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題名: 大賛成です
投稿日時: 2007-01-07 16:24:52
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 富重さん
 書籍コーナーの新設に賛成です。
 アーロン女史の著書の紹介も大賛成です。

 『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』は残念なことに絶版になってしまいましたが、場面緘黙症の子どもさんと微妙にオーバーラップすると思われるHighly Sensitive Personの概念を詳しく説明しており、多くの人に読んでもらいたいと考えます。


題名: 書籍コーナー
投稿日時: 2007-01-10 19:57:35
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予告通り、書籍コーナーを作りました。

http://smjournal.sakura.ne.jp/books.html

『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』と
『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。』も紹介しています。

英語編ではHSPに関する邦訳されていない書籍を5冊紹介しています。
_________________________________________
:arrow: 記事の編集・削除は、こちらで受け付けております。
http://atbb.jp/smjournal/viewtopic.php?t=11


題名: 問題解決療法
投稿日時: 2007-01-11 16:42:21
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
皆さん こんにちは
 
 ここ数日間で私の周りで起きたことを書きます。

1.クソくらえ発言 
 1/6に「X主管クソくらえ」と言う話を書きました。Xに対する陰性感情をあれこれ考えての土日月と1/8までの3連休でしたが、私の中で変化がありました。
 これまで、関係がうまくとれないX主管との想いを、Xと仲良しのZ心理士に間を取り持ってもらったり、Yセンター長にグチったりしていたのですが、「落とすなら本丸を責めたら良いではないか」と気づいたのです。つまりXと直接話すことにしたのです。

2.直接話そう
 1/9(火曜日)連休明けの日、Xに「話をしたいので5~10分時間を取って欲しい」と申し出ました。この時の私は、Xに「あなたが最近私に冷たい態度をとっていることが、私にはとても辛く感じられる」ということを率直に伝えるつもりでいたのです。
 しかし、この日の時間内に時間はとれなかったようで、Xからの返答はなく、17:30からのカウンセリングの時間となりました。

3.カウンセリングで話題にする
 カウンセリングではXとの事が話題にあがりました。「かいわれが今後の職場で活動していくにあたり要となる良い機会だ」ということになり、以下のアドバイスがありました。
 1)相手に“構えさせる”ことがないよう気を配る。
 2)それには、「あなたが最近私に冷たい……」とXへの陰性感情を語る  のではなく、「Xさんの仕事ぶりは日頃からみていても尊敬できる」とい  った陽性のメッセージをまず伝えるのが良い。
 3)その上で、そこまで話が及ぶようならば、「私がこれから職場でうまく   やっていきたいと思っている」とあくまで「私」を主語に話をする。
 4)かいわれが「おれる」ことで、相手も「おれて」くれるといったように、   すぐに関係改善ができるとは思わない方がよい。期待が高いとそうで   なかった時に、こちらのこころが傷つくことが予測できる。
 5)なので、できればどのような話を伝えるかを具体的に考えておき、場  合によったら練習しておくのも一つの方法であること。

 言われてみれば“ごもっとも”なのですが、その時の私はそのような「人に真実(とくにネガティブなこと)を伝えるときは、細心の注意をはらって極力優しく」だとか「良いことをたくさん伝えてから、本題の悪いことに触れるようにする」だとかいう人間関係を円滑にする原則のようなことを見失っていたのでした。

 予定どおり1時間の面接のほとんどを、以上のような作戦会議に費やしました。V心理士曰く、うつの治療法の一つとして「問題解決療法」という概念があり、今回もそれを利用したのだそうです(以前にも同様の手段を使ってもらったことがありました)。
 まとめると……
 ①一つの困難に対して、その困難がなんなのかをより明確化する。
  この一連の作業は「一人より二人でしたほうが良い」作業で、どうしても  一人でする場合は文章化(文章で書き出す)して、視覚で客観視すると  良い(この補足部分はかいわれ)。
 ②明確化できた困難――課題に対し、どのような対処法が考えられる  かを“洗い出す”。
 ③洗い出した方法を、想定できる相手の出方に対しどう具体的に対処す るか、どのように話すかを決めておく。
 ――といったところでしょうか。こういった作業をとおして私はX主管との対話に備えるのでした。

