かんもくグループ北海道
概説
「場面緘黙」に悩んでいる人、家族、支援者等のためのグループ。 北海道で活動しています。 2015年7月に設立。世話人は、臨床心理士の広瀬慎一(2018年6月現在)。
「家族グループ」や「当事者・経験者グループ」等を札幌市で定期的に開催しています。
2018年6月3日に、団体名を「かんもくグループ(北海道)」から変更。
コメント
広瀬氏がこの団体の世話人として活動を始められたのは2015年からですが、 それ以前にも緘黙について学会発表を行なったり(広瀬ら, 2011; 広瀬, 2012)、緘黙関係団体の会報に寄稿したりされていたようです(広瀬, 2013)。
広瀬氏は、2017年12月9日に名古屋市で行なわれた200人規模の催し「かんもくフォーラム2017」において、 「緘黙の成人当事者の支援について~認知行動療法の発想と技法をヒントに~」と題する講演を行なっています。 また、同じ催しの中で行なわれた「大人のかんもくフォーラム~成人当事者・経験者の声から~」にも登壇されています。
なお、北海道には「北海道かんもくセミナー」もありますが、 これらは「かんもくグループ北海道」とは別です。
リンク
文献
◇ 広瀬慎一・西山薫 (2011). 場面緘黙の維持要因および回復プロセスの検討-場面緘黙経験者の言語報告に基づいて-. 日本行動療法学会大会発表論文集, 37, 298-299.
◇ 広瀬慎一 (2012). 社会的認知度の低い行動問題についての現状と展望-場面緘黙の当事者団体を対象とした質問紙調査に基づいて-. 日本コミュニティ心理学会第15回大会プログラム・発表論文集, 56-57.
◇ 広瀬慎一 (2013). 【専門家から】緘黙症経験者を対象としたアンケート調査より. かんもくの会だより, 2, 4.