一般書
- 二人静 (光文社文庫)
- 場面緘黙症の少女が登場します。twitter でも話題になりました。 上は安価な文庫版です。 単行本はこちら。 ブログでご紹介しています。
- 青い鳥 (新潮文庫)
- 場面緘黙症の子を主人公とした短編「ハンカチ」が収録されています(11-56ページ)。「場面緘黙症」という言葉がはっきり出てきます。上は安価な文庫版です。 単行本はこちら 。ブログで取り上げています。
- 校庭に東風吹いて
- 『赤旗』に掲載されたもので、緘黙の少女が主要登場人物の長編小説だそうです。沢口靖子さん主演で映画化しました。
- ダンス・フレンド
- イギリスの児童書 Call Me Lion の邦訳とみられます。NEW!
- 声は届かない
- 場面緘黙症の中学1年生を主人公としたフィクション小説です。「場面緘黙症」という言葉が、ふりがな付きで何度も出てきます。 主人公・木乃瀬なつは、支援教室に在籍する中学1年生。ストーリーは、緘黙や、それを原因とするいじめ、不登校、自傷行為など、複雑な内容が中心です。 ブログでも取り上げています。
- 沈黙の闘い―もの言わぬ双子の少女の物語
- ノンフィクション。場面緘黙症だったという一卵性双生児の話。 ですが、緘黙をテーマとした本ではありません。 また、この双子は、緘黙としては特異な例だと思います。 原書は英国で出版され、日本でも翻訳書が1990年に出ました。 ブログでも取り上げています。⇒『沈黙の闘い:もの言わぬ双子の少女の物語』
- 小学生日記 (角川文庫)
- 休み時間や学校の外だと話せるけれども、授業中は声を出せない同級生の思い出を書いた作文「ポテトサラダにさよなら」が収録されています(61-88ページか)。 実話。場面緘黙症かどうかは分かりません。第52回全国小・中学校作文コンクール文部科学大臣賞受賞作。 小学生の作文とは思えない水準の作品です。 作者は現在エッセイスト。現在絶版ですが、古本として買えるかもしれません。 「ポテトサラダにさよなら」単体は、以下のページで無料で読むこともできます。上は文庫版です。 単行本は小学生日記こちら。 ブログでも取り上げています。
- ちゅらさん〈7〉 (新風舎文庫)
- ちゅらさんの本です。 「選択的かん黙」の言葉がはっきり出ています。
- いじめの時間 (新潮文庫)
- オムニバス小説です。この中に、「かかしの旅」という緘黙の若者の小説が30ページほど収録されています。 「かかしの旅」は映画化もされています。後に DVD も出ました。 ブログでも取り上げています。
- 緘黙: 五百頭病院特命ファイル (新潮文庫)
- ズバリ『緘黙』と題する本で、冒頭の解説ページにも「全緘黙」や「選択性緘黙」といった用語が出てきます。 ですが、全緘黙とも選択性緘黙とも場面緘黙症とも全く関係ない話です。 ブログで取り上げています。
スターツ出版の本
漫画
- 放課後カルテ 8 (Be・Loveコミックス) 放課後カルテ(9) (BE LOVE KC)
- 学校医の牧野という男性小児科医を主人公とした漫画です。 第8巻では、場面緘黙症の少女の話を中心に収録されています。 第9巻では、その少女の話の続きが1話収録されています。 女性コミック誌『BE・LOVE』連載作品ですが、男性にも馴染みやすそうな作風です。 緘黙について、実によく描かれています。 ブログでも取り上げています。 ⇒ 第8巻について 第9巻について
- リエゾン-こどものこころ診療所-第15巻
- 『リエゾン』は、週刊漫画雑誌『モーニング』(講談社)連載の医療漫画。 公式X(旧Twitter)アカウントによると、この第15巻では「児童養護施設」「場面緘黙」「訪問看護」の3編を収録とのことです。 ⇒ その公式Xアカウントの投稿です。 NEW!
(08/06/2024)