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題名: 席替えのため停滞
投稿日時: 2007-02-27 23:55:59
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◆ 中学3年 1月の続き

《悪いタイミングで席替え》

席替えがあって、前から3番目の席に替わりました。

調子付いていたときの席のまま(1番前)でいたら、もっとステップアップできそうな勢いだったのですが、周囲を生徒に取り囲まれるような席になり、少し苦手意識のある子が近くにいるため、発声チャレンジがしづらくなりました。担任の先生は、座席を一番前に戻すことを提案してくださいましたが、息子は 「自分だけそういう特別なことをしてもらうのはいやだ!」 と言い張りました。教室での発声チャレンジはまた壁にぶつかって、英語の先生がいろいろ工夫してくださっているにもかかわらず、失敗が続きました。

推薦や専願でうちの子と同じ高校へ進学することが決まった子供たちに、個室で協力してもらうことも思いつきましたが、設定に無理があるということで断られました。

「卒業まであと1ヶ月ちょっとしかないね。中学でできなくても、高校に行って頑張ればいいんじゃない?」 という話をしてみました。

「このまま、だれとも話さないまま中学校生活を終えるのはいやだ! 授業中も頑張って声が出せるようにしたい。絶対に頑張る!」 と息子は意気込んでいました。数ヶ月前まで、「中学校では絶対にやらない」 と言いはっていたのがうそのようでした。

時間が残されていないことにちょっと焦り気味の息子と、「授業中のチャレンジに限らず、とにかくできそうなことをどんどんやっていこう。」 と話し合いました。


◆ 2月3日(土)

《高校訪問 2回目》

入試前にも1回、進学予定の高校へ出かけ教頭先生に校内を案内していただいたりしましたが、場慣れのため、また息子を連れて高校の職員室にお邪魔しました。教頭先生がいろいろと話をしてくれました。私の方からは 「入試面接で予想外の質問があり動揺したこと、そういうことが苦手なこと」 などを伝えました。教頭先生は、「面接の先生にも、聞いておくべきことは聞かなければならないという立場がある。相手の人の立場を考えることができるようになることが大切。」 という話をしてくださいました。息子は納得したようでした。


◆ 2月4日(日)

《卓球部の友達S君への初めての電話チャレンジ》

「M君やS君とはもうちょっとで普通に話せるような気がする。」 と、息子はよく言うようになっていました。彼らと学校で話す練習をする場面設定をお願いすることも検討していましたが、いきなり学校でチャレンジするのは難しそうなので、「S君とも電話で話すことに挑戦してみよう!」 と提案してみました。

テストに関してわからないことを聞くことにして、原稿を準備しました。電話をかけるまでかなり躊躇していましたが、どうにかうまくいきました。緊張レベルは「4」だったそうです。


題名: 担任の先生に新しいパターンをお願いする
投稿日時: 2007-02-28 23:31:53
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
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◆ 2月5日(月)

《英語の先生と発声チャレンジについて相談》

放課後、英語の先生にお会いして、授業中の発声チャレンジについて相談しました。先生は 「せっかくここまで来たのだし、あとひといき・・・」 と言ってくださいました。息子本人も授業のレポートで、「声を出すのを頑張ります!!」 と度々書いているとのことでした。

「でも、席替えで振り出しにもどった部分もあるので、この先ステップアップはあまり期待できないかもしれない。入試直前のこの時期、あまりゲーム的な設定を入れるのも限界ではないか。列当ての形で進めていただいて、できなければできないで、高校に行ってからということもあるので、あまり気にしないで下さい。」 という話をしました。

「緘黙状態の中学生が、積極的介入によってしゃべれるようになった例は、日本でも、世界でもそんなにないはずです。もしこれができたらすごいことなんです。」 と話すと、英語の先生は 「そうなんですか!?」 と驚いてました。「本当に難しいことなので、できなくても気にしないで進めて下さい。」 ともう1度念を押しておきました。

