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題名: はじめまして(^^)
投稿日時: 2006-12-27 04:52:01
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初めてお邪魔いたします。
ネット上にこのようなサイトや掲示板があること自体、最近初めて知りました。
実は私も、幼稚園~中学卒業まで、筋金入りの場面緘黙児でした。特に、小5~中3の5年間なんて、学校で一言も喋ったことがありません(!)私の場合は、授業で当てられた時も全く答えることはできませんでしたから、緘黙としては重い方なのでしょう。
中学卒業と同時に、緘黙も卒業したつもりですが、そう急に変われるわけではありません。高校に入ってからは、少しずつ話が出来るようになっていきましたが、最初は友達が出来づらく、人間関係ではかなり苦労しました。が、次第に友人と呼べる人も出来、短大に進学し、それなりに楽しい日々を過ごしていました。
その後も、職を転々としながらも何とか普通にやってきました。自分が緘黙だったのも今となっては信じられないくらい、過去のことになってしまいましたが、それでもよく当時のことは思い出していました。

緘黙の後遺症ですね・・・私も、常にそうという訳ではありませんが、職場での雑談の輪の中には入って行きづらいですね。どう入っていったらいいのかわからないんです。一番致命的だと思うのは、人と親密な関係を築いていけないことです。常に恐怖心みたいなものがあって・・・やっぱり、根底にあるのは緘黙だった過去なのかな・・・?


題名: 受け止めつつ改善しましょう
投稿日時: 2006-12-27 09:41:23
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 nakoさん はじめまして
 私も今年の秋ごろに場面緘黙症という言葉やこのサイトのことを知ったばかりです。

 「筋金入りの場面緘黙症児」と自らいえるところは、今はかなり改善されている証ですね。

 場面緘黙症はベースに「社会恐怖(社会不安障害:社会に対し過度にかまえてしまう)」が存在するといわれています。また元場面緘黙症当事者の後遺症というものは、医学会でもしっかり概念化が成されていないのが実態なのです。

 あなたの「人と親密な関係を築けない、常に恐怖心みたいなものがあって」というのが、場面緘黙症からくる後遺症なのか、二次障害なのか、はたまた場面緘黙症から離れた社会恐怖なのかは、(もう少しご様子をはっきりうかがっても)はっきりとは言えないんではないかと思われます。
 このあたりは、過去の各スレッドをお読みいただくと出てくると思います。

 いずれにせよ、今ある状態をご自分で受け止めつつも、できるならば改善策をとっていくというのが良いと思います。

 せっかくのご縁ですので、よろしかったらもう少しご自分のことを語ってみてください。語って、我々のコメントを聞く(見る)だけでも、気づきがあるかもしれません。


題名: スピリチュアルですね
投稿日時: 2006-12-27 15:10:05
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 朋花さん
 緩和ケア(ホスピスなど)の領域では、身体的・社会的・精神的、そしてスピリチュアルな苦痛を軽減するのが、緩和医療であるといいます。
 あとWHOの「健康」の定義も、原文には緩和ケアの定義同様、前出の3つの他にスピリチュアルな健康、という概念が入っているのはご存知でしたでしょうか?日本語にすると「霊的」などと宗教的な響きになってしまうため、訳がもれているらしいのです。

 インディゴ/クリスタルチルドレンの文献紹介ありがとうございます。このドリーン・バーチュ博士は、スピリチュアルな世界の申し子のような人ですね。著書一覧でみるとその領域の本が出てくる出てくる……。
 ここのフォーラムで紹介があったりで、読んでいない本がたくさんあるので、そちらが落ち着いたら是非読んでみたいと思います。

 日本人て、初詣しかり、地鎮祭しかり、七五三しかり、神道で成り立っている(はずの)国民なのに、特定の宗教を信心している人が少ないんですよね、今の時代はとくに……。

 大学の社会福祉概論の担当教授が「欧米で『あなた宗教は?』と聞かれ『(自身をもって)仏教です』などと答えないと、信じられないという表情をされる」と言っていたのを覚えています。
 そういえば、アメリカ大統領の就任式も、まず聖書に宣誓するところから始まりますよね。

 もっとも、「信仰の自由」が憲法で保障されていますので、信心しないのも自由なわけです。こう言っておかないと、ルディさん辺りから突っ込まれそう……。
 「無神論者です」ときっぱり言えるんなら良いんでしょうね。
 


