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題名: 【エル】さんへ
投稿日時: 2007-01-01 06:25:21
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みなさん、あけましておめでとうございます。

【エル】さんへ
いつも、お嬢さん手作りのハナちゃんの衣装に注目してます。
いつか、「おたくのペットの衣装をサイズに合わせて作ります!」とネットで商売をされたらどうでしょう? 8)
と思ったりしました。
実は、私はパース屋という仕事もかれこれ15年してます。
まだ建築計画中の建築物の外観や内装の完成予想図を描く仕事です。
3年ほど前の話ですが、見知らぬ町でなんとなく見覚えのある飲食店を発見。
気になって、Uターンしてそのお店にはいり、食事をしました。
レジで支払うときに叫んでしまいました。
それは、私が当時から10年ほど前に描いたパースがレジ横に飾ってあったのです。
お店の人が、「どうしたんですか?」と。
「そ、、それ、私が描いたんです。」
バブル全盛期の頃のパースで、その頃はたくさん描いてたので、すっかり忘れてました。
とても下手な絵だったんですが、10年間も飾られてたのね。と、とても嬉しかったです。
そして、今も見知らぬ所で私が描いたパースが全国のあちこちでこうやって飾られているのかも、と思うと、私という人間が生きているという実感をその時、感じました。
【エル】さんのお嬢さんにもそういうことがあればいいな、と思いました。
お嬢さんが作った服を、見知らぬ人が喜んで受け取って、そしてその心のこもった服をきて、わんちゃんがお散歩している。日本のどこかで。
そう思うとなんだかワクワクします。

緘黙の話とちょっと、ずれましたね?
すみません。

みなさん、今年もよろしくおねがいします。


題名: こんばんは
投稿日時: 2007-01-04 21:38:45
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ははさん ご無沙汰してます。

風邪の方 大丈夫でしょうか?
明日から 仕事始めとのこと・・・
無理なさらずに のらりくらり(?) こなしてくださいね。

↑ エルさんのワンちゃん 可愛いですね~♪
ブログ 紹介してもらってるのに 全然 訪問できない状態です。
この年末年始のゴタゴタが 終了したら お薦めの所 読ませてもらいたいと思います。

本年も よろしく お願いします。


題名:
投稿日時: 2007-01-19 12:33:21
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
息子のことで悩むことがあって、今朝はこの掲示板や資料(htmlの方)を読み返して、答えを探していました。
それは、今週初めに学校から配られた1枚のプリント。
来年度から毎年学級編成をするということ。
なるべく多くの先生から指導を受けられるようになること。
等が書かれてありました。
これは、正直ものすごくあせってきました。

これまで2年生になっても持ち上がりだし、担任の先生も頑固な人でさえなかったら少しずつ関わりながらきっと大丈夫!等と甘く考えていました。

クラスが変わると、また不安な環境から始まります。
また、生徒ひとりひとりの個性を理解していない複数の先生から授業を受けることになります。

この1年生の間に、なるべく自信をつけさせたい。
次の2年生になるときに、こんなに出来るようになったよ!と不安よりも自信の方をたくさん持って進級して欲しい!と思うようになりました。

息子にとっての、一番の劣等感は出席確認のお返事です。
このお返事を最初から大変気にしていました。
最初に言葉カードを作成したのも、この言葉ですし、
部屋でこっそり練習していた言葉もこれです。
「おかあさん、しゃべれるようになりたいよ!」と泣き叫んだのも、この言葉が言えなかったからです。
お返事ができなくても気にしないで!他にも同じ悩みを抱えている子はいるんだよ、という想いから、「なっちゃん紙芝居」は生まれたくらいですから。

このお返事をもし息子が言えるようになったら、どれだけ自信がつくことでしょう。
これまでの小さな自信が一気に100倍くらいふくれそうです。

今週の児相の帰り道、暗い高速を運転しながら後部座席にいる息子に聞いてみました。
私「先生が2人でお返事の練習しようか?って言ってくれてるけど、やってみる?」
息子「え~いやだ
う~ん、聞くタイミングとしては悪くなかったので、お返事に対してかなり弱気なのはわかりました。
2学期まではお返事がんばる!と言ってましたが、今は2年生になったら、そのまま持ち上がりと信じていたので、この不安も無理もありません。

ここで、やる気を出して貰うために「ごほうび」を使おうか?と思い始めました。
今まで、一度もこの「ごほうび」は使ったことはありません。
息子は自分で話せるようになりたい!と強い気持ちを持っていたので、ほめ言葉で充分でした。

しかし、ここで「先生と練習をすること」にご褒美を用いるのは、「話すこと」自体につながって、逆効果なのか?
お返事にこれ以上こだわらないで、このまま楽しいことをたくさんして自信を少しずつ少しずつつけさせた方がいいのか?
なんとしてもここで自信100倍つけさせたい!というのは、あせりすぎなのか?

そんなことを月曜日からずーっと考えて、金曜日になってしまいました。
児相にも話しましたが、私の中で答えはでませんでした。

実際に息子と関わっている人と本来なら決めるべきですが、私自身が揺らいでしまったので、なかなか周りが見えません。

ここに書いたら少し見えてくるかな?と思い、書き込んでみました。
長々とすみません。


題名: 答えは本人が知っている
投稿日時: 2007-01-19 13:51:53
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 ははさん こんにちは
 息子さんの新たなクラス編成の話が持ち上がり心配ですね。
 暗い高速の中で話しかけたり、息子さんの返事を、その時のシチュエーションとの中でどの程度の信憑性があるかを検証てみたり、上手にコミュニケーションをはかっている一端がうかがえます。本当に良いお母さんですね。

 さて「ご褒美」の件ですが、こんなふに考えられたらいかがでしょうか?

 私がソーシャルワーカーとして、患者家族の問題をどのように進めたら良いか迷ったときに、「答えは本人が知っている」というところに戻ることにしています。

 認知症の高齢男性を自宅に迎えるか、療養型の病院に移すか決めあぐねています。介護者である男性とソリの合わない嫁さんや、少しだけ気の弱い息子、そしてクチは出すけど手は出さない嫁いだ娘、各人の想いや思惑が交錯します。
 えっ?誰か忘れちゃいませんか?本人です。いくら認知症でも、どちらが心地よいかどうかくらい自分の意志を持っています。この高齢男性に聞くのが一番です。

 まあ、必ずしも本人が現実的な意志を表明できるとは限りません。認知症とはそういう症状です。でもやっぱり答えは本人が知っているのです。

 なにが言いたいかと申しますと、「答えは“はは”さんが知っている」んじゃあないでしょうか?
  いうまでもありませんが、今のははさんは決めあぐねている家族です。そして、“本人”はははさんの取り上げて欲しい中核にある考えです。
 誰かがボケているということは言っておりません。

 
 息子さんにとっての困難がある。
   ↓
 母と子でその困難に向かう
   ↓
 困難を全うした
   ↓
 息子さんは嬉しい
   ↓
 そんな息子を見て、母も嬉しい。そしてその気持ちを伝えたいと思った。 
   ↓
 喜びを表現する一つの形としてごほうびを、母はあげる
   ↓
 時にごほうびは形あるものだった 

 この時の“本人”は下線部のははさんです。ははさんが嬉しかったら嬉しさを表現したほうが息子さんに伝わる。必ずしもモノである必要はない(頭をなでる、など)。しかし、今日の(最近の)進歩は形あるものを与えるに値する、というのならそうする。
 ははさんは自分の気持ちに沿ってただ行動する。自分にも息子さんにも誠実である。……で良いんじゃないでしょうか?
 
 「できたら○○をあげるよ」ではなく、「それができたら、あなたにごほうびをあげても良いくらい嬉しく感じるわ、あなたも同じように嬉しいでしょ、だから少しだけ頑張ってみましょうよ」(具体的な言い方はははさん流があることでしょう)という枠組みにしたら、「エサで釣られた」とは息子さんは思わないでしょう。
 「ごほうび」はあとから出てくるもので、初めからぶる下げておくのは「エサ」(言葉使いが悪かったらごめんなさい)だと思います。

 ちなみに「行動療法」において「ごほうび」はイルカに芸を教えるときの小魚(エサ)です。エサを与えて「正の強化」をします。
 なので「行動療法」は人間を動物のように捉えている、という批判があります。
 ははさんがひっかかっているものの一つはそこではないでしょうか。

 そんな考えもひとつある、というお話でした。


題名: かいわれさん、ありがとうございます。
投稿日時: 2007-01-19 17:43:58
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
かいわれさん、ありがとうございます。
何度も何度も読みました。

昼休みの時間帯に書き込んでいますが、実は今日は代休でした。 :o
かいわれさんの書き込みを何度も読んで、
「答えは本人が知っている」を呪文のように唱えながら考えました。

すると、ぽん!といいことをひらめきました。

息子の立場になってよく考えて、どうやってステップを上っていったか順番に思い出していったら、答えが出ました。

どうも、私はマニュアルにとらわれすぎてたように思います。
それと、私自身に余裕がなかった。
今週は特に仕事も大変だったので、何もかもがオーバーワーク気味でした。

今日は、久しぶりにのんびりすごして、じっくり考えることができました。

かいわれさん、本当にありがとうございます。
ここに書き込んでよかったです。

それと肝心なことを書いてませんが(笑)
順調に滑り出したら、また報告します。


題名: 子どもに目標を知らせた方がよいか
投稿日時: 2007-01-20 16:52:39
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ははさん、もうははさんの中でしっくり方針が決まられたようなので、
書き込みしようかどうしようか迷ったのですが、
思い切って書き込みします。

というのは、小さい子どもの場合、
「お返事の練習」とはっきり言うのは、「お返事」を子どもに意識させてしまうという点で、
慎重にしなくてはいけないように思うのです。
Helping~本では、小さい子どもの場合は、目標を子どもには知らせずに、
いつのまにか返事ができるようになっていた となるように、
周りの状況を段階的に設定していっています。
授業中での発声や発言、発表は、どんな段階なのでしょう。
そこから「お返事」までの小さなステップがいるのではないかと思います。

そのステップを進める時に
年齢が上に行くほど目標を子どもにも知らせて、
親と子が協力していっしょにステップに挑戦していく方がうまくいくのだと思います。
この方がいいかどうかは、年齢だけでなく、子どもによりますよね。

ははさんが練習を提案される前に、
息子さんが「お返事」のことを
どんなふうにははさんに話してきてきたかによっても、
違ってくるように思います。


題名: けいこさん、ありがとうございます。
投稿日時: 2007-01-21 05:02:19
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
けいこさん、ありがとうございます。

ご心配をかけてしまうだけですので、
肝心な「ひらめいたこと」は今書くことにします。

それは、出席確認の時に教壇からではなく、息子のそばに先生が行く、ということです。
これまで、「消しゴムがないよ」と最初に言えたのも、先生がそばにいたときでした。
お返事がしやすい設定を整えて、お返事が自発的にできるようになったら少しずつ先生と息子の距離をのばしていきたい、と思っています。
どうしてもこのお返事だけは、かなり苦手意識があるので、あまり意識させないように今回はごほうびはナシでいきます。
私からも先生からもお返事を促すような言葉も言わずに、ただ先生が息子のそばに行く。
最初のスタートはこれだけにします。
昨日の朝、早速先生にお手紙を作成しました。

それで前回の書き込みでこのお返事にいたる経緯を書いてたのですが、プレビューを見てとても長い事に気付き削除した部分があります。
それも書きます。

息子は夏休みにたっぷり自信をつけて、始業式前日に
「もう、お返事はできるよ!」と言っていました。
でも、できなくて悔し涙を流しました。
なっちゃん紙芝居で「大丈夫だよ」と私から伝えても、
「毎日、毎日お返事を今にも言いたそうな顔をしてるんですよ。
本当に今にも言えそうなんですけど。」と担任の先生も連絡帳で知らせてくださいました。毎日毎日、今日こそは!と頑張っていたのでしょう。

そして、冬休み。
新しいゲームwiiスポーツのおかげで、お正月の親戚とも、苦手なお姉ちゃんの友達(可愛い人ほど緊張します)とも、次々と話せるようになって、自信をたっぷりつけました。
(wiiスポーツは身体をたくさん使って対戦するので、緊張がほぐれます)

そして、3学期前日、私は息子にこう話しかけました。
私「おかあさん、もうお返事ができるようになるような気がするなぁ」
息子「え~!先生と2人ならできるけど、、、いや○君がいても大丈夫。○君も○君も」
私「へ~。何人くらいの前なら大丈夫?」
息子「、、、20人!」

この20人という数字は、息子の自信の表れ、そしておかあさん心配しないで。という気持ちも含まれていると感じました。

そして、3学期。お返事が出来なかった息子は数日家でいつもより少しわがままでした。
わがままをいうことで調整しているんだな、と思いました。

この3学期前日の会話のやりとりを先生に連絡帳に書きました。
先生からは、「ではまず私と2人から練習して、少しずつお友達を入れていきましょう。」というお返事でした。

その後学校から、クラス替えと担任制度の見直しのプリントが配られ、私も息子もすっかり不安になってしまいました。

ー以上、削った内容です。

どういう方針を持つか、まずは息子のことを「理解」することから始まると思いました。
かいわれさんの言葉で、息子の立場になって考えて、これまでの事を振り返ってそして先が見えてきました。
「理解」って、大切ですね。
理解をするためにも、それを持続させるためにも、お母さん自身の環境を整えることも大切だなとつくづく思いました。
おかあさんが、いっぱいいっぱいで揺らいでしまったらいけませんね。


題名: おはようございます
投稿日時: 2007-01-21 10:19:27
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 123
ははさん おはようございます。

かいわれさんのコメントが すばらしいもので ははさん自身も 答え 出されたようなので
あえて ロムしてたのですが やはり おせっかいかもしれませんが
ちょっとだけ コメントさせてもらいます。

長女も 一人ずつ 先生が 名前を呼び
名前を呼ばれたら 「はい!」 プラス 「健康です」「風邪ひいてます」「ちょっとしんどいです」・・・
その言葉を 言えないのが 大変 辛かったようです。
(そんな簡単なことが 言えないのに いらいらして 周囲に 当たりまくってました)
うちの学校の場合 それは 1年・2年の間だけです。
3年以降になると 日直が それぞれの班長に 聞きます。
その結果を 先生に 伝えるというものに なります。

実際 長女は 今まで 学校で 一度も 言葉を発したことがないです。
そんな時 どうしたのか・・・?
1年の時は わからないのですが 2年の時は 担任の先生と 合図を決めてました。
健康なら パー! だったと思います。
しんどい時は グー! チョキ!は う~んと? 忘れました (笑)
手を上げるだけなので 長女にも 抵抗なく 出来たようです。

もちろん ははさんの息子さんと 長女は 違いますから
参考程度に 考えてもらったら いいと思います (*^_^*)


題名: 外してましたらすいません
投稿日時: 2007-01-21 17:35:26
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 ははさん けいこさん のひめさん そしてみなさん

 今回私の1月19日の発言がちょっと偏っていたようであり、ははさんをはじめみなさんにご迷惑をかけたようで申し訳ありません。

 趣旨としては、ははさんの中に迷っているははさんと、これだ!という答えを持っているははさんとが共存しておられたようなので、あのような提案をしたのです。
 しかし、けいこさんご指摘のとおり、「Heiping~」の本の中にあるような基本原則を、どこかへおいてしまうような流れで、現在の場面緘黙症児への対応から外れてしまったことになりました。
 このようなことになってしまったことに対して、ここに改めてお詫びを申し上げます。
 今後はこのサイトにも紹介されてある文献にのっとった内容の発言を前提に書き込みをするか、そこから外れる場合には、外れることを明示したうえで発言を行うことにいたします。どうかご容赦ください。


題名:
投稿日時: 2007-01-21 20:16:07
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あらら。かいわれさん、大丈夫ですよ。
迷惑なんてかけていません。
第一、ははさんが ポン!とひらめいたではありませんか :D

お返事ですか。
息子の今のクラスは
見渡せばわかる人数なので朝の出欠は取っていません。
修学旅行の時は、のひめさんのとこの担任のように
先生がサインを決めてくれました。
でも4月からは中学校、お返事あるかも~~~

今にも言えそう・・・
そして言いたい、言いたいと思っている・・・
頑張りやさんなんですね~。
お母さんに心配かけたくない気持ちや
お返事したい気持ちでいっぱいになって
自分で自分を追い詰めてしまわないように。

>私からも先生からもお返事を促すような言葉も言わずに、ただ先生が息子のそばに行く。

いいと思います。うまくいきますように。


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