 すいません、ここまで書きましたがそろそろ終業時間が近づいてきましたので、一度ここで話を終わらせていただきます。続きは次回投稿で述べさせていただきます。


題名: 行動しながら
投稿日時: 2007-01-12 19:04:28
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年初めから、そんなに努力なさっていらっしゃるかいわれさんには、とても励まされます

自分のことになってしまいますが、娘の受験の自己PR書を学校で直されたりしているうちに、高校が美術系の専門校とはいっても芸大などの大学受験を目指している感じが強いので
結局、学校って学歴取得が主旨になっていて、うちの子のように本当に描くことを必要としている、上の学校に行くことのために描くわけではない子にとってどうなのかな?と思ったりしてつい考え込んでしまっていました
でも、かいわれさんの文を読んでいて
とりあえずチャレンジし、もし入れたとして、その後違和感があればあったで、
実際本人が行動することでしか得られないものがある!ときっぱり思える気がしてきました

やろうとする行動がはっきりすると
何かを具体的に考える良い機会になりますね
どんな人にとっても、自己修正って、行動とともにしかなされないのかもしれないですね
(ややっこしい言い方になってしまいましたが・・翻訳文考えてると日本語まで変になってくる・・)

先日、認知行動療法の紹介本を検索していたら、ある本の紹介文に
確か・・認知行動療法は一般に認知方法を変えるものだと思われているが、そうではなく認知の幅を広げ、柔軟にするものだというのがあって
なるほどな~と思いました

私自身も生きている間中、もうこれでいいとしてしまわずに、常により認識の幅を広げたり、柔軟にしていけたらといいなと思います

自分が困っていることを直接相手に伝えるということは、誰にとっても大変難しいことではないでしょうか
かいわれさんのチャレンジから、私や子どもも学ぶことが出来ることを有り難く思います

かいわれさん、今年もよろしくお願いしますね!


題名: Xとの話し合い
投稿日時: 2007-01-13 20:58:24
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
皆さん こんばんは
 ルディさんいつもレスありがとうございます。

 本日は1月に一度のグループスーパービジョン(事例検討会)に行ってきました。7~8人のバイジー(簡単にいえば弟子)のグループ二つをもつ、私はこれでもスーパーバイザー(同師匠)なのです。

 納車になったホンダゴリラに乗って一山越えて行きましたが、峠の上りは20キロが精一杯で、その横を70~80キロで抜かしていく車に肝を冷やしながら片道30キロの道のりを走りました。

 そのスーパービジョンですが、最近は極力バイザーの出番を少なくして、バイジー相互の意見交換を重視するようにしています。自分のスタイルを変えると進行に少し不安を覚えるのですが、事例提供者のキーパーソンに対する陰性の逆転移が、当初「言動が信用できない」だったのが、「意志を変えるのではないかと心配」に変わったことを意識化することで、今後援助すべき道が開けた、というところで上手にまとまりました。

 ちょっと私達の言葉遣いでわかりにくいかもしれませんが、事例提供者の「これだから事例検討って好き」という言葉に象徴されるごとく、バイザーである私にも、参加しているメンバーにとっても有意義に終わったのでした。

 私は少しだけ気を良くして帰路についたのです。ただし帰りは下りが長いので70キロ(原付の法定速度は30キロなので大きな法令違反です)で駆け下りて来て、行きとは違う意味で肝を冷やしました。

 さて、一昨日の続きです。カウンセリングを終えた18:30にX主幹が「今なら良いわよ」ということになり話し合いを持ちました。

 Xは半ばワーカホリックで、以前「私はだらだらと病院にいるのが好き」と冗談ではなくのたまわっていたことがあります。

 初めは「Xさん、一緒にここに入ってからもう4年が終わるところだけど、俺がうつで休むようになり、あなたをはじめ相談室のメンバーにはいろんな意味で迷惑をかけているね。復職して1ケ月になるけど、まだ休みがちだったりで満足に仕事がこなせていないけど、これからうまくやっていきたいと思っているんだ……」ってな感じで切り出しました。