題名: みなさんありがとうございます
投稿日時: 2006-12-28 16:18:24
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
みなさん こんにちは
 私の投稿が続きますが、かまわず打ち込みます。

 本日で復職後3週目を迎え(実質14日)ご用納めを迎えました。この間の出勤状況は七勝七敗でイーブンでした。つまり半分も休んじまったってことです。私の職場は5日間夏休みがありますので、それに土日をつけた分をこのクソ忙しい年末に休んだわけです。
 そう考えると、仕事の相棒や同僚に申し訳ない気持ちが募り、またうつのるつぼにはまってしまいそうです。

 今職場にいながらこの文章を打っていますが、周りの同僚は電話相談をうけたり、相談内容をパソコンで記録したりしているのに、私だけおだだをしています。

 いや~、手持ち無沙汰で仕方ない。電話はジャンジャン鳴っているのに、私は出なくて良いことになっている(担当違いだから、と例の仲良しおばさん二人組の一人〈いちおう中間管理職〉が決めた)。自分が対応する退院・転院相談の患者さんは全然来なくて、出番がまったくない……。
 暇だや~、なにもせずに座っていて馬鹿みたいだや~。うっかりするとまた「死にたいモード」に入りそうになるのを、「いいや、俺は可愛い息子とかあちゃんのためにここに座っているのだ」と自らを奮い立たせています。

 さて改めて過去の投稿を読んでいたら、私がこのSMJのサイトに出会い初めて投稿したのは、11/5で「緘黙症の原因はなんだと思う?」のスレッドでした。それから50日ほどしか経っていないのです。
 この間に、様々の立場の方の投稿を読ませていただいたり、何度か自分でも話を書かせていただいたり、なにより他の方からのコメントをいただいたことで、ずいぶんと救われた想いが致しました。
 職場で時間がある時、自宅に帰ったとき、そして仕事に行かれずに自宅で籠もっているときに、いつもこの掲示板を開いたのでした。今の私はこの掲示板なくしては、もう生きてはいかれません。本当にありがとうございました。
 
 まだ年内に投稿すると思いますので、年末のご挨拶はいたしません。


題名: おめでとうございます
投稿日時: 2007-01-03 19:11:33
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
みなさん あけましておめでとうございます
 休みの間、投稿が少ないので私だけ出し抜くわけにいかずなりを潜めていました。

 今日は病院勤めの私にとっての正月休み最終日。息子と映画『デスノート』を見た後、レンタルCDでさだまさしと中島みゆきを借りてきて、今MDにダビングしています(ちょっとラインナップが暗いか?)。「精霊流し」のあと「無縁坂」が流れています。
 なんか今の心境がこういう曲を聴きたいんです。昨日は犬の散歩にいったとき地元消防の救急車がサイレンならして行くのを見てたら、一昨年自分が乗せられたときのことを思い出して泣けました。その後ビッグコミックオリジナルを見てて、飲んだくれだった親父が「俺が死んだらこの急須に骨を入れてくれ」と友達にいうシーンがあって、父親が亡くなったときのこと思い出してまた泣けました。
 こういう時のかいわれは完全に病的です。自覚できていますがそれでもダメです。

 毎年大晦日の夜はカミさんの実家(義母と義弟家族が住む)に行くのが恒例なのですが、今年はパスしました。
 その理由は、年末にかけてろくに出勤ができなかった自分が、大晦日だ、正月だと言って、浮かれてご馳走にありつこうというのが許せなかったのです。

 この正月はお酒とも無縁でした。例年なら大晦日は深酒、正月三が日は朝から飲む、というのが普通でしたが今年は違いました。
 医師から止められているのです。なにせγ―GTPが500を超えたんです(正常値は二桁です)。薬剤性肝障害です。とにかく飲んでる薬の量がハンパじゃありません。抗うつ剤、抗不安薬は複数、降圧剤、抗不整脈剤、前立腺肥大症の薬、一日分を全部床にまいたら滑って転ぶくらいの量です。そこに持病の頚椎症の痛み止めのみ続けたのが効いたみたいです。
 酒を飲まない正月なんて考えられなかったんですが、いざやってみたらたいした事ありませんでした。かれこれ2ケ月くらい飲まないでいます。

