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題名: ちょっと、はしゃいでしまいましたが・・・
投稿日時: 2006-10-28 16:17:37
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のひめさん、ははさん、ありがとうございます。

教室での第一歩が踏み出せたからといって、じゃあ、これからどんどん授業中の発声の機会を増やしていけるかというと、そうはいかないようです。息子は、「クラスの誰も、ぼくが暗唱やったこと知らないよ。みんなに聞こえるように言うのは無理だと思う。」 と言っていました。

また、今回は学期に1度か2度の暗唱テストでした。授業の中で同じような設定をしてもらうことは当分出来ません。今回は「顔が見えない、周囲の生徒に声が聞こえない」という安心感があったため、成功したことでした。

中学入学以来何度トライしてもできなかったことですから、みんながいる教室で発声できたことは、息子にとって大きなことです。それなりの自信を得ることができたと思います。でも、この先のステップアップは子供にはかなり負担のかかるものになるので、スモールステップをどう設定するか難しいところです。

発声のトレーニングはまた個室にもどってやるのがいいと考えています。英語の先生に引き続き時間をとっていただいて、放課後の個別指導をお願いするつもりです。一番親しい友達に入ってもらったとき、果たして声が出せるかどうか・・・ここが頑張りどころです。息子も 「そっちのほうがずっと大変だと思う。」 と言っていました。最初は向かい合わないように、3人とも同じ方向を向いて、先生の両脇に2人を座らせるのがいいのかな、と思っています。うまくいけばいいのだけど・・・。


題名: ははさんへ ひまわりさんへ
投稿日時: 2006-10-29 09:17:44
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◆ははさんへ

>前日に息子が「明日水曜日やった!」となんと、水曜日のこの取り組みを楽しみしていることがわかりました。いつも決まった曜日、同じ時間で取り組むことは心理面においても大切なことかもしれない、と思いました。

大切なことと思います。私も、できるだけそんなふうにできたら、とよく思います。

>うちの場合はいかに「リラックス」して過ごせるか、を重点的に取り組みたいと思っています。

「発語」に関係なく、学校でリラックスできる体験ができることが、大切ですよね。

>次回は「黒板」を使って遊びたいと思っています。
息子は教室での発表は黒板を使っていますので、この黒板に慣れることも大切かな?と思っています。


ははさんって、アイデアの宝庫ですね。
「取り組みの曜日」「窓・ドアを開けるか」
「親の服の色」「親が先生役」「親が途中でトイレに抜ける」
「糸電話」「なぞなぞ」「あやとり」
もっとあったような・・・

◆ひまわりさんへ

初めまして。けいこです。

>敷居が高いと書き込んだことで、皆さんに不愉快にさせたことお許しください。

私、不愉快などと思ってないですよ~。ホントは、ずうっと前から、気になっていたです。
今は、自分が気になっていたことを言って 、
でもそうじゃないよと、皆さんから言っていただいて、とても励まされました。
コミュニケーションってこういうことですよね~。
これからもよろしくお願いします。


題名: みちさんへ
投稿日時: 2006-10-29 09:23:49
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 209
◆みちさんへ

良かったです! 私も、感激してしまいました。
冷静なみちさんが、あわてて「ゲスト」で書き込みされたお気持ちよくわかります~。
そして、次の取り組みをもう考えておられるのですね。

>最初は向かい合わないように、3人とも同じ方向を向いて、先生の両脇に2人を座らせるのがいいのかな、と思っています。うまくいけばいいのだけど・・・。
>お友達を入れたときに「仕切り」みたいなものでお友達の顔が見えないようにしてみたらどうでしょう?パーテーションや移動式黒板などで。(ははさん書き込み)


部屋の中で位置と体の向き、人との位置関係や体の向き、パーテーションのあるなしは、
とても重要な要素のよう思います。
Helping本では、7章の「場所」のラダーの表に、細かいステップ例が載っていますよね。
 ・
 ・
 ・
⑧ 教室の後ろの隅  可動式黒板で遮られている。(黒板の逆を向く)
⑨ 教室の後ろの隅  可動式黒板で遮られている。(黒板の方を向く)
⑩ 教室の後方 可動式黒板はなし(クラスと逆を向く)
⑪ 教室の後方 みんなの方を向く
(Helping your child with selective mutism より引用)