 1時間ほどの話し合いでしたが、結果は△でした。相手を警戒させない物腰が功を奏して最後は自由連想(思いついたことを飲み込まず全て語る)状態で世間話を語らせることができ、少しでも関係改善ができたという意味では○でした。
 しかし、かいわれの心情を汲み取ってもらう、また「自己診断だけれど“元場面緘黙症当事者”であることを含め、あんまり人間関係が上手ではないけど精一杯やっている」といったことを理解してもらう、という点では×でした。「きちんと診断を受けたわけじゃないんでしょ(自分から病気に逃げこむだなんて……)」といった具合に受け取られてしまったんです。

 V心理士の話どおり、一回で大きな改善を望むのは無理としても、私としては「あんまり焦らずにボチボチやってね」くらいの言葉が出てくると思っていたのです。出てきた言葉は「向いていないのなら職場を変えることだって良いんじゃないの」など、女房子どもを抱える私にとって、受け入れがたいことばかりでした。

 ちなみにXは出戻りで子どもがおらず、特定の彼氏もいないという寂しい女性です。彼女は「あと5~10年したら、ニュージーランドに移住してダイビング三昧する。そのため個人年金に2件入っている」などという“夢”を遠い視線をしながら語ったのでした。
 そりゃあ、あんたは一人で身軽だからどこへでも行かれるでしょうよ……。
Xは見た目は並以上だし、社交的なのですが、一部の「子どもがおらず、子育てで“練れていない”ゆえに幼児性の目立つ」人でもあります。
 
 この人に期待はしない方が良い、という思いを強くしました。

 (信仰絡みで恐縮ですが)イエスは「罪深い隣人ほど愛しなさい」と言いました。また自分が愛されたければ、まずその人を愛するのです。彼女も愛されたがっているのは事実のようです。しかし、かいわれにとってXはまだ愛せる相手ではありません。辛いところです。

 まあ、Xが久しぶりに、私相手に自由連想してみせたのは収穫でした。


題名: はじめまして「緘黙症?」の息子を持つ母です
投稿日時: 2007-01-24 07:06:12
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書き込み方が良くわかりませんが、こちらからで良かったでしょうか。
「緘黙症」という言葉は息子が見つけ、
その症状があまりにも自分に似ているとのことで
ここにたどりつき拝見させていただいています。
息子の場合
おぎゃ~と生まれ、物心ついたときから
ひどく人見知りする赤ちゃんでした。
保育園、小学校と、特定のお友達としか話せず
先生やまわりの大人たち、後女の子とも
全く話せずにいました。
中学3年の夏休みから学校へ行かなくなり
現在20歳。
家の中でひきもり状態でいます。
皆さんの書き込み拝見させていただき、
治そうと努力しているのが伺われますが
我が息子は
「人と話たくない。」と思っています。
本人に努力のかけらもみられません。

また時々おじゃまさせてくださいね。


題名: もんたさん、はじめまして。
投稿日時: 2007-01-24 16:32:54
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 366
初めての方の書き込み、嬉しいです。

息子さんのことが心配ですね。

息子さんは自分を変えたいという意思が本当にないのかもしれません。
しかし、ひきこもりの子というのは、親に見せたくないだけで、
案外なんとかしたいと悩んでいることも少なくないと思います。

お子さんは20歳だそうですが、
私が20歳の頃は緘黙症状は完治していませんでした。
しかし、現在は会話にさほど大きな問題はないほど良くなっています。

私の知るあるひきこもり経験者は、
30歳近くになるまで高校も出ていなかったのですが、
一念発起して高校に入学し、
現在フリーターではありますが、なんとか生活しています。

お子さんは、まだまだこれからだと思います。
お子さんが、ご自分が望む人生を少しでも歩めるよう祈っています。
またいつでもお気軽にお立ち寄りください。
_________________________________________
:arrow: 記事の編集・削除は、こちらで受け付けております。
http://atbb.jp/smjournal/viewtopic.php?t=11