《教頭先生にお礼》

帰りがけ、廊下で教頭先生にばったりお会いしました。
「おかげさまで面接本番バッチリでした。担任の先生とは慣れているので緊張感があまりないけれど、教頭先生と練習させていただけたことが力になりました。ありがとうございました。」 と言うと、
教頭先生は 「入試の日、○君に電話をもらったときはうれしかったなあ~」 とおっしゃっていました。
「あのとき、教頭先生と電話で普通に話せたことに、息子本人がびっくりしてました。」 と話すと、
「そうですかあ~。話せるんですよ~。うん、うん・・・」 と教頭先生は感慨深げでした。


◆ 2月6日(火)

《担任の先生に新しいチャレンジについてお願いする》

・M君とは電話だけでなく、1回だけ自宅まで行って面と向かって話すことに成功した
・卓球部のS君とも、1回電話で話すことに成功した
・息子が 「このまま卒業まで誰とも話せないのはいやだ!」 と言っている

ということを担任の先生に電話で話し、「席替えをしてから授業中の発声では苦戦しているので、なんとか別の角度から攻めていくことはできないか」 と相談しました。

担任の先生もお忙しいので、先生のいないところで、M君やS君に 「声を出して答えてね」 と言って質問してもらうことをお願いできないか聞いてみると、「あの二人ならやってくれると思います。」 とのこと。先生が質問内容を考えて、彼らに 「今日はこの質問をしてね!」 と頼み、昼休みに廊下でチャレンジさせてもらうことになりました。


題名: 野球部のE君に電話チャレンジ
投稿日時: 2007-03-02 14:15:36
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
◆ 2月10日(土)

《高校へ「これまでの経過」を資料として届ける》

進学先の高校の教頭先生に、このトピックに書き込んだものをWordで若干編集して、1年2学期までの一番大変だったときの詳細な記録を届けました。場面緘黙症全般に関する資料だけを読んでいただいたときより、「わかっていただけた」 という確かな手ごたえを感じました。

《最近親しくしているE君へ電話チャレンジ》

私立の入試前後から、息子の交友関係が変化し、今まであまり接触する機会のなかったE君グループの子供たちといっしょにいることが多くなっていました。

E君(元野球部)は小学5・6年のとき同じクラスだった子で、小学校では息子が声を出していたことを知っている子です。現在のクラスはK君グループとE君グループの2つに大きく分かれているのですが、K君グループはおとなしく真面目なタイプの集まりで、E君グループはスポーツマンが多くて勉強はあまり熱心ではない子が多いです。E君はそのボス的存在です。長年息子は、スポーツマンタイプの子供たちを苦手にしていたのですが、どういうわけか、この頃休み時間や放課後にE君グループと遊んでいて、この子たちと交流できていることが息子の大きな自信につながっているらしく、学校が楽しいのだそうです。

2~3日前 「卒業する前に○の声を聞きたいなあ~」 とE君が言っていたとのことで、教室でのチャレンジがなかなかうまくいかなくてじりじりしていた息子は、E君に電話をかけてみることを思い立ちました。

特に用事もないし、話題を考えようとしてもなかなか思いつかないので、単純に 「卒業する前に声を聞きたいって言っていたから電話してみた。」 ということで、原稿を作り、チャレンジしました。

E君は突然の電話に戸惑って一瞬沈黙だったようですが、「ありがとう!」 と言ってくれたそうです。
緊張レベルは 「5強」 だったそうです。

その後、E君は学校で、うちの子から電話をもらったことを周囲の子供たちに自慢していたそうです。息子はそのことを、私にうれしそうに話していました。


◆ 2月13日(火)

《英語の先生に息子の希望を伝える》

英語の授業の列当てで、何回か先生が息子を指名してくれたようですが、答えることは出来ませんでした。一瞬間があいたときに先生が答を言ってしまったり、息子が書いた答を見て、「当たってるね。」 と言ってしまうとのことで、息子は「頑張ろうとしてるんだよ!でも、先生が・・・」 と、納得できない様子でした。

英語の先生に息子の希望を伝えるために夕方学校に行ったら、先生がちょうど帰るところで、職員玄関前で会うことができました。付箋に書き出したものを渡しながら、ちょっと立ち話してきました。