題名: みちさんへ
投稿日時: 2006-10-31 17:01:18
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先生も学芸会の「合唱で指揮者は?」と提案してくれたのですが
それは嫌だったようで、今回のピースになったらしいです。

そうですね。
今の息子には私の提案より先生からのほうが
楽しく効果的かもしれませんね。
「力を発揮できる設定場面」・・・
大好きな野球クラブもあと1回で終わってしまうし。

最近、楽しみにしているのはクラス内での「お笑い係」
給食の時間などに、友達と前に出てお笑いネタを披露するらしく
息子はいつもボケ役で、
みんなを声を出さずに笑わせているらしいんです。

ここまで来ているのに、
担任もできる事ならなんでもしますと
言ってくれているのに
今出来ることのアイデアが 浮かばないんです。
せめて「はい」でも「うん」でも、声が出れば・・・というのが本音です。


題名: りんごさん、こんばんは
投稿日時: 2006-10-30 23:23:59
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
向こうのトピックに書くと言いながら、また登場してすみません。りんごさんの息子さん、だいぶよくなってきているようですね。

うちの子の状態がひどいときは、口を開くこと (口を動かしているのを見られること) に恐怖を覚えるようでした。1年の運動会の際、私と小声で話しているのを、遠くから担任の先生に目撃されただけでパニックを起こしていました。1年の秋の合唱コンクールの練習のときは、「口パクでいいからやってよ。」 とクラスメートに言われ、「学校に行かない!」 が始まりました。口パクができるようになるまで、練習の際の顔の向きなどを配慮してもらったりして、大変でした。本番まで、なんとかステージでかすかに口を開くことができるようにはなりましたが・・・。

でも、今年の合唱コンクールでは、(隣の子には聞こえていないかもしれないけど) 練習のときから声を出し、本人によると、「本番は今までで一番声を出して頑張った」 ということでした。自分も精一杯参加したコンクールで、自分のクラスが最優秀賞をもらっったことで、とても感動していました。

>息子だけが音楽に合わせて
学校のビデオカメラに向かってピースを3回!


大胆ですね~。うちの子にはそんな目立つことはできません。息子さんが抵抗を感じるのは、もう自分の声が聞かれることだけなのでしょうか・・・?長いこと声を出していないと、声を聞かれたときの恐怖感も強いものなのかもしれませんね。

うちの子は、今、「(暗唱テストや合唱など) 聞こえないだろうという前提で、みんながいるところで声を出せる」 段階まで来ています。今後、クラスメートに声を聞かれることに耐えられるか、微妙なところです。


題名: 「仕切り」 作戦やってみます
投稿日時: 2006-10-30 17:46:27
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
ははさん、けいこさん、ありがとうございます。

>お友達を入れたときに 「仕切り」 みたいなものでお友達の顔が見えないようにしてみたらどうでしょう?パーテーションや移動式黒板などで。
>部屋の中で位置と体の向き、人との位置関係や体の向き、パーテーションのあるなしは、 とても重要な要素のよう思います。


「ははさんのひらめきってすごい!」 といつも思います。ついたてのことは資料3にも書いてありましたが、個室で音読する際に、移動式黒板を使うことは思いつきませんでした。このことはHelping本の 「場所」 のラダーのところに細かいステップ例が載っているのですね。

以前、担任の先生との会話練習を始めた際、息子には、「日本では遅れているけど、海外では研究が進んでいること」 「無理せず、とても細かいステップを踏んで練習していくことで、話せるようになった人がたくさんいること」 「そのことが書いてある本やサイトが存在すること」 を話しました。息子は「え!ぼくにも見せて!」 と言ってきました。あちこち自分で調べてよけいな情報が入るのもまずいので、「日本語のはないよ。英語だよ。」 と言ったら、自分で読みたいという気持ちはなくなったようでした。(私が辞書を引きながら読んでいることになっています。)