 なにが言いたいのか良くわからなくなってきました。要は日陰の正月を志して実践した、しかし最終日に親父らしいことをしたくて、息子を映画に連れて行った。だけど気分はマイナーで、「防人の詩」が身にしみて涙を流している……。

 わけわからなくてすいません。明日は頑張って職場に出たいと思います。
 皆さん今年もよろしくお願いします。


題名: かいわれさんへ
投稿日時: 2007-01-04 07:44:32
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かいわれさん、あけましておめでとうございます。
かいわれさんのγ―GTPを見て悲鳴をあげてしまったははです。
私も5年近く毎日欠かさず飲まなくてはいけない薬があるので、半年に一度肝機能検査を受けてます。
去年48が出て要注意が出たので、今年は色々頑張って(?)41に下がりました。
基準値は、10~47ですから、もしかしてEランク?ですか?心配ですね。。。

デスノートは単行本の方を全巻読んで最後の特別号(13巻)もしっかり読みましたよ。
映画は視覚過敏(?)なので苦手なんです。 :?
さだまさし、中島みゆきは中学の時によく聴きましたね~。
無縁坂、大好きです。一番好きなのは「フレディもしくは三教街」です。
アムロ・ゼロさん詳しそうですよね。
中島みゆきは「ホームにて」が好きですね。古い~。

すみません。なんか雑談トピみたいになってしまいました。
かいわれさん、今日仕事行ってるかな~。
私は明日から仕事始めです。
今年もよろしくおねがいします。


題名: こんばんは
投稿日時: 2007-01-04 21:43:30
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かいわれさん ご無沙汰してます。

本日 お仕事 どうでしたぁ? (笑)
許せないなんて言って 自分を責めないでください・・・
かいわれさん 真面目な方なんだなぁ♪って 読んでいて 思いました。
どうぞ 頑張り過ぎないようにして 頑張ってください。

私も 好きでした、さだまさしと中島みゆき。
さださんなら 『関白宣言』 みゆきさんなら 『時代』 歌ってました。
高校生の時 フォークソング倶楽部に入ってまして
ギターを弾きながら 歌ったものです。
今から 考えると ムチャ 恥ずかしいです。
歌うのは 明るい曲だったのですが 好きだったのは
やはり『精霊流し』『無縁坂』『防人の詩』でした。
みゆきさんのは 『悪女』とか『世情』も 好きです。

かいわれさんのγ―GTPを見て悲鳴は あげなかったのですが (笑) 
お酒は 飲んだらダメなんだということは 理解しました。
お身体 ご自愛くださいませ・・・

今年も よろしく お願いします。


題名: 後遺症とは違うかもしれませんが・・・
投稿日時: 2007-01-05 03:11:56
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かいわれさんこんばんは。年末に初めて書き込みさせていただいたnakoです。
この年末年始、気持ちがずっと沈んだままで過ごしています。軽いうつ状態かもしれません。

今はかなり緘黙が改善されてきている証拠だというのについては、自分でも昔と比べたらかなり良くなっていると思います。人と普通に話をするという点では高校卒業までに克服されていたと思います。
ただ、今の時点で困難に感じるのは、人の反応を恐れるあまり自分のことを話したくない、自分を見せたくないという気持ちが働いてしまうことです。何より会話が続きません。そのため、その場限りのやりとりなら問題なくても、仲良くなったり親密な関係にはなりにくいのです。
緘黙の後遺症とは少し違うのかもしれませんが・・・ですが、何をもって緘黙の後遺症とするか、現在の医学ではまだわからないということですからね。

何で緘黙症になったかは、自分でもわかりません。気がつくと家にいるときのように自由に話したり行動したりできない自分がいました。それでも幼稚園の年少の頃は、先生とだけはまだ普通に話をしていたようです。年齢が上がるにつれて喋らなくなり、先生や仲の良い子にだけ小声で話すといった状態になりました。私の場合、喋らないだけではなく団体行動もできなかったんです、幼稚園で、皆の輪の中に入らず1人遊びをしたり、トイレに行きたいときは口で言わずに教室をぐるぐると走り回るなど、変わった子供だったようです。緘黙症である以前に、何らかの発達障害があると見られていたかもしれません。こうして振り返ってみると、やっぱり私は人とは違うんだってことを思い知らされます。
小学校の頃は、担任の先生に勧められて児童精神科のようなところに通っていたこともあります。1年くらい通っていましたが、結局学校で喋れるようになることはなく、中学校まで持ち越すことになります。