・今までの習慣から、書いて答えることを要求されているように感じてしまうので、『言ってみて』 と声かけしてほしい
・答につまってしまったとき、先生が正解を言うタイミングが早すぎるので、沈黙の時間が長くなってもかまわないので5秒くらい待ってほしい  など

「本人はやる気でいるので、ためしにやらせてみてください」 とお願いしてきました。

でも、もともと生徒を指名して授業を進める先生ではないので、この設定はかなりやりづらそうでした。息子は 「絶対頑張る」 と言っているけれど、「無理かもなあ・・・」 と私は感じていました。


題名: 投稿数1位
投稿日時: 2007-03-03 14:46:55
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みちさん、遅ればせながら150投稿突破、おめでとうございます。
私の投稿数を超えましたね!

特に、これまでの経過に関する記事がコツコツとたまり、
これだけの投稿数になったのではないかと思います。
息子さんをなんとかしたいというお気持ちの現れだと思います。
頭が下がります。

それから、息子さんの特進科の合格、素晴らしいです!
面接も切り抜けて、なによりです。

掲示板は、これからもご自由にお使いください。:D
_________________________________________
:arrow: 記事の編集・削除は、こちらで受け付けております。
http://atbb.jp/smjournal/viewtopic.php?t=11


題名: ずうずうしくてごめんなさい
投稿日時: 2007-03-03 17:17:13
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
富重さん、いつもありがとうございます。

毎日のように投稿させていただいているうちに、そんな数になってしまったんですね。「過去にさかのぼって・・・」 と書き始めましたが、それももうすぐ現在へとつながります。そうしたら、たまに登場する程度になると思います。

目立って申し訳ありませんが、もうちょっとの間記録を続けさせてください。


題名: 昼休みの会話チャレンジ失敗
投稿日時: 2007-03-03 17:21:24
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
◆ 2月14日(水)

《M君+S君と昼休みに会話チャレンジ》 =失敗

昼休みにM君、S君に質問をしてもらうチャレンジを担任の先生にお願いし、OKをいただいてから、だいぶ経っていました。息子は今日こそやってもらえるかと思ってはりきって学校に行くのですが、なかなかやってもらえず、がっかりして帰ってくるようになっていました。公立推薦入試も終了したので、そろそろいいかな・・・と思って、再度先生にお願いしてみることにしました。

「M君、S君との廊下での練習はまだ無理でしょうか?息子も心待ちにしておりますので、よろしくお願いいたします。」 と付箋にメモして、生活記録表に貼り付けました。その日の昼休みに、M君が3階ロビーにS君と息子を連れて行き、チャレンジさせてくれました。

Q:「今日の給食で好きなのあった?何が好きだった?」

息子としてはそういう質問が来るとは思っていなくて、ちょっと沈黙。S君がふざけて声色を変えて息子の代わりに答えたりしたので、ますます答えられなくなったということでした。個室で先生がいるときに、M君とS君を前に声を出すことがクリアできていたので、最初から2人にお願いしたのですが、設定に無理があったようでした。

《担任の先生とチャレンジについて相談》

電話で担任の先生に結果を報告して、次のようにお願いしました。

・少し間があくとS君が耐えられずに口を出してしまうようなので、学校で、M君だけに声が出せるようになってからS君に入ってもらうとして、まずM君と1対1で取り組ませてほしい。
・質問内容を考える手間を省くため、また、息子に心の準備ができるように、声が出せるようになるまでは毎回同じ質問をしてもらう。
・M君とできたら、M君、S君の2人にお願いする。

中学生の会話の内容としてはちょっと不自然ですが、あくまでも息子の 「会話の練習」 ということで、M君たちには先生の方からよく話をしていただくことになっていました。給食のメニューは毎回変わるので、質問がいつも同じでもOKかな・・と思いました。

先生には、土曜日に息子が野球部のE君に唐突に電話したことを話しました。「お!? 新しい展開!!」 と先生は喜んでくださいました。E君が公立推薦入試に合格したら、電話チャレンジに協力してもらえるよう先生の方から頼んでいただくことになりました。先生は、「もう残り少ないですからね。いろんな角度からやってみましょう。」 と言ってくださいました。


題名: 復習タイム
投稿日時: 2007-03-03 17:53:41
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復習タイム!ああ、みちさんに追いつけないよう~ 待ってぇ
みちさん、現在にもうすぐつながりますね。すごい!