今回も、「英語の本に書いてあったんだけど・・・会話練習のステップは細かければ細かいほどうまくいくんだって。」 ということで、仕切りのことを提案しました。息子は「やってみてもいいよ。」 と言っていました。

ははさんがこの前
>高学年と低学年では取り組み方が違う
と書いていらっしゃいましたが、親や先生の考えでは進められないという点が一番違うように思います。「年令が上の場合は、本人がその設定に挑戦したいかどうかが鍵となる」 と資料No.3にもありました。子供が、「親にやらされているのではなくて、自分の意志でやっている」 と思えることが大事なような気がします。子供が 「やってみようかな・・・」 と思えるように、「こうなってほしいな・・・」というずっと先の期待は隠しておいて、いかにもできそうなことだけ提案するのがいいようです。

もちろん、低学年とは取り組みの内容そのものも違いますので、ここらでちょっとお引越しをして、これからの取り組みは 「年齢が上の子・・・」 のほうに書き込みたいと思います。


題名: リコーダー
投稿日時: 2006-10-30 18:04:09
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 80
そういえば、うちの息子は今年になってリコーダーのテスト、
早々と合格をもらってきました。
これも、緘黙の状態が良くなってきたからかな?

昨日は6年生の息子にとって最後の学芸会でした。
小さい学校なので、合唱も劇も器楽も出られます。

合唱では、口パクながら、目をしっかり見開き
学校のビデオカメラに、やけにカメラ目線・・・
劇では、最初から最後までずっと出ているセリフなしの審査員の役で
合格の鐘を鳴らしたり隣の人と話すしぐさをしたり、
動きも表情も役作りして演じてました。すごいなあ。

と、思ったら、もっと驚きがありました。
器楽ではリコーダーのパートでヤングマンをやったのですが
両手でY・M・C・Aと、みんなで合わせてやったあと
息子だけが音楽に合わせて
学校のビデオカメラに向かってピースを3回!
練習中に自分で考えたアドリブらしく、
先生も「決まったな。」と言ってくれて
ともだちも笑顔で受け入れてくれているみたいです。

学芸会前、資料6を息子とゆっくり読んで6まできましたが
7に進もうとすると、固まってしまいました。
学芸会が終わったので、下の子がいないときに
息子と、ゆっくりゆっくり読んでみますね。


題名:
投稿日時: 2006-10-30 06:45:00
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けいこさん、ありがとうございます。
けいこさんに言っていただくと自信がつきます!

教室での取り組みの間は、結構暇なので教室内をいろいろ観察(物色?)しています。
「本はポケモンから迷路、科学の本まであるのね。ラジカセは埃をかぶっているけど、CDもいれられる。電源はここね。
大きな三角定規!これ使って黒板に書いたら喜びそう、、、」等、何か使えそうな物がないか、私の引き出しの中にせっせと入れ込んでいます。(笑)

UP前の資料の話をして申し訳ないのですが、園資料に
口で吹くなど口を使う活動、例えば、ろうそくを吹き消す、風船をふくらませる、ストローでピンポン玉を吹く、シャボン玉遊び、笛遊びなどを取り入れましょう。
 
私以前に「勘」でこれやってた~とびっくりしました。

まだ息子に遊べるお友達が誰もいないときに、(5・6月頃?)近所の子を集めたいが為にシャボン玉をよくしていました。
ストローで吹くタイプのものです。その時はシャボン玉が空を舞ってなんとなく何人か集まってくるんですね。
でも、人がくると、急に上手に吹けない。
ああ~口元が一番緊張しやすいのかも?と思い、次の日100円ショップで吹かなくてもいいシャボン玉セットを買って、(ピストルタイプや穴がたくさん空いたタイプ)みんなでしました。
でも回数を重ねるごとにそのお友達と慣れて、口でふけるようになりました。
そしてそのお友達2人を家に呼んで、ブーブー鳴る風船をふくらまして遊んだんですね。一生懸命風船をふくらませる顔はみんなとてもかわいかったです。そして、その直後はじめて声を出したんですね。
口元を一杯運動してほぐれて、うっかり声が出やすいのかもしれませんね。


