特別支援教育

概説

「障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、 幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、 その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、 適切な指導及び必要な支援を行うもの」(文部科学省)。 特別支援学校、特別支援学級、通級による指導があります。

場面緘黙症の児童生徒は、学校教育法と学校教育法施行規則、文科省の通知により、特別支援学級と通級による指導の対象とされています。 2007年度(平成19)年度から学校教育法の一部改正により、特殊教育より改称。

コメント

障害児教育。

特別支援教育を受ける児童生徒は 「特別な(教育的)支援を必要とする児童生徒」「特別な(教育的)支援を必要とする子ども」 などと呼ばれます。

「お勧め読み物」で挙げている、信州かんもくサポートネットワーク(現・信州かんもく相談室)著「緘黙児の理解と支援」によると、 「LD」や「ADHD」が特別支援教育の対象として正式に位置づけられるようになるより前から、 学校教育では緘黙を特殊教育の対象としてきたそうです。

調べたところ、2007年度(平成19)年度に特殊教育が特別支援教育に衣替えした際、LD、ADHD、高機能自閉症が新たに対象に加わったそうで、 その前からですね。 「情緒障害」として特殊教育で扱われていました。

リンク

◇ 特別支援教育について(文科省HPへのリンク)

◇ 「緘黙児の理解と支援」(PDF 566KB)