復習タイムNo.10 夏休み期間中、学校での取り組み~みちさんの息子さんの場合~

①子どもにどう話したか
  ・話せる人、話せる場所、話せる活動から始めることが肝心で、
   学校で母親と話すことから始める方法で成功した子が世界にはたくさんいる
  ・すごく小さなステップで少しずつ慣れていくことが大事で、無理するとよくない
  ・話すのが怖いという気持ちを乗り越えるには、
   少しずつ怖いと感じることに立ち向かう経験が必要
  ・「活動」「場所」「人」のうち、「活動」内容が変わることよりも、
   「場所」が変わることの方が大変で、「人」が変わることが一番大変
  ・練習の回数が多ければ多いほど克服しやすくなる

②取り組み
  1回目 誰もいない被服室で、母親と、会話練習(会話練習の計画について話し合う)
    →小さい声で30分位
  2回目 誰もいない被服室+廊下を歩きながら、母親と会話練習
    →他学年の生徒が見ている場所でも小さな声が出る
  3回目 誰もいない教室+教室付近の廊下で、母親と会話練習
    →すんなり声が出る
  4回目 誰もいない教室で、担任の先生(向かい合う位置で着席)+母親と会話練習
    →成功 母親がいる方が緊張すると。
  5回目 教室+校舎内でぶらぶら、母親と会話練習
    →成功 暑すぎ!職員室を提案
  6回目 職員室(端っこ)で、母親と会話練習
    →ささやき声。(入室に時間かかる)
  7回目 職員室(若干目立つ場所)で母親と会話練習
    →落ち着かない様子、早めに切り上げ。
  8回目 少人数いる職員室(若干目立つ場所だが、他の人が視界に入らない場所)で、
    担任の先生+母親と会話練習(閉じられた質問)
   →小さな声

復習タイムNo.11 子どもの特徴をふまえ、目標設定~SC活用!
  目標をしぼり、SCと話し合って、先生を後方からサポートしてもらうことに。

①目標1「高校面接の練習」
  ・1回5~6分で週3~4回くらいのペースで、練習時間を確保
  ・失敗しないステップアップの方法を計画
  ・勢いを維持するようほんの少しでも新しいことを取り入れ、
   本人が達成感を得られるように
  ・スクールカウンセラーが担任の先生に、会話の内容をアドバイス。
  ・あらかじめ内容を教えておいて予行演習・面接試験に準備。
  ・なんと答えていいかわからないときの答え方を教え、練習。

②目標2「授業中の発声」
  ・得意科目であり教科担任に苦手意識のない英語の授業をターゲットに!
  ・小学校ではできていた授業中の音読や、
   簡単な質問に対して答えられるようになることを目標に。


題名: 改善は直線的ではない
投稿日時: 2007-03-04 23:20:36
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
けいこさん、いつもありがとうございます

>子供にどう話したか
ということに関連して、最近、息子に話したことを書いてみます。けいこさんに以前教えていただいた本に書いてあったことです。

逃げ出さないこと : ある状況によって引き起こされた不安が減り始めるまで、その状況にとどまっていることはとても重要です。・・・恐怖のためにその場を離れる、というようなことが決してないようにするのが目標です。・・・不安が減少する前に離れてしまっては失敗したと思うことになり、自信を失い恐怖は増します。」

今までの経験からいくつか思い当たることがありました。いろいろ大変なことがあったけれど、息子が逃げ出したくなったときに、先生や友達に助けてもらいながらなんとかすれすれで踏みとどまることができたときには、それが少しずつ息子の自信になり、次のステップアップにつながりました。

そのことを息子と振り返りながら、「卒業までにできるだけのことをしよう。怖いなと思っても、逃げ出さずに最後までチャレンジし続けよう。思うような成果が得られなかったとしても、最後まで頑張れたこと自体がきっと自信につながるよ。」 と話しました。

