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題名: 学校での取り組み最終回
投稿日時: 2006-11-10 16:47:00
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11/6(月)パソコンルーム最終回(4回目)

先生と相談して、今日はパソコンルーム最終回でした。
最後だから、と息子に言ったら、ムシキングカードホルダーを見せる!と持って行きました。
今日は特別に時間をもらった、と最初から先生は待っていてくれました。(いつも途中から)
それで、最初から2人にしました。
30分。その後、先生は今日はたくさんお話ししてくれました。とうるうるしていらっしゃいました。
この最終回のパソコンルームで,自分のことを出す最後のチャンスと自分でわかったから、力を出すことができたのでしょう。


11/8(水)放課後の教室 最終回(5回目)
もしかしたら、今日で最後かもしれないと思い、カメラを持って行きました。
学校での笑顔の息子の写真が欲しかったからです。
息子は緊張した場面での写真が苦手です。保育園では笑顔の写真がありませんでした。

教室からみんなが出るのを確認してから私は教室に入ったのですが、クラスの子が私を見つけると、「○君のおかあさん!」と何人か戻ってきました。
「○君は最初ははずかしがりやさんやったけど、もう大丈夫だよ。」など息子の様子を笑顔でおしえてくれました。先生もやってきて、「今日はみんなに自分のおうちの場所をおしえてくれたんですよ!」と。
先生からの連絡帳には「○君がおうちのことをお話ししたときとても感激したのですが、クラスの子の反応はふ~ん、そうなの。といたって普通でした。
みんな○君がお話しできることは知っているので、不思議に思わなかったのでしょう。」と書いてありました。

もう、大丈夫。あとはクラスの子と先生と息子自身の力で、少しずつ少しずつ
成長していくでしょう。
もう、橋渡し役の私の役目は学校では必要ないでしょう。

それで、今日はもう最後にしようね。最後だから好きなことをしよう!と言ったら、黒板にいっぱいお絵描きしたい!と、たくさんたくさん書いていました。
私はいっぱい息子の笑顔の写真をとりました。
この写真をお守りにいつも持っていようと思いました。


題名: ははさんへ
投稿日時: 2006-11-11 10:26:20
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よかったね~。
ははさんの早い対応と頑張りとタイミングの良さ、
勘のするどさ、先生の協力、気の許せるお友達の力、
すべてがいい方向へすばらしい速さで好転していったのですね。
学校での笑顔の写真、お守りにしたいくらいの宝物だということ
よくわかります!

うちの息子が学校での写真で笑うようになったのは
今年6年生になってから。
学校キャンプで友達5人と肩を組んで笑顔の写真、
とってもうれしくて居間に飾っています。

昨日は2回目のSC面談の日。
学芸会の様子を話して、今の息子の状態であれば
一緒にクラブを見ていたのは誰か聞かれたら
SCというよりは学校を見学に来てる研修の方だよと言う方がいい。
母がSCに相談をしていることも今の状態では話さないほうがいい。
そして、子供がどんどん積極的に行動を起こしているので
今、声を出すことを焦って失敗の気分を味わうよりも
楽しんで自信の持てる経験をいっぱいして
半年、1年の成長を見てあげて、できるようになったことを
いっぱい褒めてあげて小さな自信をたくさん積み重ねておきましょう。
その自信の積み重ねが中学に上がりもしも
壁にぶつかったときにも、力になって頑張れるのではないでしょうかと。
資料6を1部お渡しして、
息子とゆっくり読んで7まできて固まってしまったと話すと、
7以降はもっと自分の内面を考えられる、
自分がどうして話せないんだろうと考え出したときに
読んだほうがいいのではと言われました。
なるほど、そばで自分の小さな悩みをひとつひとつ穏やかに
相談に乗っていただけるSCさんて、
とても心の支えになるし心が落ち着きます。

そして、いざ野球クラブを遠くから見学へ行こうとしたら
小雨が土砂降りになってきて子供たちが校舎に入ってきてしまい、
見ることができませんでした。残念。

次回は病院の心理テストの結果を聞いた後。
来月の中旬頃、予定が決まったら連絡をくれるということで
SCさんは帰られました。
その後、クラブを終えた担任の先生とお話して
声を出さない発表について聞いてみました。
授業中、音読以外は黒板に書いて発表をさせているそうで
たまにトンチンカンな答えを書くので「これは間違い」と言うと
新婚さんいらっしゃいの桂三枝のように椅子から落ちて見せて
みんなを笑わせるそうで、その為にわざと間違えて書いていたらしいと。
休み時間もいつもお友達といて昼休みにはお笑いコントをやって
みんなを笑わせることに情熱を持って取り組んでいるそうで
そんな友達関係が彼をいい方向へ後押ししてますとのことでした。