題名: 出会えてよかったですね
投稿日時: 2007-01-24 17:57:52
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 もんたさん
 私も昨年の秋に偶然このサイトに出会いました。
 欧米の有益な文献の和訳資料があったり、掲示板もかなり新陳代謝のある面白いものだったり、私の生活にとっては“なくてはならない”ものになっています。

 息子さんも思うところがあって、このサイトに出会ったこと、そこに書かれている場面緘黙症が自分の様子と共通することがあること、をお母さんに打ち明けられたのでしょう。
 きっと息子さんの内面では少しずつ意識が動いていることでしょう。
 20年経って形成された性格や症状は1~2年ではそうは変わりません。また急に変えないほうが良いこともあります。長い目で見てあげましょう。

 管理人の富重さんもおっしゃっているとおり、どうぞ、また書き込んでください。
 


題名: ありがとうございます。
投稿日時: 2007-01-25 07:13:30
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富重さん、かいわれさん、ありがとうございます。

ここを通して私の息子の様に

全く人と会うことも出来ず

一歩も外へ出られない子供(もうせいじんしてますが・・・)を

お持ちのおとうさん、おかあさん方との出会いなんかも

出来ましたらと思っています。


題名: 暗い生活です
投稿日時: 2007-02-06 10:02:31
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
みなさん おはようございます
 しばらくこのスレッドへの書き込みを休んでいました。

 実は今日も職場を休んでいます。夕方になると「明日は出勤しよう、お昼も職員食堂で美味い定食を食うんだ(なんだよ楽しみは昼飯だけかよ)」と気持ちを整えるのですが、朝になると、行かれなくなります。

 朝起きると体の症状が気になります。肩~くびがこっている、頭が痛い、寝不足である、などです。職場に出たらこうなるだろう、というイメージを次にします。「しばらくぶりに出てきて、『なんだかいわれの奴、ようやく出てきやがった』と思われるだろう」、「またやることがなくて(しっかり出てこないので、仕事を任せてもらえない)暇な思いをするのだろう」というマイナスイメージが連想されます。「ああ、嫌だ気が重い」「みんなが自分のことを悪く思うだろう」と発展し、気持ちに重圧がかかります。

 「ああ、今日も無理だ、行かれない」という気持ちにたどり着きます。
 毎朝ほぼ決まった時間に上司(例の仲良し2人組のうちの一人Xではありません)に、電話で休む旨を連絡します。彼女はドライに「ああそう、お大事にね」と対応してくれます。

 まだ休んでいてもクビにはならないので、その状況に甘えていると主治医や妻から指摘されます。自分でもそういう自覚があります。今は休職になっていませんので給料が入っています。再度休職しても傷病手当金(休業補償)がまだしばらくは出ます。その状況が私をだらだらと休ませます。

 休んで楽しいわけではありません。「また今日も行かれなかった」と罪悪感で一杯になります。気持ちが落ち着かないので、安定剤(屯用)を飲みます。薬が効いてきて惰眠を貪ります。仕事に行かなくとも腹だけは一人前に空くので昼飯を、なるべくお金がかからないよう(カップヌードルと白米とか、トーストとせいぜいツナ缶にマヨネーズかけたのを食べるとか)に済ませます。体に良いわけありません。

 午後はせめてもの外出と愛犬の散歩に行きます。これも気分が落ちこんでるとぐずぐず夕方まで行かれず、暗く寒くなってから出かけたりします。夕方息子が帰ってきます。息子はなにも言いませんが、「親父の奴また休んだな」と思っているじゃないかと思い、目を直視できない心境になります。

 そのうち妻が帰ってきます。最近では「また行かれなかった(遅れてでも出られない)の?」とも言わなくなりました。
昼が粗食なので、ひもじくて夕飯はいやしく食べます。すると妻が「仕事しないのにご飯だけは人一倍食べるんだから……」と嫌味を言います。
 このような一日の合間にSMJに投稿をします。

 「さあ、明日は行かれるようにしたいな」と夕方~夜は少し元気がでます。しかし、翌朝になると……。
 こんな一日を今送っています。暗い一人言だと思って聞き流してください。


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