「多くの患者さんが、あまりに多くのことを、あまりに短期間で得られると期待します。不安の克服には時間がかかるし、それは不安が続いてきたのと同じくらいの期間かもしれません。加えて、改善は直線的ではないことを知るのも大切です。」
                      「不安障害の認知行動療法(2) 社会恐怖 患者さん向けマニュアル」より引用

息子には、「中学のうちに克服できる人は少なくて、これができたら本当にすごいことなんだよ。○○は今それをやろうとしてるんだよ。チャレンジは高校でもできるし、とても難しいことだから、中学校のうちにクリアできなくても別に気にすることはないからね。」 と話しました。

でも、以前と違って、今の息子は少々の失敗にはへこたれません。今ちょっと壁にぶつかっていますが、「中学のうちにできるようになりたい!」 と言ってききません。ただ、授業中の取り組みは思うように進まないので、思いつくことを手当たり次第にやっている状態です。


題名: M君と昼休みの会話チャレンジ成功
投稿日時: 2007-03-05 23:51:49
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
◆ 2月20日(火)

《英語暗唱テスト 3学期1回目》

学年末テストが終わり、席替えをしてから初めての英語の暗唱テストがあったそうです。前の黒板に横向きの形で難なくクリア。

なんと緊張レベル「0」だそうです。前の席にいた数名の男子が気付いたらしく、「最後までできた?」 と聞いてきたそうです。

《M君と昼休みに会話チャレンジ》

M君が昼休みに息子を3階ロビーに連れて行ってくれて、会話チャレンジさせてくれました。

周囲には他の生徒たちがたくさんいて、だいぶ騒がしかったらしく、M君は、できるだけ目立たない隅まで行ってからやってくれたそうです。

   M君: 「今日の給食で好きなのあった?何が好きだった?」
   息子: (小さい声で) 「ラーメン・・・」
   M君: (周りがうるさくて聞こえず) 「え?」
   息子: (少し大きい声で) 「ラーメン!」
   M君: 「え!?」
   息子: (大きい声で) 「ラーメン!!」
   M君: 「やっぱりラーメンだよね。」


緊張はしなかったそうです。

《野球部のE君からうれしい言葉》

この前E君に電話チャレンジしたことを先生に報告したあと、「できればE君からも電話してほしい」 と先生からE君に頼んでもらっていました。E君は 「あ、わかった、わかった。」 と言っていたそうです。

この日、E君が息子に、「また電話で話そうな。卒業までにいろいろ話したいなあ。」 と言ってくれたとのことでした。(E君は公立高校の推薦入試で合格内定をもらっていて、気持ちに余裕があります。)

息子はとてもうれしそうでした。


題名: 高校の保健室で会話
投稿日時: 2007-03-06 23:57:41
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
◆ 2月21日(水)

《高校の保健室へ》

放課後、息子を連れて高校の保健室にお邪魔しました。

前の週の土曜日までに、教頭先生に息子に関する資料 「中学校でのこれまでの経過」 を 「修学旅行」 のところまでお渡しし、保健室の先生、保健部長の先生にも読んでいただいていました。「1度話せた人とは話せる」 ということも伝え、先生たちの都合のいい日をお聞きして、息子に一言で答えられるような簡単な質問を2~3していただけるよう、あらかじめお願いしておきました。

最初、高校に着いてから、私は息子を保健室に残して職員室へ資料を届けにいきました。保健部長の先生と2人だけで少し立ち話をすることができました。先生は 「これまでの経過」 を読んで、過去に関わった生徒たちのことを思い出し、「ああ、あのときこんなふうにしてあげればあの子も・・・という思いで涙が出ました。」 と言ってくださいました。

私が席をはずしたとき、保健室には先生と息子が2人きりになりました。先生が話しかけてくださって、息子は全く抵抗なく質問に答えることができたようです。その後、保健室の先生と保健部長の先生と私と息子の4人で、保健室のストーブを囲んでお茶とお菓子をいただきながら話をしてきました。

息子は、高校の学校行事や部活動のことなど、3人がしゃべっているのを聞いてニコニコしていました。「中学校では何部だったっけ?」 など、たまに聞かれたことには小さい声で答えてました。優しい先生という印象を持ったようなので、「連れて行ってよかった」 と思いました。


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