けいこさんの言われるとおり子供によって成長の道筋は違うのですね。


題名:
投稿日時: 2006-11-11 10:58:22
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
りんごさんへ

>楽しんで自信の持てる経験をいっぱいして
半年、1年の成長を見てあげて、できるようになったことを
いっぱい褒めてあげて小さな自信をたくさん積み重ねておきましょう。
その自信の積み重ねが中学に上がりもしも
壁にぶつかったときにも、力になって頑張れるのではないでしょうかと。

けいこさんの「泉の話」 まさにそうですね。
周りを固めながら、泉は大きくなって、池になって、やがて湖になる。

親としては子供がつらい思いをしていることが一番つらい。
そして、子供の笑顔がなにより一番うれしい。

SCよかったです。とてもとても安心しました。


題名: なっちゃん紙芝居について
投稿日時: 2006-11-12 07:46:22
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
今から8カ月前、息子は緘動もあり、私は場面緘黙のことを当時知らなかったので、どうして身体を曲げたようにするんだろう、と全然わかりませんでした。
当時の息子は自分の身体を隠すように、右腕を身体の前に出し、右の耳と肩がくっついている感じでした。
そして、自分からは何も動けず、いつも誰かに引っ張られているお人形状態でした。

小学校に入学して1カ月、初めて場面緘黙の事を知りました。
その頃、周りの「あって言ってみて」攻撃がひどくて
1年生にもわかってもらえるような紙芝居のお話を作りました。

しかし、お話の中の比喩表現が1年生では、誤解をまねくかも?と自信がなく、製作を一時中断していました。

でも、九月のはじめお返事が出来ないことに落ち込んでいる息子に、発語にこだわっている息子に見せたくて、息子のためだけに急いでスケッチブックに色鉛筆でバタバタと絵を描きました。

本当は水彩やエアーブラシで綺麗に着彩したかったんですが、週末には仕上げて息子に読んで聞かせたいとかなり急いで書き上げました。
小学1年生のなっちゃんという女の子のお話です。
このなっちゃんをお話の中でステップアップさせることによって、息子を導いてあげたいと思っていました。
絵を写真に撮って小さくしたら、またさらにゆがんだ絵になってしまいましたが、
今苦しんでいる緘黙児が少しでも気持ちが楽になるのなら、その子達にも読ませてあげたいと思うようになりました。

この紙芝居に興味がある方、読んでみたいなと思われる方は、ご連絡下されば、私の方からメールでファイルをお送りします。
ワードでP8あります。

1週間だけメールアドレスを公開します。(11/20にこのアドレスは削除します。)
どうぞ、遠慮無く気軽にメール下さい。ロム専門の人も大歓迎です。

尚この事は管理人の富氏さんの了承を得ています。

ははのメールアドレス 削除済


題名: メールをくださったかたへ
投稿日時: 2006-11-14 06:47:12
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
これまでにメールを下さった方へ
水曜日までにはみなさんにメールを返信することが出来ると思います。
お待たせすることになって申し訳ありません。

どうしようか、メールしてみようか・・・と悩んでいる方へ
もしかしたら、メール返信に時間がかかるかもしれません。紙芝居以外の内容でも、必ずお返事しますので、お気軽にどうぞ。。。


題名: 緘黙児の保護者の方へ
投稿日時: 2006-11-14 22:36:03
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
いくつか、メールを頂いて感じたのですが、みなさん最初はどこの治療機関に行けばいいか、このまま今のところでいいのか、別の所を探した方がいいのか、と悩んでいる方は多いと思います。

私も最初は何からはじめたらよいか全然わからず、途方に暮れていました。(山にのぼってしまったくらいですから)

現在、そういった悩みを抱えられた保護者の方は、この掲示板のメンバーリストに載っている「ママリスさん(おかあさんりすさん)」のHPが大変参考になるかと思います。
日記(取り組み)の中の9/26の方針と11/12の記事にそのような内容が書かれています。
もちろん、他もたくさんたくさん良い内容がぎっしりです。
この9/26の方針を読んで、私も方向性がつかめて気持ちが楽になりました。