題名: 発声に関する負荷をかける時期は・・・?
投稿日時: 2006-10-31 12:49:23
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
りんごさんへ

SCのアドバイスは的確だと思います。ただ、普段家庭で子供を一番見ているのは母親であり、学校の様子が一番わかっているのは担任の先生だと思うので、ときには先生の判断を頼ってもいいのかな・・・と思います。

>声を出すことではなくてリラックスできることが大事

確かにそうなのですが、息子さんの大胆な行動について読むと、かなりリラックスできていて、しかも自分の存在をアピールしたいという欲求も強くなってきているように感じられます。

今回の学芸会は、例年のお決まりの行事の中で、息子さんが楽しく先生やお友達と関わりながら、自然にステップアップできたということで、すごく重要な意味を持つような気がします。息子さんの今の段階にぴったりだったのではないでしょうか。みんなと楽しく行事を盛り上げることができ、大きな自信になったことと思います。でも、この行事が終わるとしばらく学校は静かになってしまうのではないですか?せっかく、自信がついてきたところで、また静かに見守るだけというのは惜しいような気がします。(プレッシャーをかけるようですみません。)

確かに、お母さんのほうから、「こんなことに取り組んでみない?」 と提案する時期ではないのだと思いますが、先生のほうから何か仕掛けることは無理でしょうか?

うちの子の場合は、6年生の冬まで、外部の専門家の意見を聞くことなく、担任の先生の判断のみで、発声できるまでになりました。とても勘の鋭い、子供の気持ちがよくわかる先生で、適切な時期に適切な負荷をかけ、子供をやる気にさせることが、自然にできる方でした。(どの先生にもできることではありません。天性のものだと思います。)そして、ちょっとした進歩が見られたときに、「よくやった!」とスキンシップ(握手、頭をなでるなど)をしながら、上手にほめてくれる先生でした。(男の先生です。)

子供がリラックスできるまでは、発声させないことを徹底させ、笑顔が見られ子供たちとの非言語的交流が十分できるようになったころ、段階的に発声につながる活動を取り入れてくださいました。そして、息子は、6年の秋頃までに、授業中の音読、簡単な質問への応答までできるようになりました。

うちの子の6年生冬の時点での専門家のアドバイスに、「力があるんだぞと認められたい気持ちをどうやってくすぐってやるか・・・?せっかく思いがあるのだから、社会の接点として、力を発揮させてくれる設定場面が必要。」 というのがありました。

また、続きを書きます。


題名: みちさん、ありがとうございます
投稿日時: 2006-10-31 09:51:02
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 80
いつも元気をいただくこの掲示板のみちさんやみなさんのコメント、
資料を作ってくださってるみなさんのおかげだと思い感謝してます。

息子さんのように「学校で声を出したい」という気持ちは
うちの子にはあまりないようで、時々はがゆくなります。
が、声を出すことではなくてリラックスできることが大事だと
資料にあるので、見守っています。
SCに、今は本人が変わってきている時なので
親がステップアップを進めるときではないのでは?
と言われました。
学校でお友達や、緘黙を理解してくれている担任の先生と
学芸会の練習や準備を通して
楽しくステップアップできていたのかなと思います。

最近している事は、お店での注文。
今までは息子の注文を私が店の人に頼んでいたのですが
忘れたふりをして息子に注文させています。
少し声が出るまで時間が掛かったりするのですが
声をだして注文できるようになりました :D

みちさんの息子さんもずいぶん頑張ってくれていてうれしいです。
うちの子より3学年上の男の子なので、とても参考になります。
合唱コンクールで最優秀賞!おめでとうございます。
息子も来年入学する中学校。怖いイメージがあるのですが、
きっと楽しいこともいっぱい待っているんですね。


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