今は、悩み事を少しでも減らし、人並みの幸せな人生を送りたいと願うばかりです。


題名: 仕事が始まりました
投稿日時: 2007-01-06 10:00:07
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
富重さん みなさん あけましておめでとうございます
 今年も楽しいSMJにしていきましょう。

 昨日の検査でγ―GTPが200台前半まで下がりました。でもまだ「異常高値」であることに変わりありません。ここのところ「ビタミンI(あい)欠乏症(愛情飢餓)」が続いておりその反動で「食う」のに執着したのと、やはり薬が多いのが原因だと思います。
 病院で患者さんを援助しているつもりでも、実は私もその方達に「お礼」「感謝」といった愛情を受けていたのが、ここのところ直接処遇(電話相談、対面相談)から離れていたおかげで、急性飢餓状態になったのでしょう。

 年が明けて、仕事は一応2日とも出勤しました。もっとも金曜は午前中精神科受診なので昼からでした。相変わらずX主幹(仲良し中年おばばの片割れ)のいじめにあっています。かいわれの仕事として本来くるはずのケースを自分を、Xおばばがとってしまうという邪魔をします。その“悪意”はかいわれの被害妄想ではなく明らかなものです。
 その上のYセンター長に辛い心中を話しましたが、いつの間にかかいわれの方がYセンター長のグチを聞くという逆転現象が起き(私の“話を聞いて”は往々にしてそうなります)「それはわかるけどあなたも“細かいことは気にしないほうが良い”わよ」と言われてしまいました。
 やはり普通の人は“感受性の高すぎる人(Highly Sensitive Person)”の心中は理解できないのでしょう。
 昨日はあまりに辛かったのと、Yセンター長との会話からある種の「悟り」があったことの嬉しさで、帰りの車の中で非常に泣けました。

 とはいえ、私も女房子どもを養わなければなりませんので、ここはひとつ生まれ変わった気分で、ぎりぎりでも適応していってやろう!と思っています。
 クソ食らえ!X主幹!おれはお前の陰湿ないじめには屈しないぞ……。

 中島みゆきもさだまさしも十分に古い懐メロですが、私が若かりしころ、それほど自由にはレコードを買えず、ラジオから録音していたテープを聞いていたのですが、最近では古い曲でもCD化され、おまけにレンタルもでき安く手にできるのは喜ばしい限りです。
 両者の一見(一聞)暗い曲も、実は人生の辛酸を知っている感受性をもったアーティストでなければ世に出されなかったのではないか、と思わされます。聞いていて魂の叫びを覚えます。

 nakoさん
 人と話をすることが高校時代に克服できて本当に良かったですね。Nakoさんの中に困難に面と向かっていき、改善する力がおありになるということですね。
私も、幼稚園のとき遊びの輪に入れず一人で廊下に立っていました。そして中学では大きいほうのトイレに行かれませんでした。だからもらしてました。おまけにうんこをお尻にはさんだまま、家に帰っていました。こういうのを「緘動」っていうらしいです。私みたいにある一定以上の行動がとれない場合と、そもそも机から離れらない場合があるみたいです。程度の差はひとそれぞれですが非常につらい現象です。

 場面緘黙症も、そのベースにあると言われている社会不安障害も広い意味の「適応障害」ですから、その二次障害として抑うつ状態に陥ることは容易にあると思われます。私やnakoさんだけでなく。こういう時はやはり専門家の手を借りるのも一考です。
 私も現在週1回カウンセリングをうけています。nakoさんも心理的な負担の緩和を試みてみるのも良いのではないでしょうか。


題名: 書籍コーナー
投稿日時: 2007-01-07 12:31:49
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話の流れを変えるようで恐縮ですが…
今週の水~木曜日あたりに、サイトを更新して、
従来の洋書ページを発展させた書籍コーナーを新設しようと考えています。

もし差支えがなければ、このトピックでも話題になった
エレイン・N. アーロン氏の著書も
同コーナーの中で紹介しようと思っています。

アーロン氏のHSPの著書の中には、
The Highly Sensitive Child: Helping Our Children Thrive When the World Overwhelms Them
という、場面緘黙のお子さんを持つ親御さんにぴったりのようなものがあるのですが、
邦訳書がないのが残念なところです。
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