またよろしくお願いします。

ちゃちゃさん、ママりすさん、そしてははさん、あたたかいお返事ありがとうございました。
ははさんのお返事を読んで、涙がでてきてしまいました。やっぱりかなりまいっているのかも・・・
引っ越してすぐは、勢いもあって他のお母さんに話しかけていたけれど、息子があまりかかわっていかないのもあり、友達になるところまでなかなか踏み込めずにいます。
「緘黙」にとらわれすぎて、自分で勝手に一線ひいてしまっているのかも。
そんな不安定な空気を感じ取って、神経質な娘まで最近ちょっとおかしくなっていていて・・・
母親が安定していないといけないですね。

前の環境が、「みんな友達」という雰囲気で話しやすく、社宅中が緘黙を知っていて、息子にも自然に接してくれていたし、私もたくさんおしゃべりをしてストレス発散させていました。また息子のことを話すと「実はうちの子も発達センターに通ってる」と教えてくれ、病院やセンターのことなど教えてくれたり共感できたりする友人もいました。その友人関係がぱったりなくなってしまったのが、一番つらいです。

来週は、息子が児童館の集まりに「お弁当をもっていきたい」にうなづいたので、そこで少しみんなと遊べたらいいなあと思っています。

なんか愚痴ばかりになってしまいすみません。でも書いて少し気持ちの整理がつきました。同じ環境の人に聞いてもらえる掲示板、本当に貴重です。これからもよろしくお願いします。

みなさん、こんばんは。

ぽんさんへ
ずいぶんいろいろ悩み、苦しんだでしょうね。
想像するだけで辛くなります。同時に頭が下がります。

息子さんもやさしくて、思いやりのある素敵な男の子ですね。
息子さんのこと何にも知らない私が勝手なことを言って申し訳ないですが
きっと、しゃべれないことでママを悲しませて、困らせていると
自分を責めているのではないでしょうか？
だからママを悲しませないように、しゃべらなきゃ！と焦り、
焦るから必要以上に緊張してしまっているようにも思うのです。

親が子を想う以上に子は親思いで、ママをいつも心配しているということを
抱っこ法の本で教えてもらいました。
息子さん、辛い気持ち、泣きたい気持ちをグッと我慢してしまうタイプではないですか？
私の娘（小２）は、そういうタイプです。だから抱っこ法は役立ちました。
もし、ご存じなければ一度検索してみて下さい。

私の住んでいる地域では抱っこ法を援助してくれる方がいなかったので
なんとなくこんな感じ？といういい加減なやり方でやりましたが、
ぽんさんの地域には本部？がありますので、
興味がありましたら連絡してみてもいいかもしれません。
もうすでにご存知でしたら、ごめんなさい。おせっかいですね・・・

だだ、先日抱っこ法の本の著者に抱っこ法で緘黙症が治ったもしくは
改善したという例はあるかメールで聞いてみましたが、
その方が関わった緘黙症の子には効果がなかったとのことでした。
ですから、あくまでも親子間のコミュニケーションを円滑にするための
手段として利用すればいいのかなと思います。

こんなこと　つらつら書いてとっくにご存知だったらどうしよう
はずかしい～

ママりすさんへ
昨晩は同じ時刻にこの掲示板にはいっていたのですね。
なんだか、不思議なものを感じました。
全然違う場所から、同じ時間に、同じ人へのメッセージを考えながら、同じ事していたんだな～と思うと、なんだかしみじみ、こういう場所＝掲示板があって、よかったな、と思いました。

ぽんさんへ
今のつらい気持ちをこの掲示板に少し吐き出せたことは、とてもいいことだと思います。
自分の本音や愚痴をこぼせる場所、本音が言える場所がある事って大切だと思います。
でも、この掲示板ってみなさん、愚痴が少ないですよね～。
愚痴をこぼすのはなかなか勇気がいります(^_^)
私も、結構自分の中にためこむタイプなので、こういった場所（掲示板）でたまには、愚痴をこぼしてみようかな、と思います。

ちゃちゃさんへ
ごあいさつおくれました。
はじめまして、小１緘黙児の母です。
よろしくおねがいします。

シッポナさんへ
「抱っこ法」！！
初めて聞きました。教えてくださってありがとうございます！
いろんな方から、いろんなことを教えて貰って、本当にこういう掲示板の存在ってありがたいです。
（シッポナさん、うちは私も息子もA型です ）

みなさん、おはようございます。
ははさん、こちらこそ、どうぞよろしくお願いします☆
わたしは、パソコン自体も初心者も初心者で、もちろん、こういった掲示板に書き込んだりも、こちらが初めてでした。でも、同じ悩みを持つ方たちにこちらで出会えて、本当に気持ちが楽になりました。
ママりすさん、私も娘の幼稚園に行くと子供たちに「どうして○○はしゃべんないの～？」攻撃にあいます。子供のストレートな質問に、私自身気持ちがまいっているときは、となりでその質問を気まずそうにみている娘の顔を見ては、言葉に詰まってしまうというか、胸がいっぱいになってしまい、涙がでそうになるときもありました。「なんでだろうね。。。」なんていってしまっていたこともありました。今度からはママりすさんのように答えたいと思います。
先週、みなさんの頑張りに触発？されて、私も緘黙の資料をプリントアウトさせていただき、園の方に持っていき、園長と主任の先生と話をすることができました。反応ですが、園長先生は、なんとなく「お母さんの考えすぎでは。。？」みたいな対応をされた気がしました(涙)私が悩みすぎみたいな。。。というのも、「表情も豊かだし、お友達もたくさんいるし、楽しそうに園生活を送っていますよ！そのうち、絶対お話できるようになりますよ！」だそうです。(涙)ただ、救いは主任の先生が、「ぜひ読ませていただきたいです、全職員にも配り、話し合いさせていただきます。」といってくださったことです。このあとどういう風にするのかはまだ連絡は来ていないのですが。。。
あと教育相談、言葉の教室の連絡先をおしえていただきましたが、かけてみるべきなのか、迷っています。。。
文章力が乏しい上に、長々と自分の話しばかりすみません(＞＜)

ちゃちゃさん書き込みの「私も娘の幼稚園に行くと子供たちに「どうして○○はしゃべんないの～？」攻撃にあいます。」
わかります！
これぐらいの子って、純粋に質問してくるんですよね。それも本人の目の前で。
私もたくさんその攻撃（！）にあいました。

うちは発達教育センターの教育相談を受けたときに（5月）言葉カードを使ってみましょう、とアドバイスを受けて、息子と一緒にカードを作ったことがあります。
白い厚紙を名刺サイズにカットして息子に
「一番伝えたい言葉を書いてみて。」と、渡しました。
はい、元気です。と息子は書きました。これは、朝の出席のお返事の言葉です。
もう1枚カードを渡しました。
いえるよ　と息子は書きました。

私は、びっくりしました。
息子は「トイレに行きたい」とか「やめてください」などの言葉を書くとばかり思っていたからです。

息子は、本当はしゃべれるんだよ！ということをみんなに伝えたかったんだ！と私はこの時に初めて知りました。
それからは、「どうしてしゃべらないの？」という質問にあったときは「しゃべれるよ！今は、はずかしくて言えないだけで、そうじゃないときはしゃべるんだよ。おうちに遊びにおいで～」と、言うようにしました。
息子が本当はしゃべれるんだよ、という気持ちを伝えたいなら、私が変わって伝えようと思いました。

＞教育相談、言葉の教室の連絡先をおしえていただきましたが、かけてみるべきなのか、迷っています

私は行けるところはとりあえず行きました。
教育相談もことばの教室も実際に行って、この目で確かめて、直接担当の方ともお話をしてきました。
息子にとって必要なのか、必要でないのか！よりも、とにかく私は知りたくてたまりませんでした。
もしも、それが息子にとってプラスになるのなら、私だけでもどんどん動いて、確かめてみようと。
そうやって、たくさんの方とお話してきました。
でも、それが私にとって良いことなのか、それとも混乱してしまって、逆効果なのかは実のところわかりません。
でも、あの時こうすればよかった、という後悔だけはしたくなかったし、息子にとってその時に必要な事を、いいタイミングで用意できるように、私の引き出しの中をいっぱいにつめたかったです。