ママリスさん、掲示板書き込み許可のメールありがとうございました。


題名:
投稿日時: 2006-11-14 22:53:24
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久しぶりにこちらの掲示板にお邪魔しています。 :D
うちの息子は今小学校一年生ですが、家族以外の人と話さないことに気付いたのは年中の時でした。場面緘黙症という言葉を知ったのは、入学後のことです。
今は、担任の先生と私で定期的に面談を持ち、様子を報告し合いながら、「次はこんなことをしてみましょうか」という様なことを決めていっています。また、週に一度放課後に、息子と先生の2人の時間を作ってもらい、息子は先生といろいろなことをして過ごしています。面談のことも、放課後の時間のことに関しても、息子本人は、本当の目的を知らず、私の仕事がらみだと思っています。それは、今のところまだ、話せないことを本人に意識させずに…という方針で進めているからです。担任の先生が、とてもよく息子を理解して、いろいろと心を砕いて下さっているお陰で、「先生の前では私と話せる」というところまで進歩しました。(以前は、学校に一歩入ったら、私とも全く話さなくなり、首の返事をするのみでした…。)
ただ最近、「話せない」ことや、それについて私達が手を差し延べようとしていることなどを、息子に話す必要は本当にないのだろうか、と少し考え始めました。というのは、本人が頻繁に、「ボクはどうして喋れないんだろう」と私に言うようになったり、それからクラスの子ども達が、息子を何とか喋らせようと励ましてくれたりすることが多くなって来たからです。
ははさんの息子さんの、コンピュータールームでの取り組み、素晴らしいと思いました。息子さんは、自分の抱えている困難を、どの程度意識なさっているのでしょうか?また、周りの人たちがそれを知って手助けをしようとしていることを、どうとらえていらっしゃるのでしょうか?もしよかったら、教えていただけますか?うちの息子は結構気難しく、私の意図がばれたら(!)、逆戻りしてしまいそうな気がするのです…。


題名:
投稿日時: 2006-11-14 22:55:10
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 8
ははさん、こちらこそ、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。 :o


題名: ママりすさんへ
投稿日時: 2006-11-15 11:00:08
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 269
ママりすさん こんにちは。

息子さんは、自分の抱えている困難を、どの程度意識なさっているのでしょうか?周りの人たちがそれを知って手助けをしようとしていることを、どうとらえていらっしゃるのでしょうか?

最初に検査に市の発達教育センターに行くときに、「おかあさんも小さい頃お話が出来なかったけど、ある所(センター)に行ったら、少しずつ少しずつお話が出来るようになったんだよ。」と言いました。
でも、これはウチの場合で、その子の「もっているもの」で言い方にはかなり気をつけないといけないと思います。
うちの息子はとにかく「治るのか?治るのならそれはいつなのか?どうしたら治るのか?」を最初から、何回も質問してきました。
だから、治るためには頑張る、とかなり意識してしまったと思います。
でも、こんな小さな子があんまり意識するのは、かわいそうでした。

うちは主人が単身赴任で、上の娘も中学生で帰りが遅く、休みの日も部活のため、息子と2人っきりで、じっくり向き合う時間があったおかげで、息子は私に自分の気持ちをよく言いました。

お友達も出来、夏休みにそのお友達とたっぷり遊んで、自信がついてきました。
しかし、2学期が始まり、自信があったのに、お返事ができない自分にかなり落ち込んでいました。
この時からは、「どうして喋れないの?お返事できないの?喋れるようになりたい!!」と悔し涙を流していました。
もう、これは私も泣きました。子供と一緒に。

子リスくんが「どうして喋れないんだろう」とおかあさんに言うのは、少しずつ自分の中に自信がついてきているからかな?それか、おかあさんならその答えを知っているのだろう、と思ったからかな?そのへんはうかつに私からは言えないんですが、
うちの息子は結構気難しく、私の意図がばれたら(!)、逆戻りしてしまいそうな気がするのです…。
とおかあさんが、そう感じるのなら、そうなんだと思います。
おかあさんの今の勘を信じた方がいいような気がします。
そして、いつか、今だ!と思う時が来た時に、おかあさんリスさんは、いいタイミングで、あまり意識させずに、いい伝え方が出来ると思います。
だって、あれだけ息子さんのことやたくさんのことを理解されているのですから。

教室での取り組みは、息子は実際始まる前日は、これをすればよくなる、と意識していたと思います。だから最初の1回目は意識させないようにわざとバタバタ状態に持って行きました。
それと、お友達の素直さにとても救われました。とても良い子なんですよ。
普通夏休みに1日中いたら、嫌になるときもありそうですが、とても良い子で私も我が子のように可愛いです。

息子は出席確認のお返事を自室でこっそり練習していました。
そんな息子に「他にもお返事が出来ない子はいるんだよ。あなただけではないんだよ。」と伝えたくて、なっちゃん紙芝居を作りました。

小さいうちは、あまり意識させないで楽しくリラックスして、がいいように思います。
だって、かわいそうです。息子を見ていてそう思いました。


題名: ははさんの紙芝居
投稿日時: 2006-11-15 14:42:07
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わりこんで、すみません。
「なっちゃん」の感想を一言。

思わず涙してしまいました。すごくいいです。
のどのフタの話。
絵がとっても素敵ですねえ。
写真なので画質が落ちているとのこと、
実際はもっといい色でタッチも全然違うのだと思います。

絵が描けるというのはなんて素敵なんでしょう!
ははさんの息子さんへの想いが溢れてますね。

子どもの立場で読んでも、
自分のことがわかりやすく、
しかも優しく描いてあると